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buGG インタビュー2 -メンバーに会わない日が続くと、人間の心を忘れちゃうからね。
メンバーに会わない日が続くと、人間の心を忘れちゃうからね。
2ndシングル「My Fight Song」を発売したばかりのbuGG。11月6日には、下北沢Shangri-Laでワンマン公演も決定。ガルポでは、2 回に渡り、buGGの魅力をお伝えします。第1回目は、「C/Wに収録した「Hi-着火-メッチャ-Ka」や下北沢Shangri-Laだ行なうワンマン公演へ向けての想い」について語っていただきました。
「Hi-着火-メッチャ-Ka」は、ライブの着火材になる楽曲です。
――C/Wに収録した「Hi-着火-メッチャ-Ka」は、めっちゃ弾けた楽曲ですよね。
早見玲花 同じ疾走感のある曲だけど、「My Fight Song」とは間逆の表現ですよね。
鈴木媛子 「Hi-着火-メッチャ-Ka」を歌ってるときは頭空っぽに楽しんじゃってるように、気付いたら楽しく歌い終わってます。
早見玲花 「Hi-着火-メッチャ-Ka」はよくライブでも歌っていますけど。最初に楽曲をいただいたときから、「この曲はお客さんと一緒に無邪気に楽しめる」印象があれば、実際にライブで歌ってると、一緒に楽しんでいる人たちがいつもフロア中にあふれてます。ファンの方々も「「Hi-着火-メッチャ-Ka」がセトリに入ってるとテンションが上がって楽しい」と言ってくれるように、私たちもライブで歌うときは、いつも全力で楽しみながら「Hi-着火-メッチャ-Ka」を歌ってます。
青木あかね 「Hi-着火-メッチャ-Ka」のサビって、呪文のような謎の言語で歌ってるんですね。あの呪文さえも、曲の持つ楽しさに合わせて歌ってると、細かい意味など気にせず楽しくなっちゃいます。この曲の振りもはちゃめちゃ楽しい雰囲気で、中で、がに股姿で躍る場面もあるように、歌もパフォーマンスもひっちゃかめっちゃかしています。ぜひ、ライブでこの歌に触れたときは、みなさんもひっちゃかめっちゃか楽しんでください。
池田あおい 「Hi-着火-メッチャ-Ka」こそ、楽しむことがメインの楽曲だからね。振りも簡単だし、一度聴いたらずっと脳内に残り続けるくらい中毒性の高い歌。それこそ、buGGのライブの「楽しい」部分がこの歌全面に詰め込まれています。初めて曲に触れた人でもすぐに躍ってくださるように、ぜひ、ライブで真似て楽しんでください。
清水凜 「My Fight Song」を歌っているときは、見ている人たちへ歌詞に込めた想いやメッセージを伝えなきゃという気持ちになれば、格好いい部分はしっかり格好つけなきゃともなるんですけど。「Hi-着火-メッチャ-Ka」は、頭の螺子を外して、フロア全体を巻き込みながら楽しい雰囲気にしていくための歌。buGGの場合、楽しい楽曲の中にも、よくよく聴くと、深いシリアスなメッセージを込めていることも多いけど。「Hi-着火-メッチャ-Ka」は呪文のような言葉も飛び交うように、本当に頭の螺子を外すためだけの楽曲だと思っています。実際に対バンでこの曲をセトリに入れると、初見のお客さんたちも一緒に躍ってくれるように、いい意味でライブの着火材になる楽曲だし、本当にその場をひっちゃかめっちゃかにしながら、みんなを楽しいの中へ巻き込んでいける歌です。
鈴木媛子 この曲を聞きながら、タイトルを読んで「確かに!!」と思ったし、曲調も急にノリが変わったり、歌詞も何を言ってるのかよくわからない面もあるように(笑)、何も考えずに楽しめる楽曲です。でも、そういう曲も必要じゃないですか。さっき着火材という言葉もあったように、「Hi-着火-メッチャ-Ka」は本当にそういう楽曲なんですね。何かを伝えなきゃではなく、一緒に体感して楽しいと感じてくれたら…。「Hi-着火-メッチャ-Ka」は、それでいいんだと思います。
町田つむぎ buGGって、けっこうアーティスト性の強い楽曲が多いように、あまりアイドルアイドルしている曲ではないんですけど。この「Hi-着火-メッチャ-Ka」は、アイドルらしいんだけど、でも、これはbuGGでなければ歌えないノリを持った曲だともわたしは感じています。振り付けも含め、いわゆるキラキラ系の正統派アイドルさんでは表現が難しい歌。そのわちゃわちゃしたノリを、ぜひライブを通して楽しんでもらえたらなと思っています。
っていうか、いつも近所のおばさんたちの井戸端会議状態じゃない??
――みなさん今は、ほぼ毎日のようにライブ活動をしていますよね。たまに気分転換が必要に…。
鈴木媛子 みんな、楽屋でしています。いつも、みんなでわちゃわちゃ騒ぐのが、いい気分転換だからね。
早見玲花 メンバーみんな本当に仲良しだからこそ、一緒にいると楽しくなれるように、それがパワーの源になっています。よく、みんなで買ってきたお菓子をおすそ分けしながら食べたりね。
町田つむぎ っていうか、いつも近所のおばさんたちの井戸端会議状態じゃない??
鈴木媛子 なんか、記憶にも残らないくらいのしょーもないことをしゃべっては、ずっと笑いあってるからね。
――それくらいが、むしろ良いんでしょうね。
清水凜 絶対に、そう。「普段何を話してるの?」と聴かれても、本当に出てこないから (笑)。
町田つむぎ 本当にしょーもないことだからこそね(笑)。みんなで集まってお菓子を食べながらだべってるって、本当に近所のおばちゃん状態だよね。
早見玲花 最近は、あかねちゃんが海外のお菓子にはまってて、それを持ってきては、みんなにおすそ分けしてくれるんです。それも楽しみの一つだよね。
青木あかね わたし、よくネットの通販を使っていろんなお菓子を取り寄せてます。海外のハイチューみたいなお菓子が、メンバーの中ではヒットしました。
町田つむぎ いつも、見たことのないお菓子を持ってくるからね。
青木あかね たまに外れもあります(笑)。
早見玲花 そういうのも含めて、食べ比べしてるのが楽しいんだろうね。
何をしゃべっても、メンバーにスルーされてしまいます。
――ちなみに、メンバー内でもボケとツッコミって分かれてるんですか?
町田つむぎ 青木あかね、鈴木媛子、神崎めいは、ボケ役です。
鈴木媛子 清水凜、町田つむぎはツッコミ役です。
町田つむぎ わたしは、この子(鈴木媛子)専用のツッコミだけどね(笑)。
鈴木媛子 そして、ゲラ担当(池田あおい)と、スケ担当(早見玲花)です。
――スケ担当って何ですか?
早見玲花 声が小さいのもあるんですけど、何をしゃべっても、メンバーにスルーされてしまうんです。わたしも、無視されてもいいやと思ってしゃべることが多いからとくに気にはしてないですけど。それでも、ちゃんとわたしの話を聴いてくれるのが媛子なんです。
鈴木媛子 わたしも、このお話はスルーしても別に平気だなと思ったらスルーするんですけど。「これは拾ったほうが良さそうだな」と思ったときは拾うようにしています。
町田つむぎ けっして無視してるわけじゃなくて、なぜか(早見玲花の話は)、耳にすーっと入り込みながら、そのまますーっと抜けてしまうんですよ。
神崎めい そう、なんでかわかんないけどすーっと抜けちゃうよね。
鈴木媛子 だから透け担当なんです。
清水凜 ちなみに、ボケ役の中にも順位があって、玲花が媛子につっこめば、媛子はめいちゃんにつっこむように、ボケの中でも一番ボケなのがめいちゃんです(笑)。
神崎めい えーっ!!…らしいです(笑)。
――みんな、いっつも笑顔だし、本当にbuGGとしての人生を楽しんでいるよね。
清水凜 今や家族以上に長く一緒に過ごしているように、本当に家族みたいな関係だからね。
鈴木媛子 だって、メンバーに会わない日が続くと、人間の心を忘れちゃうからね。buGGのメンバーは、本当に家族と一緒。家族って余計な遠慮がないじゃないですか、まさにそういう関係だからね、ここは。
清水凜 みんな友達がいないから、ここがそういう場になっちゃうんですよ。
神崎めい じつはみんな、孤独な陰キャなんです。
清水凜 みんなでいると明るく騒いでるし、明るいグループという印象を持たれてるけど。一人になったら、みんな沈黙し続けちゃうように、じつは陰キャたちですから。
鈴木媛子 だから、グループでいれるのっていいなと思ってます!!
あのときの無観客ライブ配信を通した悔しさを経験したからこそ、今の状態でもライブができるありがたみを強く感じています。
――buGGは、11月6日に下北沢Shangri-Laでワンマン公演を行なうことが決定しています。
早見玲花 昨年も下北沢Shangri-Laでワンマン公演をやったんですけど。そのときはコロナ禍の影響で無観客ライブ配信で届ける形になりました。あのとき、お客さんを前にしてライブができない悔しさがあったからこそ、今回は会場を満員にしながら、お客さんたちと一緒に楽しんでいけたらなという気持ちがあります。あの会場で、たくさんのみんなと楽しむためにも、まずは、「My Fight Song」や「Hi-着火-メッチャ-Ka」を通してたくさんの方々にbuGGの魅力を伝えいかなきゃという気持ちで今はいます。
青木あかね わたしは、昨年の下北沢Shangri-La公演のときはまだ加入前だったから、そのときのライブは経験していません。でも、わたしが加入してからも、すでに3回はワンマンライブを経験してきましたし、前回の渋谷CLUB QUATTRO公演でも、たくさんの人たちを前にしたやった楽しさがあれば、それを今でもしっかり覚えています。今回は、そのとき以上に大きな会場でのワンマン公演になるように、ドキドキしながらも楽しみにしています。
池田あおい 下北沢Shangri-Laは、buGGとしてずっと目標にしていた場所。その目標の地で行なうワンマン公演が無観客ライブ配信になってしまい、本当に悔しかったのを今でも覚えています。でも、今回は有観客でできる嬉しさがあります。だからこそ、たくさんの人たちに下北沢Shangri-LaでbuGGがやるライブを見せたいから、たくさんの人たちを呼べるように今、すごく前向きな気持ちで挑んでます。
神崎めい わたしも、前回の下北沢Shangri-La公演のときにはメンバーとしていなかったんですけど。あのときの悔しい想いは今のメンバーたちから聴いていれば、同じく、悔しい想いをしたお客さんたちもいたように、その人たちの想いも背負いながら、新しいファンの方たちも含め、みんなで一緒に素敵なワンマンライブにしていけたらなと思っています。
清水凜 前回の下北沢Shangri-La公演は、コロナ禍でライブ活動ができなくなって以降、久々にやった公演になりました。あのときは無観客ライブ配信でしたけど、まさか、こんなにもコロナ禍が長引くとは思っていなかったし、すぐに元に戻るかなと思っていました。今は、お客さんを前にして出来てるとは言っても、いろいろ制限があるように、まだまだ悔しい想いをしています。でも、あのときの無観客ライブ配信を通した悔しさを経験したからこそ、今の状態でもライブが出来るありがたみを強く感じています。
あのときは5人でしたが、こうやって7人変形になった今のbuGGとして、もう1年間活動を続けてきました。この7人で育んできた一つの集大成を見せる場が、11月6日の下北沢Shangri-La公演にもなると思います。私たち自身も、当日どんな景色が目の前に広がり、どんな景色を前にどういうライブを行なうのか、とても楽しみです。そのためにも、もっともっとステップアップをして、下北沢Shangri-Laという箱が似合うグループになって、ワンマンの場へ立ちたいなと思っています。
鈴木媛子 buGGって、いい曲が多いじゃないですか。こうやって毎日のようにライブ活動をやっているのも、もっともっといろんな人たちにbuGGの曲や、buGG自体の魅力を知ってほしいからなんです。メンバーみんなbuGGのことが大好きだし、自信を持って活動をしているからこそ、もっともっとみんなにbuGGのことを好きになってもらいたい。
わたしはbuGGに出会って心が強くなれました。buGGを通して頑張れることがあるからこそ、しっかり前を向いていれます。わたしと同じような想いを感じてくれる人たちを、buGGの音楽を通して一人でも多く出会いたいからこそ、下北沢Shangri-Laでのワンマン公演を成功させたいし、わたしはbuGGでメジャーデビューしたいです。それを今は、大きな目標として頑張っています。
町田つむぎ アイドルにとってワンマンライブというのは、大きな存在です。その公演を成功させるために、1回1回のライブを頑張っています。もちろん、ワンマン公演を成功させるという目標や目的もありますけど。そこがゴールじゃなく、その場を通して、観に来てくれた人たちへその次の目標を伝え、またみんなと一緒に夢を見ていきたい。大事なのは、そのワンマン公演を成功させたうえで、その次の道筋をどう見せていくか。それを11月6日に見せれるようになるためにもと、今は毎回のライブで着々とbuGGをレベルをアップさせながら頑張っています。ぜひ、buGGの物語を観にきてください。
TEXT:長澤智典
<インフォメーション>
buGG 「My Fight Song」Music Video
https://www.youtube.com/watch?v=0SJnxQIHoLc
予測不可能な自由奔放系アイドル
buGG
2ndシングルリリース!!
『My Fight Song』
2021.8.31 On Sale
<価格>¥1,200-(税込)
<品番> QARF60072
<発売元> 株式会社ロックフィールド
<販売元>コロムビア・マーケティング株式会社
収録曲
M1.My Fight Song
作詞: kiila 作曲:慎之甫
M2. Hi-着火-メッチャ-Ka
作詞: JUN 作曲:慎之甫
【PROFILE】
池田あおい、清水凜、早見玲花、町田つむぎ、鈴木媛子、青木あかね、神崎めい、の7人組アイドルグループ。
月に30本以上ライブに出演しており、パンクサウンドを基調とした楽曲・熱いパフォーマンスを武器に活動中
BuGG Web
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