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この日も彼女たちは、&シンフィニティという物語を綴った分厚い本の1ページに、キラキラとした思い出を記していたに違いない。 「Galpo! Live Show Vol.13」&シンフィニティ ライブレポート
8月17日(水)、原宿RUIDOを舞台に「Galpo! Live Show Vol.13」が行われた。出演したのが、ばたんキュン、Hiyorna、&シンフィニティ、Planet Merry、あそこでクマがおどってるっっ!。
この日の模様は、「ニコニコ動画」でも生配信。ニコニコチャンネルの番組「Galpo! Live Show」に月額会員登録した方は、「Galpo! Live Show」で配信したライブ動画。さらに、スピンオフ配信のプログラム映像を見れる内容になっている。
ここでは、&シンフィニティのライブの模様をお届けします。
&シンフィニティ
メンバーの誘いを受け、フロア中に響くクラップ。「真っ白なページに一つずつ希望つめて わたししか知らない物語の続き描こう」と、&シンフィニティは『君と私の物語』を優しい声を響かせ歌いだした。彼女たち自身が、みずから描き出す物語のヒロインたちになり、この空間へ、未来が輝く夢にあふれたストーリーを、5人の歌声のペンを通して綴りだす。この物語の中に描きだした愛しい相手は、目の前にいる人たち。そう、&シンフィニティはここにいる人たちと一緒に素敵な物語を綴り始めていた。
「恋愛方程式いつか解けるかな」と『Love Formura』を歌う彼女たち。胸をときめかす楽曲に触れ、身体が揺れ動く。だけどそれ以上に、&シンフィニティが用意した真っ白いページへ飛び込み、心がときめき、幸せ色に染まる物語を一緒に描きたい。優しい音色に乗せ、彼女たちは「夢を描こう」と誘いをかけてきた。一緒に未来へ続く素敵な道を描こうと呼びかける。そのたびに、キラキラと輝くカラフルな物語を一緒に描きたくなる。そんな答えの解けない夢へ、メンバーらと共にずっと浸っていたい。
『好きなの』が飛びだしたとたん、胸がわちゃわちゃと騒ぎ出した。彼女たちは、ハートをキュンキュンときめかすポーズも見せながら、愛しい人への思いを告白するように歌いかける。フロアにいる人たちも、彼女たちが曲ごとに描き出す物語の中へ飛び込み、5人のヒロインが示したストーリーを彩るキャストになり、一緒にモジモジとした気持ちを分かちあっていた。両思いなのに互いに告白しきれない、そんなジリジリと胸を焦がす世界をずっとずっと感じていたい。
披露したのが、グループ名を冠した『&シンフィニティ』。この歌は、彼女たち自身が夢に向かって駆け続ける中でずっと胸に抱いている思い。「自分の居場所を探す旅 ここから始めよう」と彼女たちは歌っていた。求める場所がなければ、自分たちで作ればいいとも5人は伝えてきた。何時もか弱く愛らしい姿を見せるメンバーたちだが、じつは強い芯を持った女性たちということを、彼女たちは『&シンフィニティ』を通して伝えてきた。5人の思いへエールを送るようにフロア中から響くクラップ。メンバーと同じ振りをしながら、ここにいる人たちみんなが、彼女たちが胸に抱いた思いや夢に向かう姿勢に熱いエールを送っていた。「もしも目指す場所なければ作ればいい」。その言葉が、嬉しい勇気に変わっていった。
最後に&シンフィニティは『ピンクグロス』を歌唱。舞台の上で華麗に舞い踊りながら、彼女たちは、愛しくて大好きな人たちが目の前にいるからこそ、何時もとは違う自分でいれるという乙女心を伝えてきた。ときめく気持ちをスキップに変えて、舞台の上で輝くメンバーたち。この日も彼女たちは、&シンフィニティという物語を綴った分厚い本の1ページに、キラキラした思い出を記していたに違いない。メンバーの「大好き」の声に、フロアでドキッと身体揺らす反応をしていたファンたちの姿も印象的だった。
PHOTO:菊島明梨
TEXT:長澤智典
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