FEATURE

2021.10.28
Risky Melody

Risky Melody インタビュー:アルバム「ESPERANZA」を聴いてくれた人たちは、ESPERANZA号へ乗り込んだ仲間の一人。みんなをRisky Melodyが希望輝く未来へ連れ出すから。1回目 !

Risky Melody インタビュー:アルバム「ESPERANZA」を聴いてくれた人たちは、ESPERANZA号へ乗り込んだ仲間の一人。みんなをRisky Melodyが希望輝く未来へ連れ出すから。1回目 !

 バンド結成から7年半以上が経過。第二期Risky Melodyとなり、現在のメンバーになってから数えて3年半強。現体制として初となるアルバム「ESPERANZA」が完成した。希望というタイトルに相応しい、ここには未来へ向かう自分たちの意志を記した曲たちを多く詰め込んでいる。
  Risky Melodyはアルバムの発売日となる11月3日に渋谷CLUB QUATTROで行う主催公演より、このアルバムを北海道から沖縄まで届けに行こうと全国各地を駆けまわる。ファイナルは、2022年1月11日の渋谷CLUB QUATTRO公演。この日は、アルバム「ESPERANZA」が入場チケット変わりになる。つまり、アルバム「ESPERANZA」を会場に持参すれば無料になる(会場でもアルバムを発売)。
  Risky Melodyが今、どんな強い意志を胸に活動しているのか、アルバムの全曲解説を含め、彼女たちの言葉をお届けしたい。


明確な意志を持って作ったという面では、今回リリースするアルバム「ESPERANZA」が初めてになります。


――Risky Melodyの新作リリース自体が…。

ALICE
 PRINCESS PRINCESSの「Diamonds」をカバー収録したシングル以来だから、2年3ヶ月ぶり。現体制のRisky Melodyとしては、初のアルバムになります。
  前に発売した2枚のアルバム「私たちが存在する理由#1」「私たちが存在する理由#2」は、前体制として最後になることを前提としていたから、それまでの歩みすべて記録しようという想いを持って作りました。だから、オリジナルアルバムと言いながら、当時のRisky Melodyにとってみれば第一期Risky Melodyの活動の集大成となる2枚組ベスト盤という感覚でした。
  当時からメッセージを強く打ち出した楽曲は多く歌っていましたが、いわゆる統一したテーマ性を持ったアルバムではなかったように、明確な意志を持って作ったという面では、今回リリースするアルバム「ESPERANZA」が初めてになります。同時に、現体制になって3年半強の日々の中で生まれた曲たちも収録しているように、ここまでの歩みの集大成的な側面も持っています。

AYA  コロナ禍を境に、その前後に生まれた曲たちばかりのよう、軸となっているのはここ2年くらいの歌たちになります。そうしたのも、2年半前にギターのAsumiが加入して以降、それまでの楽曲もAsumi色に染め上げアレンジしてきたように、アルバムを通して今の5人のRisky Melodyの音楽性を強く示したかったんです。

ALICE  そうだね。アルバムに収録した中、一番古い楽曲が2019年末頃の時期に作った曲だし。2つの新曲を含め、コロナ禍以降に生まれた曲たちが完全に中心になっているからね。そうしたのも、コロナ禍以降、一時期Risky Melodyの活動が止まってしまった。そのうえでREBOOT(再起動)しようと思ったとき、メンバーの中から改めて出てきたのが「Risky Melodyとはどういうバンドであるべきなのか」という問いかけだったからなんです。

Asumi  コロナ禍以降のRisky Melodyは、同じ事務所の仲間たちと別の活動を続けてました。

ALICE  Risky Melody、HONEYBEE、WAI WAI PLANETの3チームが寄り添いあった期間限定企画ユニットFTC Projectを立ち上げ、アルバム「FACE THE CHALLENGE」を発売するなど、コロナ禍の中、バンド活動がままならないぶん、ヴォーカルユニットとして現状の中でメッセージを伝えようと始めたことでした。
  その時期のRisky Melodyは、自分たちでも進むべき方向性を明瞭に打ち出せず思い悩んでいました。たまたまその時期にコロナ禍という状況へ陥ってしまったこともあって、一度バンドをフラットな状態へ戻すためにもと、FTC Projectという形で新たに表現やメッセージを伝えながら、然るべき時期が来るまでRisky Melodyを眠らせてきました。


――今年4月に渋谷CLUB QUATTROで行った7周年単独公演からでしたよね。Risky Melodyとして本格的に活動を再開したのは。

ALICE
 そうなりました。ただし、活動を止めている頃も、「2020年というあの時代だからこそ残したい歌」として「2020」のような曲も生まれていました。それを伝えるのはFTC ProjectではなくRisky Melodyだなという意識も強くありました。今の時代の中で何を成すべきかという意味が見えてゆくに従い、Risky Melodyの存在意義が改めて見えてきた。そこからです。「ここから再起動しよう」と「REBOOT」を作りあげ、新たに生まれ変わった意志を持って次々と楽曲を作り始めたのは。


――アルバム「ESPERANZA」には、激しく攻める曲たちが多いのも、それが今のRisky Melodyの姿勢を示した形だったからなわけだ。

ALICE
 そうです。じつはコロナ禍前の時期に、Risky Melodyは「毎月楽曲を発表しよう」と新曲を次々と作っては、ワンマン公演で発表し続けていました。それが、アルバムに収録した「My Story」「未来への地図」「Jealous Heart」の3曲でした。

AYA  楽曲自体を作っていたのは2019年でしたからね。

ALICE  シングル「Diamonds」を出した頃にRisky Melodyが押し出していたのが、ポップでキャッチーな姿でした。でも、活動をしてゆく中、「今のうちらが向かうべき姿はそこじゃないな」と疑問を覚えてもいたんですね。それで「2020年に入ってからの1年間、毎月1曲ずつ新曲を発売し、いろんなRisky Melodyの可能性を追求していこう」と決め、それで先の3曲を作り始めました。
  たとえば「My Story」は、ドラムのayaeがもともと音大で打楽器を学び続けていた打楽器奏者だったことから、コンガを用いた表現を求めようと作った曲でした。「Jealous Heart」は、ギターのAsumiは速弾きを得意としているんですけど。あえて速弾きを封印しスラップ奏法を行ったらどうなるのか…。AYAの叩きつけるシンセの音を全面に押し出すのはどうだろうなど、各自の個性も活かしながら、自分たちの新たな可能性を模索して作りあげた曲たちでした。結果、「Jealous Heart」は、今のRisky Melodyのスタイルへ近い形にもなりました。

Asumi  わたし自身が、加入当初は、これまでRisky Melodyが築いてきた音楽スタイルを崩すことなく、そこへ自分も染まろうと活動をしていました。でも、ALICEさんに「もっと自分の色を出したほうがいいんじゃない?」「過去のRisky Melodyじゃなくて、今から新しいRisky Melodyの色を作ろうよ」と言われたことから、それで得意…というよりは、わたし自身でも一つの新たな挑戦として色を出し始めました。その成果を、最初に作品の中へ提示したのが「Jealous Heart」でした。

AYA  そこからだよね、ガンガン自分の色をギターの演奏に出し始めたのは。

ALICE  普段はとてもおとなしい性格なのに、攻めた演奏を始めると、本当に激しく感情をぶち蒔けていくからね(笑)。Asumiの攻めたスタイルも、加入後1年近く一緒にやってきた中で見えたこと。それを、「Jealous Heart」を通して、ようやく反映させたわけなんです。
  「未来への地図」は、とてもポップな表情を持っています。「Diamonds」を発売した時期こそポップな色を積極的に求めていましたが、激しくロックな曲がやはり本筋。その手の曲調を多く求めていました。そんな中、「明るく前向きな表情も、今のRisky Melodyで改めて打ち出したらどうなるだろう」との想いを持って作ったのが、「未来への地図」になります。ただ、その曲をライブで披露したときに、当時のお客さんたちは、ポップよりも激しいRisky Melodyを強く求めてきた。それを知れたことで、今のスタイルへ思いきり舵を切り換えた面もありました。アルバム「ESPERANZA」の中には「YOZORA」のような明るい楽曲も収録していますけど。やはり今のRisky Melodyとして求めたいし、ファンたちに求められているのは「REBOOT」「It's OK」「CRAZY LOVE」「Missing Man」「ESPERANZA」のような表情というのは私たちも強く感じています。

AYA もともとは、「2020年1月から毎月新曲を発表し続けていけば、いろんな形でリリースしていけるのでは…」と始めて、2020年4月にワンマン公演を予定。そのまま4月末までワンマンツアーを組んでいたことから、その流れに合わせて作品を作ろうとも話しあっていました。でも、すべてはコロナ禍によって中止になってしまいました。でも、あのまま走り続けていたら、絶対に「ESPERANZA」のようなアルバムは生まれませんでした。結果的にRisky Melodyとして本格的に再始動するまでの期間が1年半ほど空いたからこそ、改めてRisky Melodyとしての姿勢や方向性が見え、「ESPERANZA」というアルバムが出来上がった。あのときバンド活動を止めたことは、結果的にRisky Melodyにとって良い方向へ繋がったなと感じています。そのまま止まらずに活動をしていたら、もしかしたら違った方向性を押し出したバンドになっていた可能性だって、まったく無いとは言えなかったと思います。

ALICE   そうだね。コロナ禍によって、自分たちのバンドへ取り組む姿勢も変わりました。「Diamonds」を出した頃は、「バンドの知名度を上げ、前へ進めるために何をやるべきか」という意識だったけど。コロナ禍に入り、ライブ活動をしたくてもまったく出来なかった日々を長く過ごしていく中で、ファンたちの存在のありがたさを痛感することも多かったように、「もっと、聴いた人たちの力になる音楽をやりたい」という意識に変わっていきました。それこそ、「Risky Melodyの音楽を聴いた人たちの希望になる作品を作りたい」。その意識を持ってアルバム制作へ向かったように、「ESPERANZA」はその気持ちが強く反映した作品にもなりました。
 
(2回目へ続く)


 TEXT:長澤智典

 

<インフォメーション>


誰もが多くの失意を味わった2020年。
あらゆるものを飲み込んで行く波のような出来事。
未来はだれにも分からない。希望の光はきっと皆の心の中に。

The night is long that never finds the day.
明けない夜はない。

必ず来るであろう未来に向けて、Risky Melodyからのメッセージ。
 
『共に荒波に抗おう。
もう一度立ち上がる力をこの歌で。』
 
 
Risky Melody3年半ぶりのフルアルバム「ESPERANZA」、遂に完成!
 

JKT

Risky Melody New album
「ESPERANZA」

2021.11.03 on sale
発売元:MAGNIFIQUE RECORD
販売元:コロムビア・マーケティング株式会社
価格:¥3,000(税抜)                                    
▼収録曲▼
 
1.REBOOT
2.It’s OK
3.Jealous Heart
4.CRAZY LOVE
5.未来への地図
6.Missing Man
7.My Story
8.2020
9.YOZORA
10.Esperanza



LIVE

【TOUR SCHEDULE】

11/3(水祝)東京・SHIBUYA CLUB QUATTRO
11/6(土)栃木・HEAVEN’S ROCK 宇都宮 2/3(VJ-4)
11/7(日)千葉・柏ThumbUp
11/13(土)沖縄・コザRemy’s
11/14(日)沖縄・那覇Output
11/19(金)東京・MINI ONE-MAN LIVE
11/20(土)下北沢サーキットライブ
11/23(火祝)大阪サーキットライブ
11/23(火祝)大阪・Bigtwin Diner PANHEAD GROOVE
11/27(土)神奈川・Thunder Snake ATSUGI
11/28(日)宮城・仙台MACANA
12/1(水)東京・MINI ONE-MAN LIVE
12/4(土)北海道・札幌PIGSTY
12/5(日)北海道・札幌LIVE HOUSE Solid
12/11(土)愛知・今池GROW
12/12(日)大阪・Bigtwin Diner PANHEAD GROOVE
12/13(月)大阪・MINI ONE-MAN LIVE
12/15(水)東京・赤羽ReNY alpha
12/18(土)福岡・LIVE HOUSE OP’s
12/19(日)福岡・graf
12/19(日)福岡・MINI ONE-MAN LIVE
12/21(火)広島・CAVE-BE
12/22(水)愛媛・松山SALONKITTY
12/26(日)東京・MINI ONE-MAN LIVE
12/29(水)東京・青山RizM

▶️TOUR FINAL ONE-MAN LIVE◀️
2022/1/11(火)東京 SHIBUYA CLUB QUATTRO


 

■メンバー

アー写
ALICE


アー写
ASUMI


アー写
AYA


アー写
AYAE


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haru
 


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