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2024.06.20
阿佐ヶ谷ロイヤルミルクティー

「阿佐ヶ谷ロイヤルミルクティー#22」放送回レポート!!

株式会社ウルフズベイン代表取締役の本川耕平さんが語る、アニメのプロデューサー業とは…。

 架空の会社「桃園川ホールディングス」でアニメ化を目指すため、いろんなプロの方を招いては様々なお話を伺い、我々も偉くなろうというラジオ番組。それが、「阿佐ヶ谷ロイヤルミルクティー」。番組のパーソナリティを、桃園川ホールディングス・CEOの桃園川すずら(9歳・CV:相葉ゆきこ)、桃園川ホールディングス・取締役の時雨戸小花(17歳・CV:宮木南美)が担当。


   6月21日より放送の「阿佐ヶ谷ロイヤルミルクティー#22」には、ゲストでアニメ制作会社、株式会社ウルフズベイン代表取締役の本川耕平さんが出演。

 まずは、「ドラマ」のコーナーから。桃園川すずら・時雨戸小花の2人は、前回のゲストで登場したライターの夏目佐和さんが持ってきた100個の餃子をぱくつきだす。そんな、食べ盛りの2人の会話というのが…。詳しくは、番組を聴いて確認を。

 

  オープニングでは、前回の名言コーナーで選ばれた「いい、夏休みの宿題は忘れてもいいけど、思い出だけは忘れちゃだめよ」も会話の中へまじえながらトーク。「最近あった楽しいこと」という話から、何時しか2人は名言にまつわるトークを繰り広げだす…が、そこからさらに話は脱線…。というか、話題の広げ方がぶっ飛んでいる。2人の会話の中から出てきた「名言メイカー」「名言フレンズ」の意味が気になった方。そして、「社長のありがたいお言葉」が何だったのか、気になる方は…というか、気になるよね。ぜひ、放送を聴いてください。

 

  続いては、「社内会議」のコーナーへ。ここからは、ゲストとして登場したアニメ制作会社である、株式会社ウルフズベイン代表取締役の本川耕平さんを迎えてトークを実施。ここでは、本川耕平さんの経歴を2人がいろいろと探り出す。
  最初に話題に上がったのが、株式会社ウルフズベインの社名について。ウルフズベインとは、英語でトリカブトのことを意味する。命名したのは先代社長だが、ここでは本川耕平さんが、「なぜ、この名前を付けたのか」の理由を語ってくれた。
  東映アニメーション出身の本川耕平さん。彼がなぜ、株式会社ウルフズベインの代表取締役へ就任したのか。その経緯について、あれこれと語りだす。東映アニメーション時代の本川耕平さんは、プロデューサーとして活動。株式会社ウルフズベインとは、その時代からの付き合い。そこで、なぜ株式会社ウルフズベインの代表取締役へ就任したのかの謎が解き明かされる??

 

 本川耕平さんは、もともと今とは異なる業界で働いていた方。若手の頃は肉体労働へ従事。東映アニメーションにはアルバイトで関わりだし、そこから大出世へと繋がっている。何故、本川耕平さんが大出世したのか、キーワードは「恩義」。その成功物語の裏に隠された,、いろんな苦労話は必聴だ。
  東映アニメーション時代の本川耕平さん、最初は、「動画配信」の新規立ち上げプロジェクトにアルバイトとして参加。当時は、動画配信自体が開拓の余地が無限にあったことから、様々なアイデアを提案しては、仕事を広げ、成果を上げだす‥が、とあることをきっかけに下克上をしたことで、アルバイトから契約プロデューサーへと昇格。本人いわく「成り行きとメンタルの図々しさ」と語っていたが、当時のエピソード話は、なかなか聴き応えがあるはずだ 。

 

  その後、本川耕平さんはプロデューサーとして、いろんな会社の方々と会っては、逐次相談に乗りながら、そこで働く人たちと熱い関係を築き、信頼を得てきた。様々な経験を重ね、その経験に磨きをかけつつ、人の相談事にも乗りながら、お世話になっている人が得になることを心がけた活動をしてきた結果が、今へ繋がっている。ただし、けっして順風満帆ではなかったことは、ぜひ本川耕平さんの語る話を通して感じていただきたい。

 

  株式会社ウルフズベインで本川耕平さんは、主にアニメーションの制作委員会の組成を手がけている。ここでは、権利や金利、宣伝などなど、いろんなことへ関わっていることについて語っているだけに、アニメ好きならぜひ聞いてほしい内容だ。

 

  本川耕平さんは、もともとは文学青年、じつは、ペンネームで脚本も手がけている方。ここでは「萌」という言葉が嫌いだったエピソードや、文学青年がアニメやゲームに染まりだしていく過程も、具体的な作品名も出しながら語っていた。
  他にも、「最近手がけている「名湯『異世界の湯』開拓記 ~アラフォー温泉マニアの転生先は、のんびり温泉天国でした~」へ携わっていく中、ゴールデンウィーンクに起きた、゛とある事件についても報告。その事件も衝撃だが、制作委員会の主幹事をやっているからこその警察からの事情聴取話など、プロデューサーゆえの苦労話もいろいろと語っていた。

 終盤には、制作委員会を取り仕切るうえでの大切な話として、「情報解禁」についてなど、アニメ好きなら気になることもいろいろと語っていたので、アニメのプロデューサーを目指している人は、とくに聴いてほしい内容だ。普段はなかなか聴けない話が独占配信ならぬ‥独占で聴けるはず??!!

 

  最後に、「阿佐ヶ谷ロイヤルミルクティー」の番組がメジャーになるためのアドバイスとして語った言葉が、まさに金言。こちらも、番組で聴いてほしい。その言葉は、あなたの胸にもきっと響くはずだ。

 


  エンディングでも、本川耕平さんも交えてトーク。ここでも本川耕平さんは、「裏舞台で活躍する人たちにも、もっともっと出る機会を」と語っていた。

 

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TEXT:長澤智典


「阿佐ヶ谷ロイヤルミルクティー」について。
https://limia-branks.jp/asagaya/

放送は、こちらから。
https://radiotomo.com/?cat=17


番組へのメールは、以下まで。
asagaya@limia-branks.jp
 

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