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2023.05.24
buGG

食事前に隠れて薬飲んでるから、どうしたんだろうと思っていたけど。それ、カロリミットだったんだ!!!!!! buGG インタビュー・2

 buGGの最新アルバム『buGG’s PARADE』が、5月30日にリリース。6月5日には、恵比寿LIQUIDROOMを舞台にした「BAND SET ONEMAN LIVE」も開催。アルバムの魅力について語る7人の言葉を、ここにお伝えしたい。

(1回目は、こちらから)


わたしのほっぺがプニプニ過ぎて、飴をなめてるんだとマネージャーさんが勘違いしてたんですよ。


――媛子さんも、いつも緊張感を持ちながら過ごしている……わけですよね。

 

鈴木媛子  いやぁ、動くとご飯が美味しいんですよぉ。これ、余談話になるんですけど。この間、特典会が終わったあと、マネージャーさんに「特典会中に飴をなめないで」と本気で怒られたんです。でも、わたし飴とかなめていなかったから、「えっ??」となって。それで「飴、なめてないですけど」って言ったら、「もしかして親不知を抜いた??その報告してほしかったな」と言われたんですね。もちろん、親不知を抜いたりもしてないから、「なんのことだろう??」と思っていたら、わたしのほっぺがプニプニ過ぎて、飴をなめてるんだとマネージャーさんが勘違いしてたんですよ。他にも、冗談など言わない真面目なスタッフさんに、「えっ、どうしたの??おたふく風邪??」と驚かれたこともあったくらい、わたしのほっぺはプニプニしているみたいです(笑)。

 

――でも、そこが媛子さんのチャームポイントですからね。

 

鈴木媛子  無理矢理そうしています(笑)。

 

――『PARADE』のMVの中、媛子さんがニコッと微笑むアップシーンがあるじゃないですか(https://www.youtube.com/watch?v=Vww-eBHGm20)。あの場面、めちゃめちゃ可愛くて惹かれました。

鈴木媛子 でも、マネージャーさん的にはNGだったのか、MVの監督さんに「違うカットないですか?」って差し替えをお願いしたらしいんです。だけど、あのカットしかなかったから、とびっきりのおまんじゅうスマイルを使ってもらいました。

 

――媛子さんも、お腹をバキバキにしたい欲求はあるの??

 

鈴木媛子  そういうことは考えてないです。それよりも、ご飯が美味しくて(笑)。

清水凜  ご飯は美味しいからね。きっと、美味しいご飯が悪いんだよ(笑)。

鈴木媛子  その美味しさが、「もうたまんねぇよ!!」って感じです(笑)。だけど、みんなと食事に行くときは、わたしも6人と同じ量を食べてるんですよ。なのに、身体への吸収力が人一倍豊かだからなのか。いつしか、食事前にカロリミットを口に入れるようになりました。

6人  えーっ、知らなかった!!!!!!

町田つむぎ  その衝撃の事実、たった今知ったよ!!!!!!!!!!!!

清水凜  食事前に隠れて薬飲んでるから、どうしたんだろうと思っていたけど。それ、カロリミットだったんだ!!!!!!

鈴木媛子  だって、パッケージにカロリミットと書いてあるから、それを堂々と飲むのって恥ずかしいじゃない。

町田つむぎ  でも、そういうのも大事だよね。

 

――もしかしての効果があるかもですからね。

 

清水凜  もしかしてって(笑)。

 

――あっ、しっかり効果が出ますからね。

 

鈴木媛子  いやいや、フォローは大丈夫ですよ(笑)。

 

――媛子さんの推し曲もお願いします。

 

鈴木媛子  わたしは『Bring it on』です。わたしが歌っている歌詞の中に、「何時だって朝を迎えていて」という部分があるんですけど。わたし、こう見えて気分が落ち込むこともあるんですね。だから、よく夜中に「明日なんて来ない!!」とネガティブな気持ちへ陥ってしまうこともあれば、そう考え込んでしまうんですけど。でも。気付いたら寝ちゃってて、明日を迎えてるんですよ(笑)。しかも、起きたら、昨日悩んでたこととかどうでもよくなり、すごく元気になっているんです。だから、わたしにとっての『Bring it on』は、ネガティブな気持ちをぶっ飛ばし、ポジティブにしてくれる歌です。

 

――人なので当たり前ですけど。いつも明るい媛子さんでも、気持ちか落ち込むこともあるんですね。

 

鈴木媛子  こう見えて、意外とメンヘラです(笑)。だから、隠れてカロリミットを飲んでいるんです(笑)。


この部分を歌うたびに、心の中では「ここへ至るまでもいろんなことがあったけど、今もこうやって、2人で歌えていることが嬉しいなぁ」と思えてきます。


――みなさん、アルバム『buGG’s PARADE』へ収録した曲の中でも、共感する歌詞も多いのでしょうか??

 

鈴木媛子 みんな多いと思いますよ。

 

――よければ、アルバム収録曲の中から「この曲のこの歌詞が好き」というのを教えていただけますか?今度は、媛子さんからお願いします。

 

鈴木媛子  わたしは、『UCHRONIA』です。『UCHRONIA』が生まれた時期が、ちょうどワンマン公演前ということで、メンバーみんなめちゃめちゃ病んでいました。buGGのメンバーみんな、ワンマン公演前の時期になると、病むっていうか、ワンマン公演へ向けていろいろ考え込むことが増えていくんですね。そんな時期に『UCHRONIA』と出会ったことで、それまで抱えていた悩みや病みを、全部この曲や歌詞に乗せてぶっ飛ばすことが出来ました。わたしを含め、メンバーみんな普段は病みを出すことはないけど。そういう気持ちさえ、『UCHRONIA』に乗せて歌うとぶっ飛ばしていけるところがいいですね。

 

――次は、玲花さんお願いします。

 

早見玲花  わたしは、『Starting now』の、媛子と一緒に、いつも目を合わせながら歌っている「ここまで来るのにいろいろいろいろあったね 泣きそうな夜も 悔しい思いも胸に抱いて」の部分です。このメンバーの中、一番一緒にいる歴の長い2人ということもあって、この部分を歌うたびに、心の中では「ここへ至るまでもいろんなことがあったけど、今もこうやって、2人で歌えていることが嬉しいなぁ」と思えてくるんですね。しかも、この曲を今回再録したことで、さらに深く思いを込めて歌えたことも、ますますここの歌詞を好きになった理由にもなっています。

 

――めいさんのお勧めの歌詞をお願いします。

 

神崎めい  わたしは、『パズル』の中に書いてある「顔についた泥が証明だって」の部分です。実際に顔に泥がついているわけではなく、比喩表現としてのことですけど。でも、その通りだなと思うことが多くって。ここへ至るまでにも、顔に泥がつくような経験をいろいろと重ねてきたからこそ、この部分の歌詞に触れるたびにいろんなことを思い返せば、「これだけ、私たちは頑張ったんだ」じゃないけど、それが今の自分たちを作りあげている自信の証明なんだという気持ちになれるんですよね。実際に顔に泥を塗られたとしても、わたしは堂々とその顔で歌える自信も持っています(笑)。


何事にも無駄はないなと思える経験を重ねているからこそ、「正しい道なのかわからないけど 僕は進むよ」の歌詞に、わたしは共感しているんだと思います。


――あかねさんのお勧めの歌詞は、どの曲の何処になります?

 

青木あかね  わたしも『パズル』なんですけど。最初に歌詞をいただいて読んだときから「あっ、すごく泣ける歌」と感じれば、どの歌詞も、自分や、メンバーみんなの気持ちと重なる内容ばかりなんですね。その理由は、『パズル』を作詞・作曲してくださっている方が、デビュー時期から今も、ずっとbuGGの楽曲を手がければ、側で見続けてくださっている方だからです。その方とは、曲制作を行ううえでも、たくさんいろんなお話をします。本当に私たちのことをわかっているからこそ、こんなにもメンバーの気持ちを代弁した曲を作ってくださったんだなとわたしたちは受け止めています。この取材時点ではまだライブで披露はしていませんけど。聴いたみんながどういう反応を返してくれるのかは、もちろん。私たちも、ライブのときにどんな気持ちで歌うのか。歌い終えたとき、どういう思いになっているんだろうと想像すると、それでたけで泣けてきます。

 

――次は、凜さんお願いします。

 

清水凜  わたしは、『Make My Day』の歌詞に共感する部分を多く感じています。この曲では、一見、かわいい女の子が歌っているポップな楽曲という印象を受けますけど。今の自分たちの活動やアイドル業界に向けて、けっこう皮肉めいたことを言ってたりもします。実際に私たちも,自分たちよりも後に生まれたグループが支持を得ていく姿を見ながら、どこかストレスを感じたりすることだってあります。でも、『Make My Day』に記された「一度きりだけどこのストーリー」や「とりあえず笑っていこう」という歌詞に共感を覚えれば、『Make My Day』を歌うことで私たち自身が励まされたりもしています。

 

――みなさんの中に、焦る気持ちもあるのでしょうか?

 

清水凜  すごい速度で駆け上がっていくグループさんもたくさんいますけど。それは、そのグループなりのやり方があってやっていることで、それをbuGGにあてはめても違うこと。それよりも、buGGにはbuGGらしいやり方があるし、それを信じていくことが大事だと私たちは思っています。実際に、信じた思いを胸にした活動をここまで積み重ねてきたからこそ今があれば、それが私たちの自信にもなっています。だからこそ、わたしたちはその気持ちを大事にしていれば、メンバーどうしでも「いつだってbuGGらしい姿勢で進みたいよね」と口にしながら、互いの意志や思いを確認しあっています。

 

――続いては、あおいさんですね。

 

池田あおい  わたしも『パズル』なんですけど。中に、「正しい道なのかわからないけど 僕は進むよ」という自分の歌っているパートがあります。私たち、ライブ以外で、「なんでそんなことしなきゃいけないの??」と思える挑戦が、正直多いんですよ。わたし、走るのが苦手だから、「わざわざマラソン大会で決めなくてもいいじゃない」と、本気で切れそうにもなっていました(笑)。いろんな企画を含め、「えっ、なんで??」と思う企画もbuGGは多いし、企画が出るたびに「なんでやらなきゃいけないの」と言いたくなるんですけど。メンバーみんな性格が真面目だから、素直に「はい」とやっちゃうんですよね(笑)。ただし、それをやって「意味なかったよね」と思うことは、これまで一度もありませんでした。マラソンだって、結果的に体力の増強へと繋がりましたし。何事にも無駄はないなと思える経験を重ねているからこそ、「正しい道なのかわからないけど 僕は進むよ」の歌詞に、わたしは共感しているんだと思います。

 

――最後は、つむぎさんですね。

 

町田つむぎ  わたしも『パズル』なんですけど。歌詞の一節に「綺麗だったライトが 今ではこんなに普通 当たり前の毎日に嫌気がさした」と書いてあります。私たちから見た綺麗なライトって、ステージの上からの景色のことになります。逆に、ファンの人たちは、ステージにいる私たちのことをそう見てくれているのかな?とも想像するんですけど。わたしは、ステージの上から見える、みんながペンライトを振っている綺麗な景色が大好きです。だからと言って、その景色を当たり前に思ってはいけないんだなというのを、この歌詞に改めて教えてもらえた気がしています。 


カロリミット発覚事件だって。そこまで互いに感心がなかったら、「へぇー、カロリミット飲んでたんだぁ」で終わりますけど。みんな今、媛子に突っ込みたくてうずうずしていますからね(笑)。


――buGGも、今年の10月で丸5年を迎えます。みなさんを突き動かしているパワーやモチベーションが何なのかも、すごく気になるんですよね。

 

鈴木媛子  それは,メンバーみんなの気持ちだと思います。わたし自身がそうだけど、6人が本気で頑張っているからこそ、たとえ挫けそうなことがあっても、わたしも頑張らなきゃっていつも励まされています。だって、自分が止まってしまったことで、みんなの動きも止めてしまったら迷惑をかけてしまうのがわかるし、そんなの嫌じゃないですか。それは、他のメンバーもきっと同じ気持ちだとわたしは思っているけど。だからこそ、頑張り続けたいというモチベーションにわたしはなっています。

町田つむぎ  その通りだと思うよ。それに、うちのメンバーは、とにかく仲がいい。ご飯だって、しょっちゅう一緒に食べに行くし、貴重なお休みの機会にだってみんなで集まって、それこそディズニーランドに遊びに行ったりもしている関係だからね。なかなか遠くまではいけないけど、お休みのたびに、よくみんなで近場に遊びに行くことをしているし、その関係が、長く変わらぬメンバーで活動できている理由にもなっています。ただし、カロリミットを取っているのは知らなかったけど(笑)。

 

――日々、たわいもない会話をしていける関係って素敵ですよね。

 

青木あかね  じゃなかったら、長くは続かないと思いますよ。カロリミット発覚事件だって。そこまで互いに感心がなかったら、「へぇー、カロリミット飲んでたんだぁ」で終わりますけど。みんな今、媛子に突っ込みたくてうずうずしていますからね(笑)。

鈴木媛子  わたし、メンバーともそうだけど、プライベートなお友達とも、人がやらないことへいろいろ挑戦しては、それをメンバーに報告することを生きがいにしているんですね。そのお話を、みんなが嬉々として聴いてくれるからというのも大きいなと思います。


パレードみたいな内容のライブになりそうです。いや、パレードのようなライブにします。


――6月5日のワンマン公演でbuGGは、バンド編成でライブを行います。バンドスタイルでのライブは…。

 

清水凜   今回が初めてになります。一度だけ、対バン企画の中、4曲だけバンドセットで歌ったことがありました。そのときにも、すごく気持ちよくパフォーマンスできたのもあったし、そのライブを観てくださったファンの方々も、「やっぱし、buGGの楽曲はバンドで聴くと似合うし、映えるよね」と言ってくださいました。それもあって、ずっと「いつかバンド演奏でワンマン公演をやりたい」という夢をメンバーどうしで語りあえば、目標にもしていました。その夢を今回叶えられるのが、今はとても嬉しいんです。

 

――すでにバンドさんとの練習も?

 

清水凜  取材時点ではこれからなので、まだ経験はしていませんが、すでにセットリストは決めたように、バンド演奏の映えるライブになります。

鈴木媛子  パレードみたいな内容のライブになりそうです。いや、パレスードのようなライブにします。

 

――それは、どんな感じなのでしょうか?

 

鈴木媛子  えっ、どんな感じですか??パレードです。そこは、みなさんが想像してください。「あなたの中に思い浮かぶパレードを、わたしたちがやります」から、ぜひ楽しみにしていてください。

 

――そこ、楽しみにしています。最後に、シメでひと言いただけますか?

 

早見玲花  今回のアルバム『buGG's PARADE』は、みなさんにもお馴染みの6曲へ新たに4つの新曲を加えた形で出来上がりました。しかも2曲は、初期ナンバーの新録にもなっています。タイトルにも付いているPARADEという言葉がピッタリの、聴いてくれた人たちがワクワクするアルバムです。曲の構成自体も、まるでワンマン公演を味わっているような感覚にもなれると思うから、そこも踏まえて、ぜひ聴いてもらえたら嬉しいです。これからのbuGGの活動も目を離さずにいてください。よろしくお願いします。
 

TEXT:長澤智典
 

<インフォメーション>


予測不可能な自由奔放系アイドル、buGG。Newアルバムリリース!!

JKT

『buGG's PARADE』
2023.5.30 On Sale 
<価格>¥2,250-(税込)   
<品番> QARF-
<発売元> 株式会社ロックフィールド
<販売元>コロムビア・マーケティング株式会社 

収録曲
PARADE
Baby steps!! 
Make My Day
S→L
恋のデッドヒート
ぶった斬り!チェンソープレジデント
Starting now
UCHRONIA
Bring it on
パズル


アー写

➖buGG’s PARAD➖BAND SET ONEMAN LIVE
2023/06/05(月)
恵比寿LIQUIDROOM
18:15/19:00〜
http://ticketvillage.jp/events/12136


buGG 「PARADE」Music Video
https://www.youtube.com/watch?v=Vww-eBHGm20


SNS
https://lit.link/buGG

 

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