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2025.02.15
READY TO KISS

READY TO KISS DAY.3 40曲目は、『ブルーベリー・ヨーグルト・スムージー』。「READY TO KISS 全曲披露ライブ 3 DAYS」3日目公演レポート!

 READY TO KISSが、1月28日-30日の3日間、TwinBoxAKIHABARAで「READY TO KISS 全曲披露ライブ 3 DAYS」を行った。現在、READY TO KISSの手元にあるのが40曲。その曲たちを、3日間に分けてすべて披露する。ただし、事前に3日分のセットリストを組むのではなく、選曲は3日間とも、箱の中から楽曲名を書いたカプセルを取り、その日ごとに引き当てた曲を歌うスタイルで進行。本人たちも、何を歌うのかわからないスリリングさを抱きながら、3日間のライブを進めていった。この日の衣裳も、代衣裳の数々の中からどれを着るのかを事前にくじ引きで決めて身に付けていた。ここでは、3日目に当たる1月30日の公演の模様をお届けしたい。

 最終日となる3日目も、お馴染みのSEに乗せて、7人がステージに登場。この日も、メンバーの自己紹介を兼ねた挨拶から始まった。

  この日のくじ引きの順番は、逆マイクの番号順であり、結果的にREADY TO KISSへの逆加入順にもなっていた。最初に小松かやのが引いたのが、『呉れない』と『自由の女神』。READY TO KISSのライブではお馴染みの曲たちが並んだ形だ。
 『呉れない』の切ないギターのイントロが鳴り響くその音色へ導かれるように瀬戸佳凛のソロ歌唱からスタート。そこから一気に楽曲は激しさを増す。まさに、あの曲と似た展開だ。楽曲が走りだすのにあわせ、メンバーたちも感情のボリュームを上げ、エモい声を響かせだす。激しく躍動した楽曲の上で、メンバーたちは胸を熱くして歌えば、フロアかちも7人に向けて熱い声が飛び交いだした。
  ウキウキと心を弾ませる『自由な女神』では、メンバーたちも気持ちをと解き放つように、眩しい笑顔を浮かべて軽やかに歌っていた。彼女たちの動きにあわせて観客たちも同じ動きをすれば、熱い声を交わせてゆく。「楽しい」。その言葉が似合う景色が、早くもここに生まれていた。

 七海なのが引いたのが、『Long Distance 長距離エアプレイン』と『I GET CRAZY』。メンバーも馴染み深い曲たちということで、歌う前から少し安心していた。
 気持ちを明るく解き放つ『Long Distance 長距離エアプレイン』では、イントロが流れた時点でフロア中から熱い声が飛び交えば、メンバーたちもリラックスした表情で。でも、熱を持って駆ける楽曲に乗せて恋する胸の内をドキドキときめかせ、元気に歌っていた。一人一人が歌うたびに、熱いメンバーコールが飛び交うのもお馴染みの景色。さらに口上もぶつけながら、この場にいる人たちが、7人と一緒に胸をときめかせていた。「大好き」の声に「俺もー!」と返すお馴染みのやりとりも胸を嬉しく騒がせた。
  キラキラとしたイントロも印象深い『I GET CRAZY』でも、軽やかにステップを踏みながら歌うメンバーたちの動きにあわせて、観客たちがクラップを返せば、同じ動きを真似、一緒に熱情しながらも微笑ましい雰囲気を作りあげていた。メンバーらと一緒に「I GET CRAZY」と歌ったときの、胸弾む思いを忘れられない。彼女たちの掛け合う声へ一緒に声を掛け合えば、この曲でも「君が好きです」の声に「俺もー!!」と熱い声を投げ返していた。

 白浜さやが引いたのが、『愛A.S.A.P』と『NONSTOP Restart Dash』。『愛A.S.A.P』は、このメンバーでも新録すれば、ライブでも歌い慣れた曲ということもあって、メンバーらはこの曲でもリラックスして歌っていた。それもあるのか、『愛A.S.A.P』を歌うメンバーたちの声が、他の曲たち以上に熱とパワーを持って伝わってきた。メンバーと観客たちという大切な人たちどうしで愛を交わすように、「A.S.A.P」と熱い言葉を交わすやりとりも胸アツだ。彼女たちも、この曲では終始元気いっぱいの姿でステージの上で弾けていた。終盤には、フロア中から熱い熱いガチ恋口上が飛び交っていたことも伝えておきたい。
  『NONSTOP Restart Dash』も、気持ちを熱く掻き立てる明るくパワフルな疾走ナンバー。メンバーたちも高ぶる感情のアクセルをグイグイ踏み込みながら「Nonstop」と声を上げ、「リスタートダッシュ」と歌いながら、ステージの上でずっとはしゃぎ続けていた。気持ちをハイテンションにしてゆくノリ良く弾けたパワーソングが続くことで、見ている側もずっと高いテンションで騒げるから嬉しくなる。ほんと、この熱狂が素晴らしい。この先も、この熱狂をもっともっと塗り替えていこうじゃないか!! くじ次第なので、その先の未来がどうなるのかはわからないけど(笑)。

  瀬戸佳凛が引いたのが、「今回の3日間の公演がDVDになる」という告知の紙。もう1枚に書いてあったのが『Chu Chu』。READY TO KISSの楽曲では活動初期時から今も、ずっとライブ空間に一体感を作り続けている楽曲だ。
  『Chu Chu』も歌い慣れていることもあり、冒頭からメンバーたちも気持ちに余裕を持った表情で歌いだせば、フロアからも熱情したMIXやメンバーコールが飛び交いだす。お馴染み「Chu Chu好きだよ」「[俺もー!!」と熱い思いを交わしあうメンバーと観客たちのコンビネーションもバッチリだ。観客たちも、ここが盛り上がりのポイントとばかりに思いきり熱狂してゆく。7人も無邪気な笑顔で、甘えるように「Chu Chu 好きだよ」と歌っていた。間奏では、フロア中から「かわいい かわいい  超かわいい」とメンバーらに向けて熱いコールも上がれば、終盤に向けてズッと感情を上げ続け、この日一番の熱情した景色作りあげていった。

 水島さくらが引いたのが、『ストロベリー・ソフトキャンディ』と、このメンバーとしては初披露となる超初期ナンバーの『名も無き花』。
  熱い甘いときめきを届けてくれる『ストロベリー・ソフトキャンディ』では、メンバーたちが甘く愛らしい歌を、フロア中の人たちに向けてとろけそうな声で届けていた。明るくカラフルに弾ける楽曲の上で、甘く弾け飛ぶように歌う彼女たちの姿が、とてもチャーミング。この甘い衝撃も、READY TO KISSには大切な要素だ。
  活動初期時に歌っていた超レア曲の『名も無き花』で彼女たちは、一人一人がマイクを手にするたびに胸の内に秘めた思いを零すように歌っていた。この曲、サビ歌のメロがめちゃめちゃ良い。初見で触れても馴染み深い親しみやすさを覚える。エモメロな楽曲だ。メンバーと観客たちが、一緒に大きく手を振り、互いに運命の出逢いを、出逢えて良かった喜びを、この曲を通して改めて味わっていた。

 もりしょうこが引いたのが、『絶賛インフルエンザ』 と『フェアウェル・チョコバナナ・パンケーキ』。こちらは、レア曲たちの組み合わせだ。
 『絶賛インフルエンザ』では、勢いを持った開放的な楽曲にみんなで飛び乗りはしゃぎだせば、彼女たちの歌に観客たちも声を掛け合い、心地好いノリを作りあげていた。7人が届ける愛らしい歌声と仕種に触れ、フロア中の人たちも頭がボーッとするほど気持ちを火照らせていた??巧みに韻を踏んだ歌詞も印象的な楽曲を、彼女たちは愛らしい歌声を通して次々と観客たちのハートに注射してゆく。こんな楽しいウィルスなら、どんどん広まればいい。
  スケール大きくもハートフルな『フェアウェル・チョコバナナ・パンケーキ』でも、7人がちょっと切ない思いも胸に。でも、おおらかに歌っていた。軽やかに弾むように踊りながら、ときに大きく手を振り歌うメンバーらの姿に向け、フロア中の人たちも大きく手を振る景色も誕生。小松かやの歌声に他のメンバーたちがコーラスを重ねる場面を含め、曲が進むごとにドラマチックさを増す展開に触れ、一緒にノリを作りながらもずーっと見惚れていた。

  ついに40曲目。木村ゆみかが最後に引いたのが、『ブルーベリー・ヨーグルト・スムージー』。飲食系の楽曲でシメるところも、READY TO KISSらしい。木村ゆみかが叫んだ「最後にみんなでブルーベリーヨーグルトスムージーを作りましょう」の言葉を合図に、メンバーと観客たち 、同じ一つのフロアで掻き混ぜられるように混じりあい、『ブルーベリー・ヨーグルト・スムージー』を通してクールな‥ではなく、ひと際熱く、でも胸をキュンとする甘い衝撃を一緒に作りあげていた。結果的にこの曲で終えることで、READY TO KISSらしい熱い掛け声の飛び交う熱情一体化した景色を作りあげていった。メンバーも観客たちも、変な不安もなく、思いきり甘く弾けていたように、とても満たされる最後を、7人は『ブルーベリー・ヨーグルト・スムージー』を通して彩ってくれた。


この日は、特別にアンコールを実施。ここでも選曲は、1-2日目公演の中て歌った楽曲からのくじ引きというスタイル。そのくじを、前日に加入1周年を迎えた白浜さや・瀬戸佳凛・七海なのが担当。白浜さやが引いたのが、『エメラルド・クリームソーダ』。瀬戸佳凛が引いたのが、『永遠に』。七海なのが引いたのが、『タイに行きタイ』。ここでは、選んだ楽曲を3曲立て続けに歌唱。
  『エメラルド・クリームソーダ』を通して作りあげた、甘く熱く弾けた衝撃。観客たちの熱情した「お前が一番」コールの飛び交う様も、お馴染みの景色。一人一人歌うたびに飛び交う、「お前が一番」コール。その声を受けたメンバーの顔がほころんでいた。甘くて熱い様に、気持ちがとろけそうだ。もりしょうこの「今でも君が好き」の言葉に向け「しょうこちゃんが大好きだよー」と飛び交う声も、やっぱしこの曲には欠かせない。
  『永遠』でメンバーたちは,少しセンチメンタルな思いも胸に歌唱。その姿へ向けて、フロアから熱い声が飛び交う。切ない恋心を綴ったサビ歌へ触れるたびに、胸がキュッと締めつけられる?? この日は曲の世界へ浸るよりも、「永遠にあなたの側で笑っていたかった」と哀切な声で歌うメンバーらに向けてさえ、熱い声をぶつけずにいれなかったのが、観客たちの本心だろう。 
 最後に7人は『タイに行きタイ』を通して、この場を暑い暑いタイのような空気へ染め上げるように、みんなが全力で弾けていた。眩しい笑顔を浮かべステージの上で弾けるメンバーらへ向けて飛び交う熱いコール。このままずっと熱情した気持ちのまま楽しくアガッていきたい。アンコールもいい流れを作ってエンディングを迎えていった。

 最後に、新たな告知として3月19日(水)にGOTANDA G2で、『READY TO KISS定期公演vol.9〜リクエスト・リサイタル〜』を開催する。この日は、ファンたちからリクエストを募り、その中から上位10曲を披露する。果たして、どんな楽曲気が選ばれるのか、こちらも気になってきた。
 

LIVE

PHOTO: 中田英之
TEXT:長澤智典 


READY TO KISS 全曲披露ライブ
3日目 SET LIST

SE
MC (くじ引き 小松かやの)
『呉れない』
『自由な女神』
MC (くじ引き 七海なの)
『Long Distance 長距離エアプレイン』
『I GET CRAZY』
MC (くじ引き 白浜さや)
『愛A.S.A.P』
『NONSTOP Restart Dash』
MC (くじ引き 瀬戸佳凛)
(DVD化告知)
『Chu Chu』
MC (くじ引き 水島さくら)
『ストロベリー・ソフトキャンディ』
『名も無き花』
MC (くじ引き もりしょうこ)
『絶賛インフルエンザ』
『フェアウェル・チョコバナナ・パンケーキ』
MC (くじ引き 木村ゆみか)
『ブルーベリー・ヨーグルト・スムージー』
-ENCORE-
(くじ引き 瀬戸佳凛、白浜さや、七海なの)
『エメラルド・クリームソーダ』
『永遠に』
『タイに行きタイ』
 

『READY TO KISS定期公演vol.9〜リクエスト・リサイタル〜』

【日程】2025年3月19日(水)
【会場】GOTANDA G2
【時間】開場 18:30/開演 19:00
【料金】前売 1,000円/当日1,500円(各D代別)
【出演】READY TO KISS
投票結果トップ10の楽曲を当日披露いたします。
《チケット予約》
https://t-dv.com/rtk-request-recital0319
※2/4(火) 23:00より販売開始

【投票方法】
前売りにてチケット購入の際、自由記述欄に楽曲リストから3曲お書きください。
各1票として集計いたします。
※集計の都合上3月18日12:00までの投票までしか反映されません。ご了承ください。
【楽曲リスト】
ChuChu
秒シミュレーション
恋愛狂奏曲
オリーブの風の吹く町
自転車
トップシークレット〜切ない極秘事項〜
君恋
ムテキモード
告白
STAR LIGHT〜星色のこの気持ち、空に映れ〜
永遠に
MY WAY
世界一のクリスマス
名もなき花
READY TO KISS
エメラルド・クリームソーダ
成増になります
ストロベリー・ソフトキャンディ
I GET CRAZY
見つめられない
タイに行きタイ
ゴールデン・マンゴーパフェ
自由な女神
サイレンとジェラシー
伊達だって
ブルーベリー・ヨーグルト・スムージー
絶賛インフルエンザ
呉れない
その先の未来へ
フェアウェル・チョコバナナ・パンケーキ
タピオカ・ストリート
NONSTOP〜Restart Dash〜
Long Distance〜長距離エアプレイン〜
嘘つき、キツツキ
ミラクル・ハッピーバースデー
GET THE VALENTINE
Rainbow Arch
愛A.S.A.P
突撃シャングリラ
ブラブラブラ


SNS

HP: https://www.ready-to-kiss.jp/
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