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Palette Paradeは体育会系?!Palette Parade、身体を張った?!「パレちゃレ!」の思い出を語る!!!!!! Palette Paradeインタビュー1
7月19日に1stシングル『PARADE』を発売するPalette Parade。彼女たちの魅力に、ぐぐっとせまりました。第一回目は、「パレちゃレ!」を振り返っての感想をお届けします。
「パレちゃレ!」を振り返って。白川千尋・中野小陽編。
――Palette Paradeは、9月5日にデビュー1周年を迎えます。1stワンマン公演も大成功。ここまで充実した日々を過ごしていますよね。
葵うた 「パレちゃレ!」を通して過酷な挑戦をしてきた思い出もありますけど(笑)。それも含めて、充実した日々を過ごしてきました。
中野小陽 あのときは、いろんな挑戦をやったからね。
――「パレちゃレ!」ではどんな挑戦をしてきたのか、ぜひ教えてください。
緋本はぐみ 「パレちゃレ!」は、全部で4回行いました。1回目が、「一人1000枚ビラ配り」。2回目が、ダーツで当たった地域にポスターを張りに行った「ダーツの旅」。3回目が、ファンの方と一緒に作った「モザイクアート・チャレンジ」。4回目が、一人50kmを担当。6人で300km走った「マラソンリレー」でした。
――けっこう過酷なことへ挑戦していますよね。まさかアイドルになって、チャレンジ系をやるとは…。
比嘉ゆめの 夢にも思っていませんでしたし、何時の間にか体育会系のアイドルにもなっていました(笑)。
白川千尋 でも、「パレちゃレ!」をやったことで精神力が強くなりました。ファンの人たちとの団結力も深まり、一つになれた気がするから、すごくいい経験になりました。
――それぞれ、「パレちゃレ!」の中でもとくに印象深かった挑戦について教えてください。まずは、千尋さんからお願いします。
白川千尋 わたしは、最後に挑戦した「マラソン」です。わたし、これまでの人生の中、走る挑戦など特にやったことがなかったから、それは大きなチャレンジでした。このマラソンは、名古屋から東京に向かって6人でリレーする形で行いました。わたしは、その挑戦のための第一走者を担当。他のメンバーたちは、一人1日の中での挑戦でしたけど。わたしと(葵)うたちゃんだけ、1日の中でバトンタッチする形で行いました。つまり、わたしがしっかり50kmを走りきらないと、次に待っているうたちゃんにバトンタッチ出来ないわけじゃないですか。正直、走っているときはきつくて大変でしたけど。うたちゃんのためにも、途中で倒れたり、挫折するわけにはいかない。しかも道中、ファンの方々も「がんばれー!!」と声援を送ってくださっていました。だからこそ、プレッシャーを背負いながらも「絶対に走りきらなきゃ!!」という気持ちで50kmを駆け抜けたことは、わたし自身を成長させるうえでも、すごくいい経験になりました。
――ちなみに、箱根越えは誰が担当でした??
中野小陽 あそこは(森月)音羽ちゃんだったよね。
森月音羽 わたしだったような気がします。
――めっちゃきつくなかった?
森月音羽 いえ、割とスムーズに走れたような…。走るのは、意外に楽しかったです。
――次は、小陽さんお願いします。
中野小陽 わたしは「ビラ配り」がすごく印象に残っています。というのも、ビラ配りをきっかけにPalette Paradeのことを応援してくださる方が一気に増えましたし、「小陽ちゃんのファンになりました」「小陽ちゃんのことが気になりました」と言ってくださる方もすごく増えたことが、わたしは嬉しかったからです。
わたし、知らない方に声をかけるなんてやったことがなかったから、やり始めたときは、正直、精神的にきつかったです。しかも行ったのが、2月の真冬時期。
――真冬に野外で、しかも1000人に手渡すのは、かなり過酷ですよね。
中野小陽 あの時期は、毎日渋谷の路上に出てビラを配っていました。1000枚配り終わるまで2週間以上はかかりましたけど。その期間中も、ファンの方々が「がんばってね」と温かい飲み物やカイロなどを差し入れてくださったように、ファンの方々の優しさが本当に染みました。だからこそ、達成できたときは喜びもひとしおでした。
「パレちゃレ!」を振り返って。比嘉ゆめの・緋本はぐみ編
――次は、ゆめのさんお願いします。
比嘉ゆめの わたしは、全国各地に飛んだ「ダーツの旅」がとくに印象に残っています。合計で6都道府県に行き、すべての場所でお店へ飛び込みで入り、「ポスターを貼らせてください」と自分たちで交渉をしながらポスターを張り続けてきました。私たちもまだ知名度のあるアイドルグループでないのに、突然知らないアイドルたちがやってきて、「お店にポスターを貼らせてください」と言われても、果たしてお店の人たちが貼ってくれるのかという不安は、正直ありました。
そもそも、Palette Paradeのメンバーみんな人見知りの性格。この企画に挑戦し始めた頃は、みんな緊張していました。でも、ビラ配りのときもそうでしたけど。何回か挑戦していく中で、上手く交渉してゆくやり方を覚えれば、初体面の人とお話をするときの話術や関わり方などを、この経験を通して学べたなと感じています。
――各地での成果は、どうでした?
比嘉ゆめの とつぜん押しかけたのに、みなさん優しい人たちが多くて、足を運んだいろんな地域のお店にポスターを次々と貼っていただくことができました。もちろん、断られてしまうことも多かったですし、どの場所も、帰りの時間が決まっていたから、「あと何時間しかないよ」「あと何十分で移動しないと帰れなくなる」と焦る気持ちを持ちながら回りました。そのときの経験が、わたしはすごく印象に残っています。
――人見知りの人には、なかなかハードルの高い企画だよね。
比嘉ゆめの けっこう鍛えられました(笑)。
――一番遠い場所は、どこになりました。
比嘉ゆめの 北は北海道で、南は福岡でした。もちろん日帰りだったから、朝早くに出発し、最終の飛行機で帰ってきました。いろんな地方には行けましたが、どこの場所でも美味しい食べ物を満喫することなく帰ったのは残念でしたけど。精神力を鍛えられただけではなく、あのときの頑張りはすごくいい思い出にもなっています。
――続いては、はぐみさんお願いします。
緋本はぐみ わたしが印象深かったのは、「モザイクアート」になります。企画の内容は、ファンの方々が撮ってくださった私たちの写真や、私たちとファンの人たちで一緒に撮った写真を1cm角にしてたくさん用意。それを元にめちゃめちゃ大きいPalette Paradeのモザイクアートを作りました。その写真素材を作るために行ったイベントは、わたしがPalette Paradeのファンたちとコミュニケーションを深めてゆくうえで大きな経験にもなりました。
――そこ、具体的に教えてください。
緋本はぐみ わたしを含め、Palette Paradeには人見知りのメンバーがとても多いです。わたし自身、「モザイクアート」チャレンジを行うときまで、自分推しじゃないファンの人たちとしゃべったことがほとんどありませんでした。他のメンバーのファンの方で、特典会でわたしにも会いに来てくれた方とお話はしますけど。最初にやった「ビラ配り」の挑戦のときも、ぜんぜん見知らぬ方には声をかけに行けても、他のメンバーのファンの方を見かけても、「他のメンバー推しなのに、わたしが声をかけたら迷惑かな」という気持ちから、自分を推してくれるファンの人たち以外とおしゃべりをする機会を作れていませんでした。だけど、「モザイクアート」用の撮影会のときに、いろんなメンバーの推しファンの方々と交流できたことをきっかけに、他のメンバー推しのファンの方ともお話をする機会が生まれ、これ以降からは、みなさんとお話するようにもなりました。
それまでのわたしは、ファンの方々にとっても「あの子ぜんぜんしゃべんないし、暗いし」という印象でした。だけど「モザイクアート」のときの経験をきっかけに、いろんな方々とお話をするようになったおかげもあるのか、「はぐみちゃんのことが好き」と言ってくださる方々が増えれば、わたし自身も、ファンの方とのコミュニケーションを取るうえでの大きな転機になりました。それに、あのときの経験を通し、ファンの方々と本当に良いチームワークを作れたなとも思っています。
「パレちゃレ!」を振り返って。葵うた・森月音羽編…と、比嘉ゆめの編。
――続いては、うたさんお願いします。
葵うた わたしも、「マラソン」への挑戦が一番記憶に残っています。ちーちゃん(白川千尋)も言ってたけど。初日は、1日で2人が走りきる形を取っていました。最初の走者がちーちゃんで、わたしが二番手になり、ちーちゃんから夕方頃にバトンタッチし、夜遅くまでかけ50km走りきりました。あのときは、まだ2月で、めちゃくちゃ寒い時期。しかも夕方から夜にかけてどんどん気温も下がっていくから、正直、走っている間はめちゃめちゃしんどいなと思っていました。走ってる途中で心折れそうになりながらも、「絶対に負けないし、泣かない」と思って頑張りながら、ぶじゴール地点に辿り着きました。でも、着いたとたん、めちゃめちゃ涙があふれてきて号泣してしまいました。
白川千尋 あのときは、過呼吸ぎみになったのも、理由としてあったからね。
葵うた そうなんです。ゴール地点でファンの方々が待っていてくれた姿を見て安心感を覚えたことや、いろんな感情が重なってめちゃくちゃ気持ちが高ぶってしまい、ゴールしたとたんに泣きじゃくってしまいました。じつは、後日談がありまして…。
――それ、気になります。
葵うた 翌日のわたしは、今まで経験したこともないほどの筋肉痛になりました。正直、歩くのもしんどい状態。でも、その日は新衣装のための採寸が事務所であったから行かなきゃならなくて。心の中では「もう無理」と思いましたけど、そこはみんなにも迷惑がかかるからと、行きだけはタクシーを使って事務所に向かいました。
その日の採寸をわたしは早めに終わらせてもらい、他のメンバーよりも先に事務所を出て、帰りは電車で頑張って帰ろうと駅に向かって歩いてました。それでも、筋肉痛から、歩く速度がいつもよりも数倍遅くて…。そうしたら、採寸を終えた他のメンバーたらが後ろから歩いてきて、あっと言う間に追いつかれてしまいました(笑)。しかも、メンバーに「前をおばあちゃんが、今にも倒れそうな姿で歩いてるから助けてあげようか」という話をしていたら、うたちゃんだった」と勘違いされてしまうくらい(笑)。あの日は、必死になって帰った記憶がありましたし、2日くらいは筋肉痛に襲われていました。
――最後は、音羽さんですね。
森月音羽 わたしも「マラソン」が一番印象深いんですけど。でも,「楽しい」しか出てこないから、みんなのようなエピソードは語れないんですけど、どうしよう…。
――いえいえ、その楽しさを教えてください。
森月音羽 わたし、運動神経が本当に悪くて、この企画へ挑戦する前までは「絶対に無理」「達成できない」と思っていました。だけど、わたしの番になったら、なんか楽しく走れちゃって(笑)。あのときの経験をきっかけに、たまに走るようになれば、走るたびにめちゃめちゃテンションが上がるから、わたしは、あの経験ができて良かったなと思っています。
――でも、一番大変なコースだったんじゃない??
森月音羽 それでも、なんか走れてました(笑)。それに、「マラソン」企画には、「何分だけ自転車を使える、何分だけ車移動できる、何分だけスタッフが代わりに走る」など、「アイテム」も用意してありました。わたし、それらも上手く使えたからなのか、とにかく楽しく走りきりました。
比嘉ゆめの わたしも、筋肉痛話をしても良いですか?
――ぜひ!!
比嘉ゆめの わたし、「マラソン」企画のアンカーでした。じつは、わたしが走った日は、夜にPalette Paradeとしての撮影が入ってました。しかも、翌日には、ライブも決まっていました。
わたしも、当日はなんとか50km走りきれれば、ゴール地点で待っていてくれたファンの人たちに、応援してくれた感謝の気持ちを伝え、その後、撮影に向かったんですけど。その道中に筋肉痛が起き始め、撮影中は、笑顔を浮かべながらも、けっこう足の痛みに苦しめば、翌日起きたら、完全に筋肉痛状態。わたしも、うたちゃんと同じで、足が動かないくらいの痛みで、ライブは無理かなぁと思いながら、それでも会場に向かいました。でも、不思議なもので、衣装に着替えたらアドレナリンが出てきて、本番のときには普通にライブを楽しんでいました。そのときに、改めてアイドルでいれることのパワーってすごいなと思ったし、アイドル活動って楽しいなと素直に思えました。
(2回目へ、続く)
TEXT:長澤智典
<インフォメーション>
Palette Parade/PARADE(Music Video)
https://www.youtube.com/watch?v=dWtwKCyb9sA
Palette Parade
『PARADE』
2022.7.19 On Sale
<価格>各¥1,200(税込) <品番> QARF-60108〜110
販売元:コロムビア・マーケティング株式会社
発売元:株式会社ロックフィールド
Palette Parade1周年ライブ『ファンファーレ』開催決定!
■日程:2022年9月3日(土)
■OPEN 16:15 / START 17:00
■会場:渋谷WWW
【料金】
■Sチケット(特典付き) 8,000円
■一般チケット 2,500円
■女性専用チケット:2,000円
【チケット情報】
■プレリクエスト抽選先行
https://l-tike.com/paletteparade/
・受付期間::2022年6月28日 20:00〜2022年7月12日23:59
・入金期間:2022年7月14日〜2022年7月18日
■プレリクエスト2次抽選先行
https://l-tike.com/paletteparade/
・受付期間:2022年7月20日20:00〜2022年8月3日23:59
・入金期間:2022年8月5日〜2022年8月9日
■一般販売:
https://l-tike.com/paletteparade/
2022年8月15日〜
Palette Parade 公式HP
https://paletteparade-idol.com/
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