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2022.08.26
Oracle Futaba

とても気持ちを高ぶらせるOracle Futabaのライブだ。魂が熱を覚えるのも当然だ。 【MUSIC SHUFFLE&MASHUP LIVE】ライブレポート Oracle Futaba編

 8月1日(月)、新宿ReNYを舞台に行われた個性の強いガールズたちが集結したイベント「MUSIC SHUFFLE&MASHUP LIVE」。出演したのが、ANARCHY STONE/囁揺的音楽集団 AsMR/太田家/CANDY GO!GO!/Oracle Futaba/月照ラス/ナデシコドールの計7組。当日の公演より、ここではOracle Futabaのライブの模様をお伝えしたい。


Oracle Futaba

 Drummer夏海&Vocal MiRi率いるOracleBandと双葉ディアナとの世界観を合わせたスペシャル編成バンド、それがOracle Futaba。今年は、これが二度目となるスペシャル編成でのライブになる。

 勇壮な音が流れだす。舞台の上に立った2人の歌い手たちが、轟音に乗せ互いの思いを結び合うように雄々しく『GULITY』を歌いだした、共に感情の熱を上げながら、サビでは二人で声を重ね、重厚なドラマを描きだす。黒く深い闇の中、救いを求めるように歌う二人の声が気持ちを揺さぶる。MiRiと双葉ディアナが、共に同じ夢を見て、共に同じ道を歩む様を描きだしたとき、目の前に気持ちを熱く揺さぶるハードでシンフォニックな物語が生まれた。

  激しさを抱きながら演奏が駆けだした。たくさんの感情を背負って走りだした楽曲へ、MiRiと双葉ディアナは、温かい声の絵筆で鮮やかな色を塗り重ねてゆく。痛い感情のドラマを詰め込んだ心の扉を広げるように熱情した歌声を雄々しく、高らかに響かせながら、二人の歌の女神は気持ちを一つに歌いあげていた。『Eternally』を通してOracle Futabaが描きだした、悲しみの先にある素敵な物語。二人の振り上げる手に合わせ、フロアからもいくつのも拳が突き上がっていた。

 MiRiと双葉ディアナの沸き立つ感情へ、雄々しい色を塗り上げる演奏。『空想聖域』を通してOracle Futabaが描きだしたのはラウド&シンフォニックな、でも、高揚した気持ちに心が染まる勇壮な景色。感情の揺れに合わせ、演奏や歌声にもいろんな音の色が塗り重なる。とても気持ち高ぶる楽曲だ。魂が熱を覚えるのも当然だ。

  祈りを捧げる声がいくつも重なりながら、ハード/ドラマ/シンフォニックな世界を描きだす。メロディックでスピーディ、壮麗で神秘的な楽曲が、神曲のように響き渡る。二人の歌い手が、互いに高ぶる声を重ねながら神格化した世界を描きだす。『白雪〜snow white〜』、神々しくて尊くて。でも、とても生々しい感情のドラマを描きだす楽曲だ。MiRiと双葉ディアナは、林檎の果実を手に歌っていた。祈りを捧げるように歌いながら、進撃する曲の上でみずからの心を浄化していった。

  最後にOracle Futabaは激しいダンスロックナンバー『Precious to me』をブースト。MiRiと双葉ディアナが大きく手を振り歌う姿を真似るように、フロア中の人たちも大きく手を振る。モンキーダンスに興じる二人の動きに合わせ、一緒に振りを真似ながら、魂を熱く掻き立てるドラマの中へ心地好く身を投じてゆく。激しい演奏に合わせてその身を揺らせば、熱く煽る二人の姿に刺激を受け、気持ちを一つにしたダンスに興じてゆく様も誕生。飛び跳ねる変わりに腕をグイグイと振り上げ、Oracle Futabaの作り上げたハード&シンフォニックな世界へ、フロアにいる人たちが心地好く身を浸していた。


LIVE

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PHOTO:田中秀和
TEXT:長澤智典

 

双葉ディアナ NS
https://twitter.com/futabadiana

夏海@drummer
https://twitter.com/natsumi_drummer

MiRi
https://twitter.com/MiRi_classmate


MUSIC SHUFFLE & MASHUP LIVE」配信チケットアーカイブ(〜8/31まで何度でも視聴可能)
https://www.funity.jp/tickets/muetike/show/msml22st/1/1

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