lopi lopi × YUMENOHANASHIプロデュース。 2023年3月26日(日)豊洲PITにてデビューしたミライサガシ～MIRAISAGASHI～。彼女たちが、8月12日(土)に池袋harevutaiで1stワンマン公演「ミライサガシ～MIRAISAGASHI～1stワンマンライブ ～未完成な僕達～」を行った。

  大勢の人たちが詰めかけた会場。暗くなった場内へ映し出されたのは、たくさんの写真を並べる形で見せた映像。そこには、ここへ至るまでの彼女たちの日々がありありと映しだされていた。流れだしたファンタジックでスペイシーなSEに乗せ、一人一人が舞台へ登場。挨拶をするメンバーに向かって、フロアから飛び交うコール。そして…。

  ライブは、キュートでチャーミングな女の子らしい仕種で歌った『Gimme your smile』からスタート。メンバーみんな眩しい笑顔た。「大好きを言える君が大好きよ」と彼女たちが歌うたび、その言葉が、5人からの告白にも思えていた。彼女たち自身が舞台の上で輝くことを無邪気に楽しんでいる。その姿が眩しい5つの輝いた光になり、フロア中へ降り注ぐ。彼女たちは歌っていた、「くじけそうな時も上を向いてみよう」と。5人が真っ直ぐな視線で、素敵な未来を一緒に見つめていこうと誘っていた。

 この日は新衣装姿。背景にMVを投影しながら歌ったのが、『ミライサガシ』。フロアからは熱いMIXの声が飛び交う。舞台の上の5人は、青春という景色の中へ飛び込み、夢を馳せていたあの頃の自分へ戻りながら歌っていた。青春には、ときめきと同時に、不安や葛藤もついてくる。彼女たちは、それらの気持ちも胸に抱きしめながら、その先に待っている未来へ向けての想いを、元気に、晴れた歌で歌っていた。夢を追いかけるその景色には、"君"という存在が欠かせない。それがあの頃は友情であり、今は、ここにいる仲間たちなのかも知れない。

　「さぁ、いくぞ！」の声を合図に、フロア中から熱い声が飛び交う。彼女たちは、胸に秘めた情熱を『未完成な僕達』に乗せて元気いっぱいに歌っていた。この曲では凛々しい表情で、みずからの気持ちを奮い立てるように歌う姿も見せていた。愛らしい姿で、「未来をつかみとれ」と力強く言葉をぶつける彼女たち。5人とも秘めた強い意思や情熱をほとばしらせ、自分たちの気持ちを鼓舞しながら、「未来をつかみとれ」と笑顔を忘れることなく歌い躍っていた。かわいいパワフルさが嬉しく胸を奮わせる。まさに「僕らは最強」だ。

　蒸し暑く不快指数の高い外の暑さとは異なり、ミライサガシ～MIRAISAGASHI～は『ときめきサマー♡』を歌い、爽やかな夏景色を目の前に見せていた。彼女たち自身が、夏という季節にときめきながら、この場で一緒に素敵なひと夏の思い出を作ろうと甘い誘いをかけていた。ミライサガシ～MIRAISAGASHI～の歌は、未来を見据えた想いを語りかける歌が多い。彼女たちの歌の数々に触れていると心が前向きな気持ちに染まり、素敵な未来を描きたくなるし、期待したくなる。

　次のブロックでは、2つの新曲を初披露。最初に歌ったのが、思わず口ずさみたくなる、歌始まりの『キミギミシンドローム』。彼女たちの歌を合図に楽曲が始まったとたん、わちゃわちゃと明るく弾けたダンスポップチューンに触れて胸がドキドキ騒ぎだした。彼女たちの最上キュンのかわいらしい仕種や歌声を味わえるのはもちろん。「やっぱりキミが大好き過ぎなんです」と5人から恋のアプローチを受けた錯覚も覚えられる、ラブリーなポップチューンだ。この場で初めて触れるにも関わらず、フロア中の人たちがすぐにメンバーらの動きを真似、ペンライトを振りながら、5人と一緒にはしゃいでいた。甘えた素振りでいろいろとおねだりをしてくる彼女たち。その姿、やっぱり「結局は許しちゃうし、大好きき過ぎなんです」。

　続く新曲の『BuzzMaker』は、激しくも華やかなダンスナンバー。力強く躍動する楽曲の上で、5人は攻めた表情や歌声を見せながら、観客たちを甘く挑発。途中、メンバーらがケチャをする振りでは、観客たちも真似てケチャしていたのも印象的。甘いかわいさも魅力だが、凛々しい姿で煽る様も、気持ちを嬉しく騒がせる。この曲に触れていると、興奮の指数が上がっていく。これからのライブで、共に胸を熱くしながら一つになって盛り上がる景色を作れる楽曲に成長しそうだ。

　ここで、『純情Diary』のMVを上映。その後、ふたたびメンバーたちが舞台へ登場。MCでは、MVの撮影中、とあるメンバーが、森本栞菜のコーヒーに砂糖変わりにグミを入れたなどの裏エピソードも語っていた。

  「いつか夢のようなストーリー　描くように未来へ踏み出してゆこう」の言葉を合図に歌ったのが、『純情Diary』。この曲で彼女たちは、アイドルになったからこそ希望を抱く思いを、愛らしい純情可憐な姿で歌っていた。背景には,ふたたび『純情Diary』のMVを投影。背景にも、目の前にも、乙女で清楚な5人の笑顔がある。純情が倍加して伝わる??そんな気分も胸に、共に未来へ踏みだしたくなっていた。

　ライブも終盤へ。「悔しいけどキミだけ　大好き過ぎなんです」と歌いだした『キミギミシンドローム』だ。すでに熱情した会場へ、もっともっと胸ドキの風を吹かせようと、5人は先程以上に大好きな感情のボリューユを上げ、舞台の上でわちゃわちゃと弾けた姿を見せながら観客たちを熱く湧かせていった。かわいいの刺激は、何度味わっても胸を熱くさせる。ほんと、沸き立つ気持ちが爆発しそうだ。彼女たちに「大好き過ぎなんです」と歌われるたびに、ハートが破裂しそう。 

  『ミライサガシ』のイントロが流れだすのにあわせ、フロア中から響いた熱い口上。最後に、ふたたび『ミライサガシ』を歌唱。5人はこの曲を通して、一緒に未来へ向かって歩いていこうと誘いかけていた。教室で出会った君との友情を軸に据えた、少女から大人への成長と旅立ちを歌った楽曲だが、ライブで触れていると、5人と一緒に未来を探すためのエールを送りあう歌として胸に響いてくる。だから、フロア中の人たちが野太い声を張り上げ、未来へ向かって前向きに歩き続ける彼女たちにエールを送っていたのだろう。5人の気持ちを一つにした美しい声も、胸に爽やかな風を届けてくれた。

 アンコール前に、メンバーが想いを語りだした。ここでは、森本栞菜の言葉を代表でお伝えしたい。

  「わたしはミライサガシ～MIRAISAGASHI～としてデビューさせていただく前もつらいことや大変なことがいっぱいあって。ぞんな中で、ミライサガシ～MIRAISAGASHI～がわたしの居場所になってくれました。優しい優しいメンバーやファンがいてくれて本当に幸せだし、このメンバーで、もっともっと上を目指して、いっぱいの人を笑顔にしたいと思いました」(森本栞菜)

 
　ふたたびこの場に眩しい夏の景色を連れだすように、ミライサガシ～MIRAISAGASHI～はアンコール曲として『ときめきサマー♡』を歌唱。メンバーがタオルを振り回せば、フロアにいる人たちもタオルやペンライト、拳を振り回し、熱いMIXの声を張り上げ、忘れたくない夏の思い出の景色を描きだしていった。5人は愛らしい表情を浮かべ、すべてを夏のせいにして思いきりはしゃいでいた。ミライサガシ～MIRAISAGASHI～には、心を無邪気に解き放つ歌がとても似合う。ほんと、ひと夏の思い出の中に、彼女たちが新たに素敵な1ヘージを記してくれた気分だ。

　フロア中から飛び交う熱い声を受け、ミライサガシ～MIRAISAGASHI～はダブルアンコール曲として『純情Diary』を届けてくれた。5人は互いに顔を見合せあうなど、この場で歌うことを思いきり楽しんでいた。無邪気で無垢な笑顔を浮かべ、これからも一緒に素敵な未来を作るため共に踏みだそうと観客たちを誘っていた。目の前にいる"君"を愛しく想いながら、清楚な笑みを浮かべて歌うその姿をしっかりと記憶のフィルムに焼きつけたい。そしてこれからも、共に未来へ踏みだそう。

  ミライサガシ～MIRAISAGASHI～は、今後もいろんな予定が決まっている。未来ヘ向かって駆け上がる彼女たちのこれからに期待したい。

TEXT:長澤智典

最新情報

ミライサガシ〜MIRAISAGASHI〜サブスク解禁

第一弾として9月1日(金)からライブの定番曲の
♪ミライサガシ
♪Gimme your smile
の２曲を公開

SNS

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https://twitter.com/mirasaga_info
https://www.youtube.com/@MIRAISAGASHI2023
https://www.tiktok.com/@miraisagashi_2023

セットリスト
『Gimme your smile』
『ミライサガシ』
『未完成な僕達』
『ときめきサマー♡』
『キミギミシンドローム』
『BuzzMaker』
『純情Diary』(映像)
『純情Diary』
『キミギミシンドローム』
『ミライサガシ』
-ENCORE-
『ときめきサマー♡』
-W ENCORE-
『純情Diary』

【MV】純情Diary/ミライサガシ〜MIRAISAGASHI〜
https://www.youtube.com/watch?v=SdZe25NIF0I