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2024.03.16

エレクトリックリボン feat. CUBΣLIC

2グループがタッグを組んだからこその歌唱&パフォーマンスへ触れるたびに、興奮が倍増する。エレクトリックリボン feat. CUBΣLICライブレポート!!!!

　「ガーリーなエレクトロサウンドセルフプロデュースユニット」として活動中のエレクトリックリボン。彼女たちが新たにharvestへ所属。3月11日にDESEO mini with VVで、所属を記念した主催イベント「エレクトリックリボンharvest所属記念無料公演」を行った。ゲストに、 SAWA / 平野友里(ゆり丸) / mellow life / 963が出演。この日の公演より、(新体制として始動するまで)現在活動休止中のCUBΣLICのメンバーが期間限定でエレクトリックリボンと合体。エレクトリックリボン feat. CUBΣLICとしてライブへ登場した。その日の模様をここにお伝えしたい。

舞台の上では、登場SEに乗せてエレクトリックリボン(minmin・pippi)とCUBΣLIC(黒川音・小熊りん)の4人が「エリボンエリボン」と声を上げ、ピョンピョン飛び跳ねながらはしゃいでいた。

ライブは攻めたエレクトロなディスコナンバー『ワンダランディスコ』に乗せて、この場を華やぐ騒がしい空間へ染め上げるようにスタート。歌い手が4人になったことで、楽曲の中へさらにきらびやかな彩りが加わった。もちろん、4人が一緒に声を重ね合わせたときの厚みも嬉しい。その様に刺激を受けたのか、フロアのアチコチからも熱い声が響き渡る。いわゆるサポートをする形での参加ではなく、2つのグループががっちりと手を組み、エレクトリックリボンの持つ世界観を4人で再構築しているのが嬉しい。期間限定とはいえ、その姿を見ていると、新体制のエレクトリックリボンが始まったよう。CUBΣLICの2人は、以前からエレクトリックリボンのライブには多く触れていた理由もあり、エレクトリックリボンの作り上げる世界観へ自然に溶け込んでいた。

続く『カンパイ☆スターライト』でも、4人は観客たちを華やかでお洒落なパーティー空間へ連れ出した。一人一人が歌声を繋いでゆく。即席とは思えないどころか、最初から4人編成で活動をしてきたような一体感を、彼女たちは早くも作りあげていた。4人とも笑顔だ。この空間をキラキラとしたダンス空間に彩る。場内にいる人たちも、4人と一緒に大きく振り上げた右手を揺らし、ともに飛び跳ねながら、みんなでこの場を眩しい世界へ染め上げていった。

　MCでは4人ともはしゃぎながら、期間限定だからこそ1本1本のライブを思いきり楽しもうとしていた。

曲を重ねるごとに、この場が華やぐのはもちろん。マジカルでファンタジックな夢の国を彼女たちと一緒に冒険してゆく気分に染まっていく。『PassionFuture』でも、4人は綺麗に揃えたダンスパフォーマンスを魅力に、胸が弾むキラキラしたトキメキを届けてくれた。煌めく電子の波の上で、彼女たちは軽やかに歌い踊っていた。途中に出てくるラップパートは、pippi＆小熊りん、minmin&黒川音の組み合わせで披露。落ちサビを小熊りんが歌うなど、2グループがタッグを組んだからこその歌唱&パフォーマンスへ触れるたびに、興奮が倍増する。

これまでの華やかなパーティー感から少し色を変えるように、彼女たちは胸の内に秘めた想いをドキドキと零すように『アイライン』を歌いだす。この曲でも一人一人がマイクをリレーしてゆくことで、それぞれの歌声の魅力を味わえた。曲が進むごとに、4人のときめいたハートが熱を持って膨らみだす。恋に胸を弾ませる乙女たちが、気持ちを燃やすように「好きなんだ」と歌っていた。その無邪気で情熱的な姿に触れていると、一緒にハートを熱くしたくなる。

最後にエレクトリックリボン feat. CUBΣLICは熱情パーティーチューンの『ボンクラダンス』を歌唱。4人は手にキラキラ光るボンクラジョッキを持ち、楽曲に乗せて膝を高く上げたり、ピョンピョン飛び跳ねれば、フロア中の人たちもその場で一緒に飛び跳ね、ときに声を交わしあい、ともに熱く打ち上がっていた。みんなで腿上げしながら、リズムに乗ってダンスし続ける。その一体化した様が胸アツだ!!!!

　今後もエレクトリックリボン feat. CUBΣLICとして行うライブの機会はいろいろと用意している。期間限定だからこそ、今のうちにこの楽しさを味わってほしい。