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2025.01.08
東雲ろん

東雲ろんインタビュー!『Kaleido World』を聴いて、いろんな気持ちの色を、この曲から感じ取ってもらえたらなと思います。

 「キラキラ海色Vsinger」を掲げ、VTuber×Singerとして活動をしている東雲ろん。彼女が1月4日に、初の生誕ライブ「東雲ろんBirthday Live 2025」を開催。その日に、初のオリジナル曲『Kaleido World』『Simple』を披露した。『Kaleido World』はすでにMVも完成すれば、配信リリースや様々なタイアップが決定。2025年は、いろんな場で東雲ろんの楽曲に触れることが出来そうだ。ここには、1月4日の生誕ライブを終えたばかりの東雲ろんの話を掲載したい。


大好きな人たちを呼ぶことが出来ました。みなさん、快く出演を引き受けてくださったのも本当に嬉しかったです。


──めろんさん(東雲ろんの愛称)、1月4日に行った、初の生誕ライブ「東雲ろんBirthday Live 2025」 の開催のため、半年以上の準備期間を費やしたとライブで言ってましたよね。

東雲ろん 正確に言うと、「東雲ろんBirthday Live 」を行う企画が立ち上がり、動きだしたのが昨年の5月頃で。6月に会場となった品川J-SQUAREを押さえ、この日のためのスタッフさんを集め、出演してくださる演者の方々に声をかけてなど、半年以上かけてチームのみなさんと一緒に準備をしてきました。

─共演者にVsinger(VTuber×Singer)の方が多いのも、めろんさんらしさだと感じました。

東雲ろん  Vsingerの方4人と、1人アイドルさんという形で開催できたのも嬉しかったです。出演したみなさんは、これまでの活動の中で繋がり、関係を育んできた方々ばかり。わたし自身がこの2年間歌の活動へ力を入れてゆく中、ネット上を通して出会い、仲良くしてくださった方々や、ライブを通してご縁か出来た人たちになります。こうやって、大好きな人たちを呼ぶことが出来ました。みなさん、快く出演を引き受けてくださったのも本当に嬉しかったです。


この日のライブまでの道のりだけではなく、ここへ至るまでの2年間の歩みの中で東雲ろんを支え続けてきた方々が目の前にいたからこそ込み上げてくるものがあり、1曲目から涙してしまいました。


──そんな大好きな仲間たちと一緒に行ったライブ゙公演「東雲ろんBirthday Live 2025」を終えた、今の心境を聞かせてください。

東雲ろん まだ終わった実感がなくて…。今回の公演は、わたしがライブの主役ではありましたけど。実質、裏方としてもずっと準備活動をしてきたこともあって、無事にライブを開催することが、自分の中で大きな課題としてありました。その公演を、最後まで終えたわけですけど。制作側の立場としてやることが残っているから、正直、まだ終わった実感がなくて…。きっと家に帰って、この日の模様をアーカイブ放送で観て、ようやく実感するのかなと思います。

──この日の公演では、そぅるさんと一緒に活動をしているユニットのméduseや、同じく、そぅるさんのライブにゲストシンガーとして登場をするなど、いろんな場面で登場していましたよね。

東雲ろん  出演してくださった演者のみなさんが本当に温かい心の人たちばかりで。そうやってゲスト出演という形でわたしを立ててくれれば、わたしがリクエストした曲も歌ってくれました。ライブの中で口にはしていませんでしたが、みなさん、わたしを喜ばせるための選曲をしてくださったことが本当に嬉しかったてす。

──そういう思いを感じてきたし、制作者として動き続けてきたのも理由としてあったんでしょうね。みずからのライブのときは、いきなり涙声での始まりになりました。

東雲ろん  もう、波瀾の始まりでした。それくらい、いろんな思いが巡っていたのも事実です。わたし、東雲ろんとして2年以上活動をしています。中でも中心に置いているのが、SHOWROOMという媒体。SHOWROOMは、リスナーさんによる応援型のプラットフォームで、「この子が夢を追いかける姿を応援し続けよう」と一致団結してゆくリスナーさんが多い環境です。そういう方々にここまでの活動を支えていただければ、昨年の10月25日から1ヶ月間クラウドファンディングを実施したときにも、SHOWROOMのリスナーの方々を中心にすごく応援してもらい、250万円を超えるご支援をいただきました。それらをすべて反映した結果が現れたのが、今日のライブでした。この日のライブまでの道のりだけではなく、ここへ至るまでの2年間の歩みの中で東雲ろんを支え続けてきた方々が多く目の前にいたからこそ、込み上げてくるものがあり、1曲目から涙してしまいました。しかもこの日は、東雲ろんとして新たなステップを踏み出す分岐点となるライブ。2025年の幕開けと共に、東雲ろんの第二章が始まる日だったからこそ、そんな姿を見せてしまったのかなと思います。

──クラウドファンディングは、東雲ろんとしてのオリジナル曲を作るためのものでした。その曲たちを、この日は2曲披露しましたよね。

東雲ろん  最初に披露した『Kaleido World』は、昨年12月25日に、みんなへのクリスマスプレゼントとして、「『Kaleido World』というオリジナル曲が生まれるよ」「ビジュアルはこんな感じだよ」「どんな曲かは1月4日に行う「東雲ろんBirthday Live 2025」でわかるからワクワクして待っててね」とお伝えをしていたから、みなさんも『Kaleido World』を聴くのを楽しみにしていたと思います。ただ、もう1曲歌った『Simple』のことは、歌う直前までずっと伏せていました。結果、みんなへのサプライズにもなったし、みんなも喜んでくれたからすごく嬉しかったです。


わたしの心の本音を作家さんが上手く拾ってくださったおかげで、歌を通して「愛してる」と言えるようになりました。


──良ければ、新曲の魅力も聞かせてください。まずは、『Kaleido World』からお願いします。

東雲ろん サビの冒頭に「キラキラ輝くカレイドステージ」という歌詞が出てくるように、『Kaleido World』のKaleidoという言葉が、とても印象的なワードになっています。わたしのキャッチフレーズが「毎日キラキラ歌う海色Vsinger」なんですね。東雲ろんがモットーとしている「毎日キラキラ輝きたいな」という思いを作家さんが上手く拾い、歌詞や曲にしてくださいました。「Kaleido」という言葉には、「美しい」という意味があります。『Kaleido World』へ「美しいけれども未完成で、いろんな色がぶつかりあって、それぞれに光って、キラキラしている。そんなカレイドステージは、わたしだけじゃなくて、みんなと一緒に作っていくもの」と歌詞を書いてくださったように、わたしだけじゃなく、この世界にいるみんなと一緒に…。今、応援してくれている人たち。そして、この曲を聴いてくれた人みんなと、わたしはこれからキラキラした世界を作っていきたいなと思っています。切なくて悲しい色だったり、楽しい色だったり、いろんな感情のときにこの曲を聴いて、いろんな気持ちの色を、この曲から感じ取ってもらえたらなと思います。

──もう1曲の『Simple』についても、聞かせてください。

東雲ろん  この曲も同じ作家さんに作っていただいたんですけど。わたし、事前に作家さんへ「『Kaleido World』は、わたしとみんなで作るステージという歌。『Simple』は、わたしがあなたに届けたい愛の歌。そうやって書いてください」とオーダーをしました。まさにその通りの気持ちを楽曲にしてくださいました。
  わたし、みんなへ「愛してる」という気持ちを持っているし、伝えたい気持ちもあるけど。その伝え方がわからなくて、もどかしさも覚えます。『Simple』には、そんなわたしの「愛してると伝えられるうえでのいじらしい気持ち。言いたくても言えない。でも、言おうとするけど、そんな軽々しくは言えない」など、そういう気持ちを歌にしてくださっています。

──「愛してる」という気持ちを伝えるのには、なかなか難しさがありますよね。

東雲ろん  わたし、いつも応援してくださっているファンの方のことを本当に「愛してる」と思っているし、感謝の気持ちもすごくあります。でも、軽々しく口にするのは重みがなくなるから、あえて言わないようにしていたんですけど。わたしの心の本音を、作家さんが上手く拾ってくださったおかげで、歌を通して言えるようになりました。これからは『Simple』の力をお借りして、みなさんに感謝や「愛してる」という言葉をいっぱい届けていこうと思っています。実際に、最後に「愛してる」とも歌っていますからね。


街の中を歩きながら、「あっ、東雲ろんの歌やMVだ」と触れられる機会が生まれそうだから楽しみです。


──そんな2025年の東雲ろんはどんな活動をしていくのかも教えてください。

東雲ろん  ネット上で活動をするときはバーチャルの姿ですけど。歌うときは生身の姿で歌っています。スクリーン(画面)越しじゃなく、生身だからこそ届けられるし、伝えられる歌の表現は絶対にあると思っています。だからこそ今年は、これまで以上に直接触れ合えるライブ活動を増やしたいです。もちろんバーチャルな姿も、わたしの歌を届けるからこそ使っているように、変わらずにネット上でも積極的に歌っていきます。とにかく今年は、いろんな間口から東雲ろんの歌を気に入ってくださる方々との出会いを増やしたいです。

──さっそく、『Kaleido World』の配信も決まりましたしね。

東雲ろん  そうなんです。『Kaleido World』のデジタルリリースに合わせて、BS番組や地上派番組でのタイアップが決まれば、有線放送で楽曲やヴィジョンにMVが流れるなど、街の中を歩きながら、「あっ、東雲ろんの歌やMVだ」と触れられる機会が生まれそうだから、楽しみです。ライブも増やしたいと思っているから、いろんな場面で東雲ろんを見つけてほしいし、もっといろんな人にわたしの歌を届ける活動をしていきたいなと思っています。そのためにも、もっともっと自分の実力や魅力も磨いていくつもりです。

──遠くない時期に、ワンマン公演が出来るまで曲が増えたらいいですよね。

東雲ろん  ワンマンライブをやりたい夢はあります。しかもやるなら、生のバンドの演奏でやってみたい夢もあります。他にも、ミニアルバムも作りたいし、自分で作詞作曲が出来るようになるのも目標にしています。でもまずは、目の前で決まっていることを一つ一つ着実にこなし、そのうえで少しずつ大きくなっていくのが大事なこと。もちろん、新曲だって増やしたいし、みなさんにもずっとわくわくを更新してもらいたい。これからも一緒に歩み続けようね。わたしも、いろんな活動を頑張りますから。

Text:長澤智典
 

アー写

▲東雲ろん
 

 

<インフォメーション>

★「東雲ろんBirthdayLive2025」配信
01/04 (土) 15:00 – 02/03 (月) 23:59
https://starman.zaiko.io/e/shinonome-ron-2025


東雲ろん「Kaleido World」

JKT

★2025/1/8(水)配信リリース!
https://lnk.to/FxHbwdBW

★新宿アルタビジョン
2025年1月5日(日)〜11日(土)、7時47分〜23時47分の毎時47分に「コメント動画+MV」放映決定!
(合計119回!)

★BSよしもと『ニコイチ出張~社員がカメラ、まわしてみました。~』1月度エンディングテーマ
https://bsy.co.jp/programs/by0000018889
毎週月曜20:00-20:30 
再:毎週火曜24:30-25:00、毎週月曜8:30-9:00など

★関西テレビ「やすとも・友近のキメツケ!※あくまで個人の感想です 」1月〜3月エンディングテーマ
https://www.ktv.jp/kimetsuke/
毎週火曜20:00〜20:59

★2025/1/5〜2/4に全国のカラオケパセラにて、「1月の注目のアーティスト」としてコメント動画とMV放映決定!
https://www.pasela.co.jp/

★カラオケBAN BANにて、レジ横モニターでMV放映など決定!
(2025年1月)

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