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2022.07.06
岡本美歌

どんな歌も自分の色に侵略し染め上げてゆく。まさに、歌の侵略者。岡本美歌はインベーダーポップな歌い手だ。 「Galpo! Live Show Vol.11」岡本美歌ライブレポート

  6月26日(日)、六本木SEL OCTAGONを舞台に「Galpo! Live Show Vol.11」 を「1部/2部公演」として開催。1部に出演したのが、Chase×Chase/日曜日のアプレミディ/no Filter/ROSARIO+CROSS/夢∞NITY。2部に出演したのは、ROSARIO+CROSS/no Filter/emiu/岡本美歌/プラティエ。
 この日の模様は、「ニコニコ動画」でも生配信。ニコニコチャンネルの番組「Galpo! Live Show」に月額会員登録した方は、「Galpo! Live Show」で配信したライブ動画。さらに、スピンオフ配信のプログラム映像を見れる内容になっている。
 ここでは第2部に出演した岡本美歌のライブの模様をお届けします。                    

 

岡本美歌

 声優や舞台女優としての顔も持つ岡本美歌。彼女のライブは、『朝顔』からスタート。演じること、声で感情を伝えることを生業としている理由もあるせいか、彼女のライブに触れていると、言葉を紡ぐように歌うその声に、まずは強く惹かれてゆく。岡本美歌が歌うことで、歌詞の一つ一つが生き生きとした表情となって頭の中へ情景や物語を描きだす。歌詞に綴られた感情の揺れに合わせ、彼女の歌声もいろんな感情を見せてゆく。まさに、楽曲に詰め込んだ物語の行方を追いかけたくなる歌声だ。

 続く『Long for you』はゲームの挿入歌として歌った楽曲。この曲でも岡本美歌は、歌いだすと同時に、歌詞の中へ広がる世界へ身を投じ、その歌を彩る大切な語り部となって歌を響かせていた。感情揺れる歌声で聞き手を魅了する彼女。アイドルライブということから、この日は初見で岡本美歌を観る人たちも多かったが、フロアでは彼女の歌声をみんなが心で追いかけながら、岡本美歌の姿へ熱い視線を注いでいた。

 続いて歌ったのが、aikoの『カブトムシ』。言葉の一つ一つを拾い上げ、胸の内でギュッと抱きしめるように歌う姿に、心が、視線が釘付けになった。歌をカバーするのではない。その歌の本質を捉え、それを自分なりに解釈、咀嚼し、表現してゆく。そこへ、岡本美歌だからこその個性や色を覚えていた。耳に馴染んだ歌を、また違う個性として味わえたのも嬉しかった。

  最後に岡本美歌は、聞き手のハートをドキドキさせる『Pop Cracker』をチャーミングな声で歌唱。フワフワッとした明るくポップな楽曲も、彼女に似合う表情だ。どんな曲調だろうと、すべて岡本美歌の色に染め上げては「らしいよね」という気持ちにしてくれる。どんな歌も自分の色に侵略し染め上げてゆく。まさに、歌の侵略者。岡本美歌は、インベーダーポップな歌い手だ。


LIVE


PHOTO:菊島明梨
TEXT:長澤智典


■岡本美歌
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