FEATURE

2021.12.13

Chick-flick (チックフリック)

Chick-flick、ジャジーな魅力満載のデビューライブ「Chick-flick 1st LIVE 「episode Ⅰ」」で涙の門出！

Payrin’s桜木もち子プロデュースのアイドル・グループ「Chick-flick (チックフリック)」が12月10日にデビューライブ「Chick-flick 1st LIVE 「episode Ⅰ」」を渋谷スターラウンジにて開催した。

Chick-flickは〈君が捨てた、絵本の中 --。〉をキャッチコピーに結成された、ジャジーな楽曲と童話のような世界観が魅力のグループ。11月の結成発表から1ヶ月、5人がついにそのベールを脱いだ。当日はチケットがソールドアウト、フロアを埋めたファンは声援の代わりに手拍子やサイリウムでデビューの門出を祝福した。

秒針の音が響く幻想的なSEにのせてメンバーが登場すると、11月14日に配信リリースされた「マブタ、ロマンティクス。」からライブがスタート。思わずスウィングしたくなってくるビッグバンド調のメロウな楽曲とドーリーな衣装にフロアの観客は1曲目から釘付け状態に。続いてアップテンポな「ノーブル・ローズ」のパフォーマンスはまるで豪華なショーを見ているような気分になってくる。

2曲を終えメンバーから自己紹介。「今日はみんなと楽しい思い出を作れるように頑張ります！（陽向りな）」「今日がChick-flickの物語最初の１ページ目になります。最後まで最高の時間を過ごしていきましょう！（白栖ゆうか）」「めちゃくちゃ楽しみたいと思いますので、後悔のない一日を作りましょう（環木あんず）」「今日はみなさんを物語にお連れするので1秒たりとも見逃さないでください（愛好こばと）」「初めてのステージでめちゃめちゃ緊張していますが、みんなに会えて嬉しい！（紫上あやせ）」とそれぞれ喜びを伝え、「こんな楽しい空間ないでしょ〜！」とライブは後半戦に突入。

照明が変わると、ムーディーさとハードロックの強さが融合した「アンチイノセンス」、熱唱シーンが中毒性高めな「Strawberry Thorn Heart」、歌詞の「シャバダバダバダ」が強く印象に残る「Entremet amour」と3曲続けてパフォーマンス。今日がデビューとは思えないスキルの高さとアイドルではあまり見られないジャジーな5曲を披露した。

最後にメンバーから感謝のメッセージを伝えた（以下要約）。

「初めてステージに立って緊張していたんですけど、リハの時より楽しんでできました！(陽向りな)」

「私は一度ステージを離れてから、最高のメンバーとまたこうしてステージに立てています。私のアイドル人生最後まで一緒にいてください！(白栖ゆうか)」

「（泣きながらあらかじめ書いてきた手紙を読み上げる）私は歌って踊ることが本当に大好きです。いつも感謝を忘れずに努力し続けるアイドルになって、いいパフォーマンスでお返ししていきます。もちこさん、私を選んでくれてありがとうございます！(環木あんず)」

「みなさんにこれからいっぱい会える機会が増えるので、みなさんの生きがいになれるようなアイドルになれたらと思います。(愛好こばと)」

「これからもみなさんといろんな景色を見たり、頑張れる理由になれるアイドルになりたいと思っています。(紫上あやせ)」

と、ほぼ全員が話しながら泣いてしまうという感動的なフィナーレとなり、Chick-flickのデビューライブが大成功で幕を閉じた。

LIVE