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2023.06.07
RURUDiA

「わたしのことを誰よりも愛してる?」と聞かれたら、もう「NO」なんて言えないよ。 「Galpo! Live Show Vol.22」RURUDiA編

 5月17日(水)、秋葉原パームスを舞台に「Galpo! Live Show Vol.22」が行われた。出演したのが、セプテントリオン/シュユノトキ/RURUDiA/Tri-Sphere/美音。
  この日の模様は、「ニコニコ動画」でも生配信。ニコニコチャンネルの番組「Galpo! Live Show」に月額会員登録した方は、「Galpo! Live Show」で配信したライブ動画。さらに、スピンオフ配信のプログラム映像を見れる内容になっている。
 ここでは、RURUDiA のライブの模様をお届けします。 


RURUDiA

 RURUDiAのライブが始まるたびに、いつも心がはしゃぎだす。それは、これから彼女たちが舞台の上で可憐な歌声とダンスの花を咲かせてくれるのを知っているし,それを待ち望んでいるからなのかも知れない。

 この日のRURUDiAは、『Love me do』から早くも、恋心を熱くしながら歌いかけてきた。胸に手を寄り添え、彼女たちに「好き好き好きって」と甘い表情で告白するように歌われて、冷静でなといれるわけがない。触れたとたん、眩しい光が身体中に降り注いだような感覚だ。いや、メンバーたちは、「好き」という思いの籠もった恋のシャワーを、舞台の上から全開で降り注いでいた。「わたしのことを誰よりも愛してる?」と聞かれたら、もう「NO」なんて言えないよ。

  RURUDiAは、さらにドキドキした気持ちを膨らませるように『きみとみらい』を歌唱。5人は「どんな未来だって色づいていくんだ」と、ここで出会った喜びを、まるで咲いたばかりの花のような、眩しくて新鮮な笑顔で歌っていた。こんなにも無垢で真っ直ぐな気持ちで「今ここで奇跡起こせるかな」「明日はきっと輝けるから」と思いを投げかけられて、やっぱし冷静でなどいれない。「どんな未来だって色づいていくんだ」の歌詞のように、出会えた喜びを力にどんどん色づいてゆく彼女たちの姿を、真っ直ぐに見ている勇気がなかった。何故かって?その笑顔が眩しすぎるんだもの。

  新体制になったRURUDiA、ますます可愛くなってないか?!次に披露した『おやすみDaydream』でも彼女たちは、瞬時に現実を消し去り、ロマンチックな物語へ浸るように夢心地で歌っていた。 本当は大人になって、もっと現実を直視しなきゃいけないのかも知れない。でも彼女たちは、今の乙女な自分たちでいる姿が一番チャーミングに輝けることをわかっている。夢と現実の狭間の中で無邪気に揺れ動く夢見る乙女心に、いつしか気持ちがずーっと吸い寄せられていた。

  「君に伝えたなら ねぇ君に届くのなら ただ一輪の僕になろう」「ああ花開け 未来」と、彼女たちが少し奥ゆかしい声で『つぼみのブーケ』を歌いだした。元気いっぱいに歌いかける姿も眩しいが、奥ゆかしさを覗かせながら、少し遠慮ぎみに思いを投げかける姿も、小さな淡い蕾がそっと花を開いたような姿に見えて、むしろ大切に守ってあげたい気持ちになっていた。

  フロア中に鳴り響く鐘の音。楽曲が一気にきらびやかさを増すのに合わせ、彼女たちの歌声も、ふたたび大きな歌声の花を綺麗に、満開に咲かせだした。一人一人が「君となら」と、愛しい人に向けて、一緒に思いを咲かせようと『Best moment』を歌っていた。「この思いが君に届けばいいな」と願いながら歌うその声は、一人一人の心に"思い"の種を植えつければ、5人の歌声を養分に、植えつけた種をしっかりと芽吹かせていた。彼女たちの願いが届くたびに、その芽は大きく育ち、きっと5人と同じように可憐な花を咲かせてくれるだろう。そんな期待を胸に抱きながらRURUDiAのライブを楽しんでいた。彼女たちの願いや思いは、しっかりと胸に届いていたよ。その歌とともに…。


LIVE

PHOTO:大野 
TEXT:長澤智典


SNS
https://twitter.com/RURUDiA02
 

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