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2023.12.07
anew

これこそが、anewと僕らが作りあげる”異日常”という"日常"だ。anew「CHIKAKARA anew Tour 2023〜異日常〜」東京ワンマン公演レポート!!!!

なんて痛快なんだ!!先に伝えておく。この日のライブのセットリストは、CD盤の発売順。さらに、それらのCDを収録した曲順通りに歌唱。しかも、楽曲をリリースしていた時期に身につけていた衣装も、その時期にあわせる形で着用。2022年12月に活動をスタートしたanew。彼女たちの1年間を通した歩みを、一つ一つの楽曲を通して振り返るように。いや、一歩一歩成長してきた姿を、一つ一つの楽曲を通して示すようにライブは進んでいった。


 11月より、スタート。毎週全国各地を飛び回る過酷なツアーとなった「CHIKAKARA anew Tour 2023〜異日常〜」。その集大成の前編となったのが、12月2日(土)に渋谷Star Loungeで行われたワンマン公演。アルバム『異日常』に楽曲提供をした、はる陽。/ノリアキがゲストで参加。フロアには、anewの赤い衣装のデザインも手がけたマコが、自身がデザインした商品を並べた「マ!」を出店。他にも、デヒューから1年間の中で撮り続けた写真や、SNSなどを彩り続けたイラストの数々を展示。この会場にいるだけで、anewと歩んだ1年間の歩みが次々と目に飛び込んできた。ここからは、当日の模様をお伝えしたい。 

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 爆音で流れだしたのが『世界ヲ染めていく』。初めてのライブもそうだった。SEなど使わずに、最初から楽曲から始まるところもanewらしい。舞台の上には、真っ白いマント風衣装姿のメンバーたちの姿が…。そう、デビュー時期に身につけていた衣装だ。激烈な音に乗せ、気合の入った凛々しい歌声をぶつけるメンバーたち。フロアにいる観客たちも、気合満載の姿で言葉を投げつける4人に向かって、熱い声で思いをぶつけ返す。サビ歌で生まれた「染めて」「Oh!」「染めて」「Oh!」と感情をぶつけあう様が、胸を熱くする。

 

  ライブは、ミニアルバム『世界ヲ染めていく』へ収録した楽曲の曲順通りに進んでゆく。もちろん、次の楽曲は『ソコとココ』だ。初めてMVを公開した楽曲という理由もあり馴染み深い人たちも多い、数多くのライブを通してフロア中の人たちを騒がせてきた楽曲だ。舞台の上で力いっぱいエモい声を響かせ、伸び伸びと歌い躍るメンバーたち。そこには1年前のおどおどしていた姿は微塵もない。4人はフロア中の人たちを、ソコ(日常)じゃないココ(熱狂の世界)へと導いてゆく。その牽引力こそ、この1年間で身につけた力。4人が心に秘めていた底力は、しっかり覚醒しだしている。舞台の上から、観客たちを熱狂の世界へリードしてゆくメンバーたち。ぐちゃぐちゃになって一つに溶け合おうと熱をむさぼる景色が、ココには確実に生まれ出していた。

 

 高く掲げた手を猫の手のポーズにしながら、「猫だから今日は許して」と甘えた素振りも見せつつ、観客たちを挑発するような声で煽るメンバーたち。『にゃんく』の登場だ。ポップでパンッキシュな、でも、心地よくもスリリングな展開を多様に描き出す楽曲の上で、彼女たちは「にゃ~ん にゃ~ん~」と甘えた表情と仕種で、しっかりと爪を立ててゆく。舞台の上でごろりごろりと無邪気に絡みあう4人は、まるで子猫たちのよう。ステージの上でサークルを描くように駆けめぐる4人に気持ちを合わせるように、フロアにも大きなサークルが誕生。場内中にいる人たちもオラオラとした輩な猫になり、思いきりはしゃいでいた。大勢の人たちが、4人と一緒に手を振り上げ「にゃんにゃんにゃんにゃん」の声に合わせて思う存分にはしゃぎ続けていた。

 

 4人が円陣を組み、「夕焼け小焼けでまた明日 なにかになれてた あの日 そんな素直さに憧れた ただ雪だけが重なっていく」と生声で歌いだした。これまでの空気を塗り替えるように、anewは思い詰めたようなシリアスな声で『雪の惑星』を歌いだした。メンバーらの放つ言葉のひと言ひと言がとても感情的だ。4つの歌声は、確かに強い意志を抱いていた。一人一人が楽曲の中の主人公に心を染め上げ、物語を描くように歌っていた。とても感情的な歌声だ。その声は、触れた人たちの心を強く強く揺さぶり、胸の中に切ない想いを積もらせていった。

 

  「手を伸ばしても届かなかった」。anewのライブの最後を多く飾っては、フロアに熱狂の声と拳を作り続けてきた『NAME』だ。フロアでは、メンバーらと一緒に身体を小刻みに揺らし、思いを一つにしてゆく景色が広がっていた。心の底に渦巻いていた想いを声の手に変えて、4人はフロアへ向かって伸ばすように歌う。「呼んで NAME」の声が心を揺さぶる。いつからだろう、彼女たちが言葉のひと言ひと言にこんなにも魂を宿すようになったのは。4人が手を上げ「呼んで NAME」と歌う姿に向け、フロア中からもたくさんの手が上がる。今の彼女たちは知っている、自分が本音で、本気で心の声を上げれば、その声に共鳴し、多くの手が上がり、自分たちの名前を叫んで(自分たちを求めて)くれることを。だから4人は何度も何度も魂を奮わせ、高く、力強く手を伸ばしながら「呼んで NAME」と歌っていた。

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 爆裂したSEを挟み、ここからは、8cmシングル盤の時代へ。ノイズのような不狂(協)音が響きだす。彼女たちは、現在も身につけている真っ赤な衣装姿に着替え、舞台の上に登場。4人は拳を振り上げ、飛び跳ねながら、観客たちを煽りだす。歌ったのが、『デキルカナ?』。彼女たちは、自分たちも含め、フロア中にいる人たちの気持ちを代弁するように、激烈したカオスな曲に乗せて「ウキウキちゃん ウキウキじゃん」と声を弾ませるように歌いだす。4人は、観客たちを攻めたてるように、気迫と気合を込めた歌声をぶつけていた。彼女たちが「オッオー!!」と拳を振り上げ、声を上げるたびに、フロア中からも熱い拳が次々と突き上がる。楽曲は激しくノイジックなのに、彼女たちの歌声は軽やかに駆け続ける。その絶妙なバランス感が面白い。さぁ、もっともっとドキドキした気持ちに決めあげてくれ。

 

 曲を繋ぐように、爆裂したピアノ音が激流のように流れだす。ピアノロックナンバーの『位置情報なし』だ。舞台の上でステップを踏みながら歌うメンバーたち。サビ歌では、モンキーダンスに興じながら歌うメンバーらと一緒に、同じ動きを真似ながら、声を張り上げ騒ぐ観客たちが大勢誕生。4人はこの楽曲に乗って暴走しながらも、一体化したこの熱狂こそがanewのスタイルだと一人一人の心にマーキングしていった。みんなが一つになってモンキーダンスをしながら熱い声をぶつけあう景色は最狂だ。心が不安に陥ったら、一緒にマーキングしたこの位置(anewのライブ)に戻ってくればいい。それを知っているからこそ、みんなが夢中になって踊り騒いでいた。

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 「あの男が来るぞ」。メンバーらの言葉を受け、上半身裸姿のノリアキが舞台へ姿を現した。彼はanewのメンバーをダンサーに迎え、『Unstoppable』を熱唱。ノリアキは次々とライムを繰り出し、このフロアに、これまでとは異なる熱狂のダンス空間を作り上げる。跳ねた演奏の上で、次々と言葉をマシンガンのように撃ち放つノリアキ。その後ろで緩~いダンス姿を見せていたanewのメンバーたち。後半からは4人もノリノリで踊りだせば、ときには声を張り上げ、ノリアキと熱い絡みも見せていた。ノリアキと4人が一体化したダンスを繰り広げる様に、観客たちも熱狂。コラボステージの中にも、熱い空間がしっかりと生まれていた。

 

  紬祇りこの「声が出てないんじゃないの?もっといけますよね!」の煽りを合図に、毛皮のコートを身につけたノリアキは『Ph. D』を歌唱。この曲では、メンバーらも歌に参加、ノリアキに煽られるように声を張り上げていた。間奏では、セクシーなフェロモンを放つノリアキの後ろで、4人か飛び跳ね騒ぎだす。「サランヘヨー」と声を上げるメンバーたちの姿も印象的だ。いつしか4人は、ダンサーという役割を忘れ、ただの祭り人となって、ビートの中、ノリアキと一緒に浮かれはしゃいでいた。

 

  1曲ごとに着替えるノリアキ。しかも観客たちの前での生着替え。中あまねいわく、「これは伝説の生着替え」だそう。ノリアキの着替えを手伝うメンバーらの姿も微笑ましい。

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  次に披露したのが、アルバム『異日常』のリード曲としてMVを先行公開。ノリアキの楽曲を、anew色に塗り上げてカバーした『Debut』。この曲に、ノリアキも参加。オリジネイターが側にいるパワーもあり、4人は元気いっぱいに「Oi!Oi!」と煽りながら、くしゃくしゃの笑顔で、晴れた声を上げて『Debut』を歌っていた。彼女たちが童心に戻ってノリノリで歌唱する姿を見ながら、ノリアキは「僕は君の味方さ」という想いを胸に、メンバーのまわりを歩きまわり、踊っていた。途中、メンバーとノリアキが拳を交わしあう場面も登場。4人は、理性の螺子を次々と外し、一人のヲタクとなり、この空間の中、伝説の男と戯れることを素直に楽しんでいた。

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 「伝説すぎるよ」の、メンバーの感想の声も印象的。ここからは、アルバム『異日常』のブロックへ。どこかノスタルジックな、SHOWの始まりを告げる音色が 軽やかに流れだす。そこへ、爆裂したハードコアな音が轟きだした。メンバーたちは『メリーさんの数字』にあわせ、フロア中の人たちに向けて「1.2.3.4.5.6.7」など、いろんな国の数字を示す言葉を唱えながら熱狂の魔法をかけだした。観客たちも、ときにメンバーへ向けて熱いクラップを送れば、彼女たちが「ラーラララララ」と歌う声に合わせて身体を揺らし、4人の駆けた安眠の…ではなく、熱狂へと連れだす魔法へ心地よく溺れだす。そこへ…。

 
 
  激しく歪む鋭いギターのカッティング・サウンドが炸裂。その音を合図に、フロア中から熱い声が飛び交う。anewは『Genreless』を通し、笑顔で観客たちを煽る。凛々しい姿で居つつも思いきりテンションの上がっている彼女たちは、気持ちが騒ぐままに声をぶつけ、フロアにいる人たちと熱情一体化した景色を求めるように歌い騒いでいた。間奏で4人が見せた激しいダンス姿に向け、フロアでも一緒に身体を激しく逸らして騒ぐ人たち。anewのメンバーたち、もっともっと僕らを異意日常な宴の中へと導いてくれ。

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 ポップでキャッチーな表情を魅力に、この空間へフワフワッとした愛らしい世界を描くように『異日常』が流れだした。ポップでパンキッシュな楽曲に乗せ、メンバーとフロア中の人たちが大きく手を振りはしゃぎだす。サビ歌で腕を振り上げ、飛び跳ねながら歌うメンバーとフロア中の人たち。この場にいる人たちみんなのハートのチューニングがぴったりとフィット。異日常な空間の中、これこそが僕らにとっての日常と言うべき狂喜に満ちた楽園がそこには広がっていた。軽やかにステップを踏みながら歌うメンバーの姿が、とても印象的。そう、これこそが、anewと僕らが作りあげる”異日常”という"日常"だ。

 

  続く『ぼくたちに明日はない』でも、彼女たちは跳ねるダンスロックの上で大きく身体を揺らし、ヒゲダンス風の軽妙なパフォーマンスに乗せ、「僕たちに明日はない」と高らかに歌っていた。コミカルに踊るメンバーたちの姿にとても親しみを覚える、ダンスロックナンバーだ。四つ打ちのビートにあわせ、フロアから飛び交う絶叫。楽しい、ただただ楽しい気持ちがこの世界を、一人一人の心を支配してゆく。

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  アコギを手にしたはる陽。が、ゲストで登場。はる陽。ファンの紬祇りこが、「憧れの人と同じステージに立てて、大好きです」と、本人へ告白する場面も登場。ここからは、はる陽。の奏でるアコギの音色に乗せて歌った、『しゃぼん』のコラボコーナーへ。


  いつものオケ演奏とは異なり、はる陽。の奏でるアコギの音色に乗せての演奏。はる陽。も含めた5人の歌声が美しく重なり合い、5つの音符のしゃぼん玉になってフロア中にふわふわっと浮いていた。4人は、椅子に座って歌唱。アコギの音色に身も心も寄り添いながら、5人はふわふわっとした淡いときめきを歌声のシャボン玉に乗せ、一人一人の心の上でパチンッと弾けさせながら、その温かい思いを染み渡らせていった。5人の感情の籠もった美しいハーモニーが、ここにいる人たちの心を優しく包み込んでくれた。

 

 続いてはる陽。は弾き語りでオリジナル曲の『おやすみの歌』を歌唱。力強くギターをストロークしながら、気持の揺れが伝わる伸びやかな声で、その場にいる人たちを異日常な温かい空間の中へ誘い、一人一人の心を、揺れ動く感情的な歌声でつかんでいった。甘い日溜まりのよう歌声に、ずっと心が惹かれていた。

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  MCでは、この日は持ち曲を全部披露すること。これまで最長で40分しかライブパフォーマンスの経験がなかったことや、ここまであっと言う間に時間が経過したこと。ここまで支えてくれた人たちへ感謝の思いを述べつつ、2年目へ向けての決意も示していた。

 


  ライブでは、この日が初披露。重厚でエキセントリックな音を轟かせる『偶像依存SHOW』を通して、4人はダイナミックなパフォーマンスを見せだした。マイクを両手で思いきり握りしめ、キッと天を高く見上げて絶唱する姿も強烈なインパクトだ。楽曲の世界へ入り込んだ彼女たちは、シリアスな声と絶叫した感情的な声とを巧みにシンクロしながら、力強く想いをぶつけていた。とても破壊性と衝動に満ちたオルタナティブな楽曲だ。ダークでエキセントリック、ラウドでノイズなanewを味わえるのが嬉しい。メンバーらは、痛い感情を剥き出しに声をぶつけてゆく。その姿が、とても強烈なインパクトを放っていた。

 

  表情を塗り変えるように切々とした旋律に乗せ、今にも心壊れそうなか細い声を響かせ、4人は『ヤメテヤメテトメテ』を歌いだす。曲が進むにつれ楽曲が少しずつ色づきだせば、サビ歌では、モノクロの世界へ差し色を入れるように4人の歌声も少しずつ彩りを見せてゆく。途中、華やかに色づいた楽曲の上で、彼女たちは花開くように可憐に踊りながら、その歌声にも少しずつ命の色を加えだす。一人一人の歌声が巧みに重なりあい、その場を少しずつ色付かせ、滲ませる。その景色が、印象深く豚に焼き付いた。華麗に、華やかに。でも感情的に歌うその姿が、瞼をしっかりと色づかせていった。

 

 最後にanewは、力強く駆けだした『どうせ馬鹿にしてるだろ?』をエモい気持ちを胸に熱唱。この曲でも4人は暗い感情を色付かせるように。いや、活きた血(感情)を身体中へ走らせるように歌っていた。サビ歌で「夢は」「いつも遠くて」と、その場で跳ねながら力強く熱唱。彼女たちには、ネガティブな感情を剥き出すように歌う曲がとても似合う。弱さや惨めさを振り切るように力強く歌う姿にこそ、anewらしいパワーの源を覚える。弱さや情けなさ、負け続けることの絶望を知っているからこそ、それを跳ね返す勢いで歌う『どうせ馬鹿にしてるだろ?』が、気持を奮い立てるパワーソングとして心を強く突き動かした。

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 熱い熱いアンコールの声を受け。陽気なケルト/アイリッシュ音楽に乗せ、メンバーらがふたたび舞台へ登場。歌ったのが、この場にいるみんなを酩酊した祭り人に染め上げる『完敗乾杯』だ。この曲では、メンバーたちがフロアへ降りて歌いはしゃぎだす。そんな4人を観客たちがグルッと囲むように大きなサークルを作りあげ、みんなで円(縁)を描くように走りまわる。何時しかメンバーと観客たちがフロアの中でぐちゃぐちゃに交じり合い、騒ぎまくっていた。これこそ、がanewのライブの真骨頂だ。途中から、フロアの中へノリアキとはる陽。も参加。みんなで「乾杯」の声を張り上げ、この会場自体を宴会場に染め上げ、思いきり楽しく打ち上がっていった。

 

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  曲が終わっても、フロアの真ん中でずーっとはしゃぎ続けるメンバーたち。理屈も屁理屈も必要ない。ただただ、楽しいからみんなと一緒にはしゃぐ。それこそがanewらしさ。その真姿を、しっかりと見せつけた宴だった。

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PHOTO: 髙野立伎、柏倉琉生
TEXT:長澤智典

 

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セットリスト 
『世界ヲ染めていく』
『ソコとココ』
『にゃんく』
『雪の惑星』
『NAME』
MC
『デキルカナ?』
『位置情報なし』

『Unstoppable』(ノリアキwith anew )
『Ph. D』(ノリアキ with anew )
『Debut』(with ノリアキ)
MC
『メリーさんの数字』
『Genreless』
『異日常』
『ぼくたちに明日はない』
『しゃぼん』(with はる陽。)
『おやすみの歌』(はる陽。)
MC
『偶像依存SHOW』
『ヤメテヤメテトメテ』
『どうせ馬鹿にしてるだろ?』
-ENCORE-
『完敗乾杯』(with ノリアキ&はる陽。) 

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anew 1st FULL ALBUM『異日常』CDリリース
★2024.1.1 リリース!!

配信は以下より。
https://linkco.re/u3FqBQpB

anew 1 st FULL ALBUM
『 異 日 常 』
1 メリーさんの数字
2 Genreless
3 異日常
4 ぼくたちに明日はない
5 しゃぼん
6 偶像依存SHOW
7 ヤメテヤメテトメテ
8 どうせ馬鹿にしてるだろ?
9 Debut original ノリアキ
10 完敗乾杯 


SNS

https://anew.ink/
https://twitter.com/anew_idol

 

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