FEATURE

2020.10.30
TA女子

個性強めの”うるさい系楽曲派パフォーマンスユニット”TA女子 インタビュー

11月10日に待望の全国リリースCD「指さされヒーロー」を発売するTA女子。個性のかたまりとも言える6人にインタビューを敢行。わちゃわちゃした雰囲気の中、TA女子にかける想いや「指さされヒーロー」の聴きどころなどをたっぷり聞いてきた。

 

 

ーーまずは、TA女子は、どういうグループか教えていただけますか?

 

山口:「とりあえず集まった女子」を略してTA女子です。”とりあえず”という言葉はネガティブに捉える人もいるかもしれませんが、私たちの”とりあえず”は、「集まったのだから一緒にやってみようよ!」という感じで、何かきっかけになってくれればいいなという意味も込めて”とりあえず”といっています。うるさい系楽曲派パフォーマンスユニット”というユニットですね。

 

ーーどううるさいんですか?

 

朝日奈:見ていただいた方が早いんですけど、めっちゃあおるし、自由です。自由。

 

大澤:遊び心がいっぱいあります!

 

朝日奈:フロアもステージみたいな感じ。私たちはフロアに降りてパフォーマンスもするんですよ。というのも、うるさいの一つかなって思います。

 

ーー初めて見た方は、びっくりするんじゃないですか?

 

朝日奈:引かれるか、面白がってくれるか、どっちかです(笑)

 

大澤:あと、一人一人個性を持っててこの洋服から見てもらうに個性がとっても強いグループです。

 

 

 

 

最近アイドルっていうより芸人っていう感じでファンの方に言われるんです

 

 

ーーでは、その個性について一人ずつ聞かせてもらいますね。まず石橋さんから。

 

石橋:私は、帽子とスカートにイチゴがたくさんついてるんです。イメージカラーが緑なんですけど、私の世界一好きな食べ物はイチゴなんです。だから、イチゴの国のお姫様をやってるんです。まあ、ちょっと掘り下げてイチゴの国の人達ってどういうの? って掘り下げちゃダメなんですけど。

 

氏江:お姫さまの中でも、ワガママプリンセスみたいな感じのイメージだね。綾実ちゃんはこの見た目からもわかると思うんですけど、かなり不思議っていうか、発想が斜め上に行ってる。

 

石橋:私が発言すると、みんなハテナが浮かぶんですよ。私の中ではちゃんと話ししているつもりなんですけど、たぶん説明能力ですね。この空気、通常運転です。

 

ーー続いて伊藤さん、お願いします。

 

伊藤:「体の中はアイスクリーム、頭の中はプリンプリンの伊藤秦恵」です。スカートがプリンのような形になっているんですけど、性格はすごい笑顔です(笑)。

 

山口:ここ2連続ちょっとあれだね(笑)。

 

伊藤:ヤバイ。

 

ーーちょっとびっくりしました(笑)チャームポイントはありますか。

 

伊藤:チャームポイントは、笑顔です。SNSでハッシュタグ「#かな笑」っていうのがあるので、これで検索してもらえれば、奏恵のことを知れるんじゃないかなと思います。

 

 

ーーどんな性格なんでしょうか。

 

伊藤:えっどうですか? 皆さん。

 

朝日奈:サイコパス。すごいサイコパスなんですよ。

 

ーーえっ!?そうなんだ。全然そんな風に見えません。

 

石橋:どんどん仲良くなっていくとそういうサイコパスな部分も見られるかもしれないです。メンバーのみんなは知ってます、サイコパスな姿を。

 

ーーでは、氏江さんお願いします。

 

氏江:はい、私TA女子の水色担当のキュウリ大好き氏江美憂です。私は清純派可愛い担当です。よろしくお願いします。好きな物と色はちょっと違うんですけれども、私は可愛い担当ということでやらせていただいてまして・・・・、えっ、そうですよね?

 

全員:そうです(笑)。

 

氏江:ありがとうございます。私、パーカーがかなりこだわってて、今回の衣装もうさ耳がついてるんです。ウサギを家で飼っててウサギも好きなので、パーカーにもウサギを飼おうということでうさ耳をつけさせていただいてます。

 

大澤:あと、滑る。

 

山口:すごいんですよ。一発ギャグを急にやりだして、すごい滑る。

 

氏江:じゃあ、お届けさせていただきます!

 

山口:音声だけど。

 

氏江:行きますよ、「鼻からカルボナーラー!」

 

ーーえっと、どうすればいいんですか(笑)。

 

山口:そういう感じです。

 

ーーありがとうございます(笑)。

 

氏江:滑りキャラになってしまいました・・・。最近アイドルっていうより芸人ってファンの方に言われるんです。なので面白さを極めていきたいですね。面白くなりたいです。

 

山口:滑っちゃうからね。

 

氏江:私、面白いなって思って出すんですけど、空気が静まり過ぎてちょっと…ってなりそう感じです。

 

山口:でも実はそれがおいしいと思ってる。頭良いので。頭がすごく良いんですよ。一番頭の回転が速いという感じなので、賢いです。

 

氏江:そんなことない、不器用です。不器用なんです。

 

ーーそうなんですか?

 

氏江:はい。「不器用だけど頑張ります」って自己紹介してたんですけど、そしたら、後から不器用じゃないでしょみたいに言われて。

 

大澤:それ言えることがもう不器用じゃない。

 

山口:あざとい感じ?可愛い担当なので。

 

氏江:清純派可愛い担当です。

 

ーーありがとうございます。では大澤さん。

 

大澤:はい、猫耳ヘッドフォンの黒色担当大澤菜々子です。よろしくお願いします。私は、”闇”可愛い担当です。

 

全員:(笑)

 

山口:可愛い取られちゃったからね。

 

大澤:可愛いもちょっと欲しくて。身長が低いのが特徴で、いつもライブパフォーマンスの時は見せないんですけど、靴のヒールが、もりもりの12cmくらいの靴を履いて踊ってるんですけど、その後に、ファンの人にアピールする時に「実は身長145センチ!」って言って脱ぐのがすごい楽しい。

 

氏江:菜々子ちゃんは、かっこいいあおりがすごく上手なんですよ。身長も小さいし見た目が可愛いらしい感じなんですけど、かっこいい系の曲では人が変わったくらいに「ワー!」みたいにあおる、そのギャップが良いんですよね。

 

大澤:ライブのときにかっこよく表現するのが好きです。

 

ーーライブのときは可愛いよりカッコイイを意識してるんですか?

 

大澤:そうですね。ステージ上では、あおったりするから怖いイメージを持たれるんですけど、物販の時は、可愛い系って言われるんですよ。身長も低いから意外と「えっ? こんな子なの?」みたいな。そのギャップが、私のこと好きって言ってくれる所なんですかね。

 

ーー猫耳ヘッドフォンがすごく特徴的ですね。

 

大澤菜々子:ありがとうございます。これ、ライブ中ずっと付けたいんですけど、音が聞こえないんで歌えないんですよ。オープニングに付けて歌うときにはシュっとおろして。

 

山口:そこまでセットでね。

 

大澤:衣装さんにつけてくださいって言われたわけじゃなくて、衣装を完成した上で私が持ってきたんですよ。

 

石橋:衣装合わせの日にいきなりこれ持ってきて、みんな「ん?そんなのあったっけ?」みたいな。

 

山口:自分の意思でね。これつけてる通り一番我が強い。メンバーイチ目立ちたがりで、最初にこれ光ってるんでからすごい目立つんですよ。最初入ってきたときに。

 

大澤:自腹で買ってきました(笑)。

 

ーーでも似合ってるからいいですね。

 

山口:結果的に似合ってるから。

 

大澤:良かった!!!

 

ーーありがとうございます。では、朝日奈さん、お願いします。

 

朝日奈:イメージカラー黄緑の朝日奈咲季です。元気です。やりたいことやるっていう奴です。さっきも言ったんですけど、破天荒みたいな。本当はお客さんの上にダイブしたいんですよ。でも我慢しているという女の子です(笑)

 

全員:(笑)

 

朝日奈:本当は、殴り飛ばしに行きたいんです。ライブ中とかテンション上がって殴り倒しに行きたいですけど、っていう人です。

 

ーーそれ皆さん被害にあってないですか?

 

山口:ファンの方が被害者だ。

 

ーー被害者はファンの方(笑)。

 

山口:あってる方も。

 

ーー特典会の時に殴るということですか?

 

朝日奈:ライブ中です。

 

ーーライブ中に?

 

朝日奈:いやいや。ライブ中に殴りたいくらいの気持ちを込めてパフォーマンスしてます。

 

山口:特攻隊長みたいな。

 

大澤:姉貴みたいな。

 

ーー「うるさい系楽曲派パフォーマンスユニット」の中でも特に

 

朝日奈:うるさい。

 

山口:声量もうるさい。

 

氏江:すっごい遠くにいるのに咲季ちゃんが笑ってる声だけは聞こえるんです。

 

朝日奈:普通に小っちゃい声でしゃべってるはずなんですよ。でも、うるさいよって言われます。

 

伊藤:歩くスピーカー(笑)。

 

石橋:あそこにいるなーみたいな感じ。

 

大澤:確かにわかる。

 

石橋:咲季ちゃんと一緒にどこかへ行ったら迷子にならない。

 

朝日奈:それと、楽しいことが大好きなので。楽しいことやっていきたいと思ってます。

 

ーー今も楽しそうですしね。

 

朝日奈:あっ、あと、チャーミングポイント!!チャームポイントは、歯紅とえくぼです。2点セットです。お願いします。

 

ーー歯紅がチャームポイントなんですか?

 

朝日奈:はい、そうです。ちゃんと描いてくださいね。

 

ーーありがとうございます。山口さんお願いします。

 

山口:赤色担当のチャラ男です。チャラ男ことゆっきー、山口有紀奈です。見た感じのまんま、イケメンなんです。イケメンだと思いました?

 

ーーイケメンだと思いました。

 

山口:そうなんです。イケメンで、最近はメンズになりたいって思い始めて。だから、TA女子っていう名前じゃないですか。ちょっとそこに違和感を覚えちゃって。

 

全員:やばいやばいやばい。まずいよ。

 

ーーTA男子ですか?

 

山口:ファンの名称がTA男子なんですけど、そっち側かなとちょっと思い始めちゃってますね。

 

ーー普段からイケメンなんですか?

 

山口:そうです。普段から服もずっとメンズだし、本当にずっとメンズになりたいなって思い始めてます。どっちかといったらやっぱ女の子を狙って・・・。

 

朝日奈:目の色変わるんですよ。「あっ、かわいこちゃんじゃん!」って。

 

山口:そうなんですよ、本当に、女の子もう、可愛い大子好きなんですよ。好きですよね?可愛い子。

 

ーー好きか嫌いかで言ったら好きです(笑)。

 

山口:ですよね。そうなんです、その感じですよ。

 

ーーライブ中客席に可愛い子がいたら爆レスですか?

 

山口:めちゃくちゃ爆レスします。その後の反応が最高なんですよ、女の子。「キャー」ってなる。

 

ーー完全にイケメンですね。

 

山口:中身までイケメンっていう感じのキャラでやってます。

 

ーー性格も男っぽい感じですか?

 

全員:中身はちょっと違いますよね。

 

石橋:イケメンもありますけど、女子力もしかしたら一番高いかもしれないっていうくらいなんですけど。

 

山口:女子力? 例えば?

 

石橋:料理ができる。

 

山口:でも今料理男子流行ってるじゃないですか!女子力っていう分類で当てはまる時代じゃないんです。男子が料理したっていいんです。

 

朝日奈:ビビり、ビビり、ビビり!

 

大澤:おばけが怖いんです!

 

山口:今、草食系男子っていうのが流行ってますけど今女の子の方がリードする時代でもあるんですよ。お化け屋敷とか女の子が手を引っ張って「僕怖いよ」っていう、カップルっていらっしゃると思うんで、ビビりでも別に。

 

朝日奈:ビビり書いて下さい(笑)。

 

山口:嫌だ。、ちょっと待って、本当に嫌だ!

 

ーーおばけとか怖いんですか?

 

山口:怖いです。

 

朝日奈:驚くときすごい女の子出ます。可愛い。

 

山口:静かにびっくりする派なんですけどね。

 

朝日奈:これが可愛いんですよね。

 

山口:ちょ、ビビり書きます? 本当に書きます? ちょっと待って。本当に?

 

朝日奈:おばけと虫が苦手です。

 

山口:それ書いたらなんか来そうじゃない? 今後さ、企画とかでさ。

 

朝日奈:それも魅力なんです。

 

山口:でも、イケメンチャラいって感じです。イケメンでチャラい。

 

大澤:あとは、めっちゃ歌が上手いです。

 

山口:忘れてた。自分の歌声が好きすぎて。自分で撮った自分のボイスメモ音声をよく聞いてます。自分の歌をずっと聞いてて「上手いなー」って思えちゃうくらい自分の歌声が好きです。

 

朝日奈:めっちゃ声のナルシストです(笑)。

 

山口:顔もです。顔も声も自分大好き。TA女子のナルシスト。

 

 

 

 

 

 

「指さされヒーロー」はファンの方からもいろんなアイドルさんからも人気の楽曲で、この曲を初全国流通曲として出せるのは嬉しいですね。

 

 

 

ーー今回のシングルが初めて全国流通版ってことなんですけど、このCDが出るって決まった時はどうでしたか?

 

大澤:最高って思いました。

 

石橋:まだ実感はないですね。

 

伊藤:4thワンマンライブで300名達成して全国流通っていうのが決まったんですけど、300名動員したのもすごい嬉しかったし、嬉しすぎて泣きました。

 

ーーその300名達成のために皆さんは、色んなことやってそこにたどり着いたんですか?

 

朝日奈:ワンマンの3カ月前くらいから手売りとフライヤー配って集まった300名以上の方だったので、来てださったことに感謝だし、それによってCD全国流通が決まったので、本当にありがとうございます。

 

山口:嬉しいですね。

 

大澤:やっぱりいつも応援してくださる皆さんのおかげでリリースすることができたから本当にありがたいです。謝謝みたいな感じですね。

 

氏江:実際にまだ実感がわかないんですよ。全国流通するんだーみたいな。ふわふわしてるんですけど。「指さされヒーロー」はファンの方からもいろんなアイドルさんからも人気の楽曲で、この曲を一番初めの全国流通曲として出せるのは嬉しいですね。

 

山口:逆に、その反面、TA女子って結成から意外と長くて、やっとかって言う想いもありました。

 

 

ーーじゃあファンの皆さんも待望の音源化ってことですね。

 

山口:そうですね。ミュージックビデオが最近完成したんですけど、その再生回数速かったよね。みんな「指さされヒーロー」待ってたんだなって思いました。

 

全員:そうそう!

 

山口:自分たちも待ってました。一番待ってました。めちゃくちゃ嬉しい。聴けるっていうことで。

 

ーーこの曲の聴き所、注目ポイントはありますか?

 

全員:選べないですよ〜!

 

石橋:いろんな楽しみ方があります。歌詞もそうだし、ミュージックビデオもそうだし、その曲の流れもそうだし。

 

山口:サビは、一緒に振りも出来るような曲なんですよね。

 

ーーすごいロックな感じですよね。

 

山口:はい、そうですね。

 

大澤:私すぐに病んじゃったりするんですけど、病んでたり、落ち込んでたり、へこんでたりするときに聴くとめっちゃ効果大というか、聴いてる人に背中を押してくれたり勇気を与えてくれる曲だなとすごく思うので、やっぱりたくさんの人に聴いてもらいたいなっていう気持ちですね。

 

 

 

 

一歩踏み出してくれよみたいな気持ちで歌ってるかもしれない。

 

 

ーー好きな歌詞ってありますか?

 

山口:全員パートがあるんですよ。そのパートが自分たちの性格にリンクしてたりするんです。

 

ーーじゃあ一人ずつ聞いていきましょうか。石橋さんから順番に。

 

石橋:私は泣き虫なんですよ。すぐ泣いちゃうんですよ。えっこんなところで泣く? って所でも結構泣いちゃうんですよ。だから、落ちサビ歌わせていただいてるんですけど、「涙が出そうなとき崩れてしまいそうなとき」っていう所が一番好きで、涙流しても崩れてもメンバーみんながいるから大丈夫だよっていう所が一番好きです。

 

ーー今聞いているだけでもちょっと泣きそうになりました。

 

石橋:自分のパート、「へこたれてちゃ何も始まらない手を差し伸べるから」。目の前に、仕事行きたくないとか、頑張れないっていう人がいたら「私が手を差し伸べるから大丈夫だよ、一緒に頑張っていこうね」っていう感じ、応援する気持ちを歌う時に意識してます。

 

ーーありがとうございます。では伊藤さん。

 

伊藤:私は、「何度だって転んで何回もやり直して歯を食いしばってるくらいがちょうどいい」っていう所、歌ってるんですけど、昔、メンバー全員に迷惑かけてしまうくらい本当にダメダメな人間だったんですよ(涙声)。ダメダメな人間に今もそういうダメな所を…みんなが、そういうダメな所を教えてくれたりとかしてくれて…それでその言葉で「よし、頑張るぞ」って思いながら今も頑張って活動させてもらってて、メンバーやファンの皆さんが元気をくれて今も活動できているので本当に感謝でしかないですね。

 

石橋:本当に歌詞の通りになる感じがありますよね。本当に、いろいろありました。

 

伊藤:何回も転んで何回もやり直して歯を食いしばりながら、この活動を楽しみながら頑張れているので。

 

山口:一番根性があるなと思います。

 

ーーその時一番支えになったのは何ですか?

 

伊藤:教えてくれた言葉とか、ファンの方が「応援してるよ」とか、「笑顔がすごい素敵だよね」って言ってくれることですごい励みになったし、運営さんも、すごい優しい方なんですよ。優しい方で、「ここがダメだよ」とかすごい教えてくれるので、「あ、そうか」って思ってそれで歯を食いしばって頑張ってます。

 

ーーそうやってへこたれてもまた立ち上れるってのはすごいですね。気持ちの強さって。

 

伊藤:ありがとうございます。

 

 

ーーありがとうございます。次は氏江さん。

 

氏江:私は、「子供の頃夢見たかっちょいいヒーローたちと歩んだ日はどこ行っちゃったんだよ」っていうパートあるんですけど、このパートは私、小さい頃からアイドルがずっと好きで、「なりたいなりたいなりたいなりたい」ってずーっと「アイドルになりたいな」ってずっと思ってて、でもやっぱり何度も自分じゃダメかなとか、自分の自信のなさで諦めそうになることあったんです。でも、本当にこの歌詞が自分に合ってるなと思うのは、「かっちょいいヒーロー」っていうのは私にとって、一番ずっと好きだったAKB48さんで、そんなAKB48さんが大好きでずっと生きてきたその時期をどこに忘れちゃったの? っていう自分で自分に問いかけているみたいな歌詞が心に刺さり、何度も諦めそうだなとかつらいなって思うことがあっても、この歌詞を歌うことによって、その時の自分がアイドルになりたかった気持ちを思い出せるし、これってみんなに当てはまることだと思うんですよ。だから、そういうものを思い出せるので好きです。

 

ーー続いて、大澤さん。

 

大澤:「ちょっとの勇気持って立ち向かう一歩 さあほら、目を開けて」が私のパートです。私は、怒られたりとかするんですけど、挑戦しようという気持ちがたぶん強くて勝手にやっちゃうことって結構多いんですけど。ちょっとの勇気持って、一歩踏み出してくれよみたいな気持ちで歌ってます。ちょっと一歩踏み出せない人に、とりあえずやってみなよと、問いかけてる感じで歌ってます。

 

山口:この歌詞の通り、菜々子はちょっとの勇気持って立ち向かう一歩ができるんですよ。

 

朝日奈:引っ張る側ですよね。

 

ーー大澤さん自身は、何かあった時にへこたれるんじゃなくて、

 

大澤:1回やってみます。そしたら何かが起きて「あー」って病むんですけど、でも、やってみる。

 

ーー”とりあえず”挑戦してみようとなるんですね。

 

大澤:はい、そうです。

 

ーーありがとうございます、朝日奈さん、お願いします。

 

朝日奈:「ちょ、なにしょげてんだ、らしくないじゃないか、さあほら顔上げて」とラップパートの部分なんですけど、まず、自分がちょっとしょげちゃうときがあるんですよ。でも、「ちょ、なにしょげてんだ、らしくないじゃないか」って自分にも言って、かつファンの方々にもそれを言って顔を上げなよみたいな気持ちでも歌ってます。

 

ーーこのパートは歌い出しですよね、特に意識してることはありますか?

 

朝日奈:はい。勢いは絶対に乗っていかないといけないなと思ってます。勢いを潰せないっていう。「ちょ」と入るところの勢いは大事にしてます。

 

 

ーーなるほど、ありがとうございます。では山口さん。

 

山口:私はですね、「傷つくことを恐れて予防線ばっか並べて綺麗に正当化するくらいならもう」っていう歌詞なんですけども、さっき言ったように、ビビりなんですよ。なんで、ちょっとめんどくさくなることが嫌いで、思ったことがあっても「あ、いっか言わなくて」みたいな感じで言わないタイプ。「傷つくことを恐れて予防線ばっか並べて正当化」っていうのは、これを言わなくていい理由を探しちゃうんですよね。こうだから言わなくていっかて正当化をしちゃうので、そういう部分ではすごく歌詞に合ってます。この「指さされヒーロー」歌い始めてからは、めんどくさくなってもいいからちゃんと言おうって思うようになりました。

 

 

ーー曲全体で、パフォーマンスとしてここ見て欲しいところはありますか?

 

山口:ハモリを見て欲しいなって思います。

 

大澤:それに、みんなで一緒に手を上げる所ですね。「届け届け」ってところあるんですけど、ここは見てる人もマネしやすいので、力強く一緒にやって欲しいです。

 

朝日奈:それはすることですごい一体感が生まれるので、ぜひやって欲しいです。

 

山口:大サビとかね。大サビになるにつれてやっぱ盛り上がりが出てくる。

 

朝日奈:その中にも、一人一人ポージングをするところがあるんですよ。それも、いろいろな個性が集まっているのでそこでちょっと遊んだりする、そのライブのポイントではあります。

 

山口:自由さが売りなんで、そういうフリーな面も大事にしていきたいなって。毎回違うポーズしているので、

 

石橋:そういう自由なところも楽しんで欲しいです。

 

 

 

 

 

ライブ中にカメラマンさんを殴るつもりで本当に快感ですよ!

 

 

 

ーーなるほどね、ありがとうございます。カップリングの「over clock」についても聞かせてもらいたいんですけど。

 

大澤:TA女子の中で一番アップテンポな曲。超速いんです。

 

山口:ちょっとリズムがズレたら終わるんですよ(笑)。

 

朝日奈:最初にこの曲を頂いた時にまずテンポに慣れるのが一番大変で、ダンスもノリノリな感じなので、それについていくのがまず大変だった。でも、それが出来ると本当にかっこよく決まるんです。

 

山口:歌詞も言葉とか言い回しが難し位ので、難易度高いです。

 

大澤:最初みんな歌詞にフリガナつけてました。

 

氏江:ロックで振りもパンチするのとか、快感ですよね。

 

朝日奈:ライブ中にカメラマンさんを殴るつもりで本当に快感ですよ。やってみてください。

 

大澤:歌い出しなんですけど、毎回リズムがズレないようにって思うんですよ。リズムズレたらバレるんです。だからそれも意識してます。あと、今歌詞思ったんですけど、自分の歌詞が「指さされヒーロー」と同じ意味の歌詞っぽいなって今思ったんですよね。「1デイ突っ走って丸腰で挑んでやるぜ」さっきと似てるなって思ってるんですけど。ちょっと嬉しい。共通点があって嬉しい曲。

 

 

ーー今回の2曲って音源化するためにレコーディングしたんですか?

 

山口:そうですね。

 

ーーレコーディングどうでした?

 

山口:速い。今までで一番「over clock」本当に速いと思いました。

 

伊藤:私はリズムとるのがすごい苦手で、家でずっと練習してました。自粛期間中も、歌とリズムの練習をしてました。

ーーレコーディングで苦労したことはありますか?

 

朝日奈:ガチ勢恋口上っていうのがあるんですよ。美憂ちゃんと2人でやってるんですけど、テンポがズレまくっちゃって。感情も込めてるし、突っ走っていかなきゃいけないし、でも、速すぎてもだめだし、言葉言葉一つ一つのテンションを2人で決めて録ったので、苦労しました。

 

氏江:私も最初は口が回らなくなっちゃって、自粛期間に練習をしました。あおりとしてやるパートもあるので、かっこよさも追及してます。ファンの方と一緒に言いたい部分なので、とにかく勢いとテンポ感とっていう感じで頑張りました。

 

石橋:私は、声が特徴的なので、かっこいい曲があまり得意じゃないんです。どうやったらかっこいい声が出せるかとかを考えてたんですけど、実際レコーディングになると緊張もしちゃって思うようには歌えなかったんです。ファンの人が目の前にいることを想像しながら歌ったんですけど、とてもとても苦戦しました。

 

山口:ちょうど有紀奈の次にレコーディングだったんで、聴いてたんですけど自分でも納得いかなかったみたいで泣き始めて、何でここがこう歌えないのって。すごい苦労してました。

 

石橋:実は、声にコンプレックスがありまして。ファンの皆さんはこの声が好きって言ってくれるので、この声で良かったなって思えるようになってきましたが、歌うのは好きなんですけど、声に特徴があり過ぎて、自分の声を聴くのはあまり好きくないです。

 

山口:声に特徴があるからいい部分もあって、「未完成」っていう曲があるんですけど、そのあおりを綾実がやってるんですよ。その時の可愛いあおりは、みんな好きなのです。

 

ーーすごい素敵な事じゃないですか。6人声が合わさっても、石橋さんの声ってわかるのは。

 

山口:そうなんですよ。逆に、私の声は、いなくなるんですよ。自分だけサビ抜かれちゃったのかなって、本当に自分の声がなくなっちゃう。声に特徴があるからこそ、綾実の声は聞こえるからすっごい羨ましいなって思います。

 

石橋:やったー。

 

ーー何で山口さんの声なくなっちゃうんでしょうね。

 

山口:普通なんですかね、声が。

 

大澤:声が綺麗でかつ音程がちゃんと合ってるからこそじゃないかと思う。

 

朝日奈:「over clock」で落ちサビを有紀奈ちゃんが歌ってるんですけど、そこがすごい綺麗。

 

山口:なんとかソロの所に出していこう(笑)。消えちゃうから。1人の時に。2人とかで歌っても消えちゃったりするんで。本当に、そこはコンプレックスですね。

 

ーーそれって、山口さんの声が中心にいるってことですよね。

 

山口:前向きに考えると確かにそうですね。そう考えて頑張ります。

 

朝日奈:私は有紀奈ちゃんの声を聴いて歌ってますもん。「指さされヒーロー」は隣にいるんですよ。だから有紀奈ちゃんの声聞きながら歌ってます。

 

 

 

 

 

 

 

ファンとの一体感でオリコン1位を目指します!

 

 

 

ーー最後に「指刺されヒーロー」をリリースするにあたっての意気込みと、今後の目標をお聞かせください

 

石橋:まずは、今オンラインリリースイベントで私たちオリコン1位を目指してるんです。だから絶対に1位を取りたいっていう気持ちでやってます。目指してるのは、日常の会話で「TA女子って知ってる?」っていう感じに出てくるくらいなアイドルグループになっていきたいなって思ってます。

 

ーー個人的な目標はありますか?

 

石橋:個人的な目標は、そうですね。Mステの階段を降りたい。みんなで~♪って降りたいです。で、カメラにこうやってアピールしてやりたいなって思ってます。

 

ーーありがとうございます。伊藤さんお願いします。

 

伊藤:このリリースイベントは、感謝の気持ちを忘れずにオリコン1位を目指していきたい。メンバー全員の気持ちとファンの気持ちみんなの一体感でオリコン1位を獲りたいです。今後の目標としては、ファンの皆さんに歌上手だねって言ってくれるの嬉しいのですが、私は歌が苦手なのでもっともっと歌が上手になりたいです。あと、TA女子でテレビに出られるような存在になりたいです。

 

ーーでは、氏江さん。

 

氏江:「指さされヒーロー」はみんなに当てはまる歌詞で、たくさんの人に聴いていただきたいです。全国CDリリースを決定したときに、この曲を全国の人に届けられるのがすごく嬉しかったので、今回はTA女子をもとから知ってる人だけじゃなく、この曲からTA女子を知る方にも、届けたいなと思います。今後の目標としては、TA女子っていう名前が出てなくても顔だけでもTA女子ってわかるとか、曲を聴いただけでTA女子ってわかるようになりたいです。本当に国民的なアイドルになりたいです。私個人としては今はいろんな機会をいただいているので、上手くしゃべれるようなりたいなと思います。

 

ーーありがとうございます。大澤さん。

 

大澤:全国流通が決定している「指さされヒーロー」をファンの方と一緒にオリコン1位を目指したいです。あとは、TA女子としてすごく大きな規模になりたい。個人としては、アニメや2.5次元のミュージカルがすごく大好きでなので、それらに関わる仕事とかもしたいなって思ってます。アイドルでTA女子としても知ってもらいたいし、視野を広げていろんな活動をしていきたいので、テレビとかバラエティー番組とかCMとかいろんなところに幅広く活躍ができるように日頃から頑張っていきたいです。

 

ーー大きい規模で何かやりたいっていうのは、具体的な会場はありますか?

 

大澤:武道館。みんなで立ちたいです。私の想像なんですけど、あの大きいステージで背中向けてこうやってやりたい(右手を大きく上げるポーズをとる)。

 

全員:ワンピース!

 

大澤:あと「指さされヒーロー」はA、B、C、D、E盤があるんですけど、E盤は私が描いたイラストになっているんです。そちらにも注目してもらいたいし、私絵が得意なので、こういう分野にもこれからも挑戦していきたいです。

 

 

ーー朝日奈さん。お願いします。

 

朝日奈:オリコン1位を目指しているんですけど、「指さされヒーロー」のPVが出来たとき、有田ジェネレーションさんで流れた時に、友達からLINEが来て「すごい良い曲だね」とか「めっちゃ良いよ」「TA女子すごい良いよ」とか、いきなりコメントがきたんですよ。一般層の友達にも心打たれる曲なんだっていうのをあらためて自信につながって、みんなに聴いて欲しい、全ての人を元気づけたいって思ってます。

 

ーー個人的な目標はありますか?

 

朝日奈:個人的な目標は、武道館に立ちたい、東京ドームに立ちたい。あと、アニメの曲に使われたいです。

 

ーー最後に山口さんお願いします。

 

山口:今回オンラインでのリリースイベントなんですけど、逆にオンラインだからこそ現地に行けない人でも参加しやすいのを実感しているので、もっと全国に広めていきたいです。「指さされヒーロー」は普段アイドルってくくりで音楽を聴かない方でも、老若男女いろんな方に聴いていただきたい曲なので、オンラインリリースイベントでオリコン1位取れるように頑張りたいです。個人的には、紅白歌合戦に出たいです!できれば白組で!

 

<インフォメーション>

2020年11月10日発売
TA女子 初!!全国流通版CD!

指さされヒーロー

各1,320円(税込)
TSUBAKIYAMA PROJECT JAPAN

 

A盤

<A盤>
TYPJ-001

B盤

 

<B盤>
TYPJ-002

 

C盤

<C盤>
TYPJ-003

 

D盤

<D盤>
TYPJ-004

 

E盤

<E盤>
TYPJ-005


TA女子 
公式サイト:
https://www.ta-joshi.com/


公式Twitter:
https://twitter.com/ta_joshi

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