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あれは「井荻駅南口を舞台にした神奈川(NENE&AOI)と埼玉(ELLEN&RIN)の抗争」物語だなっ!! ダイナマイトビーツ(FullMooN)インタビュー・2
FullMooNのメンバーが、昨年より、4月1日(エイプリルフール)限定で活動を続けているロックバンドのダイナマイトビーツ。今年のエイプリルフールの日に、「ダイナマイトビーツとしてCDを発売します」と宣言。誰もが、「エイプリルフールのネタだろ。」と軽く流していたところ、本当にCDの発売を発表。先日、ついにダイナマイトビーツの1stシングル『DANCING BEAT』がリリースになった。不定期とはいえ、彼女たちは今も、西部新宿線井荻駅南口に現れ、終わりなき抗争を続けているとの情報をキャッチ。「今夜も、踊ろうぜ!!」と浮かれた声で井荻駅南口を闊歩していたメンバーらをつかまえ、インタビューを試みた。
神奈川と埼玉のヤンキーたちが、井荻駅南口を舞台に抗争をぼっ始めちまったんですよ。
――1st シングルに収録した『DANCING BEAT』『MAGIC TOWN~この街を駆け抜けて~』ともに、歌詞の内容は井荻駅南口を舞台にした超ローカル情報誌。だけど楽曲は、2曲ともめちゃめちゃ格好いいですね。
RIN P(プロデューサー)いわく、「ある日、突然曲が降ってきたんだぜっ!!」。俺たちも、井荻のスタジオで降ってきた演奏を通して一気に仕上げたんだぜっ!!
ELLEN 井荻駅にはスタジオないけどな(笑)。表には見えない、超アンダーグラウンドなスタジオで、2曲とも完成させたんだぜっ!!
――発表になっている影像では、RINさんとNENEさんがバトっていますよね。
NENE 言ってしまえば、あれは「井荻駅南口を舞台にした神奈川(NENE&AOI)と埼玉(ELLEN&RIN)の抗争」物語だなっ!!
P 神奈川と埼玉のヤンキーたちが、井荻駅南口を舞台に抗争をぼっ始めちまったんですよ。
RIN お互いにの中間地点となる井荻駅南口で今、バトルしているんだぜっ!!
――でも、神奈川の人たちが、なぜ埼玉の人たちを相手にしているんですか?
ELLEN えっ??なんすかっ、今の言い方は??!!お前、神奈川のまわしもんかっ??!!
――いっ、いやっ…。そのぉ、客観的に見たときに、つい出てしまった言葉なものでして…。
ELLEN はぁっ??!!
AOI この間、「神奈川の一番デカい都市って何処なんだ??うちらは大宮だぜっ!!」とイキッてくるから「横浜だぜっ!!」と言ったら、何も言えなくなったぜっ!!
ELLEN んなことねぇよ。大宮は、「住みたい街ランキング」の第3位の街なんだぜっ!!
AOI 大宮は目じゃないけど、ELLENがやべぇ奴すぎるから、このバトル、けっこう根深いものがあるんだぜっ!!
ELLEN こちとら、埼玉県民のプライドを持って生きてんだよっ!!
NENE 埼玉ごときが、神奈川に勝てると思ってんのかよっ!!
RIN この抗争の模様は、これからも影像で届け続けるから、楽しみにしていなっ!!
――お互いバトルはしていますけど、一緒にバンド活動をしているんですよね。
NENE 音楽を通したら気持ちが一つになれるんだぜっ。しかも、この4人だからこそ出来る音楽を、俺たちはやっているんだぜっ!!俺たち、最近の音楽には飽き飽きなんだぜっ!!だから、俺たち流のグラムロックをやりだしたところ、ファンがどんどん増えだしたんだぜっ!!やっぱみんな、本当はこういう音楽が好きだし、憧れてるんだろっ!!
RIN みんな「曲がいいから好き」って、ダイナマイトビーツに言ってくれてるんだぜっ!!
とにかく、今夜も踊ろうぜっ!!
――FullMooNのライブで、ダイナマイトビーツの曲を演奏はしないのでしょうか?
RIN ちょうどリリースして間もない日にあったFullMooNのライブでは、ダイナマイトビーツとしてのレコ発の予定も何もなかったことから、あえてレコ発変わりに『DANCING BEAT』を演奏してやったけど。まぁそれくらいだな。それに、レコ発変わりにツイキャスでダイナマイトビーツとして配信ライブをやったから、来年の4月1日までもうやらなくていいだろっ!!
NENE お客さんたちが、「レコ発ライブをやれ」だ、「地方でダイナマイトビーツとして活動しないのか」とギャーギャーうるせぇから、「しねぇわっ!!ダイナマイトビーツは4月1日だけしかライブやんねぇよ!!」と、ここで宣言しておいてやる!!と言っておきながら、突然ダイナマイトビーツの曲もやるかやらねぇかは、俺らの気分次第ってとこだぜっ!!
RIN 「絶対にない!!」とは言わないってことだぜっ!!
ELLEN すべては、俺たちの気分次第だぜっ!!
NENE ただ、すでに何本か影像は撮ってるし、PはダイナマイトビーツのMVも作りたがってるから、ライブをやらねぇ変わりに、影像を通してダイナマイトビーツの抗争の模様を小出しにしていこうかとは思ってる。せっかくダイナマイトビーツのファンがたくさんいることだしな。ただし、ダイナマイトビーツのライブ活動まで頻繁にしちまうと、FullMooNの人気を上回っちまうからな。
ELLEN そうなったら、本当に改名しなきゃいけなくなる。それだけは俺たちも避けたいからなっ!!
RIN それとPいわく、来年にはダイナマイトビーツの2ndシングルも予定しているらしいぜっ!!恒例のエイプリルフールライブは、たくさんの人たちに見てほしいこともあって週末に開催する予定だから、今後、ダイナマイトビーツとしての年に1回のライブは、1日が平日の場合、近場の休日に置き換えようとは思ってる。そうすれば、関東以外の人たちも足を運びやすいだろからなっ!!
NENE とにかく、今夜も踊ろうぜっ!!
たまにRINが、歌詞を読んで、隠れて号泣もしてるんだぜっ!!
――せっかくですから、『DANCING BEAT』と『MAGIC TOWN~この街を駆け抜けて~』の魅力も教えてください。
NENE 『DANCING BEAT』は、セリフが肝だぜっ!!
AOI NENEが「みんなー、声を聞かせてくれよ、Say!!」と振りながら、自分で歌いだすところも肝だぜっ!!
NENE 「カモーン!!と」と煽っておきながら、自分で歌いだすところは肝だぜっ!!鰻は肝吸いだぜっ!!ちなみに、セリフは最初棒読みでしゃべりだし、「今夜も踊ろうぜ!」の頃には思いきり感情的になってしゃべっているところも肝だぜっ!!
RIN 「自分の姿に誇りを持って 思い切り笑おうぜ」の歌詞とか、めちゃめちゃ良くないっすか?!
AOI 「湿った火薬じゃ 火は付かないぜ」の歌詞も好きだぜっ!!
RIN 『DANCING BEAT』『MAGIC TOWN~この街を駆け抜けて~』ともにふざけてそうに見えて、すげぇいいこと歌ってるんだぜっ!!おかげで、歌詞が胸に刺さって刺さって仕方ねぇぜっ!!
NENE たまにRINが、歌詞を呼んで、隠れて号泣もしてるんだぜっ!!
RIN みんな、自分に誇りを持って生きようぜとメッセージしているから、きっと、みんなの心にもこのメッセージたちが刺さっていくはずだぜっ!!あと、『MAGIC TOWN~この街を駆け抜けて~』は、メンバーみんなのコーラスから始まるところも肝だぜっ!!
NENE メンバーのコーラス始まりの歌って、FullMooNにもない展開だからなっ!!
AOI ちなみに、『MAGIC TOWN~この街を駆け抜けて~』の中、「SHAKE IT!!」と歌っているところ、どー聴いても「シャケ!!」にしか聴こえないんだけど、あれは…。
NENE 「シャケ!!」と叫んでいるから、それが正解だぜっ!!
井荻駅南口から、すべての伝説を始めてやるぜっ!!
――ダイナマイトビーツとしてのライブ活動はともかく、動画シリーズとして展開を続けていくことはとても楽しみです。
P MVも含め、2組の抗争の様は、ズーッと影像に記録しては、みなさんに届け続けたいですからね。
NENE しかも、全部井荻駅南口を舞台にしてなっ!!井荻駅南口から、すべての伝説を始めてやるぜっ!!
ELLEN ダイナマイトビーツの物語はまだ始まったばかりなんだぜっ!!
RIN グッズでも、すでに売り切れてしまった商品も出ているくらい、みんなダイナマイトビーツに期待してくれているから、この物語は伝え続けるぜっ!!
NENE ちなみに、FullMooNはすでに新曲制作も始めているけど。ダイナマイトビーツでも、次は井荻駅南口を舞台にした、街の美味しい中華屋さんたちの生き残りをかけた『井荻中華屋大戦争(ウォーズ)』という楽曲を、Pは作ろうとしているみたいだぜ。
ELLEN 次は、鍋やフライパンなどを使ってバトルしてやるぜっ!!
RIN この(井荻駅南口を舞台にした神奈川と埼玉の)戦いは終わらないぜっ!!ちなみに、FullMooNでは、ファンミーティングと称して夏頃にライブも出来る環境をなるべく探して、バーベキュー大会をやろうと計画しているんだぜっ!!ダイナマイトビーツはとくに予定はないけど、もしファンミーティングをやるなら、井荻駅南口の美味しい中華屋さんでやることになるだろうぜっ!!あと、FullMooNとして伊豆にファン旅行もしたいぜっ!!
ELLEN とにかく…。
NENE 今夜も踊ろうぜ!
TEXT:長澤智典
<インフォメーション>
アーティスト(読み仮名)
ダイナマイトビーツ
タイトル(読み仮名)
DANCING BEAT
レーベル
ジリオンモードプロダクション
規格番号
ZMR-031
販売価格(税抜/税込)
定価 ¥1,650(税抜価格 ¥1,500)
突如ロックシーンに現れた謎の4人組ガールズロックバンド「ダイナマイトビーツ」
グラムロック、ビートロックの影響を受けた懐かしのジャパニーズロックサウンドが令和によみがえる。
商品コメント
突如ロックシーンに現れた謎の4人組ガールズビートロックバンド
ダイナマイトビーツ1stシングル「DANCING BEAT」
ジャパニーズロック8ビートサウンドと疾走感が心地よい全2曲収録
グラムロック、ビートロックの影響を受けた懐かしのジャパニーズロックサウンドが令和によみがえる。
CD
1.DANCING BEAT
2.MAGIC TOWN ~この街を駆け抜けて~
3.DANCING BEAT(Instrumental)
4.MAGIC TOWN ~この街を駆け抜けて~(Instrumental)
メンバーリスト
▲Guitar ELLEN
▲Bass RIN
▲Drums AOI
SNS
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