11月4日より、新メンバーに羊夢 叶華・呼狗狸 穂月・有栖川 かほを迎え、新たにスタートを切った戦国アニマル極楽浄土。2022年1月には「戦極七番勝負2022」と題し、1月11日より7日間連続主催ライブを開催。2月9日と10日には、渋谷Milkywayを舞台に2日間に渡るワンマン公演「再醒ノ刻」を実施。10月3日にはZepp Hanedaを舞台にした4周年記念の単独公演「戦極-絆の乱-」も決まっている。新たな魅力を打ち出し始めた戦国アニマル極楽浄土。その魅力を2回に渡ってお届けしたい。　
 

前体制と新体制の練習を並行して行っていたように、4人(窮鼠 百合・鴻森 月紫・海飛 あお・狐々 ちーりん)はだいぶ頭の中がごちゃごちゃになっていましたね(笑)。

――3人の新メンバーを加え、新体制となったのが…。

窮鼠 百合  戦国アニマル極楽浄土(以下、戦極)がデビューワンマン公演を行ったのと同じ場所になる吉祥寺CLUB SEATAを舞台に、11月4日に新体制お披露目単独公演を行いました。なので、(取材時点では)まだ10日も経ってない状態です。

――前メンバーが卒業し、ほぼ期間を空けずに新体制をスタートさせていますよね。

窮鼠 百合  期間を空けてしまうのが嫌だったんです。そのおかげで、3周年公演として行ったZepp DiverCityワンマン公演前後の頃は、前体制と新体制の練習を並行して行っていたように、4人(窮鼠 百合・鴻森 月紫・海飛 あお・狐々 ちーりん)はだいぶ頭の中がごちゃごちゃになっていましたけどね(笑)。

――3人が卒業し、3人が加入。人数自体に変化はないですが、中身はだいぶ変わりましたよね。

窮鼠 百合  違いますね。歌割やパフォーマンスのフォーメーションもいろいろ変えているから、それまでの戦極を見ていた人たちも、また新しい視線で今の戦極を見てもらえるんじゃないかなと思います。実際にファンの方々からも、「新しい戦極が始まった」という声を多くいただいています。

鴻森 月紫  みんなの前で披露するまでは、「以前のほうが良かった」と言われたらどうしようと不安でしたけど。みなさん「以前の戦極も好きだけど、今の戦極も好きだよ」と言ってくださるように、新しい戦極もしっかり受け入れてもらえているのはとても嬉しいです。

新体制の戦国アニマル極楽浄土になって思うこと。

――みなさん、新体制になっての印象や感想の言葉を聞かせてください。

窮鼠 百合　新体制になってから、もう何本もライブをやってきましたけど。ファンの方々から言われるのが、先にも言った「新しい戦極が始まった」という言葉。それが、気持ちを突き動かす原動力になっています。

鴻森 月紫  今までの戦極はイケイケな印象が強かったけど。新メンバーは癒される可愛い子たちばかりだから、ライブ中の笑顔やパフォーマンスに可愛らしさが出ていれば、そこが、これまでの戦極とは異なる魅力になっています。おかげで、私たちも3人に癒されてます。

狐々 ちーりん  以前までの体制のときは、卒業したメンバーたちを頼ってた面が多かったけど。後輩が入って新体制になったこれからは、「自分もしっかりしなきゃ」という心境の変化がありました。新体制として練習していく中でも、新メンバーたちが人一倍練習している姿を見て、自分も負けないように頑張らなきゃとも刺激を受けています。あと、みんなフレッシュさがある(笑)。

窮鼠 百合　うちらも，まだまだ枯れてない(笑)。

狐々 ちーりん　そうだね(笑)。今は、戦極の中へ新しい風が吹いてきた感じがしていて楽しいです。 

海飛 あお　新体制で初ライブをやる前までは、いろいろ不安もあったけど。初日のライブを終えたときは、そんな心配も吹き飛ぶくらいの手応えがあれば、自分たちが抜かされないようと危機感を覚えるくらいに新メンバーたちのパフォーマンスがすごかったから、これからの戦極が自分たちでも楽しみです。

有栖川 かほ  私たち3人が入っての戦極って、卒業された先輩方が作ってきた戦極とは雰囲気が違います。もちろん、3人が加わった新しい戦極の色も発揮していきますけど。今までに先輩方が積み上げてきた良さもしっかり踏襲していく意識で活動しています。実際にファンの方からは、良い意味で「雰囲気が変わった」と言われているように、このまま新しい戦極を、もっともっといい方向へ持っていけたらなと思っています。

狐々 ちーりん  かほちゃんは身体がとても柔らかいから、今まで表現できなかったダンスパフォーマンスを披露できるようにもなりました。

羊夢 叶華  デビューライブのときはすごく緊張してたけど。戦極ファンの方々はすごく優しくて、あったかくて、新メンバーたちのことを素直に受け入れてくれて安心しました。先輩方も、めっちゃ優しい人ばかりだから嬉しいです。

呼狗狸 穂月  わたし、戦極に憧れて今の事務所へ入ったから、自分が戦極のメンバーになれたことへの嬉しさとプレッシャーの両方を感じていました。もちろん、せっかく加入が決まった以上は絶対に頑張る気持ちで準備を進めてきました。実際に戦極のメンバーとしてライブをやったときには、メンバーのみなさんはもちろん。ファンの方々もすごく温かく迎え入れてくれたから、さらに「ここで頑張る」気持ちが大きく膨らみました。それと、加入したばかりの頃は、「このグループでの自分の立ち位置をどのように置こうか」といろいろ考えていましたけど。実際にライブ活動を始めてみれば、そこも自然と見え始めています。

先輩方から見た、新メンバーのキャラクターは…。

――ここからは、新メンバーについて聞かせてください。まずは、呼狗狸 穂月さんの魅力から教えてください。

鴻森 月紫  しっかり者のお姉ちゃんって気がします。

窮鼠 百合  確かに、すごくしっかりしてる!!

呼狗狸 穂月 やったー!!!!

海飛 あお  でも、絵がめっちゃ下手です(笑)。

窮鼠 百合  確かに、めっちゃ下手(笑)。「馬の絵を描いて」と言われ、なんかテトリスみたいな馬を描いてたよね。

鴻森 月紫  カクカクした馬の絵を描いてたように、だいぶ画伯。まさに、画伯面でも期待の新星です。

狐々 ちーりん  戦極は、配信もよくやっています。その配信を通して「ファンになりました」と一番言われるのが、この子。気になったら、そっちもチェックしてください。

――次は、有栖川 かほさんに行きましょうか。

鴻森 月紫  話しかけてもすぐ緊張してしまうせいか、最近まであまりしゃべってくれなかったんですけど、最近、めっちゃ目で「話したい」というのを訴えかけてくるんです。しかも、そのもじもじした姿が見てて面白いから、わたし、「きっと話したいんだろうなぁ」「いつ、話しかけてくるかなぁ」という目線で、いっつもニヤニヤしながらその姿を見ていますし、あえて話しかけてくるのを待ってます(笑)。

有栖川 かほ  バレてた…。今度から、話しかけにいきます!!

狐々 ちーりん  かほちゃんは、ダンスがめちゃくちゃ上手だよね。

窮鼠 百合  実際に、かほにいろんなダンスパートも任せだしているように、そこもライブの見どころになっています。

――最後は、羊夢 叶華さんですね。

窮鼠 百合  けっこう末っ子感があります。可愛らしいんだけど、まだちょっと甘えベタなところがあるから、そこをもっといろいろ知っていけたらなと思います。

鴻森 月紫  ちょっと、人見知りさん。百合ちゃんが「かなか～!!」とおじさんみたいに絡みにいくと、いつも「いやーッ!!」と言って逃げてるんですけど。その姿が、また可愛いし、見ててすごく面白いです。

窮鼠 百合  あまりにもしつこく絡みすぎて、最近では本気で嫌がられ始めてるから、そこは控えます(笑)。

羊夢 叶華  嫌ってないですよ。ただ、どうリアクションを返していいのかまだわからないです。でも、その絡みも嬉しいです。

窮鼠 百合  じゃあ、またおじさんみたいに絡んじゃうぞー。デヘデヘデヘ～!!

羊夢 叶華  いやーっ!!

新メンバーから見た、先輩方のキャラクターは…。

――逆に、新メンバーから見た先輩方の印象も聞かせてください。

有栖川 かほ  ステージの上ではすごく格好いいイメージがあったから、普段でもみんなクールなのかなと思ってたんですけど。実際にしゃべってみたら、女の子らしいわちゃわちゃしている方々ばかり。楽屋ではしゃいでる姿を見てると、先輩方だけど「可愛いなぁ」と思えてきます。

呼狗狸 穂月  わたしも、最初はスタイリッシュなメンバーさんたちなのかなと思っていたんですけど。普段は、すごくわちゃわちゃしています。すごいのが、私たちからしたら4人は大先輩じゃないですか。普通ならこっちが身構えてしまうところですけど、みなさんスーッと、何の違和感もなく距離感を縮めてくださるんですね。あれは、さすがだなと思いました。

羊夢 叶華  みなさん、めっちゃ優しいです。いつもたくさん助けられてますし、お世話にもなっています。それに面白いし、とにかく優しいです。

窮鼠 百合  今の戦極は、間違いなく第二章に入ったなと感じています…と言いながら、まだまだ新メンバーの3人もだし、私たちも新メンバーの色、戦極としての全体の色もつかみきれてないのが現状です。そこは経験を積んでいけば自然と出せていけるはずだから、これから第二章戦極がどんな色を出していくのかを、みなさんにも楽しみにしていてほしいですね。

狐々 ちーりん  新メンバーのことをもっともっと深く知りたいし、一緒にお風呂に入るくらいの仲にまで早くなりたいです。

呼狗狸 穂月  お風呂、一緒に入りたいです!!

窮鼠 百合  そういう裸の付き合いができるくらい、もっともっとお互いのことを深く知りながら、それを日々の活動にも出していきたいなと思っています。

(2回目へ続く)


TEXT:長澤智典
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