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2023.03.11
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甘いロマンチックな恋の景色を4人は目の前に描きだしていた。その"きみ"が、僕であったらいいのにな。 「Galpo! Live Show Vol.20」ライブレポート wqwq編

2月22日(水)、秋葉原パームスを舞台に「Galpo! Live Show Vol.20」が行われた。出演したのが、emiu/未ダ、君ヲ推セズ。/Lycoris Radiata/wqwq/たまプリ/きみとのワンダーランド/RURUDiA/1461日のクレシドラ/ミルフェリーチェ。
  この日の模様は、「ニコニコ動画」でも生配信。ニコニコチャンネルの番組「Galpo! Live Show」に月額会員登録した方は、「Galpo! Live Show」で配信したライブ動画。さらに、スピンオフ配信のプログラム映像を見れる内容になっている。
 ここでは、wqwqのライブの模様をお届けします。

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 wqwqの登場を合図に、この空間がキララ輝きだす。冒頭で歌った『Dream Chaser』を通し、4人はハートのエンジンを奮わせ、全力で駆けだした。彼女たちは覚めることのない夢を輝くためのエネルギーにしながら、「明日を越えていこう」と歌っていた。仲間たちへはもちろん、自分たち自身にも解けない魔法をかけ、私たちが最高のときめく景色を見せるから一緒に見にいこう。その物語を一緒に描いていこうと声をかけてきた。彼女たちが自信を胸に夢を追いかける姿は、いつだって眩しく輝いて見える。だから、ワクワクが止まらなくなる。

 彼女たちはキラキラ輝く歌声を重ね合わせ、フロア中へ降り注ぐように『初雪のシンフォニー』を歌っていた。今の季節にピッタリの楽曲だ。wqwqの歌は、観ている人たちを物語を華やかに彩るキャストにしてくれる。それがどんな思いだろうと、4人が描きだすふわふわとした世界の中で一緒にときめいていける。この曲でも心をキュンと鳴らしながら、ロマンチックな世界に染まっていた。4人は胸に手を寄り添え、ドキドキした気持ちを掌で感じては、ときめく鼓動を歌声に変えながら、甘いロマンチックな恋の景色を目の前に描きだしていた。その"きみ"が、僕であったらいいのにな。

  曲が進むごと、wqwqが描く夢の物語がドラマチックに更新されてゆく。いや、1曲進むごとに、彼女たちは夢あふれる物語の扉を空け、その中へ観客たちの手を引っ張ってゆく。彼女たち自身が、素敵に輝く物語の住人に染まるだけではなく、その世界に似合うときめきの絵筆で物語をドラマチックに彩ってゆく。『Cherry on top』に描き出した世界が煌めいているからこそ、こうやって夢中になれるのは間違いない。

 最後に歌ったキラキラ輝くファンタジックな曲調の『そっと、もっと、ぎゅっと、ずっと』でも、4人は「そっとぎゅっと抱きしめてキスして」と、女の子が胸に内に秘めた恋心を、ときめく気持ちのままに。それこそ、見ている人たちに向けて「大好きよずっと」と告白するように歌っていた。可愛い乙女たちが、頬を赤らめ、ときめく衝動を抑えられず一生懸命告白するように歌う姿が、胸をキュッと締めつけた。彼女たちに「ギュッと抱きしめて」「わたしだけずっとずっと愛して」と甘い声で可愛らしく歌われると、その色に染まりたくなる。彼女たちは「染めて」と歌っていた。いや、僕らこそwqwqの色に染まっていたんだけどね。


PHOTO:菊島明梨
TEXT:長澤智典


https://twitter.com/wqwq_official5
https://fc.sunmusic-group.com/w9w9
 

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