FEATURE

2020.11.20
CUBΣLIC

CUBΣLIC、一周年経ったね、それじゃあ本音をぶちまけようか!!

11月3日にデビュー1周年を迎えたCUBΣLIC。今、彼女たちがどんな気持ちでCUBΣLICと向きあっているのか。彼女たちの最新情報も加えながら、今の心境をここにお伝えしたい。

 

 

CUBΣLICが「一年間やってきた軌跡」を見るような感覚がありました。

 

 

――11月6日にCUBΣLICは渋谷duo MISIC EXCHANGEを舞台にイベントを主催する形で一周年公演を行ないました。それぞれ、CUBΣLICの活動一周年をどのように受け止めているのか教えてください。まずは、音さんからお願いします。

 

黒川音: 以前も短い期間アイドル活動を経験したことがあったけど、1周年を迎えることは初めてでした。一年間ってもっと長く感じるのかな?と以前は想像していたけど、こうやって1年間経ってみると、思ったよりも早く迎えた感覚でした。だからと言って想い出が少ないわけではなく、一つ一つの想い出が濃くて、みんなと一緒にここまで成長してこれた感覚がとても強いです。ただし、本当の意味で勝負してゆくのは2年目に入ったこれからだと思うから、もっともっと頑張りたいです。

 

――一周年公演のステージに立ったとき、どんな気持ちでいました?

 

黒川音: 口では「一周年公演です」とめちゃくちゃ言っていたけど、正直、そこまで実感はなかったです。それよりも、渋谷duo MISIC EXCHANGEさんという大きい会場で出来る嬉しさや、CUBΣLICのために出演を快諾してくださったゲストの方々、足を運んでくれた人たちの姿を見てとても嬉しかったという気持ちのほうが優先していた気がします。

 

――ねむりさんは、どんな気持ちでした?

 

兎月ねむり: 新年一発目のライブを行なったのが渋谷duo MISIC EXCHANGEさんでした。あのときは普通に対バンのイベントで、出演グループの一つとして出ていたんですけど。まさか、自分たちの主催であの大きな会場でライブが出来るなんて想像もしていなかったから、主催イベントを行なえたのは嬉しかったです。わたしも、CUBΣLICの一周年のために出演してくださった方々や、たくさんの人たちがライブに足を運んでくれたのがすごく嬉しかったです。

あと、ステージに立ってですよね…。今年はコロナもあって活動できなかった期間も4ヶ月近くあったから、「一周年経ったんだ」という感覚は正直薄かったです。だけど、オリジナルとしては10曲目になる新曲の「DISCOHOLIC」も当日初披露したじゃないですか。デビューステージでは4曲しかなかったし、当時は、その4曲を毎日のように歌っていたことを考えたら、今はいろんなパターンでセットリストを組めるようになりました。そう思ったら、いろいろやってきたんだなということを実感します。

 

黒川音: デビューステージと1周年公演の両方で歌ったのは「KISS KISS CUBΣLIC」だけ。それくらい、CUBΣLICには選べる曲数が増えました。

 

――猫宮ねこさんは、どんな想いでいます?

 

猫宮ねこ: 一周年公演に出てくださった演者さん方って、CUBΣLICを活動してからこの一年間の中で出会い、繋がった方々ばかり。だから出演してくださった方々のラインナップを見るだけで、わたしはCUBΣLICが「一年間やってきた軌跡」を見るような感覚がありました。お客さんの中にも、最近CUBΣLICを好きになって観に来てくださった方々もいますけど。最初のライブからはもちろん、活動を始めたばかりの頃からずっと足を運んでいる方々もいたように、CUBΣLICの一年間という小さな集大成を味わうような感覚でわたしはいました。

 

――なるさんも、加入を発表してからまだ5ヶ月(本当は春先にお披露目の予定だった)とはいえ、CUBΣLICのデビューステージから観ている人ですよね。

 

月嶋なる: わたし、にゃーちゃん(猫宮ねこ)と以前からお仕事で繋がっていたことから、CUBΣLICのデビューステージやにゃーちゃんの生誕祭など、CUBΣLICのライブはいろいろ見てきました。わたし自身はCUBΣLICに加入してから5ヶ月くらいだから、1年間やってきたわけじゃないけど。5ヶ月前と今を比べて一番の大きな変化は、生活の中で占める割合がほぼCUBΣLICになったことです。

加入したばかりの頃は、まだ被写体活動も並行して行なっていたから、CUBΣLICと両立してゆく感覚でしたけど。今はもう完全にCUBΣLICの活動のみに専念しています。気持ちの面でも、何時だってCUBΣLICのことを考えているから、いろんなアーティストさんやアイドルさんの映像やライブを見ても「ここの見せ方は、CUBΣLICとしてもこういう風に反映していける」など、日常を過ごす中で見ている景色も、何時の間にか、どうCUBΣLICや月嶋なる自身に活かせるかばかりを考えるようになっていました。そこが、わたしの中での一番大きな変化です。

 

 

CUBΣLICに入って、初めて本気で人とぶつかりあうようになりました。

 

 

――最近のCUBΣLICは、どうなの??

 

猫宮ねこ: ほぼ毎日メンバーとスタッフさんと過ごしてるのが、今なんですね。なるちゃんが入ったばかりの頃にあった距離感もすぐに無くなったし、ずっと一緒にやっている2人とも、そう。日々変化してゆく環境に対応しながらも、お互いの意識は何時だって一つにしています。

 

月嶋なる: 学生時代って、クラス替えがあるから仲良い友達と違うクラスになることもあったじゃないですか。それが、苦手な人と離ればなれになるきっかけにもなっていたんですけど。たとえ同じクラスの仲間でも、なんかモヤモヤすることがあってもあえて我慢をすれば、もしぶつかったら、仲直りをするんじゃなくて、違うグループに入って距離を取り合うなど、わたしは対立を避ける人間関係ばかりを作ってきました。だからこそ、わたしはCUBΣLICに入って、初めて本気で人とぶつかりあうようになりました。同じ仲間として長く活動を続けていく以上、モヤモヤすることがあっても避けるのではなく、たとえそれで意見をぶつけあおうと、その気持ちをしっかり伝えることが大事だなと思ったからこそ、わたしはそうするようになりました。

 

猫宮ねこ: 実際に意見がぶつかって、揉めたりもしてきたからね(笑)。

 

月嶋なる: その変わり、何でも言い合える関係にもなったよね(笑)。

 

猫宮ねこ: グループ活動を長く続けるって、逃げてはいけない人間関係を作ること。たとえ、いろんな意見が飛び交ってぶつかろうと、そこはしっかり話しあって解決してゆくようにいつもしています。

 

月嶋なる: 人と向きあうって大事だよね。

 

猫宮ねこ: もちろん感情を持った人間ですから、ぶつかりあうことにしんどさを覚えることもあります。でも、みんな同じ意志を持っている仲間だからこそ、意見をぶつけあっても「ごめんなさい」のひと言でお互いを認めあえる関係でもあるからね。

 

月嶋なる: そうやってぶつかるのも、みんなCUBΣLICを良くしたいからなんです。それぞれから出てくる想いにちょっとした違いがあるというだけで、根本的に見ている方向はみんな一緒。みんな「良くしたいことなのに、揉めるのが嫌だから黙っておくこと自体が良くない」と思っているからこそ、「これを言うと揉めるだろうな」とわかっていても、あえてぶつけあいながら、お互いの気持ちを強くしているところが、今のCUBΣLICなんです。

 

黒川音: 自分の意見や意志をしっかり伝えてくれれば、みんなの意見をノートに書いてまとめてくれたり、日々の活動を動画に撮ってくれるなるちゃん。何事もすごくハキハキとしゃべる猫宮。すごく繊細で優しくて、いろんな面倒を見てくれるねむちゃん。それぞれが自分にはない個性や意志を持っているからこそ、わたしも一緒にいながら成長させてもらっています。しかも、みんなどんどん成長していくから、「わたしも頑張らなきゃ」と何時も思わされます。それくらい、いろんな影響を与えてくれる3人だからね。

 

兎月ねむり: とくになるちゃんが入ってからは、3人で活動していたときには想いもつかなかった発想もしてくれるから、なんかCUBΣLICは成長しながら進んでるんだなというのは、わたしも感じています。

 

猫宮ねこ: みんな目指すところは一緒。「こういう風に進もうね」とみんなの意見をすり合わせるように話しあいを毎回していくんだけど。もちろん人であるように、考え方に違いがあれば、それでぶつかることもあるけど。みんなCUBΣLICを良くするために言ってくれることだし、それをわかっているからこそ出来ること。むしろ、そういう関係性で進んでいられることがCUBΣLICの強みだなと思ってる。

 

 

CUBΣLICは新曲を出すたびに"らしさ"はあるけど、毎回"新しい"からそこが面白い。

 

 

――今や持ち歌も10曲まで増えれば、曲調も幅広さを増してきましたよね。

 

猫宮ねこ: フューチャーベースを軸に色々な方向に楽曲が広がっていっています。曲調が広がったことで、見てくださる人たちの興味関心も広がって、それで応援してくださるファンの数も増えたように感じます。

 

黒川音: エゴサしていても、「CUBΣLICは新曲を出すたびに"らしさ"はあるけど、毎回"新しい"からそこが面白い」と書いてくださる方々も多くて、何時でもCUBΣLICはそういう存在でありたいなと思っています。

 

猫宮ねこ: ロック系の「EXMACHINA」やディスコ曲の「DISCOHOLIC」とか、ジャンルの幅は確実に広がっているからね。

 

黒川音: 幅広さが増すごとに、お客さんたちからも「曲がいいね」「ライブがいいよね」と言ってもらえる機会が増えたなと感じてます。

 

――11月21日(土)にはDESEO mini with VVを舞台に、「CUBΣLIC月嶋なる生誕祭〜ナナナナルイロ〜」が開催になります。どんな内容になるのか、ぜひ教えてください。

 

月嶋なる: わたしにとって初めての生誕祭になります。本当の誕生日は6月27日なんですけど。コロナ禍の影響で約5ヶ月先伸ばしての開催になりました。でも、おかげでわたし自身がCUBΣLICの中で出来ることが増えて、今は自分らしさを加えたCUBΣLICらしさを見せられているように、伸びたからこそ良い面をさらに見せられる生誕祭になると思います。

8月3日に行なったCUBΣLICの1stワンマンライブでは、ソロコーナーの中、CUBΣLICの楽曲を一人で歌ったんですけど。今回の生誕祭でもわたしのソロコーナーを作り、そこで初めて、他のアーティストさんの曲に合わせたダンス姿を披露しようと思っています。プログラムも、わたしなりのアイデアを反映させて作りました。当日は全力で月嶋なるを見せていきます!!

 

 

メンバー間の身長差と、個性のバラバラな感じと、MCの緩ーい感じと、ライブになったときの激しさというギャップと、フロアにいるお客さんたちが一緒に成長していこうとしてくれている空気と…あっ、あと、新規のお客さんも入りやすい環境が、今のCUBΣLICの見どころ??

 

 

――2021年2月27日(土)には高田馬場CLUB PHASEを舞台に、2回目となるワンマン公演CUBΣLIC ONEMAN LIVE『2021: A Different Dimension Odyssey』も決定しました。

 

猫宮ねこ: 内容はこれからですけど。その日に向けて新曲も増やしていくだろうし、さらにCUBΣLICとしてやれることを増やしていくため、これから準備活動もしていくので、楽しみにしていてください。

 

――今のCUBΣLICの「ここを見て欲しい」というポイントがあったら、ぜひ教えてください。

 

黒川音: メンバー間の身長差と、個性のバラバラな感じと、MCの緩ーい感じと、ライブになったときの激しさというギャップと、フロアにいるお客さんたちが一緒に成長していこうとしている空気と…あっ、あと、新規のお客さんも入りやすい環境が、今のCUBΣLICの見どころ??見て欲しいというか、感じて欲しいところです。

 

月嶋なる: にゃーちゃんはしゃべれる人だけど、他のメンバーはまだまだトークは苦手。でも、にゃーちゃんが上手くパスを出してくれるから、みんな緩いトークなんだけど、そこから各自のキャラクターも見えてくると思うから、そこもMCでの見どころになってると思う。

 

黒川音: MCは、まだまだ探り中だからね。

 

猫宮ねこ: でも、少しでも各自の個性を知ってもらいたいから、たとえ短くてもいいから、今は毎回のライブで全員がしゃべるようにもしています。

 

――ねむりさんも、しゃべってるんですよね。

 

兎月ねむり: しゃべってます。でも、長くても20秒くらいです。短いときはもっと短いです(笑)。わたし、これまで出来るだけしゃべらないように生きてきたから、今は自分の見せ方を探っているところです。

 

月嶋なる: 物販終わりにみんなで「異次元」とポーズを決めるときも、みんな「オーッ!!」とざわつくよね。それも見て欲しい。

 

猫宮ねこ: CUBΣLICのファンの方は、とにかく優しいです。初めてライブや物販に参加する人でも、みんながサポートしてくれます。それを見てるから、本当にあったかいお客さんたちばかりだなぁと感じています。。

 

月嶋なる: 今はコロナの影響で声を出せないライブ環境じゃないですか。でもCUBΣLICの場合、コールを入れなくても楽しめる曲としてどれも成り立っているから、今の環境でも、みなさん安心して全力でライブを楽しんでもらっていると思っています。そこも、CUBΣLICのライブの強みだよね。

 

猫宮ねこ: 「制約ある会場だろうと、CUBΣLICのライブは何処で見ても楽しい」と、ファンの人たちも言ってくれてます。

 

 

12月は毎週水曜日に5回連続で、しかも毎回会対バン相手も変えながら、CUBΣLICは3マンイベントを開催します。

 

 

――12月からは、毎週水曜日に3マンイベントを行なうそうですね。

 

猫宮ねこ: そうなんです。12月は、水曜日が5回あるので、毎週水曜日に5回連続で、しかも毎回対バン相手も変えながら、CUBΣLICは3マンイベントを開催します。どの回に来ても「楽しい」しかない人たちをお誘いしているし、いつも以上にライブも長めに楽しめるのは間違いないです。

 

月嶋なる: CUBΣLICはもちろん、対バンするそれぞれのグループさんのライブもじっくり楽しんでください。

 

猫宮ねこ: さらに、12月11日にはDESEO mini with VVでわたしの生誕祭を行ないます。昨年も、そして今年も「リアル誕生日」の開催になるから、わたしの誕生日を一緒にお祝いしてください。わたし、ソロコーナーとか得意じゃないけど、当日はソロコーナーも準備しているから、その姿を楽しんでいただきつつ、当日はみなさん、わたしに「誕生日おめでとう」と言ってください。

 

――最後に…ねむりさん、しめておきます?

 

兎月ねむり: 2ndワンマンライブ、観に来てください!!!!

 

 

TEXT:長澤智典

 

<インフォメーション>

キューブリック

【日時】2020年11月21日(土)
【タイトル】CUBΣLIC月嶋なる生誕祭〜ナナナナルイロ〜

【会場】DESEO mini with VV
【時間】OPEN 18:15 START 18:30
【料金】前売 2,500円 当日 3,000円(1D代別 600円)※85名限定
【配信】1,500円※アーカイブは残りません。
【出演】CUBΣLIC/原宿眠眠/ユレルランドスケープ/EMOE/lonely planet/モイメメ。
【入場順】整理番号順、TiGET並んだ順
【チケット】CUBΣLIC手売りチケット、主催者予約

【日時】2020年12月11日(金)
【タイトル】CUBΣLIC猫宮ねこ生誕祭〜にゃあちゃんといっしょ〜

【会場】DESEO mini with VV
【時間】OPEN 18:30 START 19:00
【料金】前売2,500円 当日3,000円(1D代別\600)※85名限定
【配信】1,500円※アーカイブは残りません。
【出演】CUBΣLIC/原宿眠眠/andmore
【入場順】整理番号順
【チケット】手売りチケット、CUBΣLIC通販

【日時】2021年2月27日(土)
【タイトル】CUBΣLIC ONEMAN LIVE『2021: A Different Dimension Odyssey』
【会場】高田馬場CLUB PHASE
【時間】OPEN 19:00 START 19:30
【料金】前売 2,000円 当日 2,500円(1D代別\600)※100名限定
【配信】1,500円※アーカイブは14日間となります。
【出演】CUBΣLIC
【入場順】整理番号順
【チケット】手売りチケット、CUBΣLIC通販

 

タワーレコードオンライン

https://tower.jp/item/5078202/


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