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一緒に楽しく拳を突き上げ、身体を揺らし、熱狂の中へマッサカサマに落ちていけ!! Brave Mental Orchestra デビュー公演『 First Beat』の模様をレポート!!!!!!
3月19日(日)、ブレーメンことBrave Mental Orchestraのデビュー公演『 First Beat』が渋谷WOMBで行われた。3月に入って以降、プレデビューライブを数本重ね、確かな土台を作りあげたうえで迎えた、この日。当日のライブの模様を、ここにお届けします。
フロアの後ろまでたくさんの人たちが詰めかけた場内。一人一人が姿を現すたびにフロア中から沸き起こる絶叫。ライブは、プレデビューのときからライブの中心に据え、場内に一体化した景色を描き続けている『マッサカサマ!』からスタート。メンバーたちが元気よく叫ぶ「マサカサマッ!」の声にフロア中の人たちが思いを重ねあわせ、腕や、手にしたペンライトを高く突きあげる。躍動する華やかでファンキーなダンスビートに乗せ、メンバーらが舞台の上で弾け飛べば、フロアでも、6人と同じ動きを真似て騒ぐ人たちが大勢登場。 舞台の上とフロア中の人たちが「マサカサマッ!」の呪文(言葉)を合い言葉に、気持ちを一つに腕を振り上げ、同じポーズしてゆく場面がとても印象的だ。
最初のMCの時点で、メンバーの口から「最高だね」という言葉が出ていたくらい、メンバーらも、すでに確かな手応えを感じていたようだ。
この日がライブで初披露になる『Rush & Dash』は、激しく駆ける楽曲も印象的。気持ちを熱く騒がせるダンスロックナンバー。メンバーたちは、フロアにいる人たちへ戦いを挑むような姿のもと、すべてを蹴散らす勢いで歌い踊っていた。とても熱情した、激しいダンスとメンバーたちの凛々しい歌声だ。胸の内から沸き立つ思いや熱情を、彼女たちは歌とパフォーマンスに乗せて思いきりぶつけてきた。フロアにいる人たちも最初から声を張り上げ、拳を突きあげれば、間奏では、メンバーと観客たちによる熱い掛け合いも登場。荒ぶる音を上げて疾走する楽曲に乗せ、6人は、ここから未来へ身かって突き進む強い意思と決意を、力強い歌声とパフォーマンスに乗せて示していた。攻め続ける6人の姿勢に、フロア中の人たちが、終始、拳と声を舞台の上にぶつけてゆく。
続く『GLOWING BUTTERFLY』も、BPMの速い爆走するビートも印象深い、ラウドでパンキッシュなダンスロックナンバー。この曲でも彼女たちは、観客たちへ挑みかかる勢いで、一体感を持った華やかに躍動するパフォーマンスを提示。観客たちの視線を釘付けにしながも、一人一人のハートに、熱狂を巻き起こす興奮という弾丸を撃ち放つ。挑みかかる勢いで歌う6人の熱い声に刺激を受け、観客たちも、拳を高く振り上げ、絶叫した声を張り上げていた。落ちサビで、フロア中の人たちがケチャした風景。そこからさらに熱を上げてゆく彼女たち。踊りたい、騒ぎたい、その2つの要素を巧みに組み合わせ、Brave Mental Orchestraはこの会場に熱狂という景色を描き続けていった。
ここで、メンバーらが感想の声を述べだした(文章では、要約して伝えています)
「この6人がグループとして集まったのも、けっして偶然ではなく奇跡だと思います。これまでの経験を、ここは、それぞれが生かせる場だと思います。これからいろんなことがあると思いますが、みんなとなら乗り越えていけると信じているので、これから一緒に走っていきたいです」(ももかりさ)
「わたしは3年前に別のグループにいました。そのグループが終了してからは、一人で活動をしてきました。でも、もうアイドルはやらないだろうなぁと思っていたんですけど。今回、お声がけがあって、このメンバーに出会って。もし、このメンバーでなかったら、アイドル活動は始めていなかったと思います。一人一人尊敬できるところのある、大好きなメンバーなので、このメンバーと一緒にステージに立てることが、わたしはすごく嬉しく思っています。これからどんどん大きくなって、ここにいる誰もが見たことのないすごい景色を、みんなで見れるように頑張っていきます」(伊藤理星)
「わたしは、東京でのアイドル活動は初めてです。この間、長野から上京してきました。こんなに人がたくさんいて、すごいみんな優しそうな顔をしていて。みんなと仲良くしていけたらなと思います。わたしはこの6人が大好きなので、みんなにも大好きになってもらえるように頑張ります。これから応援よろしくお願いします」(藍川ちおり)
「この6人は、もともと前の活動があって、それぞれのファンがいると思いますけど。わたしは、ファンのみんなが仲良くしているのが好きなので、それぞれのファンの方がここでお友達になって、みんなでBrave Mental Orchestraのファンになってくれたら嬉しいです。みんなが仲良くなれるように、一体感の出るライブが出来るように、これからも頑張っていきます。Brave Mental Orchestraは始まったばかりなので、みなさん、いろんな景色を一緒に見に行きましょう」(染谷音羽)
「他のメンバーは経験値が高くて、わたしはほんの少ししか経験していないから、圧倒的に経験不足なんですけど。いつか、このグループにわたしがいて良かったなと思ってもらえように頑張っていきますので、よろしくお願いします」(沢城遥)
「12歳からアイドルを始めて、もうアイドル歴は10年になります。8年ぶりに、昨年からユニット活動を始めました。でも、思うようにその活動が出来なくなって、悔しい気持ちにもなりました。人生は上手くいくばかりじゃなくて、どうしてこうなってしまうんだろうということもありましたし、後悔もありました。だから今回、Brave Mental Orchestraのお話をいただけてすぐに「やります!」と手を上げました。わたしをずっとアイドルでいさせてくれてありがとうございます。5人と一緒にステージに立てたのも奇跡だと思っています。Brave Mental Orchestraは、ここから大きくなっていきます。これからも見ていてください」(上月せれな)
「みなさんの心に響きますように」の声を受けて、最後にBrave Mental Orchestraが届けたのが、新曲の『BLOOM』。激しいギターの音に乗せ、冒頭からメンバーみんなが魂を奮い立つままにシンガロングしてゆく。とてもエモくてパワフルな激ロックナンバーだ。重厚な音に乗せ、メンバーらは内に秘めた強い意思をぶつけるように歌っていた。とても力強い歌声だ。6人が気持ちを一つに張り上げた歌声は、一人一人の心を突き刺す矢となってハートを貫いた。沸き立つ感情を高らかに歌うメンバーたちの姿に刺激を受けた観客たちが、高く拳を振り上げ、舞台の上に熱いエールを送っていた。その姿は、まるで「Girl's Be ambitious」という言葉がふさわしい。6人は、いつか咲き誇ることを信じて、心を一つに重ねあわせ、高く拳を突き上げながら熱唱していた。その姿に、熱い刺激を受けずにいれなかった。
アンコールでは、Brave Mental Orchestraの顔とも言える『マッサカサマ!』をふたたび熱唱。すでに曲が身体に馴染んでいる人たちも多く、始まったとたんに、フロア中から、これまで以上に熱い声が沸きだした。背景には、この会場が初披露になった『マッサカサマ!』のMVも投影。映像にも視線が惹かれるが、無条件で感情を揺さぶる極上のファンキーなブラスチューンに煽られて自然と体が動けば、6人と一緒に「マサカサマッ!」と叫んでいた。
短いプレデビュー時期があったとはいえ、Brave Mental Orchestraは、正式な始動ライブから熱情一体化した景色をこの場に描きだしていた。エモい気持ちになって、一緒に踊り騒ぎたい。そんな風に自分の気持ちを解き放ちたい人たち、ぜひBrave Mental Orchestraの元へ集え。そして、ともに楽しく拳を突き上げ、体を揺らし、熱狂の中へマッサカサマに落ちていけ!!!!!!
現在、『マッサカサマ!』のMVが公開中。この日歌唱した4曲ともサブスク配信がスタートした。ぜひ、チェックしていただきたい。
TEXT:長澤智典
Brave Mental Orchestra「マッサカサマ!」MUSIC VIDEO
https://www.youtube.com/watch?v=ae5WW_O38HQ
各種音楽配信サービスにてサブスク配信中
Brave Mental Orchestra by Brave Mental Orchestra | TuneCore Japan (linkco.re)
Brave Mental Orchestra
Twitter:https://twitter.com/BMO_info
≪メンバーTwitterはこちら≫
上月せれな:https://twitter.com/Serena_Kozuki
ももかりさ:https://twitter.com/riichu_1008
染谷音羽:https://twitter.com/otowa_sometani
伊藤理星:https://twitter.com/rise_start
沢城遥:https://twitter.com/BMO_haruka
藍川ちおり:https://twitter.com/chiooooooochan
セットリスト
『マッサカサマ!』
『Rush & Dash』
『GLOWING BUTTERFLY』
『BLOOM』
-ENCORE-
『マッサカサマ!』