FEATURE
上月せれな、デビュー10周年イヤー開幕!!
毎年恒例?!昨年に続く、今年も、上月せれなが1月1日(元旦)に行ったワンマン公演「上月せれなNEW YEAR LIVE 2024」に潜入。今年の舞台は、渋谷duo MUSIC EXCHANGE。ゲストDJにBANBANBAN/DJきむえもん・DJうっきー・VJさいきょんが登場。他にもゲストとして、Brave Mental Orchestraの染谷音羽、藍川ちおりも参加。四部構成、全52曲を歌い上げた当日の模様をお伝えしたい。
オープニングアクトを担った福永幸海のライブを受けて、上月せれなのライブがスタート。
第一部
激烈なダンスビートに合わせ、フロア中から上がる絶叫。青を基調にした衣装姿の上月せれなは、『天地無用!』を歌いだし、ライブをスタート。舞台の上を左に右へと駆けながら、気持ちの奥底から沸き立つ熱く燃えたぎる感情を、彼女は満面の笑顔を浮かべて観客たちにぶつけていた。フロアでは、サークルを作って声を上げ、上月せれなに向かって駆けだすなど、お馴染みの景色が早くも生まれていた。
上月せれなと一緒に、フロア中の人たちが熱いクラップを鳴らしだす。彼女は『ふわふわ時間』を通し、胸の内のドキドキを膨らませるように歌っていた。上月せれなと観客たちの熱いやりとりに触れているだけで、胸が熱くなる。ライブはまだ始まったばかり。でも、場内へはすでに熱気が漂いだしている。
「はい、せ~の」の駆け声を合図に、フロア中から熱い熱いMIXが飛び交う。上月せれなは愛らしい仕種たっぷりに『かまってだって!』を歌唱。彼女に「かまって かまって」と甘い声で呼びかけられるたび、思いきりかまってあげたくなる。いや、ライブが始まった時点で十分、互いにかまいあう関係になっていたけどね。フロア中から上がる「Oi!Oi!」の声もめちゃめちゃ胸に熱い!!
「いくよー!!」の声を合図に歌ったのが、『Q&Aリサイタル!』。曲が飛び出すたびにフロア中から起きる熱いMIXとクラップ。軽快に駆ける楽曲の上で、上月せれなは無邪気な妖精のような姿で、舞台の上でふわふわ舞い躍っていた。上月せれなと観客たちの熱いかけあいは、お馴染みの景色。彼女と一緒に掲げた両手を左右に思いきり振りながら、みんなで最高に熱いリサイタルをここに作っていこうか。
ここで、まさかの『最強メロディー2』の登場だ。これまで以上に、フロア中の熱が上がりだすのが手に取るように伝わる。「おー!」「おーっ!!」の熱い掛け声も漲るパワーに変えて、上月せれなは最強のメロディーチューンを歌い放つ。「今年も」「大好き」の熱いやりとりも飛び交えば、彼女の煽りに合わせ、フロア中の人たちが、その場でガンガン飛び跳ね、最強の熱狂空間を作りだす。最後に一緒にジャンプする、その一体化した様も胸アツだ!!
第一部の後半の最初に飛び出したのが、ファンからリクエストナンバー。それがなんと、『ハム太郎とっとこうた』。歌が始まったとたん、フロア中に巨大なサークルが誕生。誰もが「はい、せーの」「俺もー!!」と声を取り上げ、歌に合わせてゆっくりと行進し続ける。その景色が最高だ。
止まることなく『DAN!GAN!ドリーマー』へ、上月せれなはこの曲を通し、今度は観客たちの感情に熱い熱いエナジーを注ぎ込む。誰もが、上月せれなと一緒にサビ歌に合わせて手を小刻みに振り上げ、胸を高ぶらせていた。上月せれなのアニソンは気持ちを無条件に熱くしてゆく!!
上月せれなの歌始まりの『Baby Sweet Berry Love』でも、フロア中の人たちが、愛らしい歌声にハートのチューニングを合わせ、甘い声を上げていた。愛らしい姿で、晴れた声を響かせる彼女の姿もめっチャーミングだ。そのかわいらしさへ向け、熱いコールをぶつける姿も気持ちを騒がせる。
「声だしていくよー」。上月せれなの声を合図に飛び出したのが、上月せれなのアニソンナンバー『Higher and Higher』。彼女の歌声をリードに、フロア中の人たちがしゃがんではジャンプをするなど、熱い熱い一体化した景色を作りあげる。落ちサビで生まれた、多色多彩なサイリウムの輝きが揺れ動く景色。この曲の間中、みんなでずっと楽しく飛び跳ね続けていた。
この空間をさらに華やかに、もっと晴れたアッパーな景色へ染めあげようと、上月せれなは『正解はひとつ!じゃない!!』を、元気に、パワフルに歌唱。大きく腕を振りながら歌う彼女の姿が眩しい。曲が進むごと、上月せれなの歌声のエナジーが高まれば、より輝きも増していく。
第一部も終盤へ。『エンドレス土日』で上月せれなは、この空間を熱い熱い熱狂の祭り空間に染めあげる。己の心の中、週末に生まれる楽しいエナジーを、フロアにいる人たちは彼女に全力でぶつけていた。上月せれなと同じ動きをしながら、わちゃわちゃと弾けていた。場内中から沸き立つ熱いエール。彼女と一緒に身体を揺らし、この楽しさをエンドレスにしていこう!!
第一部の最後に歌ったのが、『夜明けBrand New Days』。イントロが流れた時点で、場内中の人たちが胸を熱く滾らせる。気持ちを高ぶらせ、思いきり青春モードに心を染めあげた彼女が高らかに歌い上げる姿に向け、フロア中の人たちも高く拳を突き上げ、声を張り上げながら、高ぶる感情を思いきりぶつけていた。落ちサビで生まれた観客たちの熱い熱い声。この一体化した熱狂の物語、終わりを告げることなく続いてくれ!!
第二部
ライブの第二部は、「モンスター モンスター」と歌いながら、白い衣装姿に着替えて姿を現した上月せれなの歌う『最高速Fall in Love』からスタート。上月せれなと、この場にいる一人一人のキミと最高で最高潮の景色を作りあげようと、感情のスロットルを全開に、上月せれなも、観客たちも身体を揺らしてはしゃいでいた。
和/雅な要素を満載した超絶アッパーな祭りチューンの『じゃぱにーずかるちゃー』の登場だ。早口で歌詞をまくしたて、サビではフロア中の人たちと一緒に虎虎MIXなどもキメながら、上月せれな自身もジャパニーズなヲタクカルチャーの楽しさを思う存分に楽しんでいた。
まさに、タイトル通り『最悪な日でもあなたが好き。』な気分だ。この曲を上月せれなが歌いだしたとたん、フロアのあちこちから熱い声が飛び交い出した。彼女は、場内から生まれた熱いクラップも力に、甘えた素振りを見せながら「あなたが好き」と歌っていた。上月せれなが「あなたが好き」と歌えば、フロア中から「俺もー」と熱情した声が返ってくる。超絶燃え上がった「好き」のやりとりが、最高に胸アツだ。「あなたが好き」「俺もー」のやりとり、ずっとずっと続けていたい。
『Shake the DiCE』では、冒頭から上月せれなと観客たちの熱い気持ちを交わし合うやりとりが誕生。躍動するダンスビートの上で、彼女は軽やかに舞い踊りながら、とても晴れた明るい歌声を場内中に響かせていた。曲が進むごと、上月せれなの歌声にも熱が漲りだす。このHAPPYな気分、もっともっと声を張り上げアゲていこうか!!
観客たちのずっとずっとアガり続けたい気持ちへ華やかな彩りを与えるように、上月せれなはカバー曲の『気分上々↑↑』を歌唱。一緒に気分を上々に上げていこうと言わんばかりに、彼女はこの曲を通し、この空間を心弾むダンス空間に染め上げていった。さぁ、気持ちが揺れるままに、思いきり踊り、騒ぎ祭れ!!
短いMCを挟み、次に歌ったのがファンからのリクエスト曲の『異次元★❤︎BIGBANG』。荘厳かつシンフワニックな音色に乗せ、上月せれなは腕を高く突き上げ「WOW WOW OH! OH!」と高らかに歌いだした。気持ちを壮大な景色の中へと連れだし、おおらかな心に染めあげる楽曲だ。スケール大きな曲を、愛情たっぷりに歌う上月せれなの姿も魅力的。いろんなカバー曲を通し、彼女の持ついろんな歌声やパフォーマンスの魅力を味わえるのも、上月せれなのライブを楽しむうえで注目しておきたい点。カバー曲さえ、いつしか自分のオリジナル曲のように染めあげる手腕も、いつもながら「流石!!」と思ってしまう。
「わちゅごなどぅー」の言葉を合図に、上月せれなが歌ったのがわちゃわちゃとしたポップチューンの『わちゅごなどぅー』。彼女は、次々と早口でまくしたてるように歌う。この曲では、フロア中から熱い駆け声が飛び交えば、床から重力を解き放つように飛び跳ねながらはしゃぐ人たちが、フロア中に大勢あふれていた。そう、楽しさが心の中で騒ぐのなら、ずっとずっと飛び跳ね続けていればいい。その楽しさがあなたを笑顔で彩ってゆくのだから。
『回れ!激流洗濯機』で上月せれなは、フロア中の人たちを熱狂の渦の中へ巻き込む。彼女が「回れ回れ」と歌うたびに、フロアに大きなサークルが誕生。大勢の人たちが、その輪の中を無邪気に駆け回っていた。上月せれなが作りあげる参加型ライブの楽しさ、一度味わってしまったらもう抜け出せない。何度も何度もフロア中にサークルが生まれる景色も、ほんと終わってほしくない。
サビ歌始まりの『CHAOS and FULLSWING』では、気持ちを高ぶらせ、早口で次々と言葉をまくしたてる上月せれなに向け、フロア中から熱いMIXの声が飛び交う。場内のあちこちで腕やサイリウムを高く突き上げ、流れだす激烈なダンスロックに乗せて騒ぎ祭っていた景色も、ほんと華やかだ。
『ワガママMIRROR HEART』でも、観客たちが身体を深く折り曲げ、熱情したMIXをぶつけていた。躍動するビートの上で、感情を雄々しく奮い立てた上月せれなも、フロア中の人たちへ挑みかかる勢いで煽っていた。パワフルなその歌声が、胸を熱く熱く騒がせる。
その勢いへさらに熱を降り注ぐように,上月せれなは『UNBREAKABLE』を雄々しく歌唱。この曲でも彼女は攻めた感情のモードにその身を染めあげ、観客たちを熱く熱く挑発し続ける。でも、その歌声と姿に触れていると、何度だって拳を振り上げ、上月せれなれと一緒にこの空間で想いをきつく結びあっていたくなる。
第二部の最後に歌ったのが、カバー曲の『Snow halation』。上月せれな自身が心をときめいた乙女心に染め上げ、胸はしゃぐ想いを、晴れたキラキラとした歌声をに変え一人一人のハートにロマンチックな想いを届けていた。こういう甘いロマンチックな歌も、彼女に似合う表情だ。この甘いひとときに、またとろけてみたい。
第三部
赤系の衣装姿に着替えた上月せれなは、最初からこの空間にハイテンションな空気を作り上げようと『ハイテンションガール』をぶち込んだ。かわいく煽る彼女の姿に向け、フロアのあちこちから熱い声と拳が上がれば、「みんなでジャンプ」の声に合わせて飛び跳ねる人たちが続出。すでに2つのブロックの中へ熱狂を作り続けてきた上月せれなと観客たちだもの。超絶ハイテンションな景色を作りあげるのは、お手の物だ。
それを上月せれな自身も知っているからこそ、もっともっと楽しいの限界を突破してみなよと煽るように、アニソンカバーの『only my railgun』をブースト。高ぶる気持ちにその身を染めあげて歌う彼女に向け、フロア中の人たちが熱い熱い声をぶち上げる。上月せれなが熱狂を求めるなら、その期待に全力で応え、期待以上の熱情した景色を作りあげる。それを軽々とやってしまえるのが、ここにいる猛者(プロの観客たち)たちだ。
力強い歌声から幕を開けた『BRAND NEW MOMENT』でも,上月せれなは言葉と熱情した青春の想いを早口の言葉に乗せてぶつけていた。祭り踊りながら歌う彼女の声に熱情したエナジーが注がれるたびに、その熱に刺激を受け、こちらも熱くなってゆく。
「君が 君が熱い恋をするなら世界に僕しかいない」と歌唱。上月せれなが『LOVE YOU ONLY』を通して「君が好きだよ」「KISSがしたいよ」と歌うたびに、フロアのあちこちで、一緒に歌声を交わし、掛け合う様が誕生。上月せれなが熱い想いをぶつけるなら、その熱を受け止めるのは、ここにいる僕らしかいない。だから、もっともっと熱情した想いを、フロア中に降り注いでほしい。みんなが前へ前へと押し寄せ、少しでもその想いを届けようと手を伸ばす様も熱い景色だ。最後にみんなで「せれちゅ」と叫んだ、あの一体感も最高だ。
続く『サインはB』では、フロア中から「うりゃ、おい」と熱い声が飛び交えば、上月せれなの歌に合わせ、「俺もー」の声が飛び交う。超高速で弾けたダンスチューンに乗せ、一緒に片思いの恋する熱い気持ちを交わしあう。彼女の歌に合わせて、次々飛び交うオーイングも気持ちを熱く騒がせる。早口で想いをまくしたてる上月せれなに向け、フロア中からずっと熱い視線が向けられていた。
『爆裂ハイジャンプ!』でも、上月せれなはチャーミングな姿を見せながら。でも、しっかりと熱狂のコール&レスポンスを繰り広げ続ける。歌いながら、真っ赤なミニスカートを翻してハイジャンプする姿に合わせ、フロア中の人たちも高く、とにかく高くジャンプし続ける。彼女のパワフルだけど愛らしい歌声が気持ちを熱く押し上げる。だから上月せれなと一緒に、その歌声に合わせてハイジャンプし続けていたい。
次に歌ったのが、セトリリクエストとして応えた楽曲。まさか、上月せれなの歌声を通して青春パンクソングを味わえるとは思わなかった。魂を燃え滾らせ『心絵』を熱唱する姿が、めちゃくちゃ胸アツだ。彼女の歌声が連れだす熱情した景色に向かって、拳を振り上げ、「Oh! Oh1 Oh!」と声を張り上げ、共に未来へ向かって突き進みたい。やばい、燃え盛った胸の炎がどんどん大きくなる。
そこへぶち込んだのが、『最強メロディー4』。上月せれなが、観客たちが、「うりゃおい うりゃおい」と声を張り上げ、熱いMIXも彼女にぶつけながら、この空間に熱情したオーイング飛び交う最強に熱い祭りの景色を描きだす。ときに上月せれなと歌のやりとりも交わせば、間奏では、みんなでWAVEを楽しむ場面も誕生。さぁさぁ、もっとずっとこの最強のメロディーを胸に、熱狂のその先の世界まで突き進め!!
勇壮な音色が鳴り響きだした。『ultra soul』の登場に合わせ、フロア中から興奮した野太い声が上がり続ける。上月せれなも、みずからの歌声に雄々しさを描き加え、沸き立つ熱い感情を全力でぶつけていた。お馴染みの「Ultra Soul」「Hey!!」やりとりも超胸アツだ。
もっともっと熱くなれるよなと煽るように、上月せれなはさちに熱情パワフル/雄々しき感情高揚ナンバーの『Rising Hope』を突きつけた。雄々しき野獣のような様で、今にも観客たちに襲いかからんばかりの凛々しい姿を持って彼女は歌いあげていた。上月せれなの突き上げる拳に向け、一緒に拳を高く突き上げ続けていたい。
「負けたくないよ」と歌う上月せれなの歌声を合図に飛び出したのが『NEVER END』。熱狂を描くセトリの中へ、巧みにいろんな胸を熱く騒がせるグラデーションを上月せれなは描きだす。だから、いろんな胸アツな気持ちになって楽しめる。多彩な熱狂の景色に触れ、この胸の高ぶり、もう止められない。
第三部の最後に歌ったのが、『回レ!雪月花』。上月せれなはこの曲を通し、和カラフルな宴の場に、この場を染めあげた。超絶早口で歌をまくしたて、祭りのビートに乗せてこの空間を熱く彩りだす。「回レ」の声に合わせ、フロアにサークルが出来るのも、彼女のライブでは当然の景色。ときには,「HA HA HA HA HA」とよさこい気分で声を張り上げ、みんなで元旦の日に、この場へ夏祭りのような景色を描き続けていった。
藍川ちおりや染谷音羽のソロコーナーを挟み、最後のブロックへ。その前に、藍川ちおり、染谷音羽、新衣装に着替えた上月せれなの3人でBrave Mental Ohchestraの今後について説明。そのうえで、Brave Mental Ohchestraの『マッサカサマ!』を歌唱。3人バージョンとはいえ、超攻めでアゲのアッハーなダンスチューンだけに、フロア中の人たちも、駆け声を上げながらしっかりと祭りあがっていた。
第四部
第四部となったラストブロックは、上月せれなの新曲『風に立つ』からスタート。『風に立つ』は、最初からテンションを超爆上げてゆくBPM超速ナンバー。途中に、ガチ恋口上も登場。上月せれな自身も「になにー?」と問いかけながら、フロア中の人たちが上げる「愛してる」の声を笑顔で受け止めていた。『風に立つ』、ずーっとハイテンション&ハイスヒードで駆け上がる、ライブで絶対に盛り上がり間違いなしのナンバーだ。
続くチップチューンの『プッシュ?セレクト?コンティニュー!』を通して、上月せれなは場内中の人たちをマジカルでワンダーなアドベンチャー空間へ連れだした。「コココココンティニー」の歌に合わせ、フロアにいた人たちが手で鶏の真似をするところも、素敵な熱狂のやりとりだ。このままコンティニューするとなくはしゃぎ続けたい。
カンフー虎虎ナンバーの『家でYeah!ってアゲタイガー』の登場に、フロア中の人たちが一気に祭り上がりだす。上月せれなが左へ右へと移動するたびに、場内中の人たちも一緒に民族大移動。フロアのあちこちから「イエッタイガー」の声と、祭り上がり躍る姿が誕生。この楽しさがたまらない。しかも嬉しいのが、『家でYeah!ってアゲタイガー』を、なんと3回連続で歌唱したこと。一度祭りアガったこの景色、そうそう簡単には終わらせない。ファンたちも、上月せれなと一緒に何度も「イエッタイガー」と声を張り上げ、ずっと踊り騒いでいた。嬉しいのが、曲を重ねるごとに、観客らのテンションのギアが確実にあがり続けていたこと。3回目のときなど、この空間が派手で華やかな熱帯夜の祭りの場へ完全に染まりあがっていた。
続いて上月せれなが歌ったのが、『アイドル』。自身がアイドルだけに、『アイドル』を歌う姿は本当に胸キュンだ。今やライブでもお馴染みという理由もあり、挑発するように雄々しく歌う彼女に向かって、フロア中の人たちも熱いエールを送り続ける。まさにここは、今世紀究極のアイドル現場の盛り上がりが生まれていた‥と思いたい。上月せれな自身が、曲のヒロインに気持ちを憑依し凛々しい姿で歌い躍っていた様も嬉しいインパクトだった。
さぁ、ここからもっともっと番狂わせな熱狂を、ここにいるみんなと一緒に作りあげようか。そのスタートラインを改めて切るように,上月せれなは『Giant Killing』を歌っていた。彼女の動きにあわせて一緒に振りを真似る様や、熱情した感情をぶつけるように歌う上月せれなに向かって,燃え滾る声をぶつける観客たち。気持ちが熱く奮えるのなら、もっともっと高くその拳を突き上げ、熱情した感情をすべて彼女へぶつけてゆけ!!
ここでさらに熱狂を‥と想いきや、上月せれなは「好きになって もっと」と『ファンサ』を、甘い歌声の投げKISSに変えて届けてくれた。この甘い衝撃、胸をキュンと騒がせずにいれない。間奏では、自然と野太い声も張りあがる。恋する女の子が勇気を振り絞る様を、上月せれなは熱狂した色濃い景色に変えて届けでいた。この楽しさ、もっともっとファンサしてほしい。そのぶん、熱い熱いハートで想いを返すからさ。
第四部も後半へ。続いて披露したのが、もう一つの新曲『一二三夜祭』。タイトル通りの和要素を詰め込んだ祭りナンバーだ。嬉しいのが、BPMも速く、ずっとずっとアッパーなテンションで上月せれなの歌声はもちろん、楽曲も駆け続けてゆくこと。初披露にも関わらず、早くもフロアからは掛け声が飛び交うなど、プロのファンたちはしっかり祭り上がるポイントをつかんでは、この曲に熱狂の彩りを描き加えていた。上月せれな自身も、ずっと感情のボリュームをフルテンに上げる勢いで「己の道をいけ」と歌いあげていた。
そう、この勢いを持って熱く、でも楽しく突き進め。そんなFIGHTING DREAMERたちへ向け、上月せれなは『GO!!!』をプレゼント。炎のように燃え盛る熱情を持って駆け続ける楽曲に乗せ、上月せれなとファンたちが、その場で飛び跳ね、一緒に熱狂のロードを走っていた。誰もがFIGHTING DREAMERとなって、熱狂の高みを目指し、笑顔ではしゃいでいた。
さぁ、次は、上月せれなと一緒にハイテンポのダンスナンバーに乗って、一緒に踊りはしゃごうか。『ダイスキスイッチ』に合わせて、上月せれなとフロア中の人たちが、「大好き」「俺もー」の熱いやりとりを何度も何度も繰り返しながら、熱狂の高みへ向かってアガり続ける。
今、この空間に生まれているのは現実をすっかり消し去った、「楽しい」気持ちだけに満ちあふれたニューワールド。そんな世界へもっともっとカラフルな熱狂の色を描き加えようと、上月せれなは『NEW WORLD』を元気いっぱいに歌っていた。彼女たちが「手を伸ばせ」と歌うたびに、たくさんの手が彼女に向かって伸び続ける。そう、ここからもっともっと高く羽ばたこうか。
上月せれなが歌う『Butter-Fly』に触れるたびに、どんなちっぽけな自分だって、たとえボロボロの翼だって、彼女の歌声の魔法で艶めいた翼となり、どこまでだって飛んでいける気持ちになれる。上月せれなの歌声は、僕らに無限大の勇気と可能性を授けてくれる。その歌声へ触れるたびに元気や熱狂の魔法がかかり、最強の自分になれる。この曲の落ちサビでは、観客たちが一斉に前へ詰めかけ、熱い声をぶつけていた。その様も、気持ちを嬉しく震わせた。
ライブも本当にラストスパートだ。やはり、ここで『君と僕を繋ぐ歌』が飛び出さなきゃ、上月せれなのライブじゃない。いつだって僕らを熱情した気持ちに染めあげるこの歌を通して、互いが切れることのない太い絆で繋がりあえていることを確かめられる。「僕らは繋がっている」という言葉を信じて、この日も、大勢の人たちが彼女に向けて、伸ばすように手を振り続けていた。
最後は、やはり『VISION.』だ。歌が始まったとたん、会場中の人たちが強く、高く手を掲げ、上月せれなと一緒に、高ぶる気持ちを、熱狂の拳を交わすことで分かち合っていた。道なき道を切り開き、最高の景色がそこへ広がることを信じて、これからも、上月せれなと肩を並べて歩き続けたい。その先に待っている、この日のような最強の景色を味わうためにも進み続けたい。いつしか『VISION.』に合わせ、熱い熱い声が飛び交っていた。上月せれなが一緒に進もうと呼びかけるなら、その言葉を信じて、デビュー10周年イヤーである2024年も、これからもずっと笑顔で進み続けようか。
TEXT:長澤智典
【メディア情報】
≪TVレギュラー≫
東京MXほか全国25局ネット
地上波音楽番組「B.B.レアリティ」
http://www.music-bb.com/rarity/
≪ラジオ冠番組≫
FM FUJIにて毎週火曜日23:30~24:00
「上月せれなのラジオモンスター」
【LIVE情報】
2024年4月21日(日)
上月せれなデビュー10周年ワンマンライブ
会場:白金高輪SELENE b2
SNS
https://serechu.com/
https://twitter.com/Serena_Kozuki
https://twitter.com/SEREChu_staff
セットリスト
第一部
『天地無用!』
『ふわふわ時間』
『かまってだって!』
『Q&Aリサイタル!』
『最強メロディー2』
『ハム太郎とっとこうた』
『DAN!GAN!ドリーマー』
『Baby Sweet Berry Love』
『Higher and Higher』
『正解はひとつ!じゃない!!』
『エンドレス土日』
『夜明けBrand New Days』
第二部
『最高速Fall in Love』
『じゃぱにーずかるちゃー』
『最悪な日でもあなたが好き。』
『Shake the DiCE』
『気分上々↑↑』
『異次元★❤︎BIGBANG』
『わちゅごなどぅー』
『回れ!激流洗濯機』
『CHAOS and FULLSWING』
『ワガママMIRROR HEART』
『UNBREAKABLE』
『Snow halation』
第三部
『ハイテンションガール』
『only my railgun』
『BRAND NEW MOMENT』
『LOVE YOU ONLY』
『サインはB』
『爆裂ハイジャンプ!』
『心絵』
『最強メロディー4』
『ultra soul』
『Rising Hope』
『NEVER END』
『回レ!雪月花』
『マッサカサマ!』(Brave Mental Ohchestra)
第四部
『風に立つ』(新曲)
『プッシュ?セレクト?コンティニュー!』
『家でYeah!ってアゲタイガー』
『家でYeah!ってアゲタイガー』
『家でYeah!ってアゲタイガー』
『アイドル』
『Giant Killing』
『ファンサ』
『一二三夜祭』(新曲)
『GO!!!』
『ダイスキスイッチ』
『NEW WORLD』
『Butter-Fly』
『君と僕を繋ぐ歌』
『VISION.』