FEATURE
CANDY GO! GO!のバックを担うバンド「Elue marine」。初インタヴューを公開!!
CANDY GO! GO!がバンドスタイルでコラボレートするときにパートナーを担うバンドとして誕生したのが、Elue marine(エルマリン)。メンバーは、HiToMi(G)・しあちゃん(G)・マホ(B)・てやんでぃ!(Dr)の4人。CANDY GO! GO!×Elue marineとしての初ライブが行なわれたのが、3月21日に渋谷RUIDO K2で行なった主催公演の場。その日のライブを終えたばかりのElue marineのメンバーたちへ話を伺った。
Elue marine参加の経緯。その背景には…。
──まずは、CANDY GO! GO!のバックバンドを担うメンバーになろうとした経緯から聞かせてください。
しあちゃん わたし自身CANDY GO! GO!さんのことを前から知っていたこともあって、プロデューサーの方から声をかけてもらっての参加なんですけど。話をいただいたときに「こんなにも願ってもないチャンスはない」と思ったように、わたし自身は普通に嬉しかったです。わたしはヲタクなので、CANDY GO! GO!さんには最初から親しみを持ってました。
──今は、ヲタクよりも少しステップアップした姿なんですよね。
しあちゃん:ヲタクより上の存在です(笑)。でも、ステージを離れてフロアに行くと…ヲタクに戻ります(笑)。
HiToMi:わたし、このメンバーの中で一番キャリアが短くて。CANDY GO! GO!さんのメンバーになったのも、ネットでメンバー募集をしているのを見つけたことがきっかけでした。そのときに観たいくつかのMVを通して「すごく恰好いい!!」と痺れてしまい、「この曲たちを弾きたい」と思って応募したところ選んでいただきました。実際にお話をいただいたときには、あくまでもCANDY GO! GO!さんのバックバンドだと思っていたんですけど、じつはもっと大きい話だったので驚きながら、今はそのプレッシャーを感じつつも頑張っています。
マホ:わたし、お誘いをいただいたタイミングがメンバーだったバンドから脱退した次の日で、「すごくタイミングがいいな」と思って。プロデューサーの岡部さんはわたしの弾いていた楽曲も聞いてくださっていたらしく、それをきっかけに声をかけていただいたこともあって、「ぜひ!!」と参加を決めました。
てやんでぃ!: あのぉ最初にお話をいただいたときに、もともと知ってたアイドルさんだったので「頑張らなきゃな」と思いました。しかも私たちのニュースがYAHOO!ニュースにまで掲載されたから、ますます「頑張らなきゃ」と良くも悪くも自分にプレッシャーがあったんですけど。今回のデビューライブは、良い方へプレッシャーが向いたので良かったと思います。
──あのぉ、加入のきっかけを聞いたはずなのですが。。。
てやんでぃ!: あっ、お誘いを受けての加入だったんですけど、最初は「人違いじゃないかな」と思ったのが正直な感想です。
──ところで、なんで「てやんでぃ!」なんですか?
てやんでぃ!: わたしのtwitterを観てくださる方々に、Elue marineとして活動をするときの名前を決めてもらおうと思い、「あなたのとなりにかおりーぬ」「ところでかおりーぬ」とかいろんな"かおりーぬ"の名前を並べ、投票で決めてもらった結果、選ばれたのが「てやんでぃ!かおりーぬ」でした。最初はその名前で活動しようと思っていましたが、みなさんメンバー名が短いのに、一人だけ長いのは…と思い、そこから「かおりーぬ」ではなく「てやんでぃ!」にしました。もはや、「かおりーぬ」ではなくて、てやんでぃ!(笑)。そもそも、本名が「かおりーぬ」ではないように、名前がどんどん遠くなりました(笑)。
関係性は穏やかに。でも、練習は厳しく。
──このメンバーが集まったのが??
HiToMi:1月にCANDY GO! GO!さんの主催公演の日に、初めて顔合わせをしました。
──ということは、本当に短い期間の中でバンドをまとめあげてきたわけだ。
しあちゃん:そうです。人間的にも、音楽性の面でも、短い期間の中で一緒にリハーサルを重ねつつ、今も切磋琢磨しながら関係を深めています。当然、CANDY GO! GO!というメンバーさんの名前も背負って活動をしていくことになるので、まずは私たち自身がしっかりまとまっていかなきゃ駄目だから、サポートバンドではなく、パーマネントなバンドという意識をしっかり持って活動をしています。
──お互いの関係性を深めてゆくうえで心がけたことがあったら教えてください。
てやんでぃ!: スタジオ練習を終えたあとに、練習の話だけじゃなく、「こういうことがあったよ」「今日、何々を食べてきた」などプライベートな話をしながら ちょっとずつ関係を深めていきました。しあちゃんちゃんがカレー好きとかね。
しあちゃん:えっ、そうだっけ?
てやんでぃ!: そうだと思ってた、あっ、駄目でしたね(笑)。
しあちゃん:ぜんぜんコミュニケーション出来てないね(笑)。
てやんでぃ!: おかしい、おかしい(笑)
――この、緩い関係がいいね。
マホ:前に、嫌なバンドの空気の中で活動をした経験があったんですけど。ここはそうしたくなかったから、なるべく気持ちのいい会話が出来る雰囲気は心がけています。
──マホさんが、Elue marineのリーダーなんですよね。
マホ:リーダーというか、最年長ということでバンマスをしています(笑)。
てやんでぃ!: 頼りにしています!!
マホ:このバンド、関係性は穏やかに。でも、練習は厳しくやっています。その匙加減は意識していることです。
一般常識の欠けたぶっ飛んでるウルフこと、ギターのHiToMi。
──各メンバーのキャラクターも知りたいなと思っています。ぜひ、隣にいるメンバーを紹介してください。
しあちゃん:わたしからいきますね。横にいるウルフ(HiToMi)を紹介します。初ライブのMCでもウルフと呼ばれていたように、キャラ的にも、雰囲気的にもウルフと呼ばれてるんですけど。割とおとなしそうな見た目をしているのとは裏腹に、衣装のスカートをいきなり切ってアレンジしたり、初ライブのときにも衣装をホッチキスで止めてたりなど、普通はやらないことを何の疑問も持たずにやっちゃうワイルドさがあるように、このメンバーの中で一番ぶっ飛んでいます。
HiToMi:自覚はないです。
しあちゃん:自覚がないからヤバいんだって(笑)。
──一般常識は持っている方?
しあちゃん:微妙です(笑)。
てやんでぃ!: まだ若いからね(笑)。
HiToMi:えっ、常識人じゃない?
しあちゃん:常識人は、自分からそうは言わないの(笑)。メンバーの中で一番ぶっ飛んでいます。だから、いじればどんどん面白くなっていくと思います。 わたし、会って3-4回目で「こいつヤバい」と思ったように、みなさんもこれからどんどんそうなっていくと思います(笑)。
てやんでぃ!: なかなかヤバいよね(笑)。
責任感が強く落ち着いてるけど、じつは笑いのセンスに長けたベースのマホ。
HiToMi:わたしはマホさんの紹介をします。マホさんは性格も、ベース的にもすごく安定しているし、責任感が強くて、しゃべり方が落ち着いているように、その口調やしゃべり方がわたしは好きなんです。いつもすごく面倒をみてもらっているように、マホさんがいると、とても安心感があります。
──リーダーとして、しっかりバンドを引っ張ってくれている方だ。
HiToMi:はい。けっこう厳しく言うんですけど、その口調はすごく穏やか。だから、ついていきたいと思ってしまいます。
しあちゃん:でも、バンドを離れたら面白い人(笑)。一番笑いのセンスがすごい。
マホ:そうやってさ、ハードル上げんのやめてよ(笑)。
逞しいぜ、ドラマーのてやんでぃ!だぜっ!!
マホ:横にいるてやちゃんはね、すごい可愛らしい見た目をしているんですけど。性格が「男」です。てやんでぃ!という名前に相応しくガッツがあるというか、逞しい。メンバーみんな逞しいんですけど、その中でもとくに逞しい人なのがてやちゃん。あと、ストイックな人です。
──ちょっとやそっとじゃヘコタレナイ人だ。
てやんでぃ!: 人前では、何を言われても「はい、わかりました」と言えるんですけど。家に帰るとグヌヌヌヌッて落ち込みます。
──人前で弱さを出したくない人だ。
てやんでぃ!: その辺は、ちょっと強がりかも知れないです。「悔しいぜ!!」とか元気に言えればいいんですけど、なかなか…。
マホ:いや、その辺も逞しいから(笑)。見た目とは裏腹に逞しい印象が…。
しあちゃん:すごい男勝りな印象が…(笑)。
正確無比なギタリストのしあちゃん、じつはヲタクで酒飲みです!!
てやんでぃ!: しあちゃんはですね、。今日演奏した「Born to fate」のソロのところとかすごい綺麗に弾いてたように、「おっ、そうくる!?」という驚きを与えてくれる人。しかも、テンポが速かったり遅れたりなど揺れることなく、とても正確なんです。その卓越したところが、同じバンドメンバーとして「凄いな」と思っているところです。でも、人間的にはヲタクで酒呑み(笑)。
しあちゃん:そこだけめっちゃクズじゃん(笑)。
てやんでぃ!: あと、妹キャラだから、ほっとけない。そこはHiToMiも一緒。
HiToMi:お互いポンコツだからね(笑)。
──しあちゃんはヲタクということで、そこに共感を覚える人たちも多いんじゃないですか?
しあちゃん:そうなんです。接触のときにも推しメンの話をしにくる人もぜんぜんいるから、聞いてて楽しいです。
──「えっ、わたしじゃないの?」とはならないの?
しあちゃん:それはないです。推しメンにもして欲しいけど、「こういうことを言われたんだよ」など、そういう会話相手でわたしはぜんぜんいいです。
今はまだCANDY GO! GO!のメンバーらに必死に食らいついています。
──みなさん、CANDY GO! GO!のメンバーともまだそんなに回数は会っていないんですよね。
マホ:本当に限られた時間の中でお会いし、一緒にリハーサルをやっているのが現状です。初ステージを迎えるまでにも、リハーサルを重ねる回数も正直多くはなかったんですけど…。
しあちゃん:メンバーみなさん忙しいので、一堂に会するのはなかなか…。
HiToMi:11人で集まるのってけっこう大変です。
──でも、初ステージ上のMCでは、いい感じで絡み会っていましたよね。
しあちゃん:そこは、CANDY GO! GO!のメンバーさんの腕でしたね。みなさんしゃべるのが上手いし、慣れていますよね。
──4人とも、今はまだCANDY GO! GO!のメンバーらに必死に食らいついている形だ。
しあちゃん:っていうか、それのみです。
──短い期間でバンドの音をまとめあげるのは大変だったんじゃない?
しあちゃん:それも含めて勉強になっているように、めっちゃいい経験になっています。
マホ:ここから、もっともっとパワーアップしていきたいです。
しあちゃん:限られた時間の中だろうと、やることはしっかりとやるので。
てやんでぃ!: そうだね。早く阿吽の呼吸が出来るくらいにまでメンバーさんのことを知りたい。
マホ:そこは時間が解決することかなと思います。
初ライブを終えて…。
──初ステージの感想も聞かせてください。
しあちゃん:練習期間が短いという前提もあったせいか、細かいところまで煮詰めきれなかったのが悔しいのが正直な感想です。なぎささんも、MCで「今日が最悪のライブだと思ってください。ここから成長していくので」と言ってたように、本当にここからだと思ってます。ただ、ヲタクのみなさんめっちゃ優しければ、ライブでノッてくれてたことがすごく嬉しかったように、プレッシャーよりも楽しさが勝ちましたし、めっちゃいいライブになりました。今回は、良い意味でも悪い意味でも、お客さんに「今はこのレベルなんだ」と知ってもらえたので、そこからの成長を温かく見てもらえたらなと思っています。
HiToMi:わたし個人のことで言うと、活動歴がすごく短いし、大人数のお客さんの前で演奏した経験ってほとんどなくて。なので、わたしは緊張とプレッシャーが勝ってしまい、あまり良い演奏が出来なかったと思ってるんですけど。次からは、もう寝ても弾けるくらいに場馴れして、本来の力を出せるように精進していきたいです。
──でも、一度ステージを経験したから、何処か安心感もあるんじゃない?
HiToMi:そうですね。どんな感じかがわかったので、次からは…。
マホ:なんでも一回目が一番緊張しますよね。今日はギリギリのレベルだったかも知れないけど、無事に終えられて本当に安心もしたし。純粋に楽しかった。何より、応援してくれるお客さんたちの期待にもっともっと応えていきたいなという思いが強くなりました。
てやんでぃ!: わたし、演奏中いつも顔がすっごい強張ってるんですよ。だから笑う練習も事前にしていたんですけど、今日のライブは、自然に笑顔で叩けました。とくに「Fake News」でみんながワーッと手を上げるシーンは、リハーサルのときでもわたし一人真顔で必死に叩いてたんですけど、今日はニコニコ出来ました。何時も出来なかったことを、今日はしっかり出来たのが良かったなというのと。今日ズッとクリックを聞きながら演奏をしていたんですけど、みんなドラムの演奏にぴったりで、もうそれが嬉しくて。今日はどの曲もジャストで演奏できたことも、ドラマーとして嬉しかったことでした。
「そこら辺の地下アイドルと違いますよね」と失言をしちゃいました(笑)。
──CANDY GO! GO!の楽曲の印象ってどうでした?
マホ:アイドルでも、ガールズロックバンドでもなく、普通にアーティストしている音楽だなと思います。しかも、センターを張れる人たちばかりが集まっている印象も受けました。とくになぎささんが、その中でも飛び抜けているなと感じました。
しあちゃん:CANDY GO! GO!ってアイドルという感じのポテンシャルじゃなくて、どっちかと言ったらアーティストというポテンシャルでやってるなという印象です。わたし、公開収録している「おしゃべりCANDY」という番組にElue marineとしてゲストとして出たときに、「そこら辺の地下アイドルと違いますよね」と失言をしまして(笑)。それくらい、群を抜いてアーティスト感が強いなっていうのがCANDY GO! GO!に対しての印象です。楽曲も「強い女」という感じだし、本人たちのイメージも楽曲に劣らず強い女を表現しているところが、本当に凄いなと感じてます。
HiToMi:初めてCANDY GO! GO!さんのライブを観たときに、こんなに踊りながらしっかり歌える人たちっているんだと思ったし、とてもストイックなメンバーさんたちなんだなと思いました。とにかく恰好いいです。
てやんでぃ!: CANDY GO! GO!さんの楽曲はどれもキャッチーです。しかも、ヲタクの想像力を膨らませれられる面白くて楽しい曲が多いなという印象です。
いずれはCANDY GO! GO!×Elue marineとしてワンマン公演を…。
──次は、5月16日の主催公演でのライブになります。
マホ:次回までに演奏出来る楽曲を増やせば、パワーアップもしていくと思います。演奏する楽曲は、回数を重ねるたびに増やしていきますし、いずれはワンマン公演として見せたいです。
しあちゃん:めざせCANDY GO! GO!楽曲のコンプリートです。
マホ:ガールズバンドシーンでの活動もしていきたいですし、私たちもまだ11人編成でのライブを体験出来ていないように、そこも楽しみです。
──Elue marineとしても、今後は単体で動いていくのでしょうか?
しあちゃん:将来的には自立じゃないですけど、自分たちのみでの活動もやっていこうという前向きな姿勢ではいますけど。今は、CANDY GO! GO!さんと一緒の活動を主軸にしていきます。
──最後にひと言メッセージをお願いします。
マホ:今後期待に応えられるように頑張っていきます。やれることも増えていくだろうし、やりたいことも増えていくだろうし、そういうのも含め、期待して待っていてくれたらなと思います。
TEXT:長澤智典
<インフォメーション>
CANDY GO!GO!主催
「NEXT-Girl's ONE in O-NEST」
4月27日(月)
会場:TSUTAYA O-NEST
OPEN18:00 START18:30
前売2500円 当日3000円 1D代別
*イープラス:https://eplus.jp/sf/detail/2459500001-P0030004?P6=001&P1=0402&P59=1
<入場順>①手売りチケット→②プレイガイド→③予約取り置き
出演:CANDY GO!GO! with BAND 、道玄坂上り隊
(☆尚、終演後、Team OKB新ユニットメンバーより、ステージ挨拶あり)
ゲスト:CUICUI、Risky Melody、tegakiLife
CANDY GO!GO!
”Guest Musicians BAND”
Gt : ナカダツバサ(tegakiLIFE)
Gt : 鈴木諒介(ghostnote)
Ba : かのーつよし
Dr : マーシー(→SCHOOL←)
2020年度 開催日程
5月25日(月)/7月27日(月)/8月31日(月)/10月26日(月)/11月30日(月)
★CANDY GO!GO! 結成10周年記念シリーズ公演を開催!
10years anniversary Series 「GIGS - XTRAILS」
prologue vol.3 2020.05.05 SHIBUYA Glad (過去、3回目のワンマン公演として、2011年12月11日にて同所で開催)
2020年5月5日(祝・火)
会場:渋谷Glad OPEN15:00 START15:30 前売2500円 当日3000円 1D代別 出演:CANDY GO!GO!
CANDY GO!GO! 結成10周年記念シリーズ公演
これまでの過去10年間のCANDYワンマン会場の足跡・痕跡を辿り、 あらためて「原点回帰」として開催!
ファイナルのメイン公演は、過去2度開催している「LIQUIDROOM」にて開催!
CANDY GO!GO! ~10years anniversary Series 「GIGS - XTRAILS」
prologue vol.1 2020.01.05 SHIBUYA RUIDO K2 prologue
vol.2 2020.03.15 aube SHIBUYA prologue
vol.3 2020.05.05 SHIBUYA Glad prologue
vol.4 2020.06.12 SHIBUYA asia
prologue vol.5 2020.07.14 SHIBUYA WOMB
Main performance 2020.08.15 LIQUIDROOM
~やるぞ!新潟!!
★2020.9.20(Sun)
初の新潟ワンマン開催決定!
新潟GOLDEN PIGS RED STAGE
~行くぞ!名古屋!!
★2020.11.14(Sat)
3回目の名古屋ワンマン開催決定!!!
HOLIDAY NEXT NAGOYA
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Elue marine
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てやんでぃ! twitter
@tyndy_dr
<SET LIST>
「神様のイジ悪」
「Born to fate」
「Fake News」
「Cinderella Call」