FEATURE

2022.03.15
INUWASI

より高みを目指し躍進続ける6人組アイドルユニットINUWASIの3rdEPが発売決定。「3rdEPはより上を目指していくINUWASIのこれからを想像させるようなアルバムになっています!」

2020年、2021年と立て続けにEPをリリースし、2022年3月29日には3rdミニアルバムを発売する6人組アイドルユニットINUWASI。「噛めない犬と飛べない鷲の融合生物」をビジュアルイメージにおき、「世界を狩る」というのをコンセプトにしている。アルバムは「もっと上へ」と野心あふれるメンバーたちの向上心を表現したような意欲的なEPになっている。
前作「DUTY」よりも、さらに幅広いジャンルに挑戦し、変化を遂げた3rdEP「天秤」。その魅力をメンバーに語ってもらった。


リリースごとに変化するサウンド、3rdアルバムに起きた変化は……


――リリースごとに変化するサウンドを一つのテーマとして掲げてらっしゃるとうかがいました。歌っている皆さんが感じる、収録楽曲のこれまでとの違いをお聞きしたいです

がるむ 今回のアルバムは新しいサウンドがいっぱい詰まっているなと思ってます。さまざまなジャンルに手を広げているので、ノリやすい曲から明るめの曲、シリアスな曲まで、INUWASIの新しい一面をファンの方にも楽しんでもらえるんじゃないかと思います。まだお披露目してない新曲も含めてこれまで見せたことのない私たちの表情をお見せできると思います。アルバムを手に取ってくださるファンの方の反応が今からとても楽しみです。

すずめ 収録されている楽曲の「Soaring」という歌の歌詞に「上昇真っ最中」というワードが入っているんですが、これからINUWASIがどんどん上っていく、そんな情景を想像させるようなアルバムになっているなと私は思ってます。

カリヲリ 前作の「DUTY」のときもそれまでのINUWASIに比べて大きな変化があって、幅広くINUWASIを知ってもらえる機会になっていたなと思うんですが、今回の3rdミニアルバムもより幅広く新しいジャンルに挑戦してより幅広い方々に刺さるアルバムになってるんじゃないかなと思います。アイドルが好きな方という縛りを持たせずにいろんなジャンルのアーティストさんを好きな方にも響く楽曲がたくさん詰まってます。曲に加えて歌詞も幅広い方々に刺さるんじゃないかなって思える素敵な歌詞になっているので、多くの方々に楽しんでもらえると思います!

ライカ INUWASIのアルバムはいつも雰囲気ががらりと変わって見えるのが特徴的だと思います。そのなかでも「Planetes」はサウンド面で変化の大きい楽曲だなと個人的に感じています。この1曲は2月に開催したデビュー2周年ライブでお披露目してるんですが、この曲はすごくノリがいい曲で、雰囲気もこれまでと全然違っていて、ライブでも以前より体を使って私たちの歌にノッてくれてる方が増えたなと感じる楽曲です。今回のミニアルバムも幅広いジャンルの曲が収録されているのでいろんな方に好きになってもらえるアルバムになっていると思います。また、私たちINUWASIがデビュー2年を迎えてこれからもっともっと伸びたいって思っている、そんな気持ちも表現されたアルバムになっているなとも感じてます。

イヴ 初期のINUWASIの曲とは本当にがらっと変わった曲が収録されたアルバムになっています。前回のアルバムでもそうだったんですが、リリースするごとにファンの方から「良い方向に変わったね」ってたくさん褒めていただいているので、今回のアルバムもどんな反応がもらえるのかなと今から楽しみです。

はのんまゆ これまでのアルバムのなかで、一番ポップで、一番幅広い方々に聞いてもらえるアルバムになっているんじゃないかなと思ってます。楽曲としてはカジュアルな曲から重めの曲まで色々とあるんですが、重めの曲でも聞きやすいというか、アイドルに興味がない人でも受け入れやすいというか、頭に残りやすい曲だったりします。歌詞もこれまで以上に前向きでポジティブな歌詞になっていると思います。リード曲の「ストリングスウォーズ」は「戦う」というのがテーマになっているんですが、戦う場面は人の人生それぞれにあると思っているので、聞いている人にも自分を重ねやすいんじゃないかと感じます。そういう共感性の高い楽曲が詰まっているのが今回のアルバムです。


――戦う場面は人それぞれにあるからこそ共感しやすい楽曲になっているんですね。共感しやすいからこそ、聞いていると背中を押されるような感覚もありました。ほかのみなさんは「ストリングスウォーズ」をどんな楽曲だと感じていらっしゃるんでしょうか?

がるむ ストレートな応援ソングみたいな、そういうのではないんだけども、聞いた人によっては背中を押されるような、心を奮い立たせるようなそういう楽曲にもなっているのかなと思いました。
あとこういったストリングスを多用した楽曲は初めてなので、ストリーミングなどの配信やライブでもINUWASIをより楽しめるんじゃないかなって思います。

すずめ 私もこの曲の歌詞には自分も重なる部分が多いです。「憧れも夢も」って部分を歌ってるんですけど、そのパートを歌うたびに、どんなことがあってもあがいてやるって思います。私たちじゃなくても夢がある方とか、日々辛いことがある方にもこの曲を聞いていただいて、前向きにというか、がんばろうって思っていただけるんじゃないかなと思います。私は2020年にINUWASIが始まってから正直自分のなかでうまく行かないこととかどうしようもないことも多くて悩んでたんですけど、こういう曲を歌うと、もっと頑張らなきゃって自然と思えます。そこで止まってられないなって。歌うことで強くなれている気がします。

カリヲリ 戦いっていうのも人それぞれだと思っていて、自分自身との戦いもそうだし、その人のいる環境との戦いもそうだし、みんなそれぞれに立ち向かっているものがあると思います。その中でも苦しい気持ちはつきもので、そんな方達の手をひっぱるというよりかは、手を差し伸べてそばにいてあげるじゃないけど、背中を支えてあげられるような楽曲なのかなと思います。

ライカ はじめに音源だけ聞いたときも、メロディーがすごく好きで、勇気がもらえる曲だと感じてました。レコーディングが終わって歌詞も全て頭に入っている状態で、あらためて聞いたときも元気がもらえました。何気なく過ごしているなかで、傷ついたこととかを思い出して、「ああ、やだな」「挫けそうだな」ってなることもあるんですけど、この曲を聞いたら「こんなんで挫けちゃいけないし、もっともっと前に進んでいこう」って思えるんです。元気とか強さをもらえる曲だなって思います。

イヴ 初めて聴かせて頂いてからもすごく素敵な曲だなって思ってたんですけど、ストリングスウォーズのMV撮影をしてからはより一層この曲が好きになりました。撮影で体験したこと、やったことが曲を聞くと思い出されるようになったんです。自分が落ち込んだときとか、「やっていけないな」って思うときでもこの曲を聞いてその時の思い出が蘇ってくると、この曲が私に寄り添ってくれている感じがしてより好きな曲になりました。

はのんまゆ 私も歌詞が自分にすごい重なるところがあって、頑張らなきゃなって思えます。テーマに対して結構ドストレートな歌詞になってると思うので、いろんな方に響いてくれるんじゃないかなと思います。聞いてくれる方のなかにも、人生いろいろ悩むこととかあると思うんですけど、この曲を聞いて私たちと一緒に頑張ろうって思ってくれたら嬉しいなって思います。


――INUWASIのグループのあり方は、みなさんが変えてこられたのでしょうか?

イヴ 周りの環境があったからこそだと思います。社長さんとかの存在が大きいです。

はのんまゆ 変えていただいたところが大きいと思います。

イヴ 環境や自分達の意識が変わったりしたのももちろんですが、ファンの人たちがそれについて来てくれたからっていうのが大きいと思います。


――逆境のようなものを乗り越えてきた、そんな今までがあったりされたのでしょうか?

すずめ デビューしてすぐはコロナで何もできない時期も多くて、今にたどり着くまでにいろいろ工夫したところは多かったと思います。ライブでは声が出せないからどうやったらファンの人が楽しんでくれるだろうとか、「このタイミングでこんな気持ちを伝えたら、心に響くライブになるかな」とか、みんなで考えながらライブを作ってきました。衣装も黒から白とか、明るい色に変わってデビューのときに比べたら印象もだいぶ変わったと思います。

(2回目へ続く)


TEXT:高橋未瑠来

 

<インフォメーション>


アー写

INUWASI 「ストリングスウォーズ」MV 
https://www.youtube.com/watch?v=VkbDghRh3uk


★音源情報★

JKT

「天秤」
2022/03/29発売
QARF-60099 ¥2,000 (税抜価格 ¥1,818)
1. ストリングスウォーズ
2. Planetes
3. Altair
4. Soaring
5. memento
6 . 別れ道

 


SNS
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