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2024.12.19

岡田奈々

【岡田奈々インタビュー】2ndアルバムをリリースした岡田奈々に2択の質問！どちらを選ぶか？教えて！

2023年4月にAKB48を卒業後、同年11月に1stアルバム『Asymmetry』（アシンメトリー）でソロデビューを果たした岡田奈々。その1年後の今年11月27日に2ndアルバム『Contrust』（コントラスト）をリリースした。
今回は、来阪していた彼女を直撃！ニューアルバムについてはもちろん、2択の質問に答えてもらう形で、彼女の素顔に迫った。（12月9日、大阪市内にてインタビュー）

●岡田家のお正月の恒例行事「お年玉じゃんけん」とは？

――11月27日に2ndアルバム『Contrust』が発売されました。おめでとうございます！

岡田：ありがとうございます！

――アルバムのタイトルは「Con」が「共に」、「trust」が「信じる」という意味で、その2つを合わせた造語ですが、「光と影」、「明と暗」などを意味する「Contrast」とのダブルミーニングです。それにちなんで、2択の質問を用意しました！奈々さんだけに7つ答えていただきたいと思います。題して、「どちらを選ぶか？教えて」（→アルバム収録曲『共犯カメラ』の歌詞より）！では、最初の質問からいきましょう。

岡田：＜うどん派？そば派？＞。これは悩みますね～。もちろん、どっちも好きなんですけど、しいて選ぶなら、十割そばです。ダイエット期間中は、小麦粉が使われていないものを食べるグルテンフリー生活をするので、そば粉100%の十割そばを食べています。

――ちなみに、うどんの中では、どんなうどんが好きですか？

岡田：関西ふうの、優しい味わいのうどんが好きです。生姜（しょうが）をたっぷり入れて食べます。ありえないぐらい入れます（笑）

――温かいうどんか、そばを食べるとして、生姜以外で入れたいトッピングは？

岡田：大葉、みょうが、ネギですね。

――天ぷらとかは入れないですか？

岡田：食事の摂生をしていることが多いので、なるべく食べないようにしているんですけど、食べる時は野菜のかき揚げを入れています。

――次の質問にいきましょう。

岡田：＜夏と冬、どっちが好き？＞。これも迷いますね～。一番好きな季節は秋なんですけど（笑）、夏と冬なら…冬です。誕生日が11月で、アルバムのリリースも11月、リリースイベントは12月も開催していて、冬の方がファンの皆さんと会える機会が多いので。

――寒さには強いですか？

岡田：寒いのは我慢できます！我慢強さは持ち合わせています（笑）

――おととい（12月7日）、あべのキューズモールで開催されたリリースイベントの2部の方を観覧させていただきましたが、今日、奈々さんが着ている衣装はその時の衣装ですよね？アイドル時代は薄着で寒かったと思いますが、この衣装は温かいですか？

岡田：AKB48で活動していた時の衣装は、布の面積が圧倒的に少なかったので、今の方が温かいですね。ヒートテックも着込めますし（笑）

――次の質問にいきましょう。

岡田：＜結婚披露宴をするなら…派手に？地味に？＞。これは考えたことがあるんですけど、私は地味にしたいです。お兄ちゃんの結婚披露宴に出席した時、すごくシンプルで、素敵だったんです。だから私も、謎の余興はしない披露宴がいいなと思います（笑）

――謎の余興（笑）。何人ぐらい招待したいですか？

岡田：50人ぐらい。スタッフさんと、AKB48の同期と、ゆうなぁもぎおんチャンネルのメンバーぐらいですかね。

――結婚披露宴に来てくれたメンバーにAKB48の曲を歌って踊ってもらって…

岡田：いや、花嫁（私）が自らウェディングソングを作って歌う方がいいんじゃないかなと思います。

――アーティストさんならではの演出で面白いですね。先日、元AKB48の横山由依さんが結婚を発表されましたが、何か連絡はされたんですか？

岡田：連絡は取り合っていないんですけど、インスタグラムを見て、こっそり「いいね」を押して、こっそりお祝いさせていただきました（笑）

――次の質問にいきましょう。

岡田：＜お正月は家でのんびりしたい？外で遊びたい？＞。これは、家でのんびり派です。岡田家のお正月は、おじいちゃん・おばあちゃんの家に家族と親戚が集まって、のんびり過ごすのが恒例なので。

――おせち料理は食べますか？

岡田：おせちも食べますし、カニを食べたりもします。あと、「お年玉じゃんけん」というゲームが開催されます。みんなでお金を出し合って、じゃんけんで勝った順にポチ袋を選べるんですけど、最高5千円、最低1円みたいな（笑）。すごく楽しいです！

――お年玉じゃんけん、楽しそうですね～。初詣は行きますか？

岡田：人混みが苦手なので、ちょっと落ち着いてから、川崎大師に行くことが多いです。

――次の質問にいきましょう。

岡田：＜好きな人が出来たら自分から気持ちを伝える？伝えない？＞。これは、今回のアルバムでも表現しているんですけど、自分から伝えます。いつ、何が起こるかわからない人生、明日死んでしまっても後悔のないように、好きな人には好きという思いをしっかり伝えることが大事だと思います。

――どんなふうに伝えますか？

岡田：面と向かってストレートに「大好きだよ」、「愛してる」と言います。ファンの皆さんと直接会えた時は、お互いに愛を伝え合っています。

――次の質問にいきましょう。あと2つです。

岡田：＜学生時代に戻って部活をするなら…運動系？文化系？＞。軽音楽部に入りたいです！今まで楽器に触れることがなかったんですけど、今になってギターを始めて、難しさを痛感しているので、軽音楽部でギターを練習したいです。

――AKB48に入る前は部活をしていましたか？

岡田：中学生の時は美術部だったんですけど、幽霊部員みたいな感じだったので、絵心はないです（笑）

――運動系の部活に入るという選択肢はなかったですか？

岡田：ありました！お兄ちゃんも、お母さんも陸上部だったので、私も陸上部に入ろうと思っていたんですけど、おばあちゃんに「紫外線を浴びると将来、シミとシワが増えるわよ」と言われたので、美術部に入ることになりました（笑）

――次が最後です。7つ目の質問にいきましょう。

岡田：＜年末ジャンボ宝くじをもらえるなら…1万円が当選した1枚 or 抽選前の10枚＞

――確実にもらえる1万円を選ぶのか、1等前後賞合わせて10億円をゲットする夢を選ぶのか、という2択です。

岡田：抽選前の10枚で夢を見たいですね。

――奈々さんは夢の方を選ぶんですね。その10枚で、いくら当たったら嬉しいですか？

岡田：1万円当たったら、「やった～！」って大喜びすると思います。

――でも、確実にもらえる1万円は選ばないんですね。

岡田：大きな夢を抱きたいです！

●2ndアルバムにはクリスマスソングや桜ソングも収録！

――2ndアルバム『Contrust』には11曲収録されています。全曲作詞されていますが、1stアルバムの発売から1年しか経っていません。超ハイペースですよね？

岡田：1stアルバムを発売した時から2ndアルバムのことも考えていて、ストックも何曲かあったんです。結局、ストックしていた曲はほとんど使わなかったんですけど、作詞することは好きですし、スタッフさんも迅速に曲を集めてくださったので、余裕をもって、1曲1曲丁寧に作り上げることが出来ました。

――とはいえ、今年の上半期は休養されていたので、制作期間が短かったのでは？

岡田：作詞をしていた期間は4ヶ月ぐらいだったかなと思います。

――前作も含めて、最速で1曲どのぐらいで作詞しましたか？

岡田：最速で3時間ぐらいですね。集中して書けるタイプなので。

――『Contrust』というタイトルの由来や、アルバムのテーマを教えて下さい。

岡田：スタッフさんがそのタイトルを提案してくださったんですけど、私もレコーディングをしていくうちに、光と影を表現する「コントラスト」という言葉がぴったりだなと思うようになりました。タイトルは「Con」が「共に」、「trust」が「信じる」という意味の造語なんですけど、新たな一歩を踏み出した私にとっても、ぴったりだなと思います。

――最初は「コントラスト」ではなく、「シークレット」というテーマだったそうですね。

岡田：まだまだ自分の秘密というか、心の内をさらけ出していこうと思っていたんですけど、休養期間もあって、誰かのために、誰かに寄り添う曲を作ることも大切なんじゃないかなって、考え方が変わったので、方向転換して、曲を作っていきました。

――アルバム全体の聴きどころは？

岡田：前作よりも全体的にサウンドが明るくなっています。1曲目の『残響Alive』は、私にとって難しい音域の曲に挑戦していて、なおかつ、ファンの皆さんへの愛がこもった曲から始まって、色々な曲を経て、バラードブロックに突入して、季節の移り変わりを感じられる曲への流れが聴きどころです。

――リード曲『残響Alive』の推しポイント、MVの見どころは？

岡田：最近の流行りなんですけど、イントロがなくて、歌から始まるところです。それも私にとっては挑戦だったんですけど、アニソンっぽいという点でも、お気に入りです。MVは照明がすごく綺麗で、光のコントラストにも注目していただきたいですし、物語性のある映像ではなく、バンドのメンバーの皆さんと歌っている映像になっているので、この曲に込めたメッセージが、より届きやすいんじゃないかなと思います。

――『12.24』（読み：クリスマスイブ）というクリスマスソングも収録されています。

岡田：スタッフさんから「冬ソングが1曲あった方がいいんじゃないですか？」という提案をいただいて、書いてみたら、こんなクリスマスを過ごせたら素敵だろうなという私の妄想クリスマスソングが出来上がりました（笑）

――この曲の主人公は愛が重たいですよね？

岡田：私自身、愛が重たいタイプなので（笑）

――タイトル表記を『12.24』にした理由は？

岡田：ちょっとかっこよく、おしゃれにしたかったからです。表記を数字にすることで、アルバムの曲の並びの見栄え的にもいいんじゃないかなと。

――『桜色の君を想う』は、奈々さんがAKB48を卒業された時のエピソードがベースになっているそうですね。

岡田：去年の4月2日にAKB48劇場で私の卒業公演が開催されて、村山彩希ちゃんが手紙を書いてくれたんです。その手紙が「今日ここに来る前に、なぁちゃん（岡田奈々）が大スターになれるように、幸せになれるように、2つの願いを込めて、2枚の桜の花びらをキャッチしてきたよ」という内容で、それがすごく嬉しくて印象に残っていたので、その手紙をもらった時から、曲を書こうと思って、ケータイのメモに入れていました。そんな素敵な手紙を書いてくれた村山彩希ちゃんにも幸せになってほしいなという願いを込めて、書かせていただきました。

――村山彩希さんは、この曲を聴いて、どんな反応をされていましたか？

岡田：それが、たぶんまだ聴いていないんですよ。新公演が始まったりもして、最近すごく忙しかったと思うので、今度聴かせたいと思います。ファンの皆さんからも「彩希ちゃんの反応、どうだった？」って、何度も聞かれました（笑）

――彩希さんは絶対泣くと思いますよ。

岡田：泣いてくれたらいいですね。

――最後に、2025年の抱負を聞かせて下さい！

岡田：まずは健康第一で、丁寧な暮らしをすること。そして、今年はファンの皆さんとの距離を縮めて、絆を深める1年になったと思うので、来年もその絆を深め続けられるような1年にしたいです！