FEATURE
『MIRAI系アイドルTV主催ライブ』ライブレポート バクステ外神田一丁目・リルネード・BANZAI JAPAN・放課後プリンセス編
品川庄司がMCを務めるバラエティ番組『MIRAI系アイドルTV』。同番組が主催した『MIRAI系アイドルTV主催ライブ』が、4月3日にEX THEATER ROPPONGIを舞台におこわなれた。出演したのは、純情のアフィリア、エラバレシ、ピュアリーモンスター、Luce Twinkle Wink☆、Jewel☆Mare、クマリデパート、PinkySpice、PiXMiX、放課後プリンセス、花いろは、マジカル・パンチライン、#2i2、#よーよーよー、リルネード、BANZAI JAPAN、バクステ外神田一丁目、イケてるハーツ、Pretty Ash、Next☆Ricoと計19組。当日の模様を、ここにお伝えしたい。
バクステ外神田一丁目
イベントのトップバッターを飾ったバクステ外神田一丁目のライブは、幕開けに相応しい「夜明け」からスタート。彼女たちは爽やかな歌声を響かせ、この会場に。そして、配信を通して見ている人たちの心へ、キラキラとした始まりの景色を映しだした。この日は、あいにくの雨模様。でも、彼女たちの歌声やパフォーマンスは、気持ちに晴れた陽差しを降り注いでいった。
次に披露したのが、5月24日に発売するシングルの表題曲「おしえてMoonlight」。この曲でも彼女たちは輝く眩しい笑顔で、乙女の恋する心模様を告白するように歌っていた。ドキドキした気持ちが膨らんでゆく様が、メンバーたちのキラキラした歌声を通して伝わってきたのも嬉しかった。
バクステ外神田一丁目は、思いきり弾けようと「最to the高のHAPPY☆END?!」を力強く歌唱。とてもパワフルな歌声とパフォーマンスだ。「今を全力で楽しもう」と笑顔で歌い踊る彼女たちの姿を通し、たくさん元気をチャージできたのが嬉しい。
最後にバクステ外神田一丁目は、わちゃわちゃ弾けた姿で「ライバルをLOCK ON!」を歌唱。メンバーたち自身が、この場で歌い踊ることを楽しんでいたように、その笑顔はしっかり見ている人たちのハートにも伝播。いつの間にか、ニヤニヤとした表情でバクステ外神田一丁目のライブを楽しんでいた。
https://twitter.com/backst_akiba
リルネード
3人組のキュートな女の子たちのライブは、手にしたフラッグを振りながら歌う、ラテン系のビートも身体弾ませる「サルネ!」からスタート。その姿が、歌声が、胸をキュンキュンときめかす。冒頭から、3人の愛らしい姿に視線が惹かれっぱなしだ。彼女たちの動きに合わせ、一緒に振りに興じる気持ちもすごくわかる。出来れば、その楽しい輪に混じって、一緒にドキドキしていたい。
早くも僕らは、リルネードの姿に夢中になっていた。少し甘えた素振りや歌声で。しかも、弾けたEDMナンバーとドキドキした心をシンクロするように歌った「恋愛ちゅー」に触れ、熱中せずにいれない。
彼女たちは、次々と表情を変えながら、いろんな"愛らしい"姿を見せてゆく。「もうわたしを好きになってる君へ」を通した3人の可愛いアプローチを受け、心がキュンキュンしていた。3人の可愛い告白は、心をメロメロさせるのに十分な甘い衝撃だ。「好きでしょ」のセリフも、嬉しい罪だ。そりゃあ、彼女たちを好きにならない理由がないよな。
心地よく跳ねた「今夜、ロマンチック劇場で」で彼女たちは、気持ちをスウィングしながら、恋にときめくドキドキな感情も携え、心踊るように歌っていた。恋に恋する気持ちへ夢中になる3人の姿が、とてもチャーミングだ。
続く「夏のレコードがまわりだす」でも、ウキウキする気持ちを、彼女たちは爽やかな夏風に変えてフロア中に吹かせていた。ひと夏の恋は一番心をドキドキさせるように、この歌に触れている間中、跳ねる楽曲や歌声に合わせ気持ちが思いきり弾み続けていた。
最後にリルネードは「王道的なLOVEソング」を歌唱。彼女たちは見ている人たちを一目惚れさせる楽曲の数々を通し、フロアや画面越しで観ている人たちを恋に恋する少年少女に変えていった。その王道の可愛さにすっかりメロメロだ。
BANZAI JAPAN
和要素も余力にしているBANZAI JAPAN。まさに彼女たちらしいと言うべきか、BANZAI JAPANのメンバーたちは短いイベントだからこそ、観客たちの盛り上がりたい気持ちを最初から一気に上げ、舞台上へ視線を集めようと、アッパーでエモい「シネマグラフ」を歌唱。メンバーたちのテンション高い歌声に心引き寄せられ、騒ぎたい気持ちがどんどん膨らみだす。彼女たちも感情的な、いや、熱情した歌声を張り上げ、見ている人たちの感情をヒートアップさせていた。
和楽器の音を合図に飛び出したのが、フロア中を祭りの会場に染め上げる「ジャンピン!なっぷ!JAPAN!」。この曲でもメンバーたちは、沸き立つ感情をエモーショナルな曲調やメロディーに重ね合わせ、騒ぎたい衝動を膨らませ続けていった。彼女たちに煽られるたび、一緒にテンションを上げ祭りあがりたい。共に大きく手を振り上げ、祭りの輪に混じって踊りはしゃいでいたい。
次にBANZAI JAPANが届けたのが、ファンキーでソウルフルな「アフロダイナマイト」。彼女たちは、この会場を巨大なディスコ空間に染め上げた。掲げた右手を左右に大きく振りながらセクシーダイナマイトなレディーたちになり、熱く、でも可愛らしく彼女たちはせまる。身体がウズウズどころか、感情を思いきり爆発させたい。じっとなんかしていられない!!
最後にBANZAI JAPANは、「乙女心」を歌唱。華やかな祭りビートの上で、愛らしい乙女心も見せながら、メンバーたちは見ている人たちのハートをバンバンと撃ち落としていった。ノンストップで、アゲアゲな楽曲を連発したBANZAI JAPAN。さすが、祭り姿が似合う彼女たちらしい色をしっかりと描きだしたライブだった。
https://twitter.com/BANZAIJAPANPJT
放課後プリンセス
放課後プリンセスのライブは、彼女たちらしい正当派な姿を投影した「制服シンデレラ」からスタート。メンバーたちが「輝いてシンデレラ」など、キラキラとした言葉を放つたび、一緒にその輝きの中に飛び込みたい。いや、共に、輝く自分に染まりたい気分でいた。心に抱いた願望や願いを、一人の乙女として願うように歌う彼女たち。夢追いかけるその思い、とても眩しいよ。
キラキラした音色に乗せて楽曲が駆けだした。彼女たちは「Smile × 3〜笑顔ずっと咲いたままで〜」を歌いながら、浮かべた笑顔をフロアや、カメラの向こうにいる人たちへ振りまいていた。彼女たちには、笑顔や爽やかという制服がとても似合う。その姿で、夢や未来を歌うからこそ、どんな風にライブを通して成長してゆくのか、その先の姿も追いかけたくなる。何時までも,いくつになっても彼女たちの笑顔は、ずっと輝きを放っている。変わらぬその笑顔へ触れるたびに、元気をチャージしていける。
楽曲は、ノンストップで「バカだね」へ。流れるような展開に、はしゃぐ気持ちが一気に倍増。アガり続ける楽曲に心も重なるように、テンションがグングンとアガりだす。メンバーたちは、愛らしい表情で、一緒に描き続けてきた思い出を振り返るように歌っていた。ちょっと切ない歌詞だけど、でも、キラキラとした楽曲に触れていると、やっぱしときめきが先にきてしまう。メンバーらに「バカだね」と歌われるたび、心素直に楽しんでこそ正解だと思えてゆく。
最後に放課後プリンセスは、ライブに熱狂一体化した景色を作り続けてきた「ジュリエット~君を好きな100の理由~」を笑顔で歌唱。正当派な乙女ソングに触れるたび、恋したときのドキドキした気持ちが胸の中で大きく膨らみ続ける。まさに、最高に胸キュンなキミに落ちてくソングだ。「ジュリエット~君を好きな100の理由~」に触れている間、ずっと恋に夢中な少年少女に戻れるから、大好きだ!!
https://twitter.com/houkagoprincess
TEXT:長澤智典