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2020.01.05
lonely planet

lonely planet|「都会の寂しい女の子」たちが集まったlonely planetは、あなたの心の闇へ寄り添い癒してくれる?!

 「都会の寂しい女の子」をコンセプトに、2020年1月5日より正式に活動をスタートさせたlonely planet。映像クリエイターでもある女性アーティストが存在を伏せてプロデュース。衣装を、若い女性たちから高い支持を得ているブランド「kemono」とコラボレート。振り付けも、アイドル/女子プロレスラーとして活動中の中野たむを起用。新人アイドルグループながら、しっかりとしたバックアップ体制を整えたうえでスタートを切っている。

 舞台の上で、女性の孤独な心の内側を独白するように歌い語るメンバーたち。とても幻惑な世界観を描き出すグループだ。弱さや寂しさなど心の闇へ寄り添いながら、lonely planetは、共感/共鳴した想いを前向きな力へ変えていく。人なら誰もが抱えている孤独な心へ手を差し伸べ、その弱さや痛みを力に塗り替える。「病む」という言葉が安易に使われる世の中だからこそ、その言葉を真剣に受け止めている人たちや、想いを言葉として出せずにいる人たちの気持ちをlonely planetは代弁してゆく。

今回、lonely planetのメンバーたちにインタヴューを行った。メンバーのAsunaがインフルエンザのため取材は欠席になったが、そのぶんYu-ma・Umi・Rinkaの3人がlonely planetの魅力を熱く語ってくれた。

 

 

「都会の寂しい女の子」のコンセプトは自分たちに似合っている?!

 

──「都会の寂しい女の子」をコンセプトに活動をスタートさせたlonely planet。最初にそのテーマを聞いたとき、どんな印象を受けました?

Yu-ma:あっ、これなら自分に合ってるなと思いました。

──Yu-maさんは、都会の寂しい女の子だ。

Yu-ma:自分では言いづらいですけど…そうですね。

──メンバー全員、コンセプトに沿った気持ちを持っている子たち?

Rinka:メンバーみんな、そのコンセプトは自分たちに近いなと思っています。

──みなさん、人見知りなタイプ?

Umi :全員人見知りです。

Yu-ma:みんな人見知りだからこそ、逆に、仲良くなりやすかったというか…。

Umi :みんなあまりしゃべらないぶん、「目がなんか言ってるなぁ」みたいな感じでアイコンタクトが多いです (笑)。よく、目で会話をしています。

──最初から気持ちと目線で会話を重ねてきた関係だ。

Rinka:みんな同じ雰囲気なのは感じます。みんな人見知りだけど、話すと楽しい子たちばかりです。

 

メンバーそれぞれの個性を分析!!

 

──メンバーそれぞれのキャラクターについても教えてください。まずは、Yu-maさんからお願いします。

Umi :変な奴(笑)。一番グループのムードメイカーな感じはします。

Rinka:何時も笑わせてくれるように場を盛り上げてくれます。ただ、深い話をし始めると、けっこう闇が深い子だなとも感じます。

──そうなんですね。

Rinka:見た目はイカちいというか、最初はギャルっぽい印象だったし、パッとしゃべるぶんには明るい子という印象だけど。話が深くなるにつれて深い闇を心に抱えているのが見えてくるように、見た目とのギャップがあります。

──続いてはUmiさんのことを教えてください。

Yu-ma:とても面倒見が良いように、お姉ちゃんって感じがしています。

Rinka:つねにメンバー一人一人のことを考えているように包容力があるというか…。

Yu-ma:でも、この人の性格は変なんですよ。わたしたちは「サイコパス」って呼んでいるんですけど、「幽霊が好き」と言ってる時点で変わってます。

Umi :幽霊に逢いたいです。「グループの楽曲に共感出来るか」という話になったときにも、「Umiちゃんはサイコパスだからわかんないよ。私たちとはスタートが違う」って言われて(笑)。

Yu-ma:3人とは違う人種な感じがします(笑)。

Rinka:人と逆を行く感じだよね。

Yu-ma:人とセンサーが違う。そこは、いい意味でね。

Rinka:そこが個性だよね。

──そんなに幽霊を観たいとは…。

Umi :観たいです。でも、まだ観たことはないです。お化け屋敷のような偽物は嫌いですけど、本物は観たいです。

Yu-ma:そこが、サイコパスな所以です(笑)。

──Rinkaさんは、どんなキャラクターの人?

Yu-ma:年下感が強い子。 

Umi :甘えん坊です。よく、ほだされる(笑)。

Yu-ma:癒しな存在だよね。つい、可愛いがりたくなっちゃう。

Umi :メンバーが甘やかしちゃってるからね。

Rinka:メンバーみんなから「赤ちゃん」って呼ばれているように、みんなに甘えちゃいます(笑)。

──インフルエンザで欠席のAsunaさんは、どんな方?

Yu-ma:Asunaちゃんはグループのまとめ役です。

Umi :つっこみしてくる発言はちんぷんかんぷんだけど(笑)。

Rinka:でも、ちゃんと自分の意見を言ってくれる子です。

Umi :顔とか態度にちゃんと現して言ってくれる子。Asunaちゃんに言われるとシャキッとします。

 

心が動いたときに聞いてもらえたら、lonely planetの曲たちをより深く愛してもらえると思います。

 

──初めてlonely planetを知る人たちのために、このグループの魅力をメンバーの口から伝えてください。

Yu-ma:寂しがり屋な女の子ほど共感出来る歌詞がめちゃめちゃ多いのと、楽曲がとにかく良いです。どの歌も自分の気持ちに寄り添ってくれるから、聞いてて元気をもらえると思います。けっして暗い感じではなく、明るい曲調で共感出来る部分も多いから、そこが良いのかな。

Rinka:マイナスな感情が生まれたときにlonely planetの歌を聴くと、気持ちへ寄り添ってくれるのもそうですけど。これから「こういう風にしていきたい」と目標へ向かうときに勇気をくれる歌もあるように、どんな感情のときにでも寄り添ってくれる楽曲がlonely planetには揃っているなと思う。心が動いたときに聞いてもらえたら、きっとlonely planetの曲たちをより深く愛してもらえると思います。

Umi :人に対してとか、友達とか、住んでいる環境とか、いろんなものと重なる歌というのかな。女の子もそうだし、男性もそう。いろんな物事へ思いを馳せられる曲たちばかりだと思います。

──昨年11月には、プレライブも経験しました。実際にステージに立って歌うことで、楽曲の印象に変化も感じました?

Yu-ma:初ステージのライブでは、光を使ったいろんな演出をして表現したように、その時点からアイドルという枠にとらわれない、格好いいステージングを描けたんですね。そのときには、寂しいや哀愁を漂わせながらも心地好いノリを描くライブも作れたので、私たち自身も世界観へ浸りながらライブを楽しめました。

──衣装も「kemono」とコラボレートしているように、しっかり世界観を作っていますもんね。

Yu-ma:孤独も感じさせるけど、触れたみんなに共感してもらえる雰囲気や世界観をlonely planetは作っていきたいです。

Umi :ライブをやってみて思ったのが、メンバーが楽曲や照明の雰囲気を感じるたびに自然と表現を変えてく力を持っているんだなということ。振り付けも本番のときにはニュアンスが変われば、その場の空気感も明らかにレッスンのときとは違ったように、このグループ、会場の雰囲気に合わせて表情も変えてゆく力を持っているなと感じましたし、そこが今後の楽しみになりました。

Rinka レッスンでもアイコンタクトを大切にしてきたからこそ、実際のライブでもよくアイコンタクトを取りながらやっていたように、ライブをやるごとにメンバーの絆が深まっていくんだろうなという手応えも感じました。

──アイコンタクトは得意ですもんね。

3人 (笑)

──lonely planetは世界観を持っているグループ。みなさん、ステージに上がると自然と物語へ没入するスイッチが入るのでしょうか?

Yu-ma:lonely planetは世界観を楽しんで欲しいグループだからこそ、私たちもそれをどう描き出すかは何時も心がけています。細かい表情も意識しているので、そこも感じ取って欲しいです。

──ステージ上では、笑顔も封印する形だ。

Yu-ma:封印はしてないけど、ライブ中は笑顔よりも格好いいステージングや苦しんでいる表情が多いですね。

 

人が心に抱え持つ孤独に寄り添っていけたら。

 

──今年のlonely planetは、精力的に活動をしていくんですよね。

Yu-ma:出来るだけそうしていきたいです。

──みなさん、これまでアイドル経験は?

Yu-ma:わたしは、これまで何も活動をしてこなかったから本当に初めてになります。

Rinka:他の3人は舞台などのお芝居をやってきた経験があるんですけど、みんなアイドル活動は初めてです。

──実際にアイドル活動を始めて、どんな風に感じています?

Rinka:人前に立つことは変わらないけど、表現の仕方が違うので難しいですね。歌って躍ってと、二つのことを同時にやるのは難しいです。

──今年のlonely planetは、どうなっていくのかも教えてください。

Yu-ma:出来るだけたくさんライブをやりながら、いろんな人たちに観てもらいたい意識が強いです。まずは、lonely planetという存在を知ってもらうことから始めるわけですけど。1年後には、大きな飛躍をした形も示せたらなと思っています。

──lonely planetのライブに来ると、どんな楽しさがあるのかも教えてください。

Umi :寂しいのは自分たけじゃないんだなと思えるはずです。あとは、ステージ上と舞台を降りたときの姿とのギャップも魅力です。ライブだとこんな表情を見せているのに普段はこうなんだという姿を、物販の場やSHOWROOMの配信、twitterのツイートを通して感じれると思います。

Yu-ma:SNSとライブでは良い意味でギャップはあります。

Rinka:両方の環境を通して、いろんな表情を楽しんでもらえたらなと思います。

──孤独な人が足を運ぶと、仲間意識を感じれるし。

Yu-ma:だけど、人はみんな孤独な気持ちを持っているじゃないですか。それぞれが持つ孤独に寄り添っていけたらなという想いがあるように、ライブを通して「こういう気持ちあるな」と感じてもらい一緒に癒されるじゃないけど、愛しあっていけたらなと思っています。

 

lonely planetの持ち歌の魅力をメンバーが紹介!!!!

 

──今の持ち歌は4曲(この記事が出る頃には5曲になっている予定)。その曲たちの魅力も教えてください。

Yu-ma:「PLANETNINE」がわたしは一番好きなんですけど。わたし、この曲の落ちサビを歌わせていただいているように、そこは格好良く歌っているので注目して欲しいです。サビの歌詞に綴った「そばにいてよ 孤独な私の 在り来りな夢物語りで この寂しさを抱いて」や「この寂しさを埋めるの」の部分がとくに好きで、この歌を通して寂しさを埋められるように、とても共感を覚える歌です。

Umi :わたしも、落ちサビを歌わせてもらっている「PREVIOUS STAR」が好きです。歌詞は、「好きな人にはもう逢えないけど、でも、まだ好き」という内容。振りでは、メンバーそれぞれにストーリーがあって物語が進んでいくんですけど。AsunaちゃんとYu-maちゃんの二人にも関係性を持った物語があれば、わたしとRinkaちゃんとの関係性にも物語があります。注目して欲しいのが、二人の色恋沙汰を描いた振り。歌詞に寄せた振り付けのように、ちょっとお芝居っぽい振りをしているので、曲だけじゃなくて、この曲は振りも観て欲しいです。とくに、最後のサビに入る前のわたしとRinkaちゃんがキスをするのかしないのかみたいな振り付けがあれば、実際にライブ中にキスをしたのかしてないのかも、ライブごとに変わるので注目ポイントです。二人で、ライブ前に「今日はチューをするよ、今日はしないよ」って決めてくつもりです。

Rinka:わたしは、自分が落ちサビを歌っている「TOKYO DANGEON NIGHT」をお勧めします。わたし、落ちサビの「1人じゃ生きていけないって そんなの分かっているんだ この街のせいにしてきたんだ」という歌詞が好きなんです。全部まわりのせいにしてきたけど、でも、自分がちゃんと強く生きていかなきゃいけない。そういう想いを詰め込んだ歌。理不尽なことが世の中にはいっぱいあるけど、自分が強くなってまわりの環境を受け入れられたらきっと変われるし、もっと生きやすくなるんじゃないかなという想いも籠もっています。だから歌い聞きながら勇気をもらえるし、マイナスな感情になったとき、この歌を聞いて自信をつけていただける曲だと思いました。

Umi :「SIGNAL LIGHT」は、メンバーそれぞれが曲を聞いた印象で書いた歌詞を持ち寄って、それをいい感じにまとめてもらった歌になります。

Yu-ma:みんなの言葉を使っている歌詞だから、メンバーそれぞれの魅力や個性が楽曲に出ているなと思います。

 

改めて、自分のキャラクターを自己分析した結果。。。

 

──初めてlonely planetを知る人たちに、改めて自分のアピールポイントを伝えておこうか。

Yu-ma:わたし、ムードメイカーでもあるんですけど。見た目だけだとギャルっぽいから「仲良くならないと思った」とよく言われるけど、でもぜんぜんそんなことはなくて。自分で言うのもなんですけど、人のことをいろいろ心配してしまう性格なんですね。自分自身が孤独を抱えているからこそ、他人のそういう面にも敏感です。ちなみにギャルには憧れていますし、ギャルと言われるのは嬉しいですけど、性格はギャルにはなれないです(笑)。でも、いろんな人たちと楽しく仲良くやっていきたいです。

Umi :わたし、あんまりしっかりしてない人。けっこう「緩い」と言われるように、じつは適当な性格です。緩く楽しみたい人は、ぜひ近寄ってきてください。ぜんぜんサイコパスじゃないので、大丈夫です(笑)。

Yu-ma:いつも軽くボケを噛ましてくるけどね。

Umi :ボケもツッコミも出来るんで。

Yu-ma:いやいやいやいや(笑)。

Umi :ボケたい人、ツッコミたい人は、ぜひトークを楽しみましょう(笑)。緩くしゃべりたい人は待ってます。

Yu-ma:確かに、ノリはいいからね(笑)。

Rinka:わたし、普段は「バブちゃん」と言われているように、実際にしゃべるとホワホワとした感じですけど。でもダンスをやってきたよう、パフォーマンスをするときは真面目に頑張っていれば、そこに「ギャップがあるよね」とも言っていただけるので、ライブと実際に会うときの違いを楽しんでもらえる子じゃないかなと自分では思っています。

──Asunaさんについても、お願いします。

Rinka:Asunaちゃんは、落ち込みやすいし、すごいメンバーの中では一番繊細です。だけど、ちゃんとまとめてくれるしっかり者な性格の子です。

Yu-ma:すごく情熱的な部分があるように、ファンの方を何よりも大切にしようという想いを強く持っている子。話をしていると、その気持ちが伝わってくるから、そこも魅力だよね。

Umi :パフォーマンス中の力強い歌声や表現の仕方も魅力のように、それが目に見えてわかる人。努力から孤独まで一番わかりやすく見せてくれる人だよね。

 

メンバーそれぞれにいろんな経験を重ね、自分を持ってlonely planetに集まったので、そこを見つけて楽しんでください。

 

──lonely planetに触れていると、みなさん繊細な方々と思いがちですが、普段はみなさん違う面を見せてくれますよね。

Yu-ma:繊細な部分もありますけど、そこまでは(笑)。

Rinka:わたしは、バブーってなります(笑)

Umi :みんな、いろんなことを考えているなという空気はすごく感じます。

Rinka:メンバーそれぞれにいろんな経験を重ね、自分を持ってlonely planetに集まったように、そこを見つけて楽しんでください。

Yu-ma:プライベート面はSHOWROOMの配信をしながら見せているので、ぜひ、SHOWROOMを通して素顔のメンバーたちを探っていただけたら。そのうえでlonely planetのライブに来てギャップを楽しんでもらえたらなと思います。

Umi :誰もが持っている気持ちをlonely planetでは歌い表現しているので、ぜひ一度感じてください。

Yu-ma:「孤独な女の子」というコンセプトだけど、けっして女の子だけに向けているわけではなく、老若男女問わずいろんな方の孤独な心に寄り添いたいし、誰が見ても格好いいなと思ってもらえる世界観をステージで表現していきたいと思っています。曲調も、アンニュイな歌から明るい表情やアップテンポもあるように、いろんな方々に観ていただき、楽しんでもらいたいです。

 

TEXT:長澤智典

 

 

 

lonely planet Web:https://www.lonelyplanet-official.com/

lonely planet twitter:https://twitter.com/___lonelyplanet

 

<インフォメーション>

2020/1/5(日) 新宿SAMURAI
《Stay Gold Idol vol.1》
Open 10:20 / Start 10:40
Adv ¥2.400 / Door ¥2,900(+1D)
[出演]
きみとぼくの革命 /ユレルランドスケープ /loneny planet /andmore...

 

2020年1月19日(日) 上野音横丁
アイドルプラネット in 上野 Vol.3 NIGHT
Open 16:00 / Start 16:15
Adv ¥2,600 / Door ¥3,100(+1D)
[出演]
lonely planet/【P-school】/ジュピレジア/That's so/『平成-HiraNari-』/and more...
【予約フォーム】
https://t.co/rkZfz1uGvh?amp=1

 

2020年1月29日(水)『都会の寂しい女の子 2夜』
渋谷REX
Open 18:00 / Start 18:30
Adv ¥2,500 / Door ¥3,000(+1D)
女性 ¥Free (+2D)
※再入場可
[出演]
lonely planet/きみとぼくの革命/メリーバットエンド/月浪/and more...
【予約フォーム】
https://t.co/VTBGZ4jgyu?amp=1

 

2020年1月24日(金)「ホントノミリョク」
渋谷REX
[出演]
ぴゅーぴるモ! /THECROW /lonely planet/エレクトリックリボン /and more...
Open 18:30 / Start 19:00
Adv ¥2,500 / Door ¥3,000(+1D)
【予約フォーム】
1/4(土)12時より受付開始
https://tiget.net/events/79687

 

 

 

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