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2023.03.13
anew

手を伸ばしたら届く熱狂と感動がココにはあった。「チカカラ ~anew月例定期公演~ vol.4」ライブレポート!!!!

 anewが、山形sandinistaを舞台に毎月昼夜2公演催している定期公演「チカカラ」。その第4弾目となる公演が、3月11日に行われた。出演したのが、ラストクエスチョン/marble≠marble/MEWCATUNE/anewの4グループ。ここでは第一部で行ったanewのライブの模様を伝えしたい。

 

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 厳かな音色が響く場内。その音は次第に光を帯びだす。ゆっくりと舞台に姿を現したメンバーたち。冒頭で彼女たちは、12年前の3月11日についての思いを、一人一人が短い言葉を次々と綴るように語りだした。そして…

  「夕焼け小焼けでまた明日 なにかになれてた あの日~」と、アカペラで『雪の惑星』を歌いだす。もの悲しい4人の声は、楽曲が鳴り響くのに合わせて次第に表情を変えてゆく。「諦めたくない~」「触れたら溶け~」「ダサくても~」「まだ終わってない でも~」と、メンバー一人一人が心へ勇気と光を注ぐように、声に力を込めて語りだす。ちっぽけな自分に人を救うことなんか出来ない?未来は変えられない??…自分の生きてゆく価値や存在理由を模索するように、自分自身へ問いかけてゆく4人。たとえ何があろうとも、どんなことが起きようと、気持ちが前を向けば、どんな場所にいようとも何かを変える自分になれる。それを示す場所を舞台に、彼女たちは目の前にいる仲間たちへ向け、ここから一緒に物語を始めるんだと呼びかけた。この日は、12年前の今日への鎮魂歌の思いも含め、"地下から世界を目指す"希望と決意を胸に力強く歌っていた。次第に輝きを放つ4人の存在。フロアからは熱いクラップが鳴り響く。この空間に渦巻きだした、何かを変えようとする力。さぁここから、目映い光に向かって一緒に駆けだそうか。

  激烈な音に乗せ、「Wreck the stage」と4人が声を合わせて呟きだす。彼女たちは、絶望の中から立ち上がる決意や否定や諦めから生まれる環境を変えてやる意志を、高らかに声を上げながら『世界を染めていく』を通して伝えてきた。4人の張り上げた「捨てて 込めて 色を 今を もっともっと」の言葉とラウドな曲調に乗せ、フロア中から熱い声が飛び交う。「染めて(oi)染めて(oi)」のやり取りも胸に熱い。 彼女たちの、ここから世界を変えてやる強い意志に同調した仲間たちの熱情した叫びが、フロアのあちこちから飛び交う。互いの心の距離がグッと近づく。4人は凛々しい表情で、自分たちがこの場所から時代を揺さぶると誓うように力強く声を張り上げていた。

 「みんなぶちあがっていくぞ」の煽り声。『ソコとココ』のイントロが流れたとたん、フロア中から絶叫と化した熱い声が飛びかう。メンバーたちは笑顔だ。ソコとココの境界線を自由に行き来するように、狭い舞台の上を左右に動き、4人は熱と光を舞台の上から降り注ぎながらはしゃいでいた。躍動するパンキッシュな楽曲に乗せ、「Oi!Oi!」と熱く煽る彼女たち。「ココにいさせて」「ココにいきたいよ」の声に向け、フロア中から熱い口上が飛びかう。思いきり飛び跳ね、輪になって声を上げるなど、ココに集まったたくさんの人たちがぐちゃぐちゃにまみれながら騒いでいた。互いに沸き立つ思いをぶつけあう、その景色が最高だ。

 止まることなく突き進むライブ。「もっといけますよね」「もっといくぞー」の声を合図に、フロア中に轟音が鳴り渡る。飛び出したのが、4月5日にリリースになる1stシングル曲の『デキルカナ?』。この日が、ライブ初披露。でも,ノリとつかみのある楽曲だけに,直ぐにフロア中の人たちがビートに合わせて身体を動かせば、メンバーらの動きに合わせて一緒にジャンプをするなど、曲のノリを瞬時につかんで楽しめば、早くも声を張り上げていた。「Oi!Oi!」と叫びあうメンバーと観客たちとの熱い声のやりとり。歌詞へ記した言葉ではないが、「ウキウキちゃん」「ワクワクじゃん」「モキモキちゃん」「ドキドキじゃん」な景色が早くもソコには描きだされていた。りこの「今からここで 始めちゃえばいー」の声に合わせ、フロア中の人たちがウキウキ/ワクワク/モキモキ/ドキドキしてゆく。またもライブ空間に嬉しいモッシュの景色を作り出す、遊び心満載の楽曲が誕生した。

  立て続けに飛び出したのが、『にゃんく』。『デキルカナ?』と『にゃんく』は、言葉遊びとビートのノリを楽しめる楽曲。同じ匂いを持った曲を立て続けに披露したことから、メンバーと観客たちのテンションが共にガンガン上昇していったのも納得だ。彼女たちは、手で"猫にゃんポーズ" を作りながら、「にゃーんうニャーん キャーン ごろりごろり」と、甘えた仕種で観客たちへせまりだす。彼女たち自身が、愛らしい猫の化身と化してはしゃげば、フロアからも、同じように、「にゃーんうニャーん キャーン ごろりごろり」と野太い甘えた声が飛び交う。まさにココは、自由の場だ。すべての縛り事から解き放たれた4人の子猫たちがこの空間で無邪気にはしゃげば、理性や規制の足かせを外した観客たちも4人と一緒に自由を謳歌する猫になり、わちゃわちゃとはしゃぎ続けていた。最後4人で「にゃんにゃんにゃんにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃん  もう猫だ」と声を合わせ歌う姿も可愛らしい。

 

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  MCでは、海外フェスへの出演が決まったこと。そのための費用を捻出するため、クラウドファンティングを通して協力してほしいことを伝えていた。さらに、次の「チカカラ」を、4月8日と9日に山形と仙台で開催することも発表。山形以外で主催ライブを行うのは、今回が初になる。ついに「チカカラ」が県外へも乗り出すことになる。他にも、メンバーのあまねの母親とのやりとりや、観客たちと気軽に会話を繰り広げるなど、友達感覚でライブを楽しむ姿も見せていた。

 次に披露したのが、こちらも新曲の『位置情報なし』。「ラブ タップ クラップ でもうクラクラ」と歌う4人の力強い声から楽曲はスタート。歌詞とリンクした振りも、この曲の魅力のポイントだ。観客たちも、メンバーの振りに合わせて同じ動き見せていたのも印象的。可愛らしい声で、そこへ、漲る力強い意志も込めて彼女たちは歌っていた。この曲もノリが良いこともあって、途中からはフロアのあちこちから拳の突き上がる景色も登場。4人のダイナミックな踊りも魅力的だ。彼女たちは、まわりの喧騒に左右されることなく、自分たちの居場所を探そうと模索している。でも、間違いなく「チカカラ」という主催イベントの場には、何時でも帰ってこれる、始まりの場がマーキングされていた。

 

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  最後にanewは「手を伸ばしても 届かなかった 自分の存在 諦めたくなかった」と『NAME』を熱唱。フロア中から観客たちの熱情したコールが飛びかう。『NAME』は、フロア中を一体化した景色に染め上げるパワフルな楽曲だ。「呼んでー」「ネーーーム」と歌う4人に向けて飛び交う熱い口上。メンバーたちは、強い意思を持った歌声を凛々しい表情でぶつけていた。フロアでは一緒に同じ振りをし、共にはしゃぐ人たちが続出。落ちサビでは、みんながしゃがんで、一人一人歌うメンバーにケチャを送る場面も登場。終盤には、絶叫と化した口上やコールが止めどなく飛びかう場に変貌。そこには、みんなの気持ちが一つになったドラマが生まれていた。彼女たちは歌っていた、「ボクは キミを 呼び続け 笑い続けるから 涙 吹いて 約束の あの場所で待ってて」「呼んで ネーム!!」と。「チカカラ」という主催イベントから。そして、anewという存在から新しい世界が始まるんだと。自分たちは何時だってココから動き出せるんだと示すように、4人は「呼んでー」「ネーーーム」と思いを発していた。

  次は、1stシングル『位置情報なし / デキルカナ?』を手に、山形と仙台で行う「チカカラ vol.5&6」になる。毎回、県外からのイベント出演者たちから「また、山形に来たい」「チカカラに参加したい」と熱望する声が上がっているように、山形県内/県外の人たちが「チカカラ」に作り出す熱気と熱狂を、ぜひ体感してもらいたい。できれば、出演者たちが大絶賛している楽屋名物(anewスタッフさん手作りの)「バートンさんのいも煮」を、「チカカラ」の日限定で販売し、フロアにいる自分たちも味わってみたい。

 

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PHOTO:髙野立伎
TEXT:長澤智典

 

クラウドファンディング情報
https://wefan.jp/crowdfunding/projects/anew

 

★anew 1st single

2023.4.5 wed 
8cm CD&デジタル配信リリース‼

『位置情報なし / デキルカナ?』
bnd-1002 / \1,320

 

 

★1st mini album
『世界ヲ染めていく』
bnd-1001 / \1,980(税抜価格1,800円)

※特注ジャケット(7インチレコードサイズ)

01 世界ヲ染めていく
02 ソコとココ
03 にゃんく
04 雪の惑星
05 NAME

 

 

★anew 1st singleリリースパーティー

『チカカラ vol.5』
2023.4.8 sat 山形sandinista

『チカカラ vol.6』
2023.4.9 sun 仙台space Zero

両日共に
16:30 OPEN 17:00 START
前売り 3,000円 当日 3,500円

<チケット情報>
3/15 web 12:00発売開始!

・4/8(土)山形sandinista
https://l-tike.com/search/?keyword=21472

・4/9(日)仙台space Zero
https://tiget.net/events/235798

<4/8 sat 山形>

⭕️不感症ヘビ苺(東京)
⭕️CHICKEN BLOW THE IDOL(東京)
⭕️グデイ(東京)
⭕️Able-Gleam(仙台)
⭕️anew

etc

<4/9 sun 仙台>

⭕️不感症ヘビ苺(東京)
⭕️RONLON(東京)
⭕️cana÷biss(新潟)
⭕️Village in Maier(東京)
⭕️Able-Gleam(仙台)
⭕️first selection(仙台)
⭕️anew

etc

 

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