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2023.07.10

純情のアフィリアに抱いた熱は、ずっと変わることなく続いてゆく。このままずっと初恋の熱に冒され続けていたい。「純情のアフィリア〜新体制・プレゼンテーションワンマンライブ」公演レポート!!!!!!!!!

 5月に、夏目ベールと東城アミナが卒業。それに伴い、9人の新体制になった純情のアフィリアが、お披露目公演「純情のアフィリア〜新体制・プレゼンテーションワンマンライブ」を7月9日に渋谷WWWで行った。この日は、O.AとしてNext☆Ricoが出演。純情のアフィリアは、9月19日に8thシングルの発売を発表していることも先にお伝えしておこう。


 嬉しい幕開けだ。新体制となった純情のアフィリアが最初に歌ったのが、純情のアフィリアとしての始まりを告げた『この世界に魔法なんてないよ』。彼女たちは「世界に魔法なんて――」と歌っていた。9人は知っている、自分たちが人の心を笑顔や幸せにしてゆく魔法を持っていることを。その魔法の効力を高めるうえでも、まずは自分たち自身が、その姿に相応しいアイドルでなければいけないことを。だから彼女たちは、純情のアフィリアの始まりを告げたこの曲を、この日の冒頭で歌っていた。この日は、最初から新しい夏衣装姿。その姿は、ここからどんな色にでも染まるぞという。そして、みんなをいろんな色に染めてゆく意志を示す姿にも見えていた。

  この空間を華やかな宴の場へ染め上げるように、彼女たちは眩しい笑顔と歌声で『究極アンバランス!』を歌っていた。純情のアフィリアのライブは、いつだって、僕らの心をアナザーワールドへ転送してゆく。彼女たちが舞台の上で無邪気にはしゃぐ姿を見るたびに、一緒にキラキラとした物語の中へ飛び込み、いろんな思いの旅を続けたい気持ちになる。9人のメーテルが連れ出す、いろんな感情を届ける物語の旅。今日は、どんな惑星(楽曲)を巡りながら、心を踊らせてくれるのか楽しみだ。

  
  歌詞の一節ではないが、好きになる心は、その人を無敵にしてゆく。舞台の上で元気いっぱいに弾けながら『スキハ無敵』を歌う姿を見ていると、彼女たちが永遠に無敵な存在であるのは、もちろん。この場にいるときだけは、自分たちも大胆な気持ちになり、照れた気持ちを消し去り、思いきり彼女たちに思いをぶつけていける。いつだってライブという空間は、自分を勇者にしてゆく。その対象が大好きな推しや推しグループであるほど、無敵になれる。

 ヤバいよね、『ニーハイ・エゴイスト』を歌いだした瞬間に、感情のストッパーが瞬時に外れ、我を忘れ、一緒にはしゃいでしまう。かわいくも妖しい魅力を振りまきながら妖艶にせまる9人。ちょっと背伸びをした、でも少し大胆にかわいさを振りまく姿を目の前で見るたびに、心拍数がめちゃめちゃ上がりだす。渚カオリと観客たちのとの熱い掛け合いも、熱狂という言葉が相応しい場へ彩るうえで大切な要素。絶対領域の魔法、本気で心をメロメロに落としてゆく。

  すでに気持ちは、桃源郷の中で浮かれている状態だ。それをわかっているから、彼女たちは爽やかな歌声で『Lotus Land -桃源郷』を歌っていた。9人が歌声の風を吹かせるたび、その勢いへ一緒に乗って、もっともっといろんなきらめく世界をめぐる旅を続けたい。9人が舞台の上でサークルを描きながら駆けめぐる姿も眩しければ、9人と一緒に飛び跳ね、はしゃいでいけたのも嬉しい場面。落ちサビで。いや、この日の観客たちは、手にした色とりどりのペンライトや腕を、9人に向けてずっと捧げ続けていた。

 純情のアフィリアと僕らのいろんな惑星を巡るマジカルな旅は、まだまだ続いてゆく。『マジカル☆エクスプレス☆ジャーニー』を次の惑星へ向けた列車の推進力に、ここからどんな物語を一緒に見ていけるのか。いや、9人とどんな冒険を繰り広げてゆくのか。そんな期待の切符を、ここで9人と確認しあっていた。心のときめきが、本当に止まらない。
 
  彼女たちが目の前に見せたのは、スケールあふれる。でも、胸をドキドキと騒がせる『恋のWizard百年戦争』。彼女たち自身が強気な乙女になり、胸をドキドキしながらも、相手を落そうと仕掛けてゆく。かわいく積極的に染まる9人の姿がチャーミングに見える。少し大胆に自分を染め上げる姿くらいが、今の彼女たちに似合う恋の戦闘服なのかも知れない。


 止まらないドキドキした気持ちへさらにラブリーな色を塗り重ねるように、純情のアフィリアは『Like? or Love?』を歌唱。この曲でメンバーたちは、見ている人たちへ甘い誘いをかけるように歌っていた。彼女たちの上げる「A-Ha」の甘い声へ触れるたびに、ドキドキしたハートの血中濃度がグングン高まりだす。セクシーな振りを見せながらも、乙女心を隠せないかわいい仕種や歌声に、この日もしっかり落とされていた。
 
  彼女たちは、自分たちがステージというこの場で生きる意味を示すように『それだけが、生きる意味なんだ』を歌っていた。いや、自分がこの場に立って歌う意味を先輩(ファン)たちへ示すのと同時に、自分たち自身がこの場で歌う意味を自分自身へ言い聞かせるように歌っていた。凛々しい表情を多めに歌っていたのも、彼女たち自身が気持ちを律していたからか…。

 ここから、さらに勢いを加速しようと、9人は晴れた歌声を天高く響かせるように『Lost In The Sky』を歌っていた。桜田アンナの力強い「いくよー!!」の声を先導に、メンバーが、先輩方が、新体制の純情のアフィリアとして新しい運命の物語を共に描こうと誓いあっていた。間奏の中、フロア中から響き渡る絶叫が胸を熱く騒がせた。「伝説が ほら もう一度動きだすよ」。ほんと、歌詞通りの言葉が、今の純情のアフィリアにはとても似合う。

  彼女たちは躍動する熱い気持ちを『Go my love』に乗せ、満面の笑顔と元気な歌声の魔法を通して、この場にいる一人一人のハートを「好き」という色でたっぷりと満たしていた。彼女たちに「キミに夢中」と歌われるたびに、フロア中から上がる声にもどんどん熱が加わり続ける。熱情したこの気持ち、もう止まらない!!!!!!!!!

  最後に純情のアフィリアが届けたのが、『魔法のチョコレート伝説』。「この世に魔法なんて」と歌い始めた彼女たちが、本編最後に、9人自身の魅力という魔法を持って「Chu Chue」とせまってきた。彼女たちが心を大胆に解き放つたびに、僕らも9人の魅力という魔法に夢中になって心がとろけてゆく。この日のライブで、最後にはすっかり純情のアフィリアのライブという解けない魔法の虜になっていた人たちも多かったのでは?!


  アンコールは、"魔法ソング"を二連発。『"Sing a World〜キミがくれた魔法〜』で9人はロマンチックな色に心を染め上げ、愛らしい声を歌のトレイに乗せ、一人一人の元へ運んでくれた。キラキラとした思いをカクテルした魔法のドリンク(楽曲)を飲むたびに、目の前がキラキラと輝きだす。それは魔法?それとも…。

  最後の最後に純情のアフィリアは、『奇跡と魔法のクロニクル』を歌唱。僕らはこれまでも、時代のウネリの中、変わり続ける純情のアフィリアの姿を見続けてきた。いろんな年代の純情のアフィリアそれぞれに魅力が詰まっていたように、ここから新たに始めた現体制の純情のアフィリアも、間違いなく、その年代を彩るに相応しい輝きを放っていくはずだ。そんな純情のアフィリアが記録し続ける年代記を見ていくのは、もちろん。その瞬間瞬間をしっかりと瞼へ焼き続けていられることへ、今は素直に感謝したい。『奇跡と魔法のクロニクル』の歌詞に綴られた「初恋の熱はずっとここにある」という言葉は、本当にその通りだ。僕らは、純情のアフィリアという推しにずっと初恋を続けている。その推しを彩る要素(メンバー/体制)が変わろうと、彼女たちに抱いた熱は、ずっと変わることなく続いてゆく。このままずっと初恋の熱に冒され続けていたい。

 

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TEXT:長澤智典

 

【この盾に、隠れます。 MV】https://youtu.be/EO4zbnY1H-4A
【純情のアフィリア 公式HP、各SNSはこちら】https://lit.link/afillia/
【Stand-Up! Records 公式サイト】http://stand-up-project.jp
【MIRAI系アイドルNEWSポータルサイト】https://news.future-idol.tv/

 

セットリスト
『この世界に魔法なんてないよ』
『究極アンバランス!』
『スキハ無敵』
『ニーハイ・エゴイスト』
『Lotus Land -桃源郷』
『マジカル☆エクスフレス☆ジャーニー』
『恋のWizard百年戦争』
『Like? or Love?』
『それだけが、生きる意味なんだ』
『Lost In The Sky』
『Go my love』
『魔法のチョコレート伝説』
-ENCORE-
『"Sing a World〜キミがくれた魔法〜』
『奇跡と魔法のクロニクル』

 

▼新譜情報

【収録情報】
■Blu-ray付盤 品番USSW-0449 ジャケット[全員]
<CD>
1. タイトル未定(1)
2. タイトル未定(2)
3. タイトル未定(3)
4. タイトル未定(1)(Off Vocal)
5. タイトル未定(2)(Off Vocal)
6. タイトル未定(3)(Off Vocal)
<Blu-ray> 
・タイトル未定(1) MV
・MVオフショット
・ライブ映像ダイジェスト(純情のアフィリア〜新体制・プレゼンテーションワンマンライブ)

■A盤 品番USSW-0450 ジャケット[未定]
■B盤 品番USSW-0451 ジャケット[未定]
■C盤 品番USSW-0452 ジャケット[未定]
<CD>
1. タイトル未定(1)
2. タイトル未定(2)
3. タイトル未定(3)
4. タイトル未定(1)(INST)
※収録内容はA盤、B盤、C盤共通となります。

 

【リリースイベント情報】
7月13日(木)iTube Studio 19:30 http://stand-up-project.jp/schedule/31899
7月15日(土)エンタバアキバ 16:00/19:00 http://stand-up-project.jp/schedule/31890
7月16日(日)カメイドクロック カメクロコート 13:00/16:00 http://stand-up-project.jp/schedule/31869
7月29日(土)タワーレコード新宿店 13:00/16:00 http://stand-up-project.jp/schedule/31860
7月30日(日)タワーレコード錦糸町パルコ店 13:00/16:00 http://stand-up-project.jp/schedule/31863
8月2日(水)iTube Studio 19:30 http://stand-up-project.jp/schedule/31902
8月6日(日)都内近郊にて開催予定
8月10日(木)iTube Studio 19:30 http://stand-up-project.jp/schedule/31906
8月13日(日)都内近郊にて開催予定    
9月2日(土)都内近郊にて開催予定
9月3日(日)都内近郊にて開催予定
9月7日(木)iTube Studio 19:30 http://stand-up-project.jp/schedule/31909
9月9日(土)都内近郊にて開催予定
9月10日(日)都内近郊にて開催予定
9月13日(水)都内近郊にて開催予定
9月16日(土)大阪近郊にて開催予定
9月17日(日)名古屋近郊にて開催予定
9月18日(月・祝)都内近郊にて開催予定
9月19日(火)都内近郊にて開催予定
9月20日(水)都内近郊にて開催予定
9月21日(木)都内近郊にて開催予定
9月22日(金)都内近郊にて開催予定
9月23日(土)都内近郊にて開催予定
9月24日(日)都内近郊にて開催予定
10月4日(水)iTube Studio 19:30 http://stand-up-project.jp/schedule/31912


※イベント詳細は後日発表いたします。詳細の発表があるまでは、イベント実施会場へのお問い合わせはご遠慮ください。
各イベントについての特典会内容などの詳細は後日確定次第、オフィシャルHPやSNS等で発表いたします。
今後の情勢によりイベントスケジュール、会場は変更、または中止となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

 

◆純情のアフィリア Profile

全国展開中のカフェ&レストラン「アフィリアグループ」を代表するメンバーから構成された学院型ガール
ズ・ボーカルユニット。萌え業界の2大メーカー、志倉千代丸と桃井はるこのダブルプロデュース。
ヒットメーカー、つんく♂や大島こうすけらからも楽曲提供を受けている。
デビュー以来400本以上、アニサマ等数々のライブイベント出演を経てZepp Tokyo、五反田ゆうぽうとホール、Tokyo Dome City Hall、舞浜アンフィシアター、大手町三井ホール、台湾・香港にてワンマンLiveを開催。
2017年6月「アフィリア・サーガ」から改名、新体制など大改革を発表。
2022年「LIMITLESS」デイリー1位、ウィークリー5位。
TVアニメ『はじめてのギャル』OP、『俺が好きなのは妹だけど妹じゃない』ED、『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』OPなど数多くのアニメ、ゲーム主題歌を担当。
透明感のある歌唱力と個性豊かなキャラクター、MCをこなす実力を持つ。
いま、「もっとも近い、会えるアイドル」として渚カオリ/葉山カナ/寺坂ユミ/雨森セラ/桜田アンナ/小宮山アサミ/白雪ミハル/楠本コトリ/皐月ユナの9名で活躍中!

 

【この盾に、隠れます。 MV】https://youtu.be/EO4zbnY1H-4A
【純情のアフィリア 公式HP、各SNSはこちら】https://lit.link/afillia/

 

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