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2025.06.21
MyDresscode

MyDresscode インタビュー

 デビューから魔もなく「マイナビ東京ガールズコレクション」のオープニングアクトとして登場。2度の海外遠征を行えば、今年2月には、Spotify O-WESTで1周年公演を成功させたMyDresscode。8月18日(月)には、神田明神ホールでの単独公演。10月には、東名阪ツアーも決定している。今、熱い視線が注がれているMyDresscodeの魅力をメンバーたちに伺った。


メンバーが語るMyDresscodeの魅力。


──まずは、今のMyDresscodeの魅力から一人ずつ教えてください。

岸里美優  MyDresscodeの魅力は、それぞれの個性が強いのに、グループとしてのまとまりも強いところ。個性派揃いなのに、いざと言うときは一つにまとまるチーム力がMyDresscodeの魅力だとわたしは感じています。
 
喜多さりぃ  わたしもMyDresscodeの魅力は、10人それぞれが違う個性を持っているところに感じています。その個性は、一人一人際立っています。一人として個性のかぶらないところにも、わたしは魅力を感じています。

桜瀬もえ  わたしも個姓的というところに魅力を感じています。このメンバー、一人一人が自分の輝き方をわかったうえでステージに立っています。一人一人が輝いているのに、グループとしてしっかり一つにまとまっていくところもMyDresscodeの魅力です。

佐野瑞季  みんなも言ってるように、メンバーの個性こそが魅力ですけど。デビュー当時を改めて振り変えると、個々の個性って今ほどはっきりしていませんでした。今、それぞれ自分のアイデアでTikTokに動画をアップしているように、自分のキャラクターを生かした魅せ方をつかんでいくにつれて、それぞれの個性が際立ち始めました。今も各自投稿や配信をしているように、これからも個々のキャラクターが際立っていきそうなところにわたしは魅力を感じています。

如月涼  個性にも繋がることだけど、かわいい系から綺麗系まで、メンバーそれぞれ顔の系統が異なります。ファンの人たちも、いろんな系統の子を楽しめるところがMyDresscodeの魅力だともわたしは捉えています。

南ララ  個性的なのは、楽曲にも言えること。格好いい曲からかわいい曲までいろんな曲調を楽しめる幅広さがあるから、そこもMyDresscodeの大きな魅力です。

松倉凪沙  みんな言ってるけど、このメンバーは本当に十人十色。その言葉がすごく似合うグループです。かわいらしさ一つを取っても、その中にいろんなジャンルがあるんですね。しかも、みんないろいろと器用。歌やダンスが上手い子もいれば、作詞の出来る子や、ヘアアレンジの上手い子、イラストの上手い子、動画編集を得意としている子など、いろんな特色を持っているメンバーが揃っているところもMyDresscodeの魅力です。

李優香  MyDresscodeって運や環境にも恵まれています。それこそデビューして間もなく「東京ガールズコレクション」のような大きな場に立たせていただければ、大きなアイドルフェスにも出させてもらえたり。6月中旬に上海遠征を行うのを入れて、海外遠征だって3回目になります。対バンを通していろんなアイドルファンの方々へ出会える機会が多いのもそうだけど、アイドルのことを知らない方々にもアプローチしてゆく機会を多くいただける環境にも恵まれている。わたしは、そこにMyDresscodeの魅力を感じています。

愛見おと  いろんな地域出身のメンバーがいるから、全国ツアーを通してなど、メンバーの地元も含めていろんな地方を回れることにも、わたしは魅力を感じています。

暖野木のん  MyDresscodeはメンバーが10人と大所帯のグループです。そのぶん、1曲の中でもダンスのフォーメーションが次々変わるように、見せ場の多いパフォーマンスをしているところに、わたしはMyDresscodeの魅力を感じます。


メンバーのキャラクターを分析したところ…。


──それぞれの個性の強さをもっと知りたいです。良ければ、(取材時点で)隣に座っているメンバーの魅力を紹介してもらえますか?じゃあ、美優さんからいきましょうか。

岸里美優  (隣に座っている)さりぃちゃんは、最年少メンバー。イラストが得意な、天真爛漫な子です。グループ内では煽りを担当しているから、ライブで盛り上げるのを得意にしています。ライブでは、いつもさりぃちゃんの煽り声が聞こえるから、サブスクでMyDresscodeの楽曲を聴いていると、さりぃちゃんの煽り声は入っていないのに、その声もセットで曲ごとに聴こえてくるくらい、煽りが上手いメンバーです。
 
喜多さりぃ もえきゅんは何事にも要領の良い、器用に何でも出来る人。でも、ちょっと抜けているところもあるから、どっちが本当のもえきゅんなのか、ときどきわかんなくなります。それと、何を考えてるのかわからないくらい、つかみどころのない不思議な人間。何でも出来ちゃうのに、でも、つかみどころのないところに、わたしはもえきゅんの魅力を感じています。

桜瀬もえ  「何考えてるのからわからない」とは、ファンの方からも言われます(笑)。瑞季ちゃんは、個人的に好みの顔の子で、肌も白いし、ストレートなその髪が大好きてす。たまに髪の毛をウェーブしたりとヘアアレンジした髪方も、もちろん好きですよ (笑)。とにかく、顔がいいから、そこがわたしは好きなところです。羨ましいのが、瑞季ちゃんは、TikTokに「もぐもぐみずき」として、食べてる動画をよく投稿するんですけど。メンバーみんないろんな工夫をしながら動画を投稿して「いいね」を集めるのに必死なのに、瑞季ちゃんは、食べてる動画をアップするだけで、めちゃめちゃ「いいね」を稼いでいます。確かに、瑞季ちゃんがTikTokにアップしている動画はめちゃめちゃ面白いです。

佐野瑞季 なぜか、食べ物を持って走っているだけの動画でも数を稼げてしまうから、そこはありがたいです。食べるのが大好きだから、それで支持を得ているのであったら嬉しいです。涼ちゃんは、一見物静かに見えるんですけど。メンバーなど、打ち解けた人にはめちゃめちゃしゃべってくれるから、そこに見た目とのギャップを感じます。しかも、お話をするのが上手なんです。よく涼ちゃんの配信を見ている人ならわかると思うけど、そのお話でみんなの心を惹きつけるから、それで涼ちゃんやMyDresscodeに興味を持ってライブに来てくれるようになり、そのまま涼ちゃんやMyDresscodeのファンになった人たちも多いし、今も増え続けているように、MyDresscodeの支持を広げるうえでの重要人物です。

如月涼  ララちゃんはグループの中でも年齢は下のほうで、身長も一番低い子ですけど。とにかくステージングが格好良くて、歌声もめちゃくちゃパワフルで存在感のあるメンバー。パッと見てると、小さくてかわいい印象で受け止められるし、実際そうなんですけど。ライブでは格好よくてクールな歌声を見せるから、そのギャップに惹かれる人たちが多いです。

南ララ 凪沙ちゃんはアイドルが大好きで、アイドルのことが本当に詳しい人。ライブでのファンの方々の盛り上げ方をいろいろ知っているから、よくアドバイスをしてくれます。しかも、メンバーにいつもいろいろと気遣いをしてくれる人。ダンスも大好きで、格好いいダンスがめちゃめちゃ得意だから、ぜひライブ中のダンスにも注目してください。

松倉凪沙  優香ちゃんは、MyDresscodeのムードメイカーというか、みんなの笑顔の源になっています。面白い面をいろいろ持っているように、みんなの笑顔を引き出しくれる子です。ライブでも、面白い面を見せてくれるけど、かわいい曲ではかわいいに、格好いい曲では格好いいに全振りしていけるように、何でもしっかり対応していけるオールラウンダーなメンバーです。

李優香  わたし、おとちゃんのお顔がすっごくかわいくて大好きです。こんなかわいいのに、めっちゃ努力家なんですよ。今、メンバーみんなで「毎日配信をやろう」と頑張っていますけど。そうみんなで決める1年以上前から、おとちゃんは毎朝7時や8時から「毎日配信」をやり続ければ、その配信を通してMyDresscodeに新規ファンを呼び入れるなど、いろんな結果を導いてくれました。TikTok配信でも、めっちゃフォロワーの数が伸びているように、尊敬する面をいっぱい持っている人です。しかも,そういう裏の努力を人には一切見せないんですね。だけど、みんなおとちゃんが自分を磨いているのを感じるからなんでしょうね、対バンライブでは,毎回初見の人たちの心をつかめば、MyDresscodeのライブにも毎回、新規ファンの方を連れて来てくれます。それくらい、影の努力があって、この魅力が出ていることもみなさんに知ってもらいたいです。

愛見おと のんさんは、このグループの中で一番まわりを見ている人。みんなが気づかないことにも率先して気づいてアドバイスしてゆくしっかり者です。のんちゃんも何でも出来る、このグループに絶対欠かせない存在です。優香ちゃんとのんちゃんは、グループの中でも面白さを発揮して、みんなを惹きつけてゆく人たち。しかものんちゃんは、ドーリー(人形のよう)な顔も魅力的。何処か甘えたがりの面も、ときどき見せてくれます。

暖野木のん  MyDresscodeにはマイペースな子が多いのもあって、最近では美優が「この時間には楽屋を出るよ」など、先頭に立ってみんなを導いてくれるし、MCでもみんなのトークを回してくれるなど、率先してグループを仕切ってくれるしっかり者です。年齢的には、下から数えて3番目くらいですけど、まとめられる力を持つ人って、年齢に関係なく、小さい頃からそれが出来るんですよね。それを、美優を見ていてすごく感じます。その反面、しっかりしている人って甘えたがりの面もあるから、よくメンバーに頼ってくる姿も見せてきます。最近では、MyDresscodeの曲の作詞も始めたように、これからさらにマルチな才能を発揮してゆくメンバーだと思って、わたしは美優のことを見ています。


MyDresscodeの魅力を様々な角度から分析したら…。


──美優さん、これまでに何曲作詞を手がけました?

岸里美優  MyDresscodeの楽曲としては、2曲になります。2曲ともぜんぜん異なる曲調になります。新曲の『キメ顔ばきゅん』は、TikTokで今、みんなが動画をアップしている曲です。ライブで、「この曲の動画や制止画は撮影OK」となるときがあるじゃないですか。そういうときシャッターを切りたくなるようにと、「キミに向けたシャッターチャンス」という言葉を書けば、その歌詞を歌うときメンバーも映されることを意識するから、みんなも表情も作りやすいかなと思って、この曲の歌詞を書きました。
  もう1曲の『Dream of the Pirates』は、海賊チックな楽曲。メンバーのさりぃちゃんと優香ちゃんが、「海賊っぽい曲を歌いたい」と提案したことから誕生しています。わたしも曲調に合わせて海賊をテーマに、アイドルを海賊に見立てて、海賊がファンたちの心をゲットしてゆく内容に書きました。この歌詞は、海賊を大切な人に置き換えて聴けるようにもしたから、それぞれいろんな人に置き換えて聴いてくれたら嬉しいです。

──さりぃさんは煽りが得意ということですが、とくに「煽りがいのある曲」があれば教えてください。

喜多さりぃ  わたしとしては、『脳内妄想愛してる♡』です。この曲は、ライブでめちゃめちゃ盛り上がる楽曲だから、煽ってて楽しいんですね。かわいい曲を荒々しく煽ると、曲の雰囲気を変えてしまいそうになるから、そこは気をつけていますけど。『脳内妄想愛してる♡』は、荒っぽい言葉を使って煽るほどにみんながワーッとなるから、すっごく煽りがいがあります。

──もえさん、MyDresscodeの楽曲の魅力を、どのように受け止めています?

桜瀬もえ アイドルファンの方々にもいろんな好きな曲調があるように、「騒ぐ系の曲が好きなんだよね」「かわいい曲が好き」「K-POP風の曲調が好み」「バラードの良い曲のあるグループが魅力的」「メッセージ系の歌に共感する」など,いろんな好みの声を聞きます。MyDresscodeはそれらすべて持っていれば、メンバーも、その曲に合わせて歌声の色やパフォーマンスの雰囲気なども変え、その曲に似合う姿になっていく。そこへ、わたしはMyDresscodeの魅力を感じています。

──瑞季さん、MyDresscodeのライブの魅力について聞かせてください。

佐野瑞季 これは体験談になりますけど。とあるライブの日に、社長から「型にはまらないライブを見せてほしい」と言われたことがありました。それまでのMyDresscodeは、自分たちなりに「これが完成形」という形を作り上げ、それを毎回実戦することを心がけていましたけど。社長から言われたその言葉をきっかけに、セリフを変えてみるなど、ちょっとした遊び心を入れて表現をしてみました。そうしたら、ファンの方々の反応が変わったんですね。それから私たちも、上手くアドリブを入れるなど、同じ曲でも毎回異なる表現を心がければ、そこに興味を示してくれる人たちもどんどん増えてだしました。今では、自分たちでも遊び心を持ってライブをやることを楽しんでいるように、そこがMyDresscodeのライブの魅力になっています。

如月涼 ほんと、そこだよね。しかもMyDresscodeはメンバーの人数が多いから、ステージの左右端っこいる人たちにまでしっかりファンサをしていければ、それぞれが自分なりのアピールの仕方を見せているから、ライブ自体すごく見どころも多いし、見応えもあります。それぞれが花を持ったパフォーマンスをしながらも、しっかりファンサもしていくところに、わたしはMyDresscodeのライブの魅力を感じています。

──ララさん、MyDresscodeの活動の中、印象に残った出来事を教えてください。

南ララ やっぱし1番は、活動して間もない時期に「東京ガールズコレクション」という大きなステージに立ったことでした。あのときには、本当に見たことのない景色が目の前に広がっていたから、今でも記憶に残っています。同時に、めちゃめちゃ緊張したことも覚えています (笑)

松倉凪沙  でも、そういう大きな舞台経験を何度も重ねたことで、グループが成長してきたなとも私たちは実感しています。だからこそ、2月にSpotify O-WESTで行ったデビュー1周年公演を大成功に収めることへも繋がったんだと思います。

──凪沙さん、アイドル活動を楽しんでいます?

松倉凪沙 楽しんでいますけど、厳しさもわかっているからこそ、グループを続けていくのは当たり前じゃないってことも実感しています。わたし、デビュー1周年公演のとき、「ここまでついてきてくれてありがとう」と言った社長の言葉を聞いたときにすごく嬉しくなったし、社長の気持ちへ応えるためにも、さらに頑張ろうと決意しました。だからこそ、MyDresscodeとしてもっともっと上にいきたい。今はその気持ちを持って活動をしています。

──そこは、優香さんも気持ちは一緒??

李優香  もちろんです。でも、MyDresscodeのメンバーとして活動をしていると、1周年もそうだったけど、毎日がめまぐるしいから、あっという間に月日が経ってしまいます。1周年公演の想い出にもなりますけど。1年間駆け抜けてきた中、MyDresscodeの仲間になってくれた大勢の人たちの姿を見たときは、感動のあまり泣きそうになりました。とくに、自分たちの気持ちをそのまま乗せて歌っている『Dreamer』を歌ったときには、ズーッと泣いちゃってたくらい。その曲が気持ちに刺さっていたのを思い返します。

──良ければ、MyDresscodeの中でのお勧め曲を教えてください。

李優香 わたしは、ファンの方に向けて歌った『&I』と、自分たちの気持ちを歌にした『Dreamer』がお勧めですけど。新たに新曲として加わった『MyStage MyRunway』もお勧めしたいです。『MyStage MyRunway』も自分たちの気持ちを歌にした楽曲だから、歌うたびにウルウルしちゃいます。

愛見おと  わたしも、そう。お披露目に向けて『MyStage MyRunway』のレッスンをしているときから、ズーッとウルウルしちゃってて。そうなったのも、私たちの気持ちを代弁するように、のんさんが作詞に関わってくれたことも大きかったなと思います。

暖野木のん  この曲を作るに当たって、わたしは「私たちの決意を詰め込んだ曲にしたい」と提案しました。そこから作詞にも参加することになりました。わたしが作詞を手掛けたわけではなく、歌詞全体の構成や伝えたい言葉をいろいろと出して、それを作詞家さんにまとめあげてもらいました。この歌詞には、「毎回のステージが、私たちにとってのRunwayだよ」という想いを込めています。それこそ「人生に正解はないけど 自分自身で 自分の決めたことを正解にしていこう」という歌詞も書いていただいたように、メンバーみんなが持っている気持ちをしっかり言葉にしたくて、細かい表現のニュアンスにまで参加しながら、この歌詞を完成させました。そうやって自分たちの想いを伝えられて、すごく良かったなと思っています。

──そして、今後のMyDresscodeについてですが…。

岸里美優  すでに幾つか近い予定も発表になっていますけど。まずは、もっともっと多くの人たちにMyDresscodeのことを知ってもらえる活動をしていきたいし、応援してくださる人たちを、もっと大きな舞台へ連れていけるように、まずは目の前のことを、みんなでしっかりと力を合わせて頑張っていきたいです。

如月涼  そうだね。ファンのみんなも一緒に夢を描こうとついて来てくれるからこそ、これからも一緒に成長を続けながら、私たちがみんなをおっきいステージに連れていけるようにと頑張ります。

TEXT:長澤智典

 

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