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2022.06.04
Caress Van End

心の奥で渦巻いていた熱情をどんどん高ぶらせる姿をCaress Van Endを見せていた。 「Galpo! Live Show Vol.10」Caress Van Endライブレポート

  5月29日(日)、六本木SEL OCTAGONを舞台に「Galpo! Live Show Vol.10」 を「1部/2部公演」として開催。1部に出演したのが、アイドールBRAVE/Caress Van End/COLOR'z/Next☆Rico。2部に出演したのは、キミイロプロジェクト/AiDOLOXXXY/emiu/I-deal PROJECT/FLAPSTAR。
 この日の模様は、「ニコニコ動画」でも生配信。ニコニコチャンネルの番組「Galpo! Live Show」に月額会員登録した方は、「Galpo! Live Show」で配信したライブ動画。さらに、スピンオフ配信のプログラム映像を見れる内容になっている。
 ここでは第1部に出演したCaress Van Endのライブの模様をお届けします。


Caress Van End


 Caress Van Endのライブは、フロア中の人たちの鳴らす熱いクラップを受けて始まりだす。力強く熱情した歌始まりの『LOVELESS』から、Caress Van Endのライブはスタート。情熱に満ち満ちたシンフォニックかつドラマチックな楽曲だ。メンバーらも心の奥底から熱く沸き立つ思いを凛々しくぶつけてゆく。その姿を、観客たちが食い入るように観ていた姿も印象的だった。

  続く、『オーバーサイズ』で一気に弾けたとたん、フロアにいる人たちの身体も揺れだした。Caress Van End、気持ちを熱く滾らせながらも、メンバーらの踊る姿を見逃したくないほど夢中にさせるパフォーマンスを見せてゆく。想いを一つにした彼女たちの歌声が、パワフルだ。激しくドラマ性を抱いた楽曲という魅力も重なり、彼女たちは、観ている人たちの感情を熱く燃えたぎらせていた。

  止まることなく、熱情したドラマを描き続けるCaress Van Endのライブ。続く『君を想い積もる言葉』では、心引きつける歌を魅力に。しかも、楽曲自体が高揚感を携えていることもあって、身体を揺らしながらも、彼女たちの思いあふれる歌を聞き逃すまいと心をしっかりと傾けていた。どの曲も、感情を高みへ導くドラマ性を持っている。だから、Caress Van Endのライブ姿を熱く追いかけたくなる。

 中盤には、胸をわちゃわちゃはしゃがせる『ダバダバ』を演奏。メンバーたちの「3.2.1」のカウントがフロア中へ響くたび、胸が嬉しく騒ぎだす。ドキドキが二乗や三乗してゆく楽しさを、彼女たちと共有しながらはしゃいでいたい。途中でメンバーらの見せたラインダンスも華やかだ。みんなで一緒に、同じ振りをしながら無邪気にはしゃぐ。参加型で楽しむ、このひとときが最高だ。

 ノンストップで続くCaress Van Endのライブ。1曲ごと表情に変化を与えれば、激しくドラマチックな楽曲をベースにしながらも、ハートを惹きつけるいろんなカラフルな歌の魅力を彼女たちは『BAD DAY』を通して見せていた。愛らしい乙女姿ではしゃぎながら甘いアプローチをしてゆく姿を観ながら、ずっと心や視線が、彼女たちの明るく元気で華やかなパフォーマンスに引き寄せられていた。

 『アネモネ』でも彼女たちは、この会場へ情熱的な花を咲かせるように、沸き立つ想いを力強くぶつけていた。とてもパワフルな歌声やパフォーマンスだ。熱情した想いを、彼女たちは歌い踊る姿へダイレクトに投影してゆく。メンバー一人一人が熱源となって想いを解き放つ。だから、その姿を熱い視線を向けながら追いかけたくなる。

 高ぶった感情を声に乗せて歌った『東京ディストーション』では、より振幅や抑揚の深い心模様を見せながらも、観ている人たちの気持ちの体温をグングン上げ続けていた。心の奥で渦巻いていた熱情をどんどん高ぶらせる姿をCaress Van Endを見せてゆく。そして…。

 これまでに描きあげた熱情を、火照り覚える両手でギュッと抱きしめるように、最後に届けた『LOST ONE END』で、彼女たちは観ている人たちの視線を強く引き寄せるライブ姿を示していった。一人一人が、輝きを求めるように熱情した歌声を響かせる姿にも、心がずっと引き寄せられていた。


LIVE

PHOTO:菊島明梨
TEXT:長澤智典


■Caress Van End
https://caress-van-end.com/
https://twitter.com/CaressVanEnd
 

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