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9人の個性咲き乱れるSistersあにまの魅力をキャッチ!
今年3月にコロムビア・マーケティングよりメジャーリリースした1stシングル「Queen of〜」が、オリコンデイリー3位/オリコンウイークリー9位を獲得。8月20日(木)にTSUTAYA O-WESTで行った初のワンマン公演「Sistersあにま1stワンマンライブ“High ambition”shall we dance?」も、人数制限があったとはいえ、2階の奥まで観客たちが足を運んでいたように、とても理想的な形を作りあげていた。これから大きな飛躍を期待したいSistersあにま。その魅力を、インタヴューを通して紐解きました。
あなたにとって、Sistersあにまの魅力とは?
――メンバーそれぞれに感じているSistersあにまの魅力、まずはそこから教えてください。
吉岡希望:このメンバー、やるときはやる子たちばかりが揃っています。先日もコスプレウィークということで、その週はずっとコスプレ姿でライブを行っていたのですが、そういうときほど、みんな一致団結して一生懸命にふざけます。そういう一生懸命なところが、わたしは好きです。
――ステージに上がっても、「やるときはやる」意識をしっかり発揮していますよね。
吉岡希望:そこは大事です。楽屋だと、みんなほわほわしていたり、あちこちでわちゃわちゃふざけてるんですけど。ステージに上がるとみんな目つきどころか、人柄が変わります。
――続いては、はなさんお願いします。
愛田はな:Sistersあにまはメンバーが9人と大所帯ですけど、全員かぶらない個性を持っているように、みんなキャラクターが強い。なのに、仲が良い。そこが魅力だとわたしは感じています。
――千捺さんは、どうですか。
綾川千捺:このグループ、メンバーのことを知れば知るほど面白く感じると思います。ライブ中も、メンバーどうしのパフォーマンス中の絡みとか、観るたびに新しい発見があります。メンバーどうしでも、「今日はこう来たか、じゃあ、わたしはこう返して」ということもよくやっています。わたしは対応力が足りないのか、そこに参加できないんですけど(笑)。あと、見た目とのギャップが大きいメンバーもいるように、Sistersあにまは知れば知るほど楽しくなるグループです。
――次は、由宇さんお願いします。
白岩由宇:Sistersあにまの魅力は、メンバーみんな本気でふざけるときは本気でふざければ、決めたり格好よくしたいときは本気で決めたり格好よいところです。これも、メンバーみんなの気持ちが繋がっているから出来ているんだと思います。
――ひなたさんは、Sistersあにまの魅力をどう感じています?
深瀬ひなた:わたしもSistersあにまの魅力は、メンバーのキャラクターが濃いところだと思っています。っていうか、みんなぶっ飛んでます。プリンセスや妖精がいたり、急に奇声を上げる子がいるなど、かなりパンチが利いてますよね。個性が強いメンバーばかりの割に、グループとしてまとまっているように、いろんな面でバランスの取れているのがSistersあにまなんだと思います。おかげで、一緒にいていつも楽しませてもらっています。もちろん、ステージに上がるとちゃんとしているように、オンオフをしっかりつけているところも、このグループの良さだとわたしは思います。
――ひらりさんは、まだ加入して…。
可愛川ひらり:6月からなので、まだ2ヶ月です。綾川千捺・篠咲くれは・秋本れいの3人が同期になります。わたし、最初にSistersあにまへ触れたとき「賑やかなグループだなぁ」と思ったんですけど。。。その通り、賑やかなところが魅力だと思っています。
――違うことを言うのかと思ってました(笑)。グループにはもう慣れました?
可愛川ひらり:最初は圧倒されてて、正直「このグループに入っていけるかな」と不安があったんですけど…。
吉岡希望:今は、こっちが圧倒されてるよ(笑)。
深瀬ひなた:この子もワールドが強いから。
可愛川ひらり:らしいです(笑)。わたしは意識してないんですけど、気づいたら自分の正体を出していたみたいです。
――正体??
可愛川ひらり:わたし、妖精なんです…。
――?????
吉岡希望:流して、次へ進めてください(笑)
――…次は、くれはさんお願いします。
篠咲くれは:わたしも、今年6月に加入した新メンバーですけど。Sistersあにまの魅力は、いろんなところにギャップがあるところだと思います。ロゴも可愛い系で、可愛い曲もあるんですけど、基本は格好いい曲たち。その格好いいの中にも、いろんなパターンがあるように、いろんなギャップやバラエティさにわたしは惹かれています。
――続いては、れいさんかな。
秋本れい:わたしも新メンバーですけど。わたし、すごい人見知りなんですよ。だから、その環境へ馴染むまでにすごく時間がかかるんですけど。Sistersあにまのメンバーは、みなさんすごくウェルカム状態で、しかも優しい人たちばかりだから、すぐに打ち解けられました。みなさん、楽屋でもずっとわちゃわちゃしているのに、ステージに立つとみんな格好いいんですよね。しかも、みんな上へ上へと、未来を目指しているメンバーしかいないように、ライブをしていて「楽しいな」と思えるグループです。
――れいさんも、今やすっかりメンバーには馴染めているようですね。
吉岡希望:最初は、ホントに何もしゃべらない子だと思っていたんですけど。じつは、しゃべり出したら止まらない子。会って5回目頃から、肘を触ってきたりとかしてたしね(笑)。
香月友梨奈:今や、メンバーの中で一番うるさいです。でも、まだまだライブ中のMCでは猫かぶってるよね。
秋本れい:はい(笑)。
香月友梨奈:楽屋でのテンションは、ステージ上とはぜんぜん違います。ファンの方々でも、特典会で彼女と会ってる人は、もう性格を把握はしているようですけど。見た目静かそうだから、初対面のときに、ファンの方々もそういう意識で声をかけるんですけど。逆にトークでまくしてたてられる(笑)。その勢いに、ちょっと引いてしまうファンの方もいるらしいです(笑)。
秋本れい:まれに、そこにはまってしまう人もいます!!
――最後は、友梨奈さんですね。
香月友梨奈:さっきも話が出ていたように、このメンバー「コスプレやるよー」といえば全力で乗っかってくれば、「やる」と決めたことに対して全力でぶつかってくれる子たちばかりです。そうやって、メンバー一丸となって一つの物事へぶつかっていければ、楽屋では全力でふざけられる。でもステージ上では、曲の表情に合わせて格好良くも可愛くもなれる。そこがお客さんたちにもしっかり伝わっているようで、ライブで会場を一体化していけるところも、Sistersあにまの魅力だとわたしは思っています。
――メンバーの中には、だいぶ個性の強い人もいるようですしね。
香月友梨奈:生まれつきのプリンセスの白岩由宇と妖精の可愛川ひらりの2人が、Sistersあにまの中でもとくにぶっ飛びキャラクターです。他にも、綾川千捺は替え歌の女王で、個性の強い独特な歌も、よくメンバーに披露しています。
メンバーの個性を、さらに分析!!
――そんな各自の個性を、もっと探りたいなと思います。ぜひ、となりにいるメンバーのことを紹介してください。
吉岡希望:(愛田)はなちゃんは、ツンデレな子。見た目クールな感じのように、いつもツンとしてるんですけど。メンバーに「好き、好きー」と言われると。とくに(秋本)れい辺りからそういうことを言われると、「ヤダ!!」と拒否るんですけど。本当は嬉しがっているんですよ。家族の中、歳の離れてる妹がいて、よくお母さん変わりに家で面倒を見ているように面倒みもよく、後輩たちからも好かれていれば、よくお世話もしている子です。
愛田はな:ツンデレじゃなくて、うざかったら「うざい!!」と、思ったことを素直に言ってるだけなんですけど。なぜかそういう姿をツンデレと捉えられてしまっています。
横にいる(綾川)千ちゃんは、わたしの一個上の先輩なんですけど。普段から天然で、ちょっとヌケてるところもあるように、なかなか性格の読めない人。でも、歌っている姿がすごく印象的、いつも楽しそうに歌っているのが傍にいても伝わってきます。頼れるし、いろいろ教えてくれたりと尊敬出来る先輩なんですけど。でも、性格が読めないから、たまに何を考えてるのかわからないこともある…けど、いい人です(笑)。
綾川千捺:(白岩)由宇ちゃんはですね、わたしと同期なんですよ。一緒にSistersあにまで成長してきた仲間なんですけど。最初はすっごく清楚で、めちゃめちゃアイドルという印象だったんですけど。だんだんとプリンセス感を出してきたように、すごくキャラがぶっ飛んでて、今や「こんな子だったんだぁ」という印象です。でも、頼りになる子です。
――どの辺がプリンセスなんですか?
綾川千捺:お客さんに対する反応にしても、普段の受け答えも、何時も両手をギュッと握って「すてきー!!」「とんでもないですぅ!!」と言ってるように、その仕種がまさにプリンセスなんです。あと、一発ギャグをたくさん持っているように、ギャッブもいっぱいある子です。
白岩由宇:わたし、いつも上品なんです(笑)。横にいる(深瀬)ひなたさんはわたしの先輩で、Sistersあにまへ加入したときから「由宇ちゃん、こっち」など、よく面倒を見てくださってた方です。何時もクールな感じですけど、ときどき見せるニコッとする笑顔にキュンとします。ひなたさんもギャップのある方で、クールに見えて優しかったり、カチューシャを貸してくださったり、甘え上手なところもあるんですけどお姉さん感が出ていたりなど、いっぱいギャップがあるからギャップ萌えします!!
深瀬ひなた:こういうしゃべり方からして、プリンセスなんです。(可愛川)ひらりは妖精。Sistersあにまといえば格好いいイメージが強いですけど、グループの中では可愛い寄りの子だから、Sistersあにまに新しい印象を与えてくれました。見た目のように、いつもフワフワしてるんですけど、人間界へ舞い降りてきた妖精らしく、たまに「人間界では…」「妖精界では…」と話しだすように、ちょっと読めないです(笑)。あと、(香月)友梨奈さんが大好きで、友梨奈さんフェチ。ツボにはまると、30分くらいずっと笑っているなど、Sistersあにまの中でも一番謎が多くてキャラの強い、本当に個性的な子です。
可愛川ひらり:わたし、妖精が大好きで。調べたら、わたしは妖精でした。なので、人間界の可愛川ひらりと、妖精界の可愛川ひらりがいます。けっして二重人格ではありません。で、(篠咲)くれはちゃんは、同期なんですけど。同期の中で一番姐御肌だと思います。あと、「テレビはアニメを観るためにあるもの」という女子で、チェーンソーなどの電動工具を使って作品も作ってしまう、とてもアーティスティックな人です。
――電動工具を使えるって、すごいね!!
篠咲くれは:チェーンソーやグラインダーなど、一通り電動工具は使えるので、ぜひ、お仕事ください(笑)。(秋本)れいは同期なんですけど。ひたすらうるさい子です。もともとOLをしていたように、最初はおとなしいOLさんという雰囲気だったんですけど。じつは、めちゃめちゃ引き笑いをするし、うるさいし、ズーッとしゃべってるし、たまに何を言ってるのかわからない、すごく楽しい子です。一緒にいると楽しいように、いい子ですよ。
秋本れい:(香月)友梨奈さんは、このグループの中心的な存在。メインヴォーカルで、ダンスもすごくお上手です。わたし、もともとアイドルになるつもりはなかったんですけど。Sistersあにまのライブ動画を観たときに、友梨奈さんの歌やパフォーマンスを見て「Sistersあにまに入りたい」と思って、加入しました。その印象があったから、とてもクールな方だと思っていたんですけど。いざ会ってみたら、けっこうポンコツなところの多い方でした。でも、一緒におちゃらけてくれるし、クールさとポンコツとのギャップがすごく可愛くて好きです。あと、面倒みも良いです。いつも気にかけてくださいますし、いろいろ助言をしてくださるように、トータル的に見たら、すごく尊敬できる先輩だなと思います。
――友梨奈さん、そんなにポンコツなんですか?
香月友梨奈:twitterなどでも誤字脱字が多いんですよ。この間も「神田明神」と打とうとして、なぜかわたしのケータイの変換では「簡単イングランドさんありがとうございました」と意味不明の言葉に変換されていたりするんです。他にも、ライブ会場にリュックを置いてきちゃうとか、よく足元を何かにぶつけて痣ができるとか…。
綾川千捺:「衣装がなーい!!」と、バッグの中からものを出して散らかしたりね。
香月友梨奈: なんか、わたしの目は死角が多いみたいなんです。自分ではしっかり観ているつもりなんですけど。以外と見れてない死角が多いみたいで(笑)。見逃してしまうことが多いんです。
で、(吉岡)希望ですけど。とにかく明るくて元気な子。持ち前の明るさから、他のグループのメンバーにも積極的に声をかけていく人なんですね。たまにKYなところもあるんですけど、そのKYなところが、ステージ上での盛り上げに繋がることも多いです。あと、何事にも積極的なチャレンジャー。自分で「やってみよう」と思ったことへはひたすら突っ走っていく。たまに、予想外のことをしてびっくりもしますけど、そのチャレンジャー精神がいいですよね。
あなたへのメッセージ
――Sistersあにまの1stシングル「Queen of〜」、けっこう評判も良いですね。
香月友梨奈:最初のシングルで結果は残せましたけど、これに満足することなく、アニソン系アイドルグループと言ってる以上は、アニメのタイアップを取れたり、アニメ関連の仕事を行えるようになりたいなと思っています。
――最後に、改めてひと言ずつメッセージをもらおうか。ふたたび、希望さんからお願いします。
吉岡希望:9人になって、まだパフォーマンス面で十分じゃないところもあるんですけど。9人いるからこその想いや意見もあるように、そういうのを出し合い、まとめていけたらSistersあにまはもっと強くなれます。この9人でもっともっと上を目指していきたいので、これからもファンの方々には見守っていただきたいです。
個人的には、一周年公演が単独じゃなく主催公演だったので、二周年公演は単独公演としてやりたいなと思っています。
愛田はな:Sistersあにまは、ライブ中のパフォーマンスだけじゃなく、メンバー間でのアイコンタクトしている姿など、ライブ中にもそういうやりとりをよくしています。個人的にはそこを楽しんでいるので、ライブを観てくれているファンの方々にはそこも注目していただきたいなと思います。
個人的には、歌っているときの表現力をもっと上げていきたいなと思っています。
綾川千捺:9人になってからのSistersあにまはとくに、フォーメーションなどのパフォーマンスで見せるライブが多くなっているように、そこの迫力を感じて欲しいのと、もっともっとパフォーマンス力を色濃くしていけたならと思っています。
個人的には、Sistersあにまの中でもっともっと存在感を放てるようになりたいなと思います。
白岩由宇:けっしてまんねり化せず、見飽きたと言われないように、格好いい曲はさらに格好よく、ふざけられる曲は全力でふざけてなど、何事も全力でやっていきたいですし、毎回のライブごと、みんなに「楽しいよ」と言ってもらえたら嬉しいです。
個人的には、プリンセスって聞いたら、「あっ、白岩由宇のことね」とみんなが思うようになりたいです。
深瀬ひなた:デビューから1年8ヶ月でTSUTAYA O-WESTでワンマンを行えるまでSistersあにまは成長してきました。コロナ禍以降、制限されたライブ環境の中でやり始めてからも2ヶ月くらい経ったんですけど。その中でのやり方のコツもつかんできたように、あとは、その中でどう工夫しながらお客さんたちにも満足してもらえるかをもっと考えていきたいなと思っています。そのうえで、もう一つ上を目指したいです。
個人的には、わたし初期メンバーなんですけど、何もせずにひょっこりついてきている感じなので、ちょっとは頑張って成長していけたらなと思っています。
可愛川ひらり:ライブを観た人たちに、少しでも「Sistersあにま、いいじゃん」と思ってもらえるように、わたしもダンスやパフォーマンスのレベルをアップさせ、Sistersあにまのシンボルになれるように頑張ります。
個人的には、みんなの癒しになれるように頑張ります。
篠咲くれは:可愛川ひらり・篠咲くれは・秋本れいの3人は、制限されたライブ環境の中でのデビューになりました。最初にオンラインの特典会でお披露目になり、その後、オンラインでライブデビューし、ようやく制限された中でのライブ活動ということから、マスクをしての活動が多く、まだ素顔を出す機会が少ないのが現状です。だけど、今はとても充実しています。Sistersあにまのメンバーになり、まだまだ余裕のないところも多いですけど。早くファンのみなさんにも、メンバーにも、「入ってくれて良かった」と思われる存在になりたいので、これからも頑張ります。
秋本れい:新メンバーとして加入しても、それを素直に受け入れてもらえるのはけっして当たり前じゃないと思っています。だけど、Sistersあにまのファンの方々は、新メンバーたちをとても温かく向かえてくださっています。最近では「9人編成になって良かったね」という言葉をいただけるようにもなりました。だからこそ、このメンバーでもっともっと上を目指したいです。
わたし、アイドル活動が初めてだから、まだまだわからないこともたくさんあります。今も、ダンスについていくのに必死だったりもするんですけど。個人的には、キャラクターではなくパフォーマンスを観て好きになってくれる方が増えたらいいなと思っています。
香月友梨奈:結成から1年8ヶ月の中、メンバーも9人編成と増えれば、そのぶんフォーメーションでも大変な部分は増えたんですけど。それでも、個々のスキルがレベルアップしていくのを感じているように、だいぶSistersあにまらしさを出せるようになってきたなという手応えを覚えています。理想は、誰かが突出するのではなく、どの子に振っても、それぞれが全部の役割を担えるグループにしていけたらなということ。
わたしは、アニソン系という言葉にこだわりを持っています。早く"系"の文字を取って、自信を持って「アニソンを歌うアイドルグループです」と言えるようになりたい。個人としては、可愛くなりたいし、もっともっとスキルアップしていきたいです。これからもぜひ、Sistersあにまに注目してください。
取材・文:長澤智典
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