FEATURE
『MIRAI系アイドルTV主催ライブ』ライブレポート Jewel☆Mare・ピュアリーモンスター・#よーよーよー・マジカル・パンチライン編
品川庄司がMCを務めるバラエティ番組『MIRAI系アイドルTV』。同番組が主催した『MIRAI系アイドルTV主催ライブ』が、4月3日にEX THEATER ROPPONGIを舞台におこわなれた。出演したのは、純情のアフィリア、エラバレシ、ピュアリーモンスター、Luce Twinkle Wink☆、Jewel☆Mare、クマリデパート、PinkySpice、PiXMiX、放課後プリンセス、花いろは、マジカル・パンチライン、#2i2、#よーよーよー、リルネード、BANZAI JAPAN、バクステ外神田一丁目、イケてるハーツ、Pretty Ash、Next☆Ricoと計19組。当日の模様を、ここにお伝えしたい。
Jewel☆Mare
Jewel☆Mareが、この会場にひと足早く夏を連れてきた。その始まりを告げたのが、熱情したメンバーらの歌声から幕を開けるエモーショナルな「re+blast」。彼女たちは、胸に秘めた情熱を、少しずつ外へ解き放つように歌っていた。これから思いきり爆発する感情を、今は、噴火寸前の気持ちとして溜め込んでいた。この曲を通して彼女たちが見せた隠しきれないパッションに、胸の高ぶりを押さえきれない。
「ENDLESS BLUE」が流れたとたん、Jewel☆Mareが描きだす夏の物語か一気に動き出した。彼女たちは、見ている人たちを鮮やかな蒼が広がる海原や青空の元へ連れ出した。この歌に触れている間。いや、Jewel☆Mareのライブ中ずっと、一緒にひと夏の思い出の景色を、1曲変わるごと夏の絵日記へ記すような気持ちでいた。「ENDLESS BLUE」に触れ、わくわくが止まらない。
やっぱり、君と過ごすこのひとときが一番好き。そんな気持ちに「やっぱキミがいい」が心を染め上げる。彼女たちに「キミのとなりがいいな」と歌われて、冷静でいれない。ドキドキを隠せないままに、僕らはこの歌に触れていた。きっと彼女たちには,気づかれていたかも知れないな。この爆発しそうに膨らんだときめきを。夏とJewel☆Mareのライブは、ほんと、人の心を大胆にする。
最後にJewel☆Mareは、「ロケットパラダイス」を歌いながら、この場を、ときめく真夏のパーティー会場へ染め上げていった。フロアのあちこちでも、思いきり騒ぐ人たちの姿が。メンバーたちも、ひと夏の最高の思い出をここに刻もうと無邪気な夏の乙女になってはしゃいでいた。確かにここには、夏が生まれていた。
https://twitter.com/Jewel_Neige
ピュアリーモンスター
ピュアリーモンスターは、冒頭から力いっぱい、元気いっぱいに駆けだした。超テンション高いハイパーわちゃわちゃチューンの「超純正ピュアリーチューン」に触れたとたん、はしゃぎたい気持ちの熱がグングンとアガりだした。冷静や理性なんて言葉は全部過去に投げ捨て、今は彼女たちと一緒に熱狂の最前線ではしゃぎ倒せば、それでいい。高ぶる気持ちを、そのままぶつけてしまえ!!
続く「Juvenile」でピュアリーモンスターは、ハートフルな想いを胸に、歌を届けてきた。元気満載で気持ちをぶつける姿も胸ときめかせせるが、「Juvenile」のような、歌で心を動かす楽曲も大切な魅力。普段は声優としても活動しているメンバーたちのように、一つ一つの楽曲の中でも、彼女たちはとても感情豊かな面を見せてゆく。だから、その揺れる心模様をしっかり追いかけたくなる。
ふたたびキラキラした輝きを掻き集めるように、ピュアリーモンスターは「Over The Future」を晴れた笑顔で歌っていた。空を駆けめぐるような彼女たちの歌声に触れていると、一緒に心の翼を広げ、その姿を追いかけるように羽ばたきたくなる。ときめいた心のリズムは、確実に鳴っていた。
最後にピュアリーモンスターは「Secret Story」を歌唱。彼女たちが無邪気な表情で「好き好き大好き」と歌う姿を、ずっと愛おしい視線で見つめていたい。メンバーたち自身が、この場で歌いながら戯れることを楽しんでいた。その楽しさが伝わるからこそ、心をドキドキしながら、わちゃわちゃと舞台の上ではしゃぐ彼女たちの姿に熱い視線を注いでいた。
https://twitter.com/purelymonster
#よーよーよー
#よーよーよーのライブは、今の季節に似合う「青い春はすぐそこだ」からスタート。と言っても、この曲で彼女たち歌っていたのは眩しい青春を味わう気持ち。でも、春という新しい何かが始まりそうな季節に、新しい始まりや、未来へ向けたウキウキとした気持ちを歌ったこの曲に触れていると、やっぱし心がウキウキしてくる。#よーよーよーは「青い春はすぐそこだ」を通し、そんなワクワクした気持ちを届けてくれた。いや、その歌声の絵筆で、見ている人たちの心に青い春の色を塗っていた。
続く「Darling MINE」は、まさにポテンシャルの高い正当派のアイドルナンバー。彼女たちが歌のヒロインに染まり、ときめいた気持ちを振りまくように歌う姿へ胸がキュンキュン鳴り続けていた。メンバーみんな、舞台の上で弾けることを全力で楽しんでいた。その「楽しい」が伝わるからこそ、彼女たちと一緒に気持ちだけは輪の中へ加わり、思いきり心の中で声を張り上げていた。
「へーい!!」と、力強く叫ぶ声に、気持ちが熱くなる。#よーよーよーは、青春という景色の中を走るように「虹色のバス」を歌っていた。この曲でも彼女たち自身が、歌の世界へ飛び込み、アイドルとして青春を思いきり燃やすことを楽しんでいた。いや、ここで声を上げて歌うことで、一人一人が輝く光になっていた。7色の光に照らされ、心が眩しいカラフルな色で満たされてゆく。#よーよーよーのライブに触れていると、一緒に自分も青春の景色の中ではしゃいでいける。そんな自分になれるのが嬉しい。
マジカル・パンチライン
マジカル・パンチラインのライブは、胸の奥から沸き立つ情熱をぶつけるよう高らかに歌いだす「今日がまだ蒼くても」からスタート。春という季節にも似合う、今の自分たちの素直な気持ちであり、何時だって心に抱き続けている強い意志を、彼女たちは晴れた歌声に乗せて響かせてきた。一人一人の感情がしっかりと伝わる歌声や、楽しそうに踊る姿を、何時しか夢中で追いかけていた。
芽吹いた花が一気に花開くように、マジカル・パンチラインのライブにも眩しい光が一気に降り注ぎ、気持ちを華やがせてゆく。彼女たちは「大事なのはドキドキ」と「メロディーズ」を歌いながら、ステージの上に5つの鮮やかな花を咲かせていた。彼女たち自身が歌詞に込めた想いと気持ちを重ねながら、希望を胸に未来を見つめていた。
めっちゃ愛らしい、甘えた歌声で「あいわなびー」を歌いだしたとたんに、胸がバクバクし始めた。5人に無邪気に、満面の笑顔で歌いかけられたら、騒ぐ心が収まらない。甘えるように可愛く歌う彼女たちにせまられ、もうメロメロ状態だ。それって恋と同じ気持ち?そうかも知れない。彼女たちに、歌を通してデートに誘われるたび、胸のドキドキが膨らみ続ける。その甘い無邪気なアプローチは、ドキドキを止めない嬉しい刺激だ。
最後にマジカル・パンチラインは、最高に眩しい青春物語の中へ連れ出す「Shiny Shose」を歌唱。デートにでかける前の心境を歌いながらも、この歌を通し、5人は、これからも眩しい青春という景色の中、一緒にはしゃごうよと誘いかけてきた。駆ける歌声と楽曲と感情がシンクロ。マジカル・パンチラインは、最高に眩しい青春という景色の中へ見ている人たちを連れ出し、一緒にドキドキを分かち合っていた。
https://twitter.com/MAGiPUNofficial
TEXT:長澤智典