FEATURE

2021.08.06
虹のコンキスタドール

虹のコンキスタドール ライブレポート

「RAINBOW SUMMER SHOWER TOUR2021」ファイナル公演の模様をレポート!!

  Anniversary EP「RAINBOW SUMMER SHOWER」の発売を受け、虹のコンキスタドールが全国ツアー「RAINBOW SUMMER SHOWER TOUR2021」を実施。同ツアーのファイナル公演を、8月1日(日)にZepp DiverCityで行ないました。
  虹のコンキスタドールにとって、1年半ぶりの全国ツアー。バンドを従えた形では約2年ぶりになったこの日のライブの模様を、お届けします。
 

ライブ

 


このまま虹のコンキスタドールのメンバーたちと一緒に「夏をげっちゅ!!」しちゃおうか!!


 バンドメンバーが奏でるゆったりとした演奏に乗せ、メンバーが次々と舞台に姿を現した。ここからどんなライブが始まるのか…と胸をわくわくしていた中で始まったのは、メンバーらの舞台劇。夏のバカンスで訪れた社員やアルバイトに扮したメンバーたちが、海辺を舞台にしたコントを繰り広げてゆく。まさかの始まりに驚きつつも、物語の展開を視線はずっと追いかけてゆく。そして…。

  会場に足を運んだ満員の観客たちへ、むかつく外の暑さとは異なる、気持ちを嬉しく騒がせる夏の日射しを一気に降り注ぐように、ライブは「世界の中心で虹を叫んだサマー」から幕を開けた。演奏が始まったとたん、会場が一瞬にして華やいだ。12人のメンバー自身が降り注ぐ夏の熱い光となり、会場中の人たちを刺激。気持ちを沸き立てる楽曲や歌声に触れ、フロア中の人たちも一斉に「楽しい!!」というリアクションを返してゆく。メンバーと同じ振りをしながらわちゃわちゃとはしゃぐこの瞬間を、誰もが待っていた。騒ぎたくなるのも、当然だ。この日の12人が身体中から放つエナジーが、とにかくハンパない熱さ!!彼女たち自身が熱狂を生み出す熱源となり、気持ち騒がせる光を観客たちの身体中へと降り注いでいった。

  「7周年の夏、盛り上がっていこー!!」「いっぱいいっぱい躍れますか!!」「今日は何もかも忘れて最高の1日にしましょう!!」。メンバーたちの煽りを受け、飛び出したのが「愛をこころにサマーと数えよ」。予想はしていたが、この日は夏曲のオンパレード。「今年もあなたと過ごせるサマー」の歌詞のように、虹のコンキスタドールのライブで夏曲を存分に味わってこそ、いつもの夏らしい過ごし方。そんな気分も覚えながら、メンバーたちのハンパなく高いテンションに刺激を受けた満員の観客たちが、手にしたサイリウムを大きく振りながら、その場ではしゃいでいた。駆け上がる演奏に飛び乗ったメンバーたちは、終始高いテンションで歌声をぶつけてゆく。だからこそ、観ている側の気持ちもどんどんハイになってゆく。このまま虹のコンキスタドールのメンバーたちと一緒に「夏をげっちゅ!!」しちゃおうか!!いや、その前に、彼女たちにすっかり僕らのハートが「げっちゅ!!」されていたけどね。

 「デリシャス×アンビシャス」とメンバーらが一斉に歌う声に、胸がキュンと高鳴った。トロピカルなラテンビートに乗せ、歌ったのが「美味いものファンクラブ」。メンバーたちがプチセクシーに?弾けるように踊る姿は、夏にもぎ取ったフレッシュな果実のよう。ただ甘いだけじゃない、程良い酸味も利いた甘酸っぱさを感じる…と書きたいところだが、舞台の上で弾け飛ぶ彼女たちは糖度の高い完熟した姿。おかげで、観ている側の気持ちもウキウキしっぱなし。このトロピカルな気分が最高にデリシャスだ!!

  演奏は、さらに激しくパワーアップ!!メンバーたちは「限りなく冒険に近いサマー」に乗せ、観ている人たちを挑発するように歌いだした。躍動したダンスも魅力に、彼女たちは観客たちに熱い刺激を与えてゆく。でも、サビに入ったとたんにわちゃわちゃと楽しくはしゃぎだす。熱い表情を描きながら。でも、サビ歌で見せる爽やかな歌声や眩しい表情に触れていると、一緒に心躍らせ騒がずにいれない。フロア中でも、メンバーの動きに合わせ、その場で一緒に飛び跳ねながら、虹のコンキスタドールが作り上げたサマーパーティーの中へ高いテンションのまま参加していた。上がった感情の制御が効かないよ。だったら、このままアガり続けるしかないよね。

 光輝く華やかな演奏が、舞台の上からあふれだす。その音に触れ、気持ちがウキウキとはしゃぎだす。彼女たち自身が青春という風景の中へ飛びみながら、この空間にキラキラとした輝きを降り注ぐ…と書きながらも、歌詞はだいぶインドアでネガティブだけどね(笑)。「in(door)the Summer」に触れながら、脳内にメンバーたちと部屋で過ごす夏の日々を映しながら、妄想の中、夏の想い出作りに浸りたい。この歌に触れながら、胸がキュンキュンしていたのも、そんな妄想に心が嬉しく支配されていたからだ。
 この日の虹のコンキスタドールのライブ、1曲触れるたびに、いろんな夏の想い出の風景を心のアルバムに焼き付けたくなる。どんな夏の楽しさよりも、この空間にいることが、どこにも、何にも負けない、濃密な夏の想い出を作れるのは間違いない!!
 

ライブ

 


互いに気持ちを高めながら、共にアガり続ける。この感覚が気持ちいい!!


  「みなさーん、私たちと一緒に休暇を楽しんでる?!」と、ふたたびバカンスを題材した物語を展開。短い劇を挟みながら、2組に分けて楽曲を届けだした。

  先に登場した中村朱里・鶴見萌・大和明桜・蛭田愛梨・山崎夏菜の5人は、「電光石火、夏花火。」を歌唱。気持ちをアゲてゆくダンサブルな祭りビートに乗せ、メンバーたちは凛々しく、力強い姿で歌い踊りだす。彼女たち自身が夜空に打ち上がる鮮やかな花火のような姿となり、高まる気持ちを熱い歌声に乗せ、ぶつけていく。5人は、会場中の人たちを胸躍らせる祭りの中へどんどん巻き込んでゆく。何時の間にか会場中の人たちが火照った祭りビートに身を預け、5人と一緒にはしゃぎながら思いきり浮かれちゃっていた。

  次に舞台に上がったのが、的場華鈴・根本凪・清水理子・岡田彩夢・隈本茉莉奈の5人。彼女たちは、先のチームが作りあげた熱狂を優しく塗り替えるように「夏の夜は短すぎるけど…」を、ロマンチックに歌いだした。少し妖艶に見えるのは、甘く心をとろけさせる曲調に寄り添うように歌う彼女たちの声のマジックのせい??少し息を抜いた声が、よりセクシーさを増して耳に刺激を与えてゆく。その歌に触れながら、少しずつドキドキが膨れ上がる。彼女たちに甘い仕種でせまられたら、心がメロメロになってしまうのも当然だ。一人一人の熱唱する歌声も胸をキュッと揺さぶれば、気持ちを一つに5人でせまった歌声も、甘く心をとろけさせていった。この夢のような夜に、ずっと浸っていたい。


 みたび、バカンスを題材にした舞台劇へ。最後に、「やっぱり世界は一つ」「みんなで白目を剥いて一つになろう」と叫んだところで、ライブへ次のブロックへ。

 さぁ、ふたたび熱いパーティーの始まりだ。そう言わんばかりに、超パワフルでファンキーな楽曲が飛びだした。虹のコンキスタドールがぶちアゲたのが、「↓エイリアンガール・イン・ニューヨーク↑」。馳せる気持ちのままに歌をぶつけるメンバーたち。それまでの夏景色から、少しだけ異世界へと景色を塗り替えながら、でも、上がった熱はそのままに、彼女たちは高ぶった感情を大胆にさらけ出しながら、攻めた歌詞を突きつける。とても力強くドラマチックなダンスも、目に鮮やかだ。観ている側の気持ちをアゲたまま、彼女たちは華やかでインパクトの強いパフォーマンスを魅力に観客たちの視線を釘付けにしてゆく。身体は騒ぎながらも、二つの目は、ずっと彼女たちの姿を追いかけていた。


  ライブ演奏してくれるメンバーたちの紹介を挟み、熱狂の舞台を、真夏から2月のバレンタインの時期へとシフト。最初に歌ったのが、「戦場の聖バレンタイン」。楽曲は、一気に力強さと躍動性を増しだした。彼女たちの歌声も、これまで以上にパワフルだ。メンバー自身が、「この戦いは絶対に負けられない」想いに染まっていたせいか、気持ちを一つにして歌い躍る姿がとても勇ましい。あんなにもギラギラとした姿勢で攻められたら、こちらだって「負けてられるか」と胸が熱くなるのも当然だ。互いに気持ちを高めながら、共にアガり続ける。この感覚が気持ちいい!!

  荒々しいギターの音を合図に「本命ショコラティエ」が飛びだした。本気で恋のバトルに燃えた少女のハートは、勇猛なファイター以上にグツグツ熱く煮え立っている。とても凛々しい表情とパフォーマンスを見せながら、「本命ショコラティエ」を情熱的に歌う彼女たちの姿が眩しい。たとえ演奏は激しくとも、いつだって彼女たちの歌声は、晴れた気持ちへ導いてゆく。胸をわちゃわちゃ騒がせるその歌声が、爽快な気分にしてくれる。いつの間にかフロア中の人たちが、メンバーの動きに合わせ、一緒に大きく手を振りながら楽しくはしゃいでいた。

 聖なる恋の戦いのブロックの最後は、甘い仕種の中にもビターな本性を覗かせる「Luv Unbalance」だ。華やかでダンサブルながらも攻めた演奏や、彼女たちのビタースウィートな歌声に触発され、気持ちが高まり続ける。メンバーたちも、一体化したダンスと歌声を魅力に、観ている人たちをキュートに挑発。一人一人の歌声に漲る力を感じるのは、彼女たちが本気で攻めているからだ。跳ねた演奏へ飛び乗り大胆にせまるその様は、苦みも知っている大人の女性だからこそ見せれる刺激的な姿だ。

 

​ライブ

 

胸を熱く騒がせる虹のコンキスタドールの起こす革命は大胆不敵ならぬ、大胆で無敵。


  それは、舞台劇のような始まりだった。ファンキー&ソウルフルな楽曲に乗せ、メンバーたちが大胆な踊り子と化し、「週刊少年少女アイドル」に乗せ、観ている人たちを挑発するようなダンスを見せてゆく。身体を激しくシェイクしながら歌い躍る姿に刺激を受け、観ている側まで、いつしか気持ちが熱く揺さぶられていた。凛々しく、大胆にせまる様が、とても刺激的だ。本当は甘く、熱い表情を持っているのに、そこへスパイシーな刺激を覚えるのも、ここでも彼女たちがビターな香りも抱いた姿でせまるから。パワフルな歌声とパフォーマンスに圧倒された気分だ。

  ここから、もっともっとアゲていこうかとけしかけるように、虹のコンキスタドールは「†ノーライフベイビー・オブ・ジ・エンド†」を歌い踊りながら、観客たちを熱く挑発してきた。なんてパワフルな姿だろう。攻めるような歌声に刺激を受け、気持ちが熱く騒ぎだす。ここのブロックでの虹のコンキスタドールは、凛々しい歌声を魅力に、止まることなく刺激的なパフォーマンスを見せてゆく。まさにこれぞ虹のコンキスタドールらしい革命の風景だ。途中で飛びだすアジテーションもクールだ。胸を熱く騒がせる虹のコンキスタドールの起こす革命は大胆不敵ならぬ、大胆で無敵。でも、それが虹のコンキスタドールらいしじゃない!!


 まだまだ刺激的な宴は終わらない。メンバーたちは、ふたたびこの空間を夏のパーティー空間へ塗り替えようと「パラダイスな片思い」を歌いだした。セクシーに攻める色も隠し持ちながら観客たちを妖しく挑発するように…いや、明るい表情の中へ明るい色気もちらちつかせながら、メンバーたちは観ている人たちを熱い夢の世界へ誘いだす。華やかで、明るくてファンキーな楽曲の上で、彼女たちは、ひと夏の素敵な恋の物語を色鮮やかに映し出すように歌い躍る。その姿が、とても眩しく見えていた。駆けだした真夏の恋物語は、気持ち馳せる彼女たちの歌声と重なるようにどんどん熱くなってゆく。

  トロピカルなダンスビートに合わせ、大きな手拍子が飛び交う。さぁ、ここからもっともっと華やかなダンスパーティーを作りあげようか。「ジャスナウ!」に乗せ、メンバーたちが、観客たちを熱く挑発。身体を揺さぶるリズムに乗せ、大人の色気もほんの少し加えながら、彼女たちは熱い気持ちをぶつけてゆく。少し大人な女性になった彼女たちが、ちょっと大胆な行動も示しながら、観ている人たちへせまりだす。好きな人を熱く挑発するような大胆な仕種も刺激的だ。今はただ、この熱い想いをキュッと感じながら熱情に溺れていたい。とてもドラマチックで胸を熱く高ぶらせる楽曲だ。彼女たちに情熱的な想いをぶつけられ、さらに気持ちが熱く高ぶり続けていた。

  歌始まりの「夢の輪郭」では、アンニュイな想いも抱きつつ、メンバー一人一人が切なく揺れる恋心を歌い繋いでゆく。乱れる心模様を歌う声のバトンが受け継がれるたびに、その熱に浮かされ、気持ちがどんどん高まり続ける。メンバー一人一人の感情的でエモーショナルな歌声が心をキュッと締めつける。その中へ、心を熱くアゲるエモさを隠し持っているところも嬉しいじゃない。虹のコンキスタドールの描きだす感情のドラマを見ながら、気持ちが熱く騒ぎだす。それって、なんかいいよね。
 

ライブ

 


この空間が最高の夏景色に染まっている。アガったこの気持ち、もう「止まんないもん!」。


 新体制になって初のツアーということで、新メンバーの桐乃みゆが、「お客さんたち以上に自分たちが毎回ライブを楽しんできたツアー」だったと感想を述べていた。一度卒業し、復帰した大塚望由は、「虹のコンキスタドールとしてツアーを回るのは人生で2回目。みんなと毎日一緒にいることですっごく仲良くなれて、みんな新しい面も見れて楽しかったし、お客さんたちとも仲良くなれたツアーになりました」と語っていた。リーダー的場華鈴の言った「虹のコンキスタドールがさらにパワーアップした」という言葉も納得だ。


  「こっからラストスパートいっくぞー!!」の声を受け、飛びだしたのが「サマーとはキミと私なりっ!!」。ここからも、超テンションアゲアゲな夏曲のオンパレードだ。虹のコンキスタドールらしいわちゃわちゃと弾け飛んだ楽曲に乗せ、メンバーたちも眩しい世界の中で思いきりわちゃわちゃはしゃぎだす。「止まんないもん!」の歌詞のように、メンバーみんなが感情のギアを一気にトップまで入れ、テンション高い気持ちのままに舞台上で無邪気に戯れていた。いつの間にか、この空間が最高の夏景色に染まっている。アガったこの気持ち、もう「止まんないもん!」。

  美しくロマッチックな音色から、一変。ゴリゴリなギターの音を合図に飛びだしたのが「THE☆有頂天サマー」。猛暑以上の熱い気持ちでゴリゴリに… いや、可愛く攻めるメンバーたち。一体化したパフォーマンス姿も、目に鮮やかだ。舞台の上でいきいきと歌い躍る姿が、とても眩しくてたまらない!!理屈も屁理屈も、そんなのどーでもいい。頭をからっぽに「りうゃおい!!」した気持ちで、彼女たちと一緒にはしゃぎ続ければ、それでいい。終始、テンションの高い姿のままライブはクライマックスへ向け突き進んでゆく。

  気持ちをわちゃわちゃ騒がせる極上な熱狂パーティーチューン「キミは無邪気な夏の女王~This Summer Girl Is an Innocent Mistress~」の登場だ。メンバーたちも胸をドキドキしながら、思いきり熱い夏の恋に染まるように歌い騒いでいた。メンバー一人一人が眩しい存在になってはしゃぐ姿こそ、虹のコンキスタドールらしさ。「躍れー!!」の声を合図に、フロア中にカラフルなサイリウムの光が大きく揺れていた。会場中が一つになった眩しい夏の宴は、終わることを忘れていた。舞台上や客席も、みんなで一つになって騒ぐ。その様こそ、最高に胸を騒がせる夏の刺激だ。

  虹のコンキスタドールは最後に「響け!ファンファーレ」を歌唱。会場中に花咲いた幸せと笑顔の花へ、彼女たちは熱い光の養分を降り注いでいった。メンバーも観客たちも思いきり熱くなれるって、素敵じゃない。この歌、何かへ挑戦する人の気持ちを熱く高めてくれる最高のエールソングだ。この曲を胸のエンブレムに、未来へ向かって駆けだしたい。最後にみんなでジャンプ!!この楽しさがたまらない!!

ライブ

 


好きという気持ちに限界はないんだから、徹底して熱くならなきゃもったいない!!


  アンコールで、新メンバーオーディションを勝ち抜いて、晴れて虹のコンキスタドールのメンバーになった石原愛梨沙が登場。「不安や悩みもいろいろあったけど、みなさんが支えてくれたおかげてここまでこれました」と、ここへ至るまでの想いを語ってくれた。
  さらに、もう一人の新メンバーとして元・虹のファンタジスタの神田ジュナの加入も発表。「わたしは虹のファンタジスタのメンバーとしてお披露目してから、ずっと虹のコンキスタドールさんの姿を追いかけてきました。でも、今日からは虹のコンキスタドールのメンバーになるので応援よろしくお願いします。早くメンバーに追いついていけるように頑張ります」と、熱い想いを述べていた。

 

ライブ

 

​ライブ


  アンコールは、総勢14人になった虹のコンキスタドールとしてライブ。最初に歌ったのが、虹のコンキスタドールの顔となる「トライアングル・ドリーマー」だ。無条件で気持ちをハイテンションへ導く楽曲の登場も嬉しいが、総勢14人という虹のコンキスタドール史上一番の大所帯となったパフォーマンスは、思ってた以上にカラフルで迫力に満ちあふれていた。舞台上で一斉に飛び跳ね、歌うその様の、なんて華やかでチャーミングだったことか。メンバーらとファンたちが、気持ちを一つに三角形の振りをしながら盛り上がる様が、とても眩しく見えていた。「トライアングル・ドリーマー」に触れている間中、ズーッと胸のドキドキが治まらなかった。いや、この眩しい熱狂にずーっと恋していたかった。


  「SUKIでSUKIでSUKIすぎるから」と歌うメンバーの声からスタート。すでに高まった感情へ、彼女たちは「ずっとサマーで恋してる」を通してさらに熱い刺激を降り注ぐ。だって、好きという気持ちに限界はないんだから、徹底して熱くならなきゃもったいない。サビ歌のときには、フロア中の人たちが頭上高く掲げた両手でハートマークを作り、思いきり飛び跳ねていた。互いに、SUKIでSUKIでSUKIすぎる想いを交わしあう、この瞬間が最高だ。メンバーも観客たちも、胸に抱えた想いを全力でぶつけながら、この楽しさを分かち合っていた。テンション高いメンバーたちの「SUKIすぎる」声に刺激を受け、会場中の人たちが心を燃やしながら飛び跳ね続ける。頭上高く掲げたハートマークがキラキラと光る、その姿が羨ましいくらいに眩しかった。

 

ライブ

 最後に虹のコンキスタドールは「ココロPRISM」を、温かい気持ちを胸に届けてくれた。胸に抱えた弱い想いを未来を動かす力へ変えようと、彼女たちは温かな歌声に乗せ、でも心を燃やすようにも届けてくれた。新たに心に燃やした情熱の炎を、虹のコンキスタドールは8年目の物語を描く力にしながら、ここから新しい一歩を14人で踏みだした。

 

ライブ


  14人編成になった虹のコンキスタドールが、これからどんな未来を描き出すのか。その姿を、また一緒に追いかけようじゃないか。


TEXT:長澤智典




虹のコンキスタドール Web
https://2zicon.tokyo/

虹のコンキスタドール twitter
https://twitter.com/2zicon

虹のコンキスタドール公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCmo55h1NKPRnxiU21b4AHFg


セットリスト
「overture」
「世界の中心で虹を叫んだサマー」
「愛をこころにサマーと数えよ」
「美味いものファンクラブ」
「限りなく冒険に近いサマー」
「in(door)the Summer」
「電光石火、夏花火。」
「夏の夜は短すぎるけど…」
 「↓エイリアンガール・イン・ニューヨーク↑」
「戦場の聖バレンタイン」
「本命ショコラティエ」
「Luv Unbalance」
「週刊少年少女アイドル」
「†ノーライフベイビー・オブ・ジ・エンド†」
「パラダイスな片思い」
「ジャスナウ!」
「夢の輪郭」
「サマーとはキミと私なりっ!!」
「THE☆有頂天サマー」
「キミは無邪気な夏の女王~This Summer Girl Is an Innocent Mistress~」
「響け!ファンファーレ」
-ENCORE-
「トライアングル・ドリーマー」
「ずっとサマーで恋してる」
「ココロPRISM」

 

特集FEATURE

FEATURE
最新記事更新日 2024.11.27
ガルポ!ズ INTERVIEW
最新記事更新日 2024.12.16
イベント情報