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2022.06.02
アイドールBRAVE

まさに「青春を駆け抜け」たライブパフォーマンスをアイドールBRAVEは見せてくれた。 「Galpo! Live Show Vol.10」アイドールBRAVEライブレポート

  5月29日(日)、六本木SEL OCTAGONを舞台に「Galpo! Live Show Vol.10」 を「1部/2部公演」として開催。1部に出演したのが、アイドールBRAVE/Caress Van End/COLOR'z/Next☆Rico。2部に出演したのは、キミイロプロジェクト/AiDOLOXXXY/emiu/I-deal PROJECT/FLAPSTAR。
 この日の模様は、「ニコニコ動画」でも生配信。ニコニコチャンネルの番組「Galpo! Live Show」に月額会員登録した方は、「Galpo! Live Show」で配信したライブ動画。さらに、スピンオフ配信のプログラム映像を見れる内容になっている。
 ここでは第1部に出演したアイドールBRAVEのライブの模様をお届けします。


アイドールBRAVE

 
  アイドールBRAVEのライブは、冒頭から気持ちをわちゃわちゃ騒がせるアニソン風ナンバーの『ユトリデスガナニカ?』からスタート。 触れたとたんに気持ちをウキウキさせる曲調や、一緒に真似やすい振りも魅力的。彼女たちの動きに合わせ、同じ振りをして身体を揺らしたくなる気持ちも納得だ。ライブが始まったとたん、童心に戻れる遊園地に飛び込み、彼女たちと一緒に音楽というアトラクションを楽しんでいる気分を味わっていた。

 曲が進むごとにBPMも上がれば、気持ちの熱も一緒に上がりだす。彼女たちの熱い誘いに合わせ、フロアにいる人たちもメンバーらと同じ動きを真似ながら、一緒にわちゃわちゃと騒いでいた。その歌は、胸に勇気を注ぎ込む。4人の呼びかけを受け、気持ちが熱く騒ぎだす。胸熱な思いに心染め上げてゆくライブだ。舞台の上で『ぶっ飛び華麗主義』を歌いながらはしゃぐ彼女たち自身の姿が、とても眩しく見えていた。

  「一緒に踊ってください」と誘いかけるメンバーたち。でも、騒ぐよりも、熱情した思いを笑顔で投げかける彼女たちの姿を、熱い視線を向けながら見つめていたかった。『ガチ恋ジレンマ』のサビでは、4人と同じ動きを真似てはしゃぎつつも、メンバーたちの熱く甘い恋のアプローチに胸をずっとときめかせていた。

  胸の内から滾る熱情を凛々しい表情を魅力に、アイドールBRAVEは次々と楽曲を突きつける。愛らしい表情も彼女たちを輝かせる要素だが、凛々しい様を見せながら歌い踊る姿からも、可愛さの中に隠した強い意志を覗き見たようで、その姿に視線がずっと惹かれていた。
  
  ふたたび会場中をわちゃわちゃしたときめきの空間へ染め上げるように、4人は『ヤンデレ注意報☆』を通して愛らしい姿を見せながら、観ている人たちのハートをドキドキ騒がせていった。乙女たちがそのまま大人になったような彼女たち。いや、舞台上のメンバーたちは、何時だって夢や恋にときめく乙女たちだ。ライブを通してその姿を見せてゆくからこそ、観ている側もずっとドキドキしっぱなしなのかも知れない。

 続く最強ポジティブナンバーの『サイポジ』では、メンバー自身が身体中から熱いエナジーをグイクイ引き出しながら、舞台の上からフロア中に向け、きらめきを降り注いでいった。彼女たちのはしゃぐパワーに合わせ、気持ちも一緒に高ぶり続ける。このまま気持ちの熱を上げ続け、ともに最強ポジティブ人間に染まってしまいたい。

 最後までアイドールBRAVEは、ドリーミーかつ刺激満載な音楽のアトラクションにみんなを乗せ、気持ちをカラフルな色に染め上げながら、一緒にわちゃわちゃ騒ぐ楽しいひとときを届けてくれた。『ドキドキ大作戦』の歌詞の一節ではないが、まさに「青春を駆け抜け」たライブパフォーマンスをアイドールBRAVEは見せてくれた。


LIVE


PHOTO:菊島明梨
TEXT:長澤智典
 

■アイドールBRAVE
https://twitter.com/idoll_brave

 

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