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2023.09.19
2winkle wink

「2winkle winkプレデビューライブ~Hannalyne&コハル生誕祭~」公演レポート!

 5月6日に渋谷REXを舞台に、始動へ向けた一歩を踏み出そうとライブを行ったときに覚えた、バンドを始めたばかりの頃に感じていた初期衝動にも似た新鮮な興奮と高揚。そのときに、彼女たちは「2winkle winkとして始動する」ことを発表した。2winkle winkのメンバーは、以下になる。

2winkle wink=長久玲奈バンド(Vo.長久玲奈(ex.AKB48)/Gt.Hannalyne(ex.THE COINLOCKERS)/Ba.鏡味のぞみ(ex.THE COINLOCKERS)/Dr.山木コハル(ex.X21) 

  あれから約4か月。9月10日(日)・渋谷REXを舞台に、2winkle winkは「2winkle winkプレデビューライブ~Hannalyne&コハル生誕祭~」を開催した。ゲストで、立花明音/安井摩耶が花をそえる形で出演。当日の模様を、ここにお伝えしたい。

 

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 2winkle winkのライブは、AKB48の『GIVE ME FIVE』を歌い奏でてスタート。長久玲奈の歌声も、気負いことなく、心地よく揺れる気持ちにあわせ、声を励ませるよう軽やかに歌っていた。歌い奏でる長久玲奈を見つめながらギターを掻き鳴らすHannalyneの姿も、愛らしくて頼もしい。真っ直ぐにフロアを見つめながら、ビートを奏でる鏡味のぞみ。タイトなビートを刻みつつもしっかりとコーラスを重ねあわせ,長久玲奈の歌にカラフルな彩りを与える山木コハル。互いを信頼しあい、お互いの気持ちを補いながら歌い奏でる姿が、とても新鮮だ。

 Hannalyneが野太いギターの音を響かせるのを合図に、THE COINLOCKERSの『憂鬱な空が好きなんだ』が飛び出した。フロアからは、早くも熱い声が飛び交いだす。この曲でも長久玲奈は、変に気負うことなく、歌声を軽やかに響かせていた。彼女が拳を振り上げるのにあわせ、フロアからも拳が振り上がる。そこには、素敵なコール&レスポンスの景色が生まれていた。原曲では力強く歌っていたサビ歌も、長久玲奈らしい甘い声で歌われると、ネガティブな感情さえ吹き飛ばすというよりは、さらっと胸の中へ飲み込んで笑顔に変えていける。そんなナチュラルな天然パワーに惹かれたからだろう、フロアのあちこちから熱いエールの声が飛び交っていた。

 

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 MCでも、メンバーたちはふわふわっとしたトークを繰り広げていた。


  ここからはオリジナル曲のコーナーへ。ギターのHannalyneが手がけた『Floor!』は、「フロアを沸かせていきたい盛り上がる曲になっている」と語った長久玲奈の言葉に相応しい楽曲。ファンたちと声を一つに盛り上がっていけるようにと、曲中に「伝わって」「受け取って」の声に「Love me Love me」と、「息してる」「ここだって」の声に「happy! happy!」と声をかけあうパートを用意。
 『Floor!』は冒頭から気持ちをHAPPYにアゲてゆく、心地よく疾走するアッパーなビートチューン。リズムにあわせて身体を揺らしながら、長久玲奈の甘い歌声に気持ちを寄り添え続けたい。サビ歌で、長久玲奈と観客たちが「伝わって」「Love me Love me」と笑顔で声をかけあう場面が登場。心をワクワクさせる、キラキラとした楽曲なのが嬉しい。間奏ではファンたちが熱い声を上げれば、サビでふたたび一緒に歌をかけあうなど、温かい熱でこのフロアを揺らす景色を作りあげていった。

 続く『瞬間』は、長久玲奈の弾き語りからスタート。低音域を生かした声でフロア中の人たちに思いを投げかけるように始まった歌は、演奏が心地よく駆けだすのにあわせ、次第に声にも熱を加えだす。リズム隊の安定したビートの上で、シャキシャキっとしたギターの音が華やかな彩りを与えれば、長久玲奈の歌声が、そこへ深い気持ちの色も織りまぜる。落ちサビでは、メンバーらに向けて高く手を掲げ、思いを届ける人たちの姿も。『瞬間』、軽快な中にも深みを覚える楽曲だ。

 

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 MCでは、今回のライブのために、みんなで衣装を揃えたことを報告。それぞれに個性を生かしながらも、全員がチェック柄をドレスコードにしていたことも伝えていた。


 『キズキ』は、初ライブのときにも披露していたオリジナル曲。『瞬間』も『キズキ』も、長久玲奈が弾き語りで演奏してきた曲という理由もあり、どっぷりとしたグルーヴを生かした演奏に昇華して届けているのが、特徴の一つ。ゆったりとうねり、唸る演奏の上で、ふわふわっと揺れるように長久玲奈が歌声を乗せてゆく。弾き語り曲をバンドスタイルへ昇華することで、その曲には豊かな表情が生まれていた。ふわっとした長久玲奈の歌声に深い説得力を加えていたのも、3人の演奏が、歌詞に綴った思いへ深い彩りを加えていたからだ。

 最後に歌ったのが、Hannalyneの作った新曲の『となりのしば』。アコギの弾き語り用に作った楽曲をバンドアレンジ化したこの曲は、Hannalyneのブルージーなギターがフロア中に渋い音色の風を吹かせる、マイナー調だけど、しっかりエモさも持った楽曲だ。いなたい雰囲気を演奏陣が作りあげながらも、長久玲奈が囁くようなソフトヴォイスで歌うことで、楽曲に心地よい浮遊感が生まれる。その不思議なバランス感が心地よい。彼女たちの歌と演奏に触れていると、ほろ酔い気分を覚える。まだまだ拙く未完成な演奏だからこそ、存在感の濃い楽曲が、いい感じで淡く染まってゆく。むしろ今は、その曖昧さが2winkle winkの魅力になっている。

 

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 アンコール前に、ゲストで出演した立花明音と安井摩耶がステージに。2人はHannalyneとコハルのためにバースデーケーキを持って登場。Hannalyneは「抱負としては、イマジネーションを豊かに。迷子になるから、まわりをよく見ることです」と語れば、山木コハルは「毎年最高を更新しながら、今年も最高に最強にご機嫌にやっていきたい」と抱負を述べていた。

 アンコールでは、Hannalyneが手がけた新曲の『Floor!』をふたたび披露。しかも、立花明音と  井摩耶も加える形で演奏。(生声で歌う)2人が加わったことで「Love me Love me」や「Happy Happy」の駆け声にも華やかさをアップ。何が嬉しいって、演奏が始まったとたんに、フロアから熱い声が飛び交っていたことだ。ライブハウスのフロアを熱くする楽曲として誕生した『Floor!』は、早くも2winkle winkのライブの中、「Oi!Oi!」と熱い声を張り上げ、長久玲奈と歌をかけあい、一緒に気持ちを弾ませる楽曲として育ち始めている。間奏でも、本編では振り上がる拳の数がまばらだったのが、しっかり後ろの人たちまで拳を振り上げれば、メンバーとのやりとりにも声を張り上げ参加していた。この曲、これからどんな風に成長してゆくのか楽しみだ。

 

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 次は10月7日、さらに、11月18日にはベースの鏡味のぞみ生誕ライブを行うことが決定。新たライブごとに新曲も増えていくそうなので、そこにも期待したい。

 

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TEXT:長澤智典


Next Live...

2023.10.07
渋谷REX
ホントノミリョク

出演:2winkle wink / 山崎亜美瑠(ex.NMB48) / 相澤香純。
OPEN 18:30 / START 19:00
前売¥4,000+D / 当日4,500+D
https://tiget.net/events/270236


セットリスト

『M1.GIVE ME FIVE』(AKB48)
『憂鬱な空が好きなんだ』(THE COINLOCKERS)
『Floor!』
『瞬間』
『キズキ』
『となりのしば』
-ENCORE-
『Floor!』

 

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