FEATURE

2022.09.23
風男塾

レジェンドメンバーとの共演という、今まで想像もしていなかったことが、今、目の前で起き続けているわけですからね。 風男塾 インタビュー・1

9月24日でデビュー15周年を迎える風男塾。デビューから15年間の歩みを集大成したベスト盤『風男塾 15th Anniversary Best』を9月21日に発売する。中には、全31曲のシングル表題曲を収録。さらに、現在のメンバーで新録した『七色の鳥』『七常の風器』『my home town 47都道府県+1 ソウルバージョン』を収録。10月からは、東名阪を舞台にしたツアー「風男塾 LIVE 2022~風流三昧~」もスタートする。今回、メンバーにベスト盤『風男塾 15th Anniversary Best』の魅力をじっくりと伺った。


レジェンドメンバーさんらとこれからどんな風に絡んでいくのか、そこも楽しみにしているところです。


――風男塾の15周年を盛り上げるため、赤園虎次郎・瀬斗光黄・武器屋桃太郎・青明寺浦正・愛刃健水のレジェンドメンバーが「15周年PR大使」に就任しました。しかも、9月21日に池袋・サンシャイン 噴水広場で行われた「風男塾 15th Anniversary Best」発売記念スペシャルイベントに、愛刃健水さんと青明寺浦正さんが登場。みなさん、レジェンドメンバーたちとの接点は…。

柚希関汰 俺と英城凛空・葉崎アランの3人は、短い期間ですが健水くんと一緒に活動をしてきました。他の15周年PR大使にお会いしたことのある方もいますけど、一緒の場を共にするのは3人とも初めてになります。天堂太陽・凰紫丈源・赤星良宗・胡桃沢鼓太郎の4人は、健水くんを含め、15周年PR大使たちとの共演は、池袋・サンシャインシティ 噴水広場公演が初めてになりました。

――今の風男塾のメンバーとレジェンドメンバーとの共演。ファンたちにとっては、夢のような出来事だったんじゃないですか。

柚希関汰 今まで想像もしていなかったことが、目の前で起き続けているわけですからね。俺らにとっても、こうやって先輩方が風男塾の15周年を盛り上げてくださっていることが、すごく嬉しいです。

――まるで、過去の戦隊ヒーローたちが次々登場するような感覚を覚えています。

柚希関汰 「プリキュア」シリーズの最終回のような(笑)。

葉崎アラン そういう回があったよね。それと同じ感覚だから、そりゃあ盛り上がりますよ。

――今のメンバーたちも、いい刺激を受けてます?

柚希関汰 受けています。「15周年」の動きは1年かけていろんなことを仕掛けながら盛り上げていくから、俺たち自身も「これからどんな動きが生まれるのか」楽しみです。15周年PR大使らともこれからどんな風に絡んでいくのか、そこも楽しみにしているところです。
 

1年を通し、レジェンドメンバーさんから、いろんなことを学んでいきたいなと思っています。


――風男塾、15周年の動きの幕開けとして、ベスト盤『風男塾 15th Anniversary Best』を発売します。

柚希関汰 ここには2枚のCDに分け、全部で31曲のシングルA面曲たちを収録しています。

英城凛空 風男塾の15年間の歴史がギュッとは詰まったアルバムになりました。しかも、デビュー曲の『男坂』から最新曲の『Hello Hello』まで発売順に収録しているから、これを聞くことで風男塾の歴史を一気に辿れます。

柚希関汰 歴史の長いグループの一員でいれることは、正直プレッシャーもあること。俺が風男塾に加わったときも、先輩方が築きあげてきた歴史を背負いながら、新たに作りあげてゆくことへ不安を覚えれば、その重圧に負けないように頑張り続けてきましたけど。まさか、15周年のタイミングで、俺が中心になって風男塾を引っ張っていくとは、加入した時点ではまったく想像もしていなかったこと。
今もプレッシャーを背負いながら活動している中で、今度は15周年という新しい記念の年を進んでいくことになる。そこへ今回、レジェンドメンバーさんらが協力していただけることから、それはそれでプレッシャーですが(笑)、一度、健水くんと浦正くんとご一緒したときにも、いろいろと教えていただき、自分たちでも改めて風男塾が積み重ねてきた歴史を感じられたように、1年を通し、15周年PR大使から、いろんなことを学んでいきたいなと思っています。

――今のメンバーらにとってもレジェンドメンバーさんらとの共演は、良い学びの場になっているんですね。

柚希関汰 俺も含め、今のメンバーたちは風男塾として活動してきた歴史も浅いから、正直、過去についてはわからないことも多いです。実際に15周年PR大使に過去の曲について質問をすると、自分たちでも新たな発見をすることが多いから、そういう面をこれからは学んでいきたいなと思っています。

――アランさん、ベスト盤『風男塾 15th Anniversary Best』についてどんな思いを抱いています?

葉崎アラン 風男塾は歴史の長いグループ。ベスト盤の中には、卒業された先輩方から俺たちの声まで入っていれば、本当にいろんな曲調の歌がここには入っています。風男塾を好きになってくれた人たちだって、きっと触れた時代もいろいろなように、聴いた人たちそれぞれに、いろんな楽しみ方の出来るベスト盤だなと俺は感じました。
15周年の動きの中、15周年PR大使の方々には、それぞれの曲の思い出や、その曲をライブで歌っていたときの心情なども聴けたし、これからさらに聴ける機会も増えると思うから、そこが楽しみでもあります。

――みなさん、収録した曲は全部ライブで歌ってきています?

葉崎アラン 歌ってきた曲たちはけっこう多いです。俺たちは今、15周年企画の一環として、ベスト盤に収録した全曲を披露することも行っています。だから、これからライブで全曲披露することにはなります。

――覚えるの、けっこう大変じゃないですか?

葉崎アラン 毎日のようにリハーサルをして、身体にたたき込んでいますからね(笑)。だけど、俺たち以上に、今年加入の4人のほうが大変そうです。
 

改めて俺たちと一緒に15年間の風男塾の歴史を振り返れる機会にもしていけたらなと思います。


――4人(凰紫丈源・胡桃沢鼓太郎・赤星良宗・天堂太陽)は今年5月3日に加入。丈源さん、ベスト盤『風男塾 15th Anniversary Best』にはどんな印象を覚えています?

凰紫丈源 風男塾に加入してから、まだ4ヶ月ちょっとしか経っていないんですけど。15年間という歴史のあるグループのメンバーになれてすごく嬉しいのと同時に、先輩方が繋いできた曲たちを、今度は俺たちが未来へ繋いでゆくことになるわけですからね。その責任は感じています。俺自身、もともと風男塾が憧れていたグループだったから、ベスト盤を通して改めて風男塾の楽曲を聴き返したとき、「この曲のときに、こんなことしてたなぁ」といろんな思い出が甦ってきました。
風王(ヨミ:ファン、風男塾ファンの総称)の方々も、俺と同じように、このベスト盤を聴くことで「この曲のときには、こんなことがあったなぁと、いろんな思い出を感じられるんだろうな」とも思いました。これからの活動を通して、風王のみなさんとお会いするのもすごく楽しみですし、先輩方が作りあげてきた思いを、これからどんどん吸収し、俺らも未来へ繋いでいけたらなと思っています。

――実際にレジェンドメンバーさんとお会いしたとき、どんな気持ちでした?

凰紫丈源 まさか卒業をされたメンバーさんらと一緒に活動が出来る日が来るなんて、俺自身、本当に夢のような出来事です。浦正くんとお会いしたときも、嬉しすぎて気絶しそうになったんですけど、なんとか耐えました(笑)。

――鼓太郎さんは今、どんな気持ちでいます?

胡桃沢鼓太郎 ベスト盤に収録した31曲の曲名を見たときから、風男塾の歴史の重みを感じてました。今回リリースするベスト盤は、風男塾が辿ってきた15年の歴史であり、奇跡を詰め込んだ作品。昔から風男塾を応援してくださっているファンの方々は、いろんな思い出を振り返れる機会になると思います。最近、風男塾の風王になった方々には、風男塾がどういう15年間を歩んできたのかを感じられるアルバムだと思います。
僕も、この31曲を改めて聴いたときには、「15年間という風男塾の歴史を背負いながら、しっかり役目を果たしていかなきゃ」と思ったし、風男塾をもっともっと大きくしていきたい覚悟を持ちました。

――良宗さんは、どんな思いをベスト盤に持っています?

赤星良宗 「15年の歴史って凄いなぁ」と改めて感じています。実際、15年の歴史を繋いでゆくことは本当にすごいことじゃないですか。しかも15周年のために、卒業をした先輩方が来てくれて今のメンバーのこともいっそう盛り上げてくれている。先日も、卒業したメンバーさんらにお会いできる機会があって、僕自身本当に嬉しい経験になりました。レジェンドメンバーの方々の気持ちを知り、先輩方の想いも含めて未来へ繋げていかなきゃという覚悟が生まれました。
今回のベスト盤や、これから始まる15周年の活動を通して、風王のみなさんも歴史を振り返れる機会になると思います。何より、風男塾の歴史を築きあげる一人に自分がいることが、すごく嬉しいです。

――ファンの人たちは、これまで知らなかった歴史を学べる機会にもなりますけど。いくら加入からの歴史は浅いとはいえ、良宗さんも風男塾の15年の歴史を伝える側の人ですからね。

赤星良宗 そうなんですよね。確かに、ベスト盤に収録してある31曲を覚えるのも大変でしたけど、これからだっていろんな曲を振り返れば、新しい曲も増えていくだろうから、そうやって風男塾の歴史を自分の中へ取り入れていくことが、今はすごく楽しいんです。その楽しさを、これからみんなにも伝えていきますから。

――太陽さんの気持ちも、教えてください。

天堂太陽 俺も、ベスト盤を聴きながら「風男塾の歴史の歩みを振り返れる作品だな」と感じていました。風男塾は、結成10周年のときにも『All Time Best』というベスト盤を発売しています。あれから5年の歳月の中、シングル曲だけでも10曲以上増えています。それくらい濃い歴史を重ねてきたということですよね。そう考えたら、このベスト盤『風男塾 15th Anniversary Best』を通して、俺自身も風男塾の15年間の歴史を学べる機会になれば、ここからさらに新しい歴史を積み重ねていくんだなと思ったし、これからの活動がますます楽しみになりました。
中には、俺たちが加入して以降に風男塾の風王になった方々もいます。もちろん。15年間の歩みを知っていらっしゃる方々も含め、改めて俺たちと一緒に15年間の風男塾の歴史を振り返れる機会にしていけたらなと思います。

――太陽さん自身も、ベスト盤を聴きながらいろんな発見はありました?

天堂太陽 めちゃめちゃありました。以前から風男塾の楽曲を聴いていましたけど、表現する側に立ったことでわかることもあれば、先日も浦正さんくんから「この曲ではこういう想いを胸に、こういう表情で俺は歌ってた」「この曲の振り付けには、こういう意味があって」という話を聞いて、まだまだ学ぶべきことは多いなぁと感じていましたから。

(2回目へ続く)


TEXT:長澤智典

 

<インフォメーション>

<商品情報>
ジャケット写真

◆初回限定盤 ¥6,100( 税込)/¥5,545( 税抜) 

<CD>(初回限定盤・通常共通)
タイトル:風男塾 15th Anniversary Best
発売日:2022年9月21日
シングル31曲+ファンに再録して欲しい楽曲のリクエストを募り人気曲の3曲「七色の鳥(なないろのとり)」「七常の風器(ちじょうのぶき)」「my home town」を現メンバー7人で再録。
※「七色の鳥(なないろのとり)」は現メンバーと15周年PR大使5人の当時の歌唱のREMIX Verで収録。

Disc 1~2 シングル31 曲
Disc 3 my home town 47 都道府県+1 ソウルバージョン+「七常の風器(ちじょうのぶき)」+「七色の鳥(なないろのとり)」
1. my home town 北海道・東北編
2.my home town 関東編
3.my home town 中部編
4.my home town 近畿編
5.my home town 中国・四国編
6.my home town 九州・ソウル編
7.七常の風器(2022)
8.七色の鳥(2022)

<DVD>
Disc 1~2 シングル曲30 曲入り


◆通常盤 ¥3,300( 税込)/¥3,000( 税抜)
<CD>( 初回・通常共通)
Disc 1~2 シングル31 曲
Disc 3 my home town 47 都道府県+1 ソウルバージョン+「七常の風器(ちじょうのぶき)」+「七色の鳥(なないろのとり)」

詳細はこちら
https://www.teichiku.co.jp/artist/fu-danjuku/

 

<ライブ・イベント情報>
風男塾 LIVE 2022 ~風流三昧~

■10月8日(土)東京/ 渋谷ストリームホール
【1部】開場 12:00/ 開演 12:30
【2部】開場 16:00/ 開演 16:30
(問)サンライズプロモーション東京 0570-00-3337

■10月15日(土)愛知/ SPADE BOX
【1部】開場 12:00/ 開演 12:30
【2部】開場 16:00/ 開演 16:30
(問)サンデーフォークプロモーション 052-320-9100

■10月16日(日)大阪/ バナナホール
【1部】開場 12:00/ 開演 12:30
【2部】開場 16:00/ 開演 16:30
(問) サウンドクリエーター 06-6357-4400
風男塾 ハロウィンパーティー2022

■10月29日(土)東京/ 渋谷ストリームホール
【1部】開場 12:00/ 開演 12:30
【2部】開場 16:30/ 開演 17:00
(問)サンライズプロモーション東京 0570-00-3337
他イベントスケジュール等、詳しくはHPをご確認ください。

【infomation】
オフィシャルサイト http://nfs724.com
オフィシャルTwitter https://twitter.com/fudan_juku
テイチクエンタテインメント https://www.teichiku.co.jp/artist/fu-danjuku/

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