FEATURE

2020.01.14

アンダービースティー、5人体制になって初となるシングル「Real Blade」を、春にエイベックスよりメジャー流通で発売!!次のワンマン公演は、新木場STUDIO COASTを舞台にした6周年公演!!

アンダービースティー、5人体制になって初となるシングル「Real Blade」を、春にエイベックスよりメジャー流通で発売!!次のワンマン公演は、新木場STUDIO COASTを舞台にした6周年公演!!

 

2020年1月1日にTSUTAYA O-EASTを舞台に行なわれた、アンダービースティーの年明けワンマン公演『UB元旦ワンマンライブ2020~あけおめbeasty~』。この日のライブでアンダービースティーは、春にエイベックスからのメジャー流通でシングル「Real Blade」を2-TYPE発売することを発表した。「Real Blade=本音」の言葉が示すように、表題曲は、メンバーらが心に秘めていた本音を歌詞に詰め込んだ、今の、そして未来へ向けたアンダービースティーの立ち向かう姿勢を示した楽曲。今回インタヴューはTSUTAYA O-EAST公演前に行った。それを踏まえつつ読んでいただきたい。

 

 

エイベックスさんというみんなか知っている会社からのリリースになるので、その名に恥じぬようにという気持ちが今はとても強いです。

 

 

――昨年のZepp DiverCity公演のときに、「来春シングルを発売します」と告げましたが、だいぶ詳細が見えてきました。なんとこの春、エイベックスさんよりメジャー流通でシングル「Real Blade」を出すことが決まりました。さらに環境が良くなりましたね。

植竹優亜:そうですね。エイベックスさんというみんなか知っている会社からのリリースになるので、その名に恥じぬようにという気持ちが今はとても強いです。アンダービースティーは、まだまだインディーズアイドルのような立場での活動のように、大手の方々へ観ていただく機会ってなかなか難しい立場。だからこそ、このチャンスを手にしてしっかり結果を残さないと次へ繋げていけないなとも思っています。単発で終わっては意味のないこと。そこから上がり続けることが大事なので。

 

――シングルの表題曲となった「Real Blade」は、どんな内容かも教えてください。

長瀬夏帆:今回は、英詞が多いです。最近、日本のアーティストの方々でも英詞の多い楽曲が増えていますけど。2020年は海外の人たちにも、より多くアンダービースティーの楽曲を届けられるようにと思い、サビが英詞やラップ詞になっている楽曲へしたように、そこは注目だと思います。

植竹優亜:「Real Blade」は「本音」という意味があるんですけど。普段の私たちはSNSでもぶっちゃけて言う性格ではなく、割と思っていることを胸に秘めてしまうタイプ。今回はアンダービースティーの本音じゃないですけど、強い気持ちや思っていることを歌詞に詰め込みました。それに、英詞にしたほうが尖った言葉も伝わりやすくなるのかなと思って。「Real Blade」は、「自分の好きなことをやろう」というのが大きなテーマ。そのうえで、私たちだからこそ歌える言葉をぶつけています。

 

――もっと自分たちの本音をぶつけたい気持ちがあったから、そういう歌詞にしたのでしょうか?

植竹優亜:歌詞を書いているのは自分たちだし、構成も自分たちで作っているので、他のアイドルさんとは違うことが出来たらいいなぁという気持ちはありましたし、アイドルだけどこういう楽曲も歌うんだと知ってもらえたらなとも思っています。

 

――音楽性は、アイドルと言いながらも、かなりロックな姿勢で攻めていますからね。

植竹優亜:そうですね。ジャンルを聞かれるたびに困るくらい、他とはかぶってないことから、自分たちで「UB ROCK」と呼んでいるんですけど。枠にとらわれずに、いろんな活動をしていきたいなとはずっと思い続けています。

 

――収録した曲たちすべてが「本音」をぶつけた歌たちなんですか?

植竹優亜:中には失恋の曲もあるなど、そこは幅広さを持たせているように、いろんな感情が芽生える1枚になっています。中へ収録した「ANTHRO」に関しては、同じ楽曲ですけど。TYPE-A/B盤ではアレンジが異なるように、それも珍しい取り組みとしてやっていますし、聞いてて好みが分かれそうかなとも思っています。

 

まわりに流されずに、好きなものを好きと言おうぜ。

 

 

――他のメンバーの方々も、「Real Blade」についての想いを聞かせてください。

長瀬夏帆:アンダービースティーの楽曲をいろんな層の人たちに届けたいなと思ったことから、今回は英詞を多めにしました。 アンダービースティーの場合、ロックを打ち出してると言いつつ、SNSで暴れたりするようなグループではないんですよ。だからと言って不安や不平不満がまったくないわけではないように、そういう想いも含めて歌詞にぶつけたのが「Real Blade」になります。

 

――続いては、春乃友夢さんかな。

春乃友夢:今回のシングル曲たちをレコーディングしながら感じていたのが、とにかく感情の起伏や変化が忙しいこと。曲毎に感情がぜんぜん違うんですよ。グループのカラー的にも「這い上がっていく」「勝ちに行くぞ」というメッセッージの強い曲が多いように、今回もそういう歌はありますけど。それ以上にいろんな気持ちというか。恋愛ソングが好きな方や強気な歌が好きな人など、1枚の作品を通していろんな人方々の気持ちへ刺さる歌が見つかるシングルになるんじゃないかなと思っていますし、何より、「これがアンダービースティーだ」といろんな人に知ってもらえる1枚になったらいいなと思い、歌いました。

 

――アンダービースティーの場合、つねに表現の中心にあるのは「勝ち抜く」気持ちを投影した歌たちじゃない?

春乃友夢:そうですね。でも、そのときの自分たちに似合う曲が多いとも思っていて。1stシングルの「raven」には、活動を始めたばかりの頃の気持ちが現れていますし、今回の「Real Blade」にも「言いたいけど我慢している私たちの想い」というか、本当に今の5人の気持ちが現れたシングルなので、今のアンダービースティーを伝えるうえでは本当に良い作品だと思います。

 

――今井莉南さんは、どんな風に「Real Blade」を受け止めています?

今井莉南:前回のシングル盤「ROCK ALIVE/ARCADIA CAT」は、わたしにとって初めてのリリース作品になりました。今回の「Real Blade」はわたしにとっては2枚目ですけど、この5人では初の作品になります。なので、「今のアンダービースティーはこれだ」「アンダービースティーは最強だ」という姿をこの作品を通して知ってもらいたいなと思っています。「Real Blade」は、これからライブでもどんどん歌っていきますし、ダンスもめっちゃ凄いので、ぜひいろんな人たちに観て欲しいし、聞いてもらいたいです。

 

――続いては、神谷美緒さんかな。

神谷美緒:今回の新曲は普段言えない自分の気持ちをストレートにというか、割と想いをぶつける歌になっています。個人的に思うのは、相手にくらいついていくような感情を剥き出した曲ということ。アイドルというジャンルを普段聞かない方々にも「いいな」と思える楽曲にもなりました。

 

――どんな本音をぶつけた歌詞なのか、一部で良いので教えてください。

植竹優亜:「自分の道を貫いていこう」「流行りじゃなく、アンダービースティーの歌を聞いてくれ」という歌です。テレビで流れている流行りの音楽もいいけど、それ以外にも良い曲ってたくさんあるじゃないですか。「それを見つけて欲しい」というか、「まわりに流されずに、好きなものを好きと言おうぜ」という曲です。最初のサビで「SING LOWDLY…大声で歌え」と歌えば、「FOLLOW MY HEART…自分の気持ちに正直に」という気持ちも歌にぶつけています。

アンダービースティーの曲は英詞の合うメロディも多いから、今回は英詞を中心にしました。歌詞も、事務所に海外の出身の方がいるので英詞を添削してもらい、ネイティブな方にも伝わる英詞にしています。

 

――歌うときもネイティブな発音で歌ったわけだ。

植竹優亜:その方に発音も教わって歌いました。ライブでも、歌詞が伝わらなきゃ意味がないと思っているよう、つねにネイティブな発音で歌おうと心がけています。

 

これまで行ったことのない場所にも足を運びます。

 

 

――6月20日には、新木場STUDIO COASTを舞台にした6周年のワンマン公演も決定中。まずは、そこまで走ろうという姿勢でしょうか。

春乃友夢:そうです。新木場STUDIO COASTはとても大きな会場。よく複数のステージを作り上げたイベントへ出させていただく機会が多いんですけど。私たち、なかなかメインステージに辿り着けず、何回も挑戦を繰り返しながら、メイン以外のいろんなステージを経験し、やっと最近メインステージにも出れるようになってすごく嬉しいなと思っていました。そんな時期に「ワンマンをやるよ」となったから、すごく感慨深いというか。昔は、メインステージに上がれなかった存在だったから、自分たちのワンマンライブとしてそこへ立てるのをすごく嬉しく思っています。

植竹優亜:1月からは日本列島ツアーも始まるんですけど。これまで行ったことのない場所にも足を運ぶのも、新木場STUDIO COASTのライブ会場を成功させるためには、これまでアンダービースティーのライブを観たことのない人たちにも来てもらってこそだと思ってのことなんです。現状は13ヶ所決まっていますけど、今後追加もあるかも知れません。まずは、シングル「Real Blade」を各地に生で届けられたらなと思います。

 

――ツアーを行うアイドルさんは少ないから、地方の方にすれば嬉しい出会いの場になりますからね。

植竹優亜:大きな会場でのワンマン公演を何度もやりながら思うのが、東京だけの活動では限界があること。日本のアチコチに出ていかないと知ってもらえる人たちの数には限界があるように、まずは自分たちから行かなきゃなと思っています。あと、海外からアンダービースティーのライブを観に来てくださる方々が実際にいるので、出来るなら私たちから海外へ足を運びたいなとも思っています。

 

そのとき毎のライブを通し、「あっ、こんなアンダービースティーもあるんだ」と言ってもらえる姿を、まずは、いろんな場所に行ってお届けしたいなと想っています。

 

 

――最期に、今年のアンダービースティーの目標を聞かせてください。

春乃友夢:1月1日のワンマンライブは生バンドをつけないかわり、だからこそ何が出来るのかということを考えて構成した内容にしました。アンダービースティー自体ライブ本数がもともと多いぶん、楽曲の多さを上手く活かし、みんなに飽きさせないライブを強みにしてきました。だからこそ、もっともっと中身を充実させ、毎回違う色の出るライブを。そのとき毎のライブを通し「あっ、こんなアンダービースティーもあるんだ」と言ってもらえる姿を、まずは、いろんな場所に行ってお届けしたいなと思っています。中身が良ければ、観た方もすごく満足していただけると思うからこそ、しっかりステージを楽しんでもらえるグループになります。

神谷美緒:今年のアンダービースティーは日本列島ツアーがあれば、新木場STUDIO COASTの大きいステージが控えていれば、エイベックスさんからシングル「Real Blade」を出させていただくなど、今年も新しいチャレンジの多い年なんですよ。なので、今までやってきたことを活かしながら、これまでついてきてくださったファンの方々を大事にしつつも、新しいところへ向かってどんどん突き進んでいかなければなと思っています。そのぶん、自分たちのモチベーションをもっとアゲるのが大切なこと。最近は海外ファンの方々もたくさん増えてきたので、そういう方々にももっと観てもらう機会を作るなど、アンダービースティーとして新境地を開拓しながら新しい物事へどんどんチャレンジしていける年にしていきます。

 

TEXT:長澤智典

 

 

アンダービースティー Web
http://underbeasty.jp/

アンダービースティー twitter
https://twitter.com/underbeasty

 

<インフォメーション>

フライヤー

アンダービースティー
6th single「Real Blade」
「2020年春 エイベックスからのメジャー流通でシングルリリース決定!
・発売元:VORTex/販売元:エイベックス・エンタテインメント株式会社」

収録曲 タイプA
「Real Blade」
「ANTHRO」Miyagawa Maro version
「Past Perfume」

タイプB
「Real Blade」
「ANTHRO」鳴風version
「YNDR」

 

特集FEATURE

FEATURE
最新記事更新日 2024.04.19
ガルポ!ズ LIVE レポ
最新記事更新日 2024.04.16
ガルポ!ズ INTERVIEW