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2020.04.10
キミイロプロジェクト

キミイロプロジェクト「3rd Anniversary Grand Finale~私たちの起源と歴史に光を~」ライブ・レポート!

“永遠のはじまり。”をコンセプトに2017年3月25日にデビューした「キミイロプロジェクト(以下、キミイロPJ)」の3周年記念ライブ「3rd Anniversary Grand Finale~私たちの起源と歴史に光を~」が、2020年3月24日に、東京・新宿BLAZEで開催された。

 

テーマにそったグループ活動をしているキミイロPJが、“王道”、“共有”、“夏”、“MONOCHROME(モノクローム)”に続き掲げた第5弾のテーマは、“ALBION(アルビオン)”。ラテン語由来で「白い国」を意味することから、「キミと共に誰も見たことのない世界をつくる。」という決意が表れている。

 

3周年記念ライブということで、入口に豪華なフラワーアレンジメントや、ロビーに歴代衣裳が展示されるなど、特別感が満載だった。衣裳は品質保持のため触れることはできないが、間近で愉しめるうえに写真撮影もOK。衣装デザインのすべてをメンバーの高槻あくびが担っており、「MONOCHROME」時代の白の衣裳は、質感の違う白色の布がいくつも使われ、ところどころ淡い色が入っているのは高槻が自分で染めたものとのエピソードも聞かせてもらった。

歴代の衣裳も見て、ライブへの期待感はどんどん上がって行く。会場がファンで埋まると、程なく開演時間がやってきた……。

キミイロプロジェクト

SEが流れると「行こうぜBLAZE!!」の声が響き、メンバーがステージに登場。キミイロPJ、12名での「平成オワタ\(^o^)/」でライブが始まった。この曲は「平成」から「令和」へ移り変わる時代をコミカルに歌っているブチアゲ曲。キミイロPJが4年目に向けて、新しいところを目指していくことが示唆されているようにも感じた。途中で入る高槻の「オールハイル(万歳)・キミイロ――!!」が客席にも熱狂を生む。続いて♪オタクはやっぱ やめられない!♪で始まる「悶絶コミュニケーションZ」。客席が沸く、躍動感に溢れた1曲だ。ふわふわスカートの蒼井花が両足で跳ねる姿は「ぴょん!」と効果音が聞こえてきそうだった。一ノ木ゆき、白熊めぐる、姫条りなん、澄乃凛が一旦ステージを下がり、次は8人での「キズナサイテ。」キミイロPJは高槻がメイン・ヴォーカルを務めるときが多いが、この曲では山田小豆の低音ヴォーカルが曲を支えていて、曲のテーマである“絆”がどっしりとした固いものだと説得力を与えている。次の「BE ALIVE」は、かつてユースとして「原石」ライブを行った8人(一ノ木、白熊、澄乃、姫条、深瀬真璃奈、佐藤みき、桃鈴蘭世、堀木さな)でのパフォーマンス。“MONOCHROME”テーマの白衣裳での登場だ。困難を明るく跳ね返そうとする前向きソングで、中でも深瀬がひと際心を込めて歌っていたのが印象的だった。

 

めくるめくうちに4曲が終わり、1回目のMC。キミイロPJ の12名がステージに揃う。高槻が代表してファンやスタッフへの感謝が述べられた。

 

原石組の4名が一旦下がり、メンバー8名(高槻、山田、蒼井、美月ルナ、片平結愛、杏あいり、瀬川のどか、朝日南まつり)での「希望horizon」。この曲は夢に向かって希望に溢れる姿と、必死に夢を掴もうとする健気さが同居したフレッシュな楽曲だ。この後、途端に曲調が変わり、アイドル・キミイロPJが満喫できる「オーエス!!」が始まる。3名のキッズダンサーがステージに華を添え、応援団を模した振り付けも入り、メンバーの笑顔で元気になれる1曲。そのまま「パパピポパパプペ」が始まり、一ノ木、白熊、姫条、澄乃も加わる。この曲は杏が振り付けを担当した元気曲だ。ステージの端から端まで移動するところでのファンとの一体感がとても心地よい。姫条のノリノリのソロもカッコ良かった。間奏の片平がセンターに来るところで「いつも応援ありがとー!」とファンへの感謝を伝えていた。

 

ここから怒涛の11曲、ノンストップメドレー! メドレーを見ていると、キミイロPJのステージングの上手さというか、バランスの良さに改めて感動してしまう。人数が多いことが必ずしも利点になるとは限らないが、キミイロPJは人数がいるからこそできることを見せてくれて、それぞれが役割をしっかりと務めているのだ。

キミイロユース

次はユース7期生4名(愛輝夏実、白石エマ、山内沙紀、柚井和奈)のデビュー・ステージ。SEが流れ、ファンからのクラップのなか、4名が登場。お披露目曲は「瞬間風速無限大」。スモークの演出もあり、なかなかに華々しい。パフォーマンスに緊張が見えるが、声援をくれるファンを楽しませようという気迫は十分に感じることができた。もう一曲「スタートボタン」も披露。山内と白石がセンターに立つと雰囲気が大人っぽくなり「映えるな……」と思わされた。どちらの曲もこれからの4人の未来に期待を込めた選曲になっていることが伺えた。そして現・ユースの4名(深瀬、佐藤、桃鈴、堀木)が加わり、「たった一人のキミへ」。桃鈴の透明感のある歌声がとても伸びやかで、愛輝が早々にソロパートを歌っているのも頼もしさも感じた。「Future」では柚井がマイクを落とすハプニングもあったが慌てずリカバリできていた。また、佐藤のダンスのキレの良さにスカッとして、最後「∞(インフィニティ)」を描くところの堀木にもドキッとした。ユースでありながらダンス、歌唱力ともに戦える力を持っている8人だと感じた。

 

新メンバーの初ステージの感想は次の通りだ。

愛輝「お披露目でとても緊張していたんですけど、それよりもドキドキワクワクが大きくてとても嬉しいです!」

白石「新宿BLAZEという広い舞台でデビューできたことが嬉しいです。キミイロプロジェクトの一員として頑張っていきたい」

山内「ドキドキがすごくてここにいる自分が想像が出来なかったんですけど、今日感じた気持ちと景色は忘れずに頑張っていきます」

柚井「今日から新体制となるキミイロユースの成長を見守り続けてくれると嬉しいです」

 

挨拶が終わると高槻が一人でステージに立つ。「アイドル始める前までは自分の想いを人にさらけ出すことができなかった。アイドルを始めて世界が広がって、前より少し自分の想いを話すことができるようになりました。今見えている景色も幸せだなって感じたことも一生忘れないので、皆さんも忘れないでいてくれませんか……」静かにそう話した後、「あぁどうせ、Don't say」と曲名が告げられる。

 

ピンスポが高槻を照らし、情熱的な独唱に会場が圧倒される中、キミイロPJのメンバーが登場。全員が合流して歌い始めると曲のテンポが上がった。壁にぶつかっている主人公が、「それでも何かを始めなきゃ」とあがく姿がアップテンポのメロディで表現され、ファンのクラップも疾走感にひと役買っていた。ロック感がある「Helter Skelter」へそのまま突入。澄乃、山田、高槻の低音ヴォーカルが、アイドル曲とは思えない迫力を醸し出し、キミイロPJの別の顔を見た気にさせられる。そしてさらにメロディは加速。「Re:」では白熊に続いて、一ノ木と高槻のソロ。胸が締め付けられるような歌声が♪叶えたい願い 歌に込めるよ♪の歌詞にハマりすぎだ。そしてこの曲はフォーメーションダンスの造形が素晴らしく、センターに集まった状態からそれぞれ伸ばされる手が何かを掴もうとする姿が見ていて切なくなるほど。キミイロPJの「エモ曲」の中でもかなり高い順位に入るのではないだろうか。

キミイロ

息がまだ荒い中、高槻が口を開く。「何も考えられなくなるくらいドキドキしたり、胸がギュッと締め付けられて言葉にできない気持ちを歌にのせて伝えます」と、紹介されたのは、「サヨナラじゃなくて」。会えない恋人への切なさが、ミディアムな曲調と声に交じる吐息で表されていて、一ノ木のしなやかなダンスも見ごたえがあった。そして次は「Starlight Story -いつもそばで-」。明るい未来を描いた清々しい曲で人気が高い。瀬川は笑顔が一番の魅力なので、こういった曲になるとつい見とれてしまう。

 

さて、いよいよ本編ラスト曲。第5弾テーマ“ALBION”を代表する曲「ダーウィンダーウィン」だ。進化論を唱えたチャールズ・ダーウィンが題材になっているせいか、アゲ曲なのに気品があってシックに始まるところがカッコいい。ステージ両端に作られた花道にユース8人が二手に分かれて再登場。客席と近く、突然の登場にファンも驚いたのではないだろうか。美月が今日イチの笑顔を見せ、元気いっぱいに踊り続けていた朝日南の笑顔にも汗が光っていた。

曲が終わり、高槻が挨拶。2020年10月27日に予定されている東京・お台場 Zepp DiverCityでのワンマン・ライブに向けた意気込みが語られ、メンバーはステージを後にした。

 

キミイロ

そしてここからアンコールへ突入! キミイロPJとユースメンバーの20名での「シンパシー」が披露された。サウンドがシンプルなだけに、想いが伝わらないもどかしさが刺さる1曲だ。曲が終わると高槻が神妙な顔で語り始める。「3年間アイドルとして活動していくうちに、たくさんの体験をさせてもらいました。そんな私から重大発表させていただきます」。会場から「卒業?」「え、まさか……」とざわめきが起きるなか、「6月30日、ロックフィールド × コロムビアよりメジャーリリースします!」の雄叫び。ファンが歓喜の声を上げるのも構わずに「恋恋恋鯉」がスタート! スモークも上がり、もう思いっきり騒ぐしかない! メンバーからサインボール投げの大サービスもあって、熱狂のまま、3周年記念のライブは幕を閉じた。

 

EDに流れた映像で4月にサブスク解禁とリリイベ、さらにはメジャー・リリース・シングルが「ダーウィンダーウィン」であることが発表。4年目が始まる4月早々、キミイロプロジェクトはまだ見たことがない景色を見るため、新たな階段をのぼり始める。

 

 

<セットリスト>
00.SE
01.平成オワタ\(^o^)/
02.悶絶コミュニケーションZ
03.キズナサイテ。
04.BE ALIVE
~MC~
05.希望horizon
06.オーエス!!
07.パパピポパパプペ
08.ノンストップメドレー
(恋メロディー、君に届いて、パズノミクス、take off、postleap’s、Give me sweets、ダイジョウV、キラキLOVE、奇跡なんて1%の勇気、37℃、シロクローム)
~MC~
09.瞬間風速無限大
10.スタートボタン
11.たった一人のキミへ
~MC~
12.Future
~MC
13.あぁどうせ、Don't say
14.Helter Skelter
15.Re:
~MC~
16.サヨナラじゃなくて(新曲)
17.Sterlight Story〜いつもそばで〜
18.ダーウィンダーウィン
~MC~
(アンコール)
19.シンパシー
~MC~
20.恋恋恋鯉

 


<インフォメーション>

キミイロプロジェクト

「永遠のはじまり。」をコンセプトにはじめて出会ったときのキミとの1ページを刻み続けるアイドルです。
永遠にはじまり続けるようにファンの方の声やメンバーの色をとりいれグループテーマや楽曲の方向性が周期ごとに代わり、
今まで見たことのないグループのような変化と進化をとげつづけます。
第五弾テーマは「ALBION」キミと共に誰も見たことのない世界をつくる。

公式サイト:http://kimiiro.tokyo/
公式Twitter:https://twitter.com/Kimiiro_PJT

キミイロユースTwitter:https://twitter.com/kimiiro_youth

 

キミイロプロジェクトワンマンライブ
『DIVER CITY』

【日時】10月27日(火)
 開場18:00/開演19:00

【会場】Zepp DiverCity

 

取材協力:株式会社センターグローブ

 

 

 

 

 

 

 

 

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