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2022.12.26
石原美沙紀

心と身体を一つに重ねあわせながら、石原美沙紀が歌いかける恋しい思いへずっと寄り添っていたかった。 「森フェスVol.9!!!」ライブレポート 石原美沙紀編

 12月10日(土)に横浜ブロンテで行われた「森フェスVol.9!!!」。この日は、YouTubeチャンネル「iColony」も映像配信で参加。当日のライブの模様を、お届けしたい。


石原美沙紀

 めっちゃ元気でパワフルなアイドルだ。舞台へ登場した瞬間から、彼女はテンションのボリュームをMAXまで突き上げる勢いで煽りだした。冒頭を飾った『飛車』でも、石原美沙紀は歌詞に記した思いへ寄り添いながら、終始、フロア中の人たちを「うりゃ」「おい!」と煽り続けてゆく。明るく開放的でとても前向きな歌に、彼女自身のこの日の気合が加わる、いつしか、少しがなるような声でも歌っていた。それくらい石原美沙紀自身が、高ぶる気持ちをぶつけずにいれなかったということだ。

  続く『枯れた世界のおわりでも』で石原美沙紀は、胸に手を当て、気持ちの内側からにじみ出る思いを、感情的なみずからの歌声で増幅するように届けていた。歌詞に綴られたその言葉を、しっかりと追いかけながら触れていたい楽曲だ。彼女の感傷的な歌声が、フロアにいる人たちの胸に熱い思いを染み渡らせる。さっきまでワイワイ騒いでいた人たちも、石原美沙紀の歌声に耳を傾け、その思いをしっかりと受けとめ、心の奥へ奥へと染み渡らせていた。もちろん、彼女が煽るたび、一緒に振りを合わせてゆくのもお約束。そうやって、心と身体を一つに重ねあわせながら、石原美沙紀が歌いかける愛しくも恋しい思いへずっと寄り添っていたかった。

  最後に石原美沙紀は『夢色エトワール』を歌唱。彼女が歌うたびに、その曲の中へ飛び込み、一緒にその思いを側で寄り添いながら感じていたい。この曲でも石原美沙紀は、力強く前向きな気持ちを胸に、歌声の羽根を元気いっぱいに羽ばたかせ飛び交いながら、フロア中の人たちの心に止まっては、熱情した気持ちの種を次々と植え付けていった。彼女と一緒に大きく腕を振り上げ、共に気持ちを分かちながら、石原美沙紀の歌う『夢色エトワール』という素敵な物語を心揺さぶるドラマとして色づけていった。


ライブ

https://mobile.twitter.com/misaki_milk
https://www.instagram.com/misaki_ishihara99/


PHOTO: 姜雪、豊田詩緒里、永瀬一幸
TEXT:長澤智典


iColony 
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https://www.youtube.com/@icolony

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