FEATURE

2020.03.07

「HOT DOG CAT、シングル「曖昧me」の魅力を裏側まで語る??!!」HOT DOG CAT インタヴュー

3月10日に1stシングル「曖昧me」を発売するHOT DOG CAT。3月3日には、渋谷WWWで無観客生配信ライブも実施。世間の厳しい状況の中でさえ、つねにキラキラ☆ポジティブな気持ちを忘れない彼女たち。4人が語るシングル「曖昧me」の魅力をここにお届けしたい。

無観客生配信ライブについての4人の気持ち。

――まずは3月3日に渋谷WWWで行なった無観客生配信ライブについてお聞きしたいのですが、「無観客生配信ライブ」と決まったときどんな気持ちでした?

大原莉奈：無観客生配信ライブと決まったときはポッカリ心に穴が開いた気持ちになって、正直、気持ちを整理するのに時間がかかったんですけど。スタッフさんや関係者の方々が配信という形を直前に作ってくれたことから、私たちが4ヶ月間準備してきたものをみんなへ観てもらえる環境が出来て、ホッとした気持ちが一番強かったです。

鈴本りん：わたし、無観客ライブと決まったときに悲しくて、「どうしたらいいんだろう」って自分でも悩みました。ライブって、お客さんがいるからこそテンションも上がって熱いライブを届けられるじゃないですか。ましてこの日は、ワンマンライブを楽しみに、お仕事まで都合をつけて観に来てくださる方々がいるお話も聞いていたから、何もせずに終わらせたくはないと思ってて。そうしたら生配信をすることが決まりました。みんなと一緒の場にいれないのは残念だけど、ここまでやってきたことを無駄にすることなく全力で届けようと決めました。本当は、生バンドで初披露の日だったから、その姿をみんなに目の前で観てもらいたかったけど、一回きりでHDC BANDを終えるわけではないから、また別の日にお客さんたちには見せたいと思っているから楽しみにしていて欲しいです。

黒沢あかり：無観客ライブと知ったとき、誰かが悪いわけじゃないけど。それでも、みんなに対して「ごめんなさい」と思ったし、家に帰って泣いちゃったけど。泣いたからって何も変わらないから、「無観客で届ける楽しいライブにする」という気持ちに切り換えました。それに「無観客ライブ」は人生でなかなか経験出来ることではないから、ちょっとワクワクもしました。あかりは、絶対にコロナには負けません!!!!

白河陽奈：最初、「無観客ライブにする」という話を聞いたとき、当日を楽しみにしてくれてたファンのみんなの気持ちや、その日のためにすごく練習してくれたバンドメンバーやいろんな準備をしてくださっていたスタッフのみなさんに、とても申し訳ない気持ちでいっぱいでした。だけど、ここで私たち自身がへこんでしまったら、みんながもっと悲しんでしまうこと。せっかく「無観客生配信ライブ」と決まったからには楽しもうと気持ちを切り換えました。HOT DOG CATは、ファンのみんなを振りまわしてばかりだけど、そんな波瀾万丈なところもHOT DOG CATなのかなと思ったから、今回も一つの経験にしながら、また次へプラスに繋げられるようにしようと思っています。

プロレス技も駆使したMV「曖昧me」が完成!!

――ここからは、1stシングル「曖昧me」へ収録した楽曲の魅力をお聞きします。表題曲にもなった「曖昧me」はMVも制作、中で、メンバーはプロレスにも挑戦しました。

白河陽奈：撮影は、むちゃくちゃ楽しかった!!スタッフさんにも、「陽奈が一番楽しんでるね」とめっちゃ鼻で笑われてましたし(笑)、それくらい、撮影を楽しみすぎちゃいました!!

――プロレス愛、芽生えてしまいました?

白河陽奈：芽生えました!!ダンスは普段からやっていますけど、それ以外のことで身体を動かすことがなかなか無いからこそすごく楽しいと思ったし、プロレスもやってみたいと思いました。

――陽奈さんと莉奈さんは、実際にプロレス技を繰り出していましたからね。

白河陽奈：わたし、リングの一番上からフライングボディアタックを仕掛けたんですけど。「ここから見る景色って、こんな感じなんだ」と思えていたように、めっちゃ楽しかったです。

大原莉奈：わたしは、相手を放り投げる技だったんですけど。初心者でも上手く投げられるように教えていだだき、それを上手くやれたからすごく楽しかったです。

黒沢あかり：わたし、プロレスを観に行きたくなりました。臨場感あふれる本物のプロレスを観てみたいです。

――りんさんとあかりさんは、さすがに技をかけるまではやらなかったんですね。

黒沢あかり：最初やろうと思ったんですけど、「髪型が崩れるー」と思って(笑)。何よりも髪型を大切にしたくて、あかりのプロレス技の部分は無しにしてもらいました。

鈴本りん：わたし、移動中の車に酔っちゃって。なのに、激しい運動をしたらリバースしちゃうかなと思ってやめました。本当は、わたしも「格好いい技をかけてみたい」と思ったんですけど。今回は、2人にお任せちゃいました。

曖昧だっていい?!「曖昧me」に込めた想いの真相とは…。

――「曖昧me」のMVも見どころ満載ですが、楽曲自体の印象も教えてください。

鈴本りん：楽曲の振り付けを陽奈さんが付けてくれました。ライブでもずっと歌ってきてたけど、まさかこの歌が表題曲になるとは思わなかった。

白河陽奈：「曖昧me」は、ライブでめっちゃ盛り上がる曲なんですよ。そういう盛り上がり曲が表題歌になったのですごく嬉しいです。

――みなさんの中にも、「曖昧な感情」はあるのでしょうか?

黒沢あかり：あかりは、人生に対する生き方が曖昧…っていうか、曖昧に生きてます。だからこそ、白黒はっきりさせる生き方に憧れます。

鈴本りん：わたし、白黒はっきりしていたい人なんですけど。歌詞の中に「DDだっていいんじゃない?」と出てくるように、もうちょっと緩い感じで生きていたほうが人生は楽なのかなとも思いましたし、歌いながら気持ちがちょっと楽になりました。

大原莉奈：わたし、あまり考えて生きたことがないです。

白河陽奈：わたしも「生き方が曖昧か?」と聞かれたら…意志は強いけど、引くときは引くようによくわかんないです。ただ、この歌では「白黒つけることを求めすぎると弊害が出てくることもあるから、自然体でいいんだよ」って意味もあるそうです。

鈴本りん：「宗教でいがみあうとかね」、そういうお話を聞く前まではポップな感じで受け止めていましたし、私たちが歌う以上、そこはポップでいいんだとも思っています。

めざせ、オリンピックアンバサダー。「オリンピック・ハイテンション」の魅力とは…。

――「オリンピック・ハイテンション」は、ライブで盛り上がりを作る楽曲として定着しています。

黒沢あかり：「オリンピック・ハイテンション」を歌っているときってすごく楽しいし、テンションも上がります。

鈴本りん「オリンピック・ハイテンション」が流れだすとみんな「やったー!!」となるように、ライブではすごく盛り上がる歌だし、すごく愛されている楽曲になっているからとても嬉しいです。

――今年は、東京オリンピックが開催になる年だからこそ、とくにこの歌の支持が高まるのもわかる気がします。ちなみに、オリンピックやパラリンピックが終わったら、この歌を歌うのも4年後になるのでしょうか？

大原莉奈　4年後のオリンピックとパラリンピックへ向け、引き続き歌い続けます。

白河陽奈：2年後には冬季オリンピックとパラリンピックもあるからね。

鈴本りん：HOT DOG CATがアンバサダーになれるように、次のオリンピックへ向け「オリンピック・ハイテンション」を歌い続けます。

黒沢あかり：わたし、「世界で一番君が大好き君の隣は譲れない」という歌詞が可愛くて好きです。

鈴本りん：「絶対獲るぞ恋の金メダル」の歌詞も、すごく可愛いよね。

白河陽奈：Bメロはラップ調のようこれまでの楽曲とは違う感じもあるように、今までとは違うHOT DOG CATを「オリンピック・ハイテンション」では味わえると思う。

大原莉奈：わたし、「大歓声そのどきさくに紛れて君とハイタッチ」の歌詞が好き!!。きっと、こういう恋愛をしている女の子もいるんだろうなぁと思ったし、オリンピックとかスポーツ観戦をしているときに、こういうことが行なわれているのかなと想像をしたらワクワクしてきます。

「炎上キャンプファイヤー」、可愛い歌の歌詞に隠された本当の意味とは…。

――「炎上キャンプファイヤー」も、気持ちを熱く滾らせる楽曲じゃない?

黒沢あかり：タイトルからしてヤバいよね。

鈴本りん：「炎上キャンプファイヤー」の歌詞が可愛いんです。だけど、歌詞の裏には、この曲を書いた(石谷)光さんのいろんな想いがいっぱい詰め込まれています。

――歌詞には、キャンプフャイヤーを囲んでフォークダンスに興じる風景が描かれています。みなさん、フォークダンスの経験は?

大原莉奈：中学校の林間学校や高校の体育祭でやらされました。

鈴本りん：「オクラホマミキサー」や「マイムマイム」を踊らされました。

黒沢あかり：あかり、フォークダンスとかやったことない。

鈴本りん：すごい嫌だった。

黒沢あかり：あれって、男子とペアになるの?

鈴本りん：そう、手を繋がされて…。

黒沢あかり：あっ、それはヤだ!!

鈴本りん：ちゃんと手を繋がないと先生に怒られるんだよ。

――みなさん、歌詞とは間逆な意識の人たちなんですね(苦笑)

黒沢あかり：こういう想いの子もいるってことなんだよ、きっと。もしくは、男子の願望なのか…。

鈴本りん：そこまでは感じ取れなかった(笑)。

黒沢あかり：「炎上キャンプファイヤー」は、まさに青春ソングだよね。

大原莉奈：わたしには、こんな青春はなかった(笑)。

黒沢あかり：こういうのを、憧れる王道の青春って言うんじゃない?!。あかりが一番好きな歌詞が「Das ist Saint Germain」と叫ぶところ、何回もレコーディングで歌っていたら、「出して30・」にしか聞こえなくなっちゃって、「あれー??」みたいな(笑)。

大原莉奈：最後の「Campfire She is fired」も深い意味がありすぎて…。でも、基本はピュアな青春ソングです。

白河陽奈：この曲、HDC BANDでも歌い演奏したいなと思った。

黒沢あかり：「炎上キャンプファイヤー」は可愛い曲だから、みなさんにも気に入ってもらえると思います。

何時だってメンバーは「キラキラ☆ポジティブ」!!

――「キラキラ☆ポジティブ(2020 version)」は、「キラキラ☆ポジティブ」の4人による最新バージョンになります。

大原莉奈：HOT DOG CATとして一番最初にもらったオリジナル曲が「キラキラ☆ポジティブ」なんです。だから、歌い始めてもうすぐ2年経ちます。しかも、ようやく今のメンバーのバージョンで「キラキラ☆ポジティブ」を形に出来たのも嬉しいんです。

鈴本りん：配信で「キラキラ☆ポジティブ」も出してるんですけど、それは6人バージョンだから、2020年バージョンの「キラキラ☆ポジティブ」を聞いて欲しいよね。

白河陽奈：わたし、6人バージョンも、今のバージョンも、両方落ちサビを歌わせていただいてるんですけど。この2年弱でどれくらい歌が成長したのかも聴き比べてもらえたらなと思ってる。

大原莉奈： HOT DOG CATと言えば「キラキラ☆ポジティブ」と言われるくらいの代表曲だしね。

――みなさん、普段からキラキラ☆ポジティブ思考の人たち?

鈴本りん：みんな、「なるようになれ!!」と生きてます(笑)。

白河陽奈：みんな普段からポジティブすぎるから、キラキラ☆ポジティブでいるのが普通というか。

鈴本りん：わたし、自分がHOT DOG CATへ入るためのオーディション曲として「キラキラ☆ポジティブ」を覚えたし、あの当時は「絶対にHOT DOG CATのメンバーになる!!」という気持ちですごく練習していたように、今でも「キラキラ☆ポジティブ」を歌うたびにあの頃の気持ちを思い出す。

白河陽奈：わたしも、いまだ「キラキラ☆ポジティブ」を歌うと初心に戻れる。

大原莉奈：わたしも、そう。

黒沢あかり：わたし、ようやく本物の「キラキラ☆ポジティブ」を手に出来たなと思っています。もちろん、6人バージョンの「キラキラ☆ポジティブ」もHOT DOG CATなんですけど。そこにあかりがいなかったから、わたしにとってそっちのバージョンは偽物なんですよ。それに、わたしの知らないメンバーたちがいっぱい歌ってるし。だから、今の「キラキラ☆ポジティブ」が大好きです!!

渋谷WWW公演をリベンジしたい!!

――7月17日に、恵比寿CreAtoを舞台にしたワンマン公演「らーらららーららららららー」が決まりました。

白河陽奈：今、HOT DOG CATの新メンバーオーディションをやっているんですけど。もしかしたら、次は新メンバーを加えてのワンマンになるかも知れないし、この4人としてのワンマンは最後になるのかも知れない。そこがどうなるかだよね。

鈴本りん：とにかく、このまま立ち止まらずに、HOT DOG CATはどんどん加速していきます!!

大原莉奈：今回、渋谷WWWでの公演は無観客ライブだったし、わたしたちが楽器を演奏したHDC BANDとしての姿もまだお客さんに観てもらっていないから、今回の公演のリベンジは絶対にします!!!!

白河陽奈：7月のワンマンでHDC BANDを出来たらいいけど、どうなるんだろね。

黒沢あかり：もうこれ以上、今年のHOT DOG CATには悪いことが起きないで欲しい!!

白河陽奈：炎上するなら、良い意味でしたいです!!

LIVE PHOTO:本間裕介

TEXT:長澤智典

＜インフォメーション＞　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
渋谷WWW無観客ワンマン「HOT DOG CAT 3rdワンマンライブ〜わんにゃんオリンピック2020〜」

曖昧me MV

＜CD情報＞

HOT DOG CAT
「曖昧me」
1. 曖昧me
2. オリンピック・ハイテンション
3. 炎上キャンプファイヤー
4. キラキラ☆ポジティブ (2020 version)
5. 曖昧me (off vocal)
6. オリンピック・ハイテンション (off vocal)
7. 炎上キャンプファイヤー (off vocal)
8. キラキラ☆ポジティブ (2020 version off vocal)

2020年3月10日(火)発売
A-type IGET-012
B-type IGET-013
1182円 +税
発売元: I-GET MUSIC
販売元: FWD inc.

＜LIVE情報＞

2020年7月17日(金)
恵比寿CreAto
HOT DOG CAT ワンマンライブ
らーらららーららららららー
出演 HOT DOG CAT
開場 18:30　開演 19:00
前売 2500円　当日 3000円 (ドリンク代別)
チケット発売日
①手売り
発売日については後日告知いたします。
②イープラス
2020年3月14日10:00～
https://eplus.jp/hotdogcat-717/
入場順
①、②並行入場→当日券
お問い合わせ
ネクストロード　03-5114-7444(平日14:00〜18:00)
主催:NEXTROAD
企画・制作:I-GET