FEATURE

2022.02.14
マジカル・パンチライン

新体制になって1周年。お互いの関係性は、こんな風になりました!!! マジカル・パンチライン インタビュー1

 3人の新メンバーを迎え、新体制となって走り始めてからもうすぐ1年の歳月が経過する。その1年間の歩みを集約したのが、2月23日に発売するマジカル・パンチラインの最新アルバム「キラハピ☆THE WORLD」。同作品には、配信シングルとしてリリースしてきた「キラハピ」「渚のサーフライダー」「カルミア」「Shiny Shoes」も収録。他にも、ライブでお馴染みの楽曲や、ハロウィンやクリスマスなどイベント事にぴったりの歌たちも収録。アルバムで初めて耳にする新曲には、マジカル・パンチラインの新しい一面が描き出されている。
  アルバム「キラハピ☆THE WORLD」の発売日と同じ2月23日には、新宿ReNYを舞台に結成6周年を記念したワンマン公演も行われる。この日のライブでは、アルバム「キラハピ☆THE WORLD」の世界観を存分に楽しめるはずだ。さらに、2月26日に六本木SEL OCTAGONで行う「Galpo! Live Show」にもマジカル・パンチラインは出演する。
  今回、メンバーの中から沖口優奈・吉澤悠華・山本花奈の3人がインタビューに登場。2回に渡ってアルバム「キラハピ☆THE WORLD」の魅力や6周年公演への思いなどを語ってくれた。


アー写


わたし、マジカル・パンチラインの活動の中、「歌・ダンス・表情」の3つに力を入れてます。


――花奈さん、マジカル・パンチラインへの加入発表から数えて1年の歳月が経過。2月23日でライブ活動を始めてちょうど1年を迎えます。まずは、この1年間の日々を振り返っての想いから聞かせてください。

山本花奈  わたしは、二つの物事を同時進行できない性格なので、いろんな課題を上手く自分の中へ吸収するまでにどうしても時間がかかってしまう面がありました。自分では「こう表現したい」という想いがあっても、それを上手く表現できないことへいろいろともどかしさ覚えることも正直多かったです。そんなわたしの成長を、他のメンバーや応援してくれるファンの人たちが見守り、応援してくれたからこそ、1年間の活動を通して、ようやく自分が表現したいと頭の中で思っていた理想の姿にも近づけました。
   マジカル・パンチラインの既存曲を覚えるときにも、最初は先輩方のスタイルを真似したほうがいいのかなと考えていたんですけど。そうじゃなくて、「自分らしい色をマジカル・パンチラインの中に加えていこう」という気持ちへ早い時期になれたことで、自分の解釈でマジカル・パンチラインのいろんな曲たちを伝えられるようになったことも大きかったです。

――花奈さんと言えば、ライブ中の笑顔や豊かな表情も魅力にしている方ですよね。ライブを見ていると、そこにも惹かれます。

山本花奈  ありがとうございます。わたし、マジカル・パンチラインの活動の中、「歌・ダンス・表情」の3つに力を入れてます。とくに表情は、細かいちょっとした変化でも自分の気持ちや、楽曲に込めた想いも表現できることだとわたしは捉えているからこそ、表情という面に特に力を入れてます。

――山本花奈さん、益田珠希さん、宇佐美空来さんの3人は、昨年1月、同じ時期にマジカル・パンチラインへ加入しましたよね。

山本花奈  はい、3人同じ時期に加入したんですけど。わたしはあまりコミュニケーション能力が高くないから、それまでまったく面識もなかった子たちと集まって一緒に活動をすることへ、最初は「どう接すればいいんだろう」と悩んでいたんですけど。1年経った今となっては同期の2人は、いないと不安になっちゃうくらい家族のような存在です。

――そこまで仲が深まったきっかけも気になります。

山本花奈  コミュニケーションが苦手と自分でわかっていたから、3人での初顔合わせのときから、空来ちゃんには「これから"そらちゃん"と呼ぶね」、珠希ちゃんには「"たまちゃん"と呼んでいい?」と、あえて自分から話しかけました。そうやって、お互いに話すきっかけを作ったことが良かったんでしょうね。初顔合わせの日から普通に会話できるくらいの関係になれば、そこからはレッスンを重ねるごと、どんどん急接近していけました。


新メンバー3人のほうがマジカル・パンチラインで、わたしたちがそこへ加入したような感じでした(笑)。


――同期は、同じスタートラインから始まるから関係も作りやすいけど。先輩方とのコミュニケーションもスムーズに行けました?

山本花奈  わたし、マジカル・パンチラインのメンバーへ加入する前は、同じ事務所の他のグループで活動をしていました。だから優奈ちゃんも悠華ちゃんも存在は知っていました。中でも悠華ちゃんは、お互いアイドル活動を始める前からの付き合いだから、以前からよく知っていた関係でした。

吉澤悠華  初めて出会ってから、もう4年くらい経ってるからね。

山本花奈  そうなんです。お互い事務所へ所属したときから、ずっと同じレッスンを受けてきました。当時は、わたしも悠華ちゃんも女優の演技レッスンを学んでて。そこで出会ったんですけど。お互い歳も近いから、よくお話ししてました。その後、別々のグループで活動を始めたときも、共演するたびに「悠華ちゃーん」「花奈ちゃーん」みたいに、よくお話ししてたんですけど。わたしの所属していた前のグループの活動も終わり、しばらく会っていなかった期間も長かったから、同じグループのメンバーになると決まったときは、悠華ちゃんが先輩になるわけじゃないですか。それまでは同期やお友達として普通に会話していた関係だったから、加入して間もない頃は、お互い「どう話せばいいだろう」と、微妙に気まずさを覚えていた時期もありました。

吉澤悠華  最初は、そうなるよね。それまで会うたびに「わーっ!!」と友達としてはしゃいでいたのに、花奈ちゃんが新メンバーとしてマジカル・パンチラインに入ることになって、自然と先輩という立場になっちゃうわけじゃないですか。最初は、わたしもどう花奈ちゃんに接して良いのかわからなかったし、花奈ちゃんも、それまで敬語なんか使ってしゃべったことなかったのに、敬語で話しかけてきたり。

山本花奈  ちょっと話をしたら、すぐに前の関係へ自然と戻れてたよね。それよりも、優奈ちゃんと打ち解けて話せるようになるまでに時間はかかりました。わたし、優奈ちゃんに会うまで、8歳離れた年上のお姉さんと話す機会がなかったから、どう話して良いのかわからなかったし。同じ事務所にはいましたけど、それまで一度、顔を合わせて挨拶をしただけの関係だったから、わたしの中では、完全に事務所の先輩という関係でした。

沖口優奈  一度、所属事務所の方々が集まる機会があり、そのときに一度挨拶をした程度だったからね。しかもそれが、マジカル・パンチライン加入から2-3年は前のこと。

山本花奈  だから、「どうお話したらいいんだろう」と思っていたら、優奈ちゃんから話しかけてきてくださって。そこからは安心して話せるようになりました。

沖口優奈  そこは、自分でも頑張った(笑)。わたし、すごい人見知りの性格なんです。マジカル・パンチラインとして活動するとなったら、スイッチがオンになり、いろんな人ともお話していけるんですけど。プライベートな沖口優奈に戻ると、めっちゃ根暗で人見知りの性格になってしまいます。だから、新体制お披露目のためのレッスンに入ったときも、ちょっと人見知りモードが発動してしまい、どうしよう状態にもなったんですけど。わたしから話しかけないと新メンバー3人とも気まずいだろうなと思ったからこそ、わたしから積極的に話しかけにいきました。
 ただ、お互い年齢差もあったように、「一体、何を話せばいいんだろう??」状態(笑)。マジカル・パンチラインに関してのことはいろいろ話せるけど、プライベートなところで関係性を作ろうと思っても話題がわからず、「学校では何してるの?」「今も給食なの?」と、保護者と生徒みたいなよくわかんない会話をしていたのも覚えてます(笑)。だからわたしに関しては、1年間という活動を通して、新メンバー3人と徐々に心の距離を縮め、今のように普通に談笑できるようになりました。

吉澤悠華  実は3人の加入が発表されてからも、最初のうちは、新メンバー3人だけでのレッスンをしていたように、新体制お披露目ライブのリハーサルが始まるまで会っていなかったんですね。いざ、メンバー全員で顔合わせになったとき、3人はすっかり打ち解けた仲になっていたから、いつもワーワーとめっちゃテンションが高いんですよ。逆に、2人のほうがそのパワーに置いていかれている状態。新メンバー3人のほうがマジカル・パンチラインで、わたしたちがそこへ加入したような感じでした(笑)。しかも最初は、わたしも花奈ちゃんも気まずさを覚えていたように、「どうしよう」という感じでしたけど。そこの垣根も、すぐに取れました。


なんなら、「楽屋のほうがうるさい。そのテンションをステージにも出せ」とスタッフさんに言われちゃうこともあるくらいです(笑)


――最初は、どうしても気を使う面が出てしまうから、コミュニケーションへ気まずさが出てしまうのもしょうがないですよね。

吉澤悠華  わたしも新メンバーとして加入した経験があるからわかるんですけど。同じ楽屋にいても、メイク中なのに、「今、話しかけていいのかな?」と躊躇して話しかけられなかったり。グループとして用件があれば声もかけやすいけど、ただの世間話のため、準備している中、いきなり声をかけて良いものかと思ったこともありましたけど。この1年間、いろんな経験を重ねたことが、メンバーの関係をどんどん近づけていったのは間違いないです。 

沖口優奈  悠華は、すぐに打ち解けていって「悠華ちゃん」と呼ばれてたけど。わたし、今でこそみんな「優奈ちゃん」って呼んでるけど、最初の2-3ヶ月は「沖口さん」だったからね(笑)。

山本花奈  だって、昔から沖口さんとして認識していたから、加入してからも最初のうちは、ずっと「沖口さん、なんとかですよね」みたいに話してたんですけど。それがいつの間にか「優奈さん」になり、今じゃすっかり「優奈ちゃん」になっています。名字から名前を呼ぶようになった時期頃から、一気に距離が縮まったのかなと、今、振り返って思いました(笑)。

沖口優奈  マジカル・パンチラインのメンバーって、みんな人見知りだけど、打ち解けるとめっちゃ明るい子たちばかり。人って仲良くなると、素顔が出ておちゃらけたりもするじゃないですか。まさに、5人ともそういう関係。だから、楽屋でもめっちゃうるさいです(笑)。

吉澤悠華  でも、対バンイベントなどで、他のアイドルさんたちと一緒の楽屋になると、いきなり人見知りが発動してしまい、楽屋の中でも静かに、ちっちゃくなってしまいます。

――ライブを見ていると、めっちゃ明るいじゃないですか。それが、みなさんの本来の顔なんですね。

沖口優奈   そうです。マジカル・パンチラインに関しては、楽屋とステージ上のテンション感はそんなに変わらないです。なんなら、「楽屋のほうがうるさい。そのテンションをステージにも出せ」とスタッフさんに言われちゃうこともあるくらいです(笑)。


(2回目へ続く)


TEXT:長澤智典

 

<インフォメーション>


マジカル・パンチライン「キラハピ☆THE WORLD」
2022/2/23 RELEASE

JKT
■通常盤(MUCD-1479):CD 2,000 円(税抜価格1,818 円)
 
JKT
■初回限定盤(MUCD-8162/3):CD+BD 5,000 円(税抜価格4,545 円)


(CD 収録内容)
1. キラハピ 2. 渚のサーフライダー 3. あいわなびー 4.Magical Zombie Night~いたずらしちゃうぞ♡~ 5. やみー 6.:Spotlight 7. カルミア 8. くっりっすっまっすっ  9. メロディーズ 10.Shiny Shoes 11. ずっと...
(BD 収録内容)
ライブ映像(2021/10/30 開催「マジカル・パンチライン LiVE PARK 2021~来たぞ! 全国! ハロウィンツアーでイタズラしちゃうぞ♡マジパン da PARTY!~」
初回限定盤 通常盤 @duo music Exchange)※副音声付き

2022 年2 月23 日 新宿ReNY にて結成6周年記念ワンマンライブ開催決定!


【レギュラー番組】

ラジオ日本「マジカル・パンチラインのマジラジ」毎週日曜日22:00~22:30


SNS
http://magipun.com/
https://twitter.com/MAGiPUNofficial
https://lineblog.me/magipunofficial/
https://www.youtube.com/channel/UC2W4F0roFIu5jN9ACjB6VWA


【MUSIC VIDEO】マジカル・パンチライン「キラハピ」
https://www.youtube.com/watch?v=2zbY5Sw0CaQ

【MUSIC VIDEO】マジカル・パンチライン「渚のサーフライダー」
https://www.youtube.com/watch?v=zRN9q2YFxFI

【MUSIC VIDEO】マジカル・パンチライン「カルミア」
https://www.youtube.com/watch?v=mqytt5Y3bwo

【MUSIC VIDEO】マジカル・パンチライン「Shiny Shoes」
https://www.youtube.com/watch?v=6-HHNJv3EbU

 

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