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ブルーなままでは、この空間に最高にキラキラ輝くときめいた景色を作りあげていった。 「森フェスVol.9!!!」ライブレポート ブルーなままで編
12月10日(土)に横浜ブロンテで行われた「森フェスVol.9!!!」。この日は、YouTubeチャンネル「iColony」も映像配信で参加。当日のライブの模様を、お届けしたい。
ブルーなままで
ブルーなままでが『メランコリックヒーロー』を歌いだしたとたん、フロア中から熱い声か沸きだした。この日は、マスク越しなら声出しOK。キラキラ輝くポップな楽曲の上で、メンバーたちは愛らしい笑顔を浮かべ歌っていた。そこへフロアから熱情したコールが飛び交う。その景色が最高じゃない。5人は、フロアにいる人たちを甘い瞳で見つめながら、胸をドキワクさせるポジティブな歌を心に注ぎ込む。曲が進むごとに、歌声が熱を帯びていく。その様が、メンバーそれぞれの歌声から伝わってきたのも嬉しかった。
続く『未来時計』でメンバーたちが見せた、華麗な踊り。序盤では、メンバー一人一人がマイクをリレーし、ときにはハーモニーも描きながら、それぞれが胸に抱いた思いを真っ直ぐに歌っていた。5人ともステージの上で歌い踊ることを楽しむのは、もちろん。歌詞に込めた思いを、目の前にいる一人一人へ届けるように、時に胸に手を当て歌っていた。楽曲が進むごとに、彼女たちの歌声に熱が、強い思いが膨らんでゆくのが見えてきた。気がついたら、胸熱な気持ちでこの曲を歌う彼女たちを熱い視線で見つめていた。
続く『ネオン』では、少し哀愁味のある姿を提示。みずからの心を歌詞や曲に記した色へと染め上げ、揺れ動く気持ちへ寄り添うように、5人は熱情した歌声を響かせていた。可愛く元気に歌う姿も魅力的だが、秘めた思いを、凛々しい歌声を通して伝える姿にも視線が惹かれる。揺れ動く心模様を熱情した気持ちで歌い踊る姿を、ずっと追いかけていたい。それくらい、目を離したくなかった。
最後にブルーなままでは、『真夏の嘘つき』を歌唱。ふたたび彼女たちは、この空間に最高にキラキラ輝くときめいた景色を作りあげていった。彼女たちがこの曲を歌いだした瞬間から、この場が夏の景色へ塗り変わり、5人と一緒に素敵な恋気分??を味わっていた。曲ごとに、いろんな気持ちに心を染め上げてくれたブルーなままで。フロア中から熱く沸く声が途切れなかったのも、納得だ。そのキラキラをもっともっと胸の内で、心の中でギュッと抱き締めていたい。
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PHOTO: 姜雪、豊田詩緒里、永瀬一幸
TEXT:長澤智典
iColony
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