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【ふぇありーているず!インタビュー】6月4日(水)に岡谷鋼機名古屋公会堂で、7周年を記念したワンマン公演開催。ふぇありーているず!の魅力を、ここに分析 !!!!!!

光輝く衣装を目にしたときは、まさに衝撃だった。「エレクトリカルアイドル」をコンセプトに、名古屋をベースに活動している「ふぇありーているず!」。YouTubeチャンネルの登録者数が、アイドル界隈では驚異の101万人を突破。国内のみならず、海外ファンのチャンネル登録者数も多く、その支持は着実に世界へ広がっている。
これまでに、ZeppNagoyaでのワンマンライブを4度開催。さらに高みを目指そうと、彼女たちは6月4日(水)に岡谷鋼機名古屋公会堂(愛知県)で、7周年を記念したワンマン公演「エレクトリカルクエスト~黄金の国ジパング~」を開催する。目前にせまった7周年公演へ向けての思いを6人が語ってくれた。
メンバーが語る「ふぇありーているず!の魅力」とは…。
──まずは、それぞれに感じている「ふぇありーているず!の魅力」から教えてください。では、このかさんからお願いします。

夢咲このか わたし、ふぇありーているず!に加入してから4年以上が経過しました。アイドルって、格好いいなら「格好いい系」、かわいい推しなら「かわいい系」と、けっこう一つのコンセプトに括りがちじゃないですか。ふぇありーているず!は良い意味でごちゃごちゃというか、いろんな音楽スタイルを表現しているグループ。わたしは、そこに魅力を感じています。個人的に、かわいいも、格好いいもと、いろんなスタイルを.表現したいから、自分にぴったりのグループです。
──確かに、ジャンルに括られない幅広い音楽スタイルを見せていますよね。
夢咲このか すごいロックしている曲からザ・王道と言われるかわいい曲まで振り幅が広ければ、本当に幅広い音楽性を見せています。それって、このメンバーや、ふぇありーているず!というグループだからこそ出来ることだとわたしは思っています。
──それだけ、メンバー自身も表現の懐深さを持っているということだ。
夢咲このか そうなんです。わたし、ふぇありーているず!に加入する前までは、かわいい楽曲を中心に活動をしていました。もともと格好いい楽曲が好きだし、そういう音楽性を表現したくて加入したのもありましたけど。入ってわかったのが、かわいいも、格好いいも、はっちゃけたポップな感じも、演じるような曲とも、いろんな要素に自分が対応していかなきゃいけないこと。それが逆にやり甲斐になれば、自分を成長させる力にもなりました。でも一番は、ここで活動をしていると楽しいことが、わたしにとってのふぇありーているず!の魅力です。
──続いては、紗奈さんお願いします。

真野紗奈 わたしがふぇありーているず!に加入したのは、2024年5月だから、まだメンバーになって1年くらいですけど。入ってすぐに感じたのが、「個性あふれるメンバーばかりだなぁ」ということでした。めっちゃかわいい子もいれば、面白い子もいたり、格好いい面を見せてゆくメンバーもいるなど、一人一人の系統が本当にバラバラなんですね。アイドルグループの場合、コンセプトに寄り添った形で、メンバーのキャラクターも似たような子が集まることも多いと思いますけど。ここは、みんな本当にバラバラ。なのに、めちゃめちゃ仲良しなんです。その濃いキャラクターが集まっているところに、わたしはふぇありーているず!の魅力を感じています。
──続いては、梨乃さんかな。

綺月梨乃 わたしは、ちょうど結成2周年のときに加入しています。その少し前にうーたん(白石うらん)が加入したんだよね。

白石うらん そう、でも、そんなに期間は離れてないから、同じ2期生って感じです。
綺月梨乃 ふぇありーているず!の魅力は、なんと言っても居心地の良さ。活動を重ねるごとに居心地が良くなっているなと感じています。わたし、ふぇありーているず!に加入するまで、ずっとアイドルソングの中でもかわいい曲ばかりを聴いていました。もちろん、ふぇありーているず!にもかわいい曲はあるけど。格好いい曲やメッセージ性のある曲など、本当に幅広く表現しています。わたしの場合、ふぇありーているず!に加入したことで、ロック系の曲や歌詞が胸に響く歌などにもいっぱい出会えました。そういう曲にどんどん惹かれている自分がいるところにも、このグループの魅力を感じます。わたしも、メンバーの個性の強さがふぇありーているず!の強みだと思っています。
──メンバーになったことで自分の可能性を広げられたって、なんか素敵ですね。
綺月梨乃 ほんと、そう思います。それに、みんな個性が強いからこそ「わたしも負けられない」気持ちになるから、それも活動をしていくうえで良い刺激になっています。
──まゆなさんは、結成時からいるメンバーですよね。

美ヶ野まゆな わたしといちはの2人は初期メンバーになります。
──どうですか、7年間という歴史の歩みを背負ってきたことについては…。
美ヶ野まゆな 本当にあっと言う間というか、気づいたら7周年を迎えるという感覚です。そうは言いながらも、活動を始めたばかりの頃と比べたら、ここ何年かで一気に力をつけてきた感覚もあります。わたしも、誰一人としてかぶらない個性的なメンバーばかりなのに、グループとして一体感を出せているところにふぇありーているず!の魅力を感じています。しかも、格好いいやかわいい、面白いなど、その曲に合わせた色をそれぞれが出せているのも、グループの強みです。
──ふぇありーているず!は、これまでに4度Zepp Nagoyaで単独公演を行ってきました。強い支持を集めたきっかけがあれば教えてください。
美ヶ野まゆな あえて一つピックアップするなら、サンシャイン栄で無料ライブを定期的に行うようになったのが大きかったなと思います。偶然通りがかり、ライブを観たことでファンになりライブハウスまで足を運ぶようになった方々が多く、より幅広い (年代) 層から支持を得るようになったと感じています。そこでの支持の広がりが、結果、Zepp Nagoyaへ挑戦しようというきっかけになり、今へ繋がりました。
白石うらん あと、光る衣装の効果もあるよね。
美ヶ野まゆな その効果も大きいなと思います。私たちは「エレクトリカルアイドル」と名乗るように、光る衣装を身につけてのライブも行います。その衣装姿でのライブはもちろん、YouTubeやTikTokにその衣装姿で動画をアップすると大きなリアクションが返ってくれば、その反響は実際に数字にも現れだしました。サンシャイン栄でのライブのときも、夜に光る衣装でライブをやると、いつも以上に多くの人たちが集まってくれますし、そのインパクトを覚えていた方が、普段ビラ配りをしていても、「あの光る衣装の人たちですよね」と声をかけてくださることも増えました。

津々楽いちは 活動を始めた頃は、今ほど曲の幅も無かったし、かわいいアイドル曲が多かったなと思い返します。でも、何時しか曲の振り幅が広がり、それに合わせてメンバーのスキルも上がりだすのに比例するように、徐々に支持層が広がりだしました。
──活動時のコンセプトは、今とは異なりましたよね。
津々楽いちは 「おとぎの国から飛び出した ロックバンドアイドル」をコンセプトに掲げていました。ロックという面は変わってないけど、「おきぎの国」の感じは、もう欠片もない??
夢咲このか うーたんは、おとぎの国してるけど。
白石うらん わたし、おとぎの国じゃなくて、まんまる星からやってきたお姫様だから、ちょっと違う。でも、フェアリー(妖精) な感じはあるかな(笑)
津々楽いちは ロックバンドアイドルと名乗っていたように、最初は楽器の出来るメンバーが揃っていて、実際にバンド演奏もしていました。だけど、楽器の出来るメンバーが次々と卒業し、残った楽器を弾けるメンバーがまゆなだけだったし、バンドスタイルでライブをやる機会も減っていたから、自然と今のスタイルにシフトした歴史もあります。その変わり、表現の振り幅の広いメンバーたちが集まりだしたことで、今のようにいろんな音楽的な表現をこなせるようになれば、それで実際に支持を広げてきたから、良い方向へシフトしていけたなと感じています。
──最後は、うらんさんですね。
白石うらん わたしは、もともとまんまる星のお姫様で、うさぎの(ぬいぐるみ?の)ぬーんちゃんと一緒に地球にやってきました。ふぇありーているず!の魅力ですよね。わたしは、この光る衣装が魅力だと感じています。光る衣装のアイドルは他にもいるかも知れないけど、楽曲に合わせて光が変化するアイドルは初めてじゃないかな??
夢咲このか 音に合わせて光が変化していく衣装を着ているアイドルのこと、わたしたちは他に聴いたことないから、初めてかもね。
白石うらん それって、すごいことだと思いません?わたしは、そう思います。それと、メンバーの濃いキャラクター。中でも、わたしは濃いほうだと自覚していますし、このキャラクターでずっとやってきました。とくに耳が生えてからは、バーンと勢いがついたなと思います。この耳は収納も出来ます。いつも耳を出していますけど。お休みの日や電車で移動するときは、「さすがにこの耳を出してると迷惑かな」?と思って、そこはTPOに合わせて耳の出し入れをしています。
7周年を記念したワンマン公演「エレクトリカルクエスト~黄金の国ジパング~」公演の見どころとは…。
──3年連続、通算4回のZepp Nagoyaでのワンマン公演の実績ってすごいですよね。
白石うらん ありがとうございます。ふぇありーているず!に加入したときは、名古屋は八事にあるLivehouse Fairy Tales Nagoyaという、私たちの本拠地を中心にライブ活動をしていたし、ワンマン公演やメンバーの生誕祭も、その場所でずっとやってました。その当時はZepp Nagoyaに立つグループになると想像もしていなかったので、(何度も立てて)とても嬉しいです。
──ふぇありーているず!は、6月4日(水)に岡谷鋼機名古屋公会堂で、7周年を記念したワンマン公演「エレクトリカルクエスト~黄金の国ジパング~」を開催します。この日はどんな内容になりそうか、ぜひ教えてください。
夢咲このか ふぇありーているず!は、ワンマンライブのとき、かならずステージの背景にLEDパネルを使用しています。その背景に映る映像は、メンバーも作っています。わたしたちは表舞台に立つだけではなく、制作側にもけっこう携わっています。光る衣装や楽曲も魅力ですけど。メンバーが裏方として携わっている努力もぜひ感じてほしいなという思いがあります。
今回はホール公演だから、複数のモニターを使うなど、広さを行かした迫力ある演出をしていけるところも見どころになりそうです。Zepp Nagoya公演のときもそうでしたが、ホール公演だと客席に通路があるから、大きい会場のときにやっている客降りも出来そうだし、ファンの方々の側にいける会場だからこそ、そこも活かそうかといろいろ考えています。中でも注目してほしいのが、ストーリーに沿ったライブを展開していくこと。
──そのストーリーが気になります。
夢咲このか 前回のZepp Nagoya公演から「エレクトリカルクエスト」という物語が始まりました。私たちは、この物語の中、魔王と戦っています。その魔王と戦っている最中で、私たちは今の光る衣装を手に入れました。しかも、そのときの公演では、「踊ってみた」で活動をしていらっしゃる足太ぺんたさんも仲間になってくださり、今も一緒に戦っています。前回のZepp Nagoya公演で魔王は、倒す前に「覚えてろよー!!」と言って逃げてしまいました。だから今回こそは、ぺんたさんの協力も得て、魔王を倒し、世界に平和を取り戻そうと思ます。足太ぺんたさんとは、ふぇありーているず!withぺんたとして、今も小劇場を回るライブを定期的に開催しているので、こちらの情報もチェックしてください。
真野紗奈 今回の岡谷鋼機名古屋公会堂公演は、ふぇありーているず!のワンマン公演の中でも最大キャパ数への挑戦になります。今も、チケットのSold Outを目指して宣伝活動を頑張っています。当日は、たくさんの方々が来てくださると信じていますけど。何よりも一番大事なのが、来てくださった人たちにふぇありーているず!をどこまで好きになってもらえるか。いつも来てくれている方々はもちろん。初めて観てくださる方々の心も落とせるライブに出来るよう、今、本番に向けてたくさん練習を積み重ねています。今回の公演の目玉の一つが、「新衣装のお披露目」。そこは、ファンの方々も楽しみにしているポイントです。
綺月梨乃 わたしがふぇありーているず!に入った理由が、「おっきなステージで踊りたいし、その夢を実現出来るグループ」と思ったことでした。Zepp Nagoyaのステージに立ったとき、その夢を叶えられた嬉しい気持ちはありましたけど。今回は、それ以上に大きいキャパのステージに立てるから、その嬉しさがあります。正直、動員面での不安もありますけど。メンバーみんな「来てくれた人たちを幸せにするぞ」という気持ちで挑みますし、ライブを観終えたら、「次は、またもう一段上の場所でのライブが観れるかな?」と期待したくなる。そういうライブにしていけるように頑張ります。今回はホール公演ということで、最初から椅子がある会場になります。いつもはスタンディングでライブを楽しんでいただいていますが、椅子があっても、いつものように楽しめる演出や環境作りもいろいろ考えているから、それも含めて楽しみに足を運んでください。
美ヶ野まゆな 今回は、ふぇありーているず!にとって7周年公演になります。7周年を迎え、ここから8年目へ踏み出していけることは素直に嬉しいです。さっきもお話が出ていたように、私たちは今、足太ぺんたさんと一緒に、ふぇありーているず!withぺんたとして小劇場ツアーを行っています。このツアーでは、ちょっと小さめの劇場を中心に回っています。そこでつかんだ手応えを、岡谷鋼機名古屋公会堂公演にも上手く反映していきたいなと思っています。この日は、新衣装のお披露目もありますが、もう一つ「新曲のお披露目」もあります。すでにSNS上に、楽曲の音を流さずに、歌割オーディションの模様を映像にしてアップしています。そこでも「楽しい曲だよ」と伝えているから、どういう新曲を披露するのかも期待していただけたら嬉しいです。
津々楽いちは 私たちのワンマン公演は、ホームグラウンドとなるLivehouse-Fairy-Tales-Nagoyaから始まりました。そこから少しずつ会場の規模を大きくしていきながら、名古屋で一番大きなライブハウスになるZepp Nagoyaまで辿りつけました。今回ワンマン公演を行う岡谷鋼機名古屋公会堂はホールであり、Zepp Nagoyaよりもキャパ数が多くなります。「ついにホールへ進出できた」という感慨深さはもちろん、ホールという新たな環境へ進出出来たからこそ、ホールだから見せられる新しいふぇありーているず!を観てほしい気持ちを、メンバーみんな強く持っています。そこへ向けて今、いろんな準備を進めていますし、一人でも多くの方に観てほしいから、今もビラ配りなどの活動も積極的にやっています。うちらにとっても楽しみな日ですけど、お客さんにとっても楽しみな日になっていただけたらなと思います。とにかく、今回の公演を成功させ、自分たちにとっても更なる自信に変えていきたいです。
白石うらん この日の公演を成功させるため、私たちはビラ配りや、「手売りチケット100枚チャレンジ」をそれぞれに頑張ってきました。もちろん、ずっと応援してくれている人たちも来てくださいますけど。今回の公演で初めてふぇありーているず!のライブを観る人たちも、いつも以上に多くなりそうです。そういう人たちが「この先もふぇありーているず!を応援したい」と思ってもらえるパフォーマンスを全力でやります。今回の公演では、光る衣装はもちろん、新衣装も見れるし、新曲も聴ければ、LEDパネルとメンバーのパフォーマンスの融合などの演出も楽しめるから、見どころはたくさんあります。とくにLEDパネルの演出は、私たちが観ていても「すごい!!」と思えるから、そこはぜひ楽しみにしていてください。
綺月梨乃 ここへ至るまでの物語も、最初におさらいしたうえで始めるから、「前回のストーリーは知らないから」という心配はいらないし、初見で見てもすごく楽しめる内容になっているので、ぜひ楽しみに観に来てください。
ふぇありーているず!についていったら人生が楽しくなる。
──最後に改めて、6月4日(水)に岡谷鋼機名古屋公会堂で行う、7周年を記念した「エレクトリカルクエスト~黄金の国ジパング~」公演と、今後のふぇありーているず!についての言葉をいただけますか。
津々楽いちは 岡谷鋼機名古屋公会堂での公演には、いろんな楽しい見どころはもろちん、お客さんを感動させたいし、「ふぇありーているず!についていったら人生が楽しくなる」という、人生の楽しみを増やすきっかけになる公演にしてゆく気持ちでいます。ぜひ、人生の楽しみの一つを見つけに来てください。
美ヶ野まゆな Zepp Nagoyaに立ったときも思いましたけど、岡谷鋼機名古屋公会堂に立ったことで見える景色や課題があると思います。そこで「またこういうことしたいよね」「こうしたらもっと楽しくなるよね」という未来へ向けた課題を見つけ、どんどん進化していきたいし,それを見つける新たなきっかけにもなれたらなと思っています。もちろん、今回のホール公演を、さらなるステップの場にも変えたいです。
今後ですが、ライブを中心に据えながらも、うちのメンバーはモデルや声のお仕事、女優、バラエティなど、いろんなことが出来る子たちがいるから、そういう面でのチャンスも掴んでいけたらなと思っています。最近では、中京テレビで放送している「PS純金(ゴールド)」へ出演し、メンバー全員が光る衣装の修理をするためにハンダゴテを使っているのをアピールしたことで、「ハンダゴテを使えるアイドルの子たち」と評判も広まったように、そういうチャンスもいろいろとつかみ、もっともっとふぇありーているず!の存在を浸透させたいです。
TEXT:長澤智典
<インフォメーション>
ふぇありーているず!7周年記念ライブ「エレクトリカルクエスト~黄金の国ジパング~」
会場 岡谷鋼機名古屋公会堂
2025年6月4日(水)
開場 17:00 開演 18:30
一般チケット
http://w.pia.jp/t/fairytales-a/
チケット情報(上からライブ入場順)
★SSチケット 20,000円 (販売終了)
→推しカラーTシャツ&当日ライブ前グリーティング付き
★Sチケット 10,000円
→黒色Tシャツ付き
★Aチケット 4,000円
★Bチケット 2,000円
#ふぇライブ
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津々楽いちは: https://x.com/tsudura_ft
白石うらん: https://x.com/shiraishi_ft
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