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2022.06.05
COLOR'z

COLOR'zは、ここで輝いていることを証明するように、高ぶる感情をぶちまけていた。 「Galpo! Live Show Vol.10」COLOR'zライブレポート

  5月29日(日)、六本木SEL OCTAGONを舞台に「Galpo! Live Show Vol.10」 を「1部/2部公演」として開催。1部に出演したのが、アイドールBRAVE/Caress Van End/COLOR'z/Next☆Rico。2部に出演したのは、キミイロプロジェクト/AiDOLOXXXY/emiu/I-deal PROJECT/FLAPSTAR。
 この日の模様は、「ニコニコ動画」でも生配信。ニコニコチャンネルの番組「Galpo! Live Show」に月額会員登録した方は、「Galpo! Live Show」で配信したライブ動画。さらに、スピンオフ配信のプログラム映像を見れる内容になっている。
 ここでは第1部に出演したCOLOR'zのライブの模様をお届けします。


COLOR'z


 10月25日には、Zepp Hanedaでのワンマン公演も控えているCOLOR'z。パワフルなライブを信条とするグループのように、この日も、冒頭から観客たちを熱く煽りだしながら始まった。

  歌始まりの熱情した『存在Prove』を突きつけ、ライブはスタート。メンバーたちは愛らしい歌声を軸に据えながら。でも、その声の中には、確かに強いエナジーが漲っていた。身体は騒ぎたくてうずうずしているのに、メンバーらの歌声を心が追いかけてゆくのも、想いを込めた歌世界へ気持ちが引き寄せられてしまうからだ。彼女たちと一緒に歌いたい。メンバーたちは、ここで輝いていることを証明するように、高ぶる感情を舞台の上からぶちまけていた。

 この会場を一気に熱情した祭りの場へ塗り替えるように、『GANGSTAR LOVE』を通してメンバーらがパワフルな歌声を突きつける。感情を熱く滾らせる曲調や、彼女たちの熱情した歌声、高く右手を掲げ跳ねるような動きに刺激を受けたフロアの人たちも、メンバーらと同じ動きをしながらはしゃいでいた。さぁ、もっともっと熱く気持ちを滾らせろ。そんな風に煽るようにも彼女たちのライブ姿が伝えていた。彼女たちの動きに合わせ、大きく手を振る様がとても楽しそう!! 

  ライブは、曲を重ねるごとに華やかさを増してゆく。続く『ヒトプログラム』でメンバーたちは、疾走する楽曲に高ぶる気持ちを重ね合わせ、見ている人たちの気持ちにも、熱狂という空間へ向かって駆けだす高揚感を与えていた。熱を抱いたまま疾走する彼女たちの歌声に刺激を受け、気持ちがどんどん明るくカラフルに色づいてゆく。理屈を超えたところで感じる「楽しい」という気持ち。それだけCOLOR'zのメンバーらが、見ている側の気持ちから現実を消し去り、ライブという世界へ夢中にさせていたということだ。

  心を晴れ渡らせるように、メンバーらはこれまで以上に熱情した歌声を『雨のち晴れ』を通して響かせていた。力強く駆ける楽曲と高ぶる感情を重ね合わせ歌いパフォーマンスするメンバーたち。凛々しくも、存在感に満ちた姿に触れながら、同じように気持ちを熱く高ぶらせ、彼女たちと同じ熱を感じあっていたい。見ている人たちをグイグイと巻き込むそのライブ姿が堪らない。

 『ダイアローグ』では、見ている人たちとの距離感をグッと身近に縮めるように、歌心抱いた楽曲を温かい声色を持って響かせていた。パワフルに歌い踊る姿にも気持ちが滾るが、歌に心を寄り添いながら想いを感じあえる曲もCOLOR'zを魅力的にしている要素だ。フロアでも、ペンライトや扇子を振りながら、彼女たちの動きを真似ながら楽しんでいる人たちの姿が多く見受けられた。

  その先にある輝く光をつかむように、彼女たちは心の中を希望で満たすように歌いだす。自分たちの胸の奥から離れない弱さも、ここへ至るまでの苦労や苦難も飲み込んだうえで、彼女たちは「夢のほうへ~光差す日まで」と強い意志を胸に『エトワール』を歌っていた。その歌声に触れながら、一緒に希望や光をつかみたいと思っていた人たちも多かったに違いない。いや、そう思うからこそ彼女たちの元へ集うのだろう。


LIVE

PHOTO:菊島明梨
TEXT:長澤智典


■COLOR'z
http://color-z.jp/
https://twitter.com/COLORz_OFFICIAL
 

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