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「Galpo! Live Show Vol.7」HOT DOG CAT ライブレポート
2月26日(土)、六本木SEL OCTAGONを舞台に「Galpo! Live Show Vol.7」を「1部/2部公演」として開催。1部に出演したのが、HOT DOG CAT/Fragrant Drive/夢∞NITY/ポリシーなんてごんごどうだん!/てぃあむ。2部に出演したのは、マジカル・パンチライン/STELLABEATS/STRAY SHEEP CLAYMORE/.BPM/AiDOLOXXXY。
この日の模様は、「ニコニコ動画」でも生配信。ニコニコチャンネルの番組「Galpo! Live Show」に月額会員登録した方は、「Galpo! Live Show」で配信したすべてのライブ動画。さらに、スピンオフ配信のプログラム映像を見られる内容になっている。
ここでは第1部に出演したHOT DOG CATのライブの模様をお伝えしたい。
HOT DOG CAT
たやすく手に入らない夢だからこそ、HOT DOG CATはその夢を少しでも自分たちの手元へ近づけたくて、たくさんライブを重ねてゆく。
HOT DOG CATの「Galpo! Live Show」のシーズンレギュラーとしての出演は、この日が最後。でも、グループ自体は、前日に大原莉奈の卒業を受け、この日のライブからが5人のHOT DOG CATとして始まりのライブになっていた。
たとえ5人編成になろうとも、やっぱしHOT DOG CATはHOT DOG CAT。冒頭を飾った「楕円形メリーゴーラウンド」を歌った時点で、彼女たちはすでにテンションMAX状態。全力で沸き立つ感情をぶつけてきた。とてもパワフルな歌声だ。「自分を見失うな進め!」の歌詞のように、彼女たちはどんな状況下へいようとも変わることはない。むしろ、悲しみも含め、一つ一つの経験を自分たちの懐へと喰らい、明日へ進むパワーに変えてゆく。
とんでもなく熱い「Camp Fire!!」の掛け声だ。続く「炎上キャンプファイヤー」でも、5人は全力で声を張り上げていた。舞台の上には、いつもと変わらぬくしゃくしゃの笑顔で歌い踊るメンバーたちがいる。その姿を見て、安心を覚えていたファンたちもいたろうか。HOT DOG CATは何があっても、どんな苦難や悲しみを背負っても、やっぱしガシガシ突き進むHOT DOG CATであることに変わりはない。そういう気持ちで力強く歌うメンバー達のメンタルの強さにこそ、称賛のエールを送りたい。
楽しさは止まらない。アゲアゲなブラス系パンクナンバー「THIS IS 合宿」を通し、彼女たちはフロア中の人たちを煽るように歌いながら熱狂の中へ誘い込む。いつだって彼女たちは、限界へ挑戦する勢いで激しく身体を動かしている。下手なエクササイズよりも効果がありそうな激しさだ。そうなるのも、彼女たち自身が楽曲に刺激を受け、エナジーを熱く沸き立ててゆくからだ。これも、すべては合宿を経験しての成果?!
立て続けに楽曲は「ワンダフルライフ」へ。彼女たちは「手を伸ばしても夢には届かない」と歌う。でも、たやすく手に入らない夢だからこそ、彼女たちはその夢を少しでも自分たちの手元へ近づけたくて、たくさんライブを重ねてゆく。毎回の全力は、きっと少しずつだが、夢に近づく経験になっているはずだ。それを彼女たちは実感しているからこそ、自分たちにも強く言い聞かせるように「ワンダフルライフ」を力強く歌っていた。
この日の「オリンピック・ハイテンション」と叫ぶ歌声のボリュームが、かなりレッドゾーンを振り切った勢いだ。叫ばずにいれないではなく、叫びたくて叫びたくてたまらない。沸き立つエナジーをすべて1ステージの中へぶちまけないことには、いつもの笑顔の自分たちでいれない。ルールなんかあるのかさえよくわからない。気持ちが奮い立つなら、ときめきが止まらないなら、とにかく感情のままにぶつければいい。その熱情が、この日もフロア中の人たちとの距離を縮め、届かない夢に少し近づいていたのだから…。
PHOTO:守屋貴章
TEXT:長澤智典
HOT DOG CAT
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「Galpo! Live Show」
https://ch.nicovideo.jp/galpoliveshow