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2022.07.22
I'mew(あいみゅう)/ハニースパイスRe./わーすた

「Wicky FES」ライブレポート1 /I'mew(あいみゅう)/ハニースパイスRe./わーすた編

 I'mew(あいみゅう)が所属。数々のTVCM、アニメ、ゲーム、アイドル、アーティストの楽曲制作を行なってきたWicky.Recordsが、7月17日(日)に豊洲PITを舞台に初の大型イベント「Wicky FES」を開催した。出演したのは、「IDOLY PRIDE」より星見プロダクション(月のテンペスト 、サニーピース) /I'mew(あいみゅう)/ハニースパイスRe./わーすたの4組。出演順は、I’mew(あいみゅう)→ハニースパイスRe.→I’mew(あいみゅう)→わーすた→IDOLY PRIDE。すべて、Wicky.Recordsが懇意にしているグループたち。ここへ、当日のライブの模様をお伝えしよう。



オープニングトーク

 イベントの開始を告げるオープニングトークに登場したのが、Wicky.Recordsの代表であり、数多くの楽曲制作を手がけているサウンド・プロデューサーの利根川貴之氏。その相手として、アイドルをテーマにアニメやゲームなどのメディアミックス展開を続けている「IDOLY PRIDE」。同作品に登場するアイドルたちが所属する星見プロダクションのメンバーたち。ここでは、月のテンペストの橘美來さんとサニーピースの菅野真衣さんが参加。Wicky.Records提供曲や、出演するグループの魅力について語っていた。



I'mew(あいみゅう)

 イベントのトップを飾ったのが、8月11日に渋谷DIVEで2ndワンマン公演を控えているI'mew(あいみゅう)。フロア中から鳴り響く熱いクラップへ導かれ、メンバーらが舞台へ登場。ライブは、一緒にこの場で弾けようと熱い誘いをかけるように『ファンタスティック ロマンティック』からスタート。現実を忘れた空間へ導いてゆく、とても胸をときめかせるファンタジックな楽曲だ。跳ねたビートの上で、メンバーたちは、ここから素敵な物語を描きだそうとしていた。「ファンタスティック届け無限の宇宙(そら)」の歌詞ではないが、彼女たちのライブに触れていると、素敵な未来を一緒に描けそうな気持ちになれる。ほんと、胸熱な楽曲だ。

  I'mew(あいみゅう)の活動の始まりを告げたのが、次に歌った『I'm with You』。主メロを歌うメンバーに、追い掛けるように声を重ねるメンバーたち。一人では不安な夢も君(仲間やファン)と一緒なら叶えられる。デビュー前の。もちろん、今の5人にも重なる想いがここには記されている。胸に秘めた思いを、彼女たちは見ている人たちの心へ届くようにと歌っていた。不安を抱えた思いを、少し儚げな声も交えながら。でも、絶対に叶えたい思いだからこそ、5人は力強く前向きな声にしてゆく。みずからを変えようと力強く歌う姿に、これから新しい未来をつかもうと走り出す姿が重なって見えていた。

  みんなを笑顔にさせちゃうおまじない曲としてライブでも人気の高い、『デリシャス プレシャス』の登場だ。メンバーらは愛らしい笑顔を浮かべ、次々と沸きだす熱い想いを、シュワシュワッとした炭酸のように弾け飛ばしていた。彼女たちに甘い誘いを受け、気持ちがとろけそう。まさに、「こころワクワクさせちゃう おまじない」の歌詞にピッタリの楽曲だ。5人が「モグモグ!モグモグ!」と歌うたびに、心の空腹を5人の笑顔でどんどん満たしたい。その想いを求め、フロア中から熱いクラップが起きていた。

  次に届けたのが、7/14に配信リリースされた最新曲『この声届け!』。触れた瞬間から、心が幸せで満たされてゆく明るく弾けた楽曲だ。「走り出そう君と手を繫いで」の言葉を耳にしたときから、彼女たちと一緒に走り出したその先の景色を見たい気持ちでいた。彼女たちは歌っていた、「君とわたしがいる世界」と。それがどんな世界なのか、とても気になってきた。

 メンバーたちの力強い歌声から幕を開けた『Aim for the Stars』は、6月に配信リリースした1st Digital Single。5人は力強く駆け続ける楽曲の上で、描いた夢をつかもうと声を張り上げていた。気持ちをエモくさせるアッパーな楽曲だ。強い自信を胸に歌いあげるメンバーたちの声に触れていると、感情が一緒に高まりだす。「せーのジャンプして弾けて」の声に合わせ、フロアのアチコチで飛び跳ねる人たちの姿を見たときも、胸熱だった。

  最後にI'mew(あいみゅう)は、『りある is ふぁんたじー』をプレゼント。乙女モードを全開に、愛らしくせまる彼女たち。描いた夢をつかもうとジャンプしながら歌う姿もチャーミングだ。舞台の上で、目の前に生まれた奇跡(楽しさ)をすべてつかみ取るように歌う5人の姿が、キラキラ輝いて見えていた。描いた夢に向かって、みずからもキラキラ輝かせ駆け続ける、その姿がとても眩しかった。短い時間の中、I'mew(あいみゅう)は現実を忘れた素敵な時間を届けてくれた。

LIVE

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ハニースパイスRe.

 二番手に登場したのが、現在『Re:START~Road to TDCH~』ツアーを実施中のハニースパイスRe.。ライブは『Poppping Lolipop』からスタート。冒頭から彼女たちは、ポップでダンサブルな楽曲を通し、観客たちの気持ちを騒がせだす。でも、歌詞にはもどかしい恋心を投影。そのじれったい気持ちさえ、7人はみずからを前へ突き動かすパワーに変え、見ている人たちのハートや身体を揺さぶっていた。曲が進むにつれ、想いが熱情してゆく。いつのまにかハニースパイスRe.のパワフルな姿に魅了され、身体を大きく揺らしていた。

 スリリングでサスペンスな幕開けだ。彼女たちは未成熟な乙女の魅力へ、魅惑な大人という歌の服をまとわせながら、見ている人たちを甘く、妖しく挑発していた。7人が、気持ちを一つに熱情した歌声を響かせるたび、その魅力へぐいぐい引き寄せられる。激しくトランシーな楽曲の上で、彼女たちは夢をつかむための大きな花を咲かせながら、『Fresh!!』を力強く歌い躍っていた。

 飛びだしたのが、カルフルに弾けた『RENEW』。派手で華やかな楽曲の上で、メンバーたちがわちゃわちゃ戯れるように歌い躍っていた。舞台の上で無邪気に楽しむメンバーたちの姿に刺激を受けたのか、フロアのあちこちでも7人と同じ振りをしながらはしゃぐ人たちが大勢いた。「物語の世界を変えてみよう だって好奇心が止まらない」の歌詞の一節ではないが、胸をドキドキ、ワクワクさせる楽曲だ。派手で華やかなユーロ/トランスビートの上で、彼女たちは満面の笑みを浮かべ、触れた人たちの気持ちをHAPPYに塗り替える最高の物語を描きだしていった。

 続く『能天気Days!』では、メンバーたちがタオルをくるくる振り回す動きに合わせ、フロアでもたくさんの人たちが掲げたタオルをまわしていた。サビ歌で、大勢の人たちが思いきりタオルを振り回す光景は、見ていてめちゃくちゃ楽しそうだ。どんなネガティブな気持ちを胸に抱えていようとも、この曲に触れている間は、現実を忘れ、最高にはしゃいでいられる。まさに「ハニスパ最高!!」の気分だ。この曲が感情のアクセルをグイグイと踏み込ませ、晴れた気持ちへどんどん押し上げてゆく。手にしたタオルをくるくると大きく回すたびに、幸せな想いがどんどん心を満たしてゆく。

   「Sweet Sweet Honey」と歌いながら、7人は『Extreme Love』を通し、ちょっといじらしく甘えた素振りを見せてきた。明るくHappyな楽しいライブを見せる姿もハニースパイスRe.だが、ちょっと甘えた乙女な姿にも胸をドキッとさせられる。メンバーたちがねだるような素振りで誘いをかけるたび、胸がドキドキ高鳴りだす。とてもスイートでスタイリッシュな楽曲だ。気持ちがどんどん本気のモードに染まってゆく。こんなにも本気(マジ)にさせるなんて、それも嬉しい罪だ。

 「ずっとずっと大好きだよ同じ夢みよう」。最後にハニースパイスRe.は高く手を掲げながら『Happy』を歌っていた。彼女たちが「どんな時だって 君とならスマイル」と歌いかけるたび、一緒に無邪気な笑顔を浮かべ、華やかなトランスビートの上でHappyを感じていたい。好きと幸せに満たされた、魔法にかかったようなとても素敵な時間だ。この夢のようなひとときを、これからもずっとずっと感じ続けていたい。7人は、一緒に同じ夢を見ようと誘いをかけてきた。その誘いに思いきり溺れてしまいたい。そして、同じ夢をずっと見ていたい。心を無邪気に染め上げる楽しいひとときをありがとう。


LIVE

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わーすた

 8月17日に最新アルバム『我々はネコである。』の発売を控えた、わーすたがトリ前に登場。ライブは、わーすたらしさを満載した『いぬねこ。青春真っ盛り』からスタート。猫耳を付けたメンバーたちが愛らしい仕種たっぷりに「猫? 猫? にゃんにゃんにゃん 犬? 犬? わんわんわん」と歌いだす。彼女たちの甘い誘いに、早くもハートがメロメロにとろけだす。4人の何気ない。でも、胸をときめかすアプローチが、心をドキドキ騒がせる。甘えた誘い受け、彼女たちにメロメロな視線を向けてしまうのも当然だ。

 続く『マッシュ・ド・アート』では、スタッリッシュでアーバンソウルな楽曲の上で4人がわちゃわちゃとした姿を見せていた。この曲でも彼女たちは、甘えた素振りで誘いをかけてゆく。その姿でせまられたら、落ちてしまうしかないじゃない。気持ちを急かすように。でも、見ている人たちのハートを甘く華やかに塗ってゆく彼女たち。4色のカラフルな絵の具(歌声)によって、心はドキドキした暖色系の色に染め上げられていた。

  次に披露したのが、8月に発売するアルバムにも収録する、スウィートでメロウな曲調が魅力の『空とサカナ』。明るく弾けた楽曲もわーすたらしいが、こんな感傷的な表情も、ときにはいいよね…と思っていたら、楽曲は一気に速度を上げて盛り上がれば、メンバーたちの気持ちも熱を上げだした。1曲の中で哀愁とカラフル二つの表情を交互に見せながら、彼女たちはこの場へ心地好い空間を作りあげていった。今の大人のモードを持ったわーすたに似合う、センチメンタルでロマンティックな色も備えたスタイリッシュな楽曲だ。

 色を塗り替えるように。いや、胸をときめかす華やかな色を一瞬でフロア中へ響き渡らせるように、わーすたは『ハロー to the world』を歌っていた。とても壮大な楽曲だ。心は、彼女たちの描いた世界へスーッと引き寄せられていた。胸に抱いた強い思いを響かせるように歌う4人の姿も印象的だ。ダイナミックな楽曲に合わせ、力強く歌いパフォーマンスしてゆくメンバーたち。感情が高ぶるのに合わせるように、楽曲も躍動していく。その姿に、自然と引き込まれていた。

 「ここからは一緒に夏を感じていきましょう」の言葉に相応しく、飛びだしたのがトロピカルなラテン系ダンスチューンの『サンデー!サンシャイン!』。彼女たちが、熱い音のシャワーをフロア中へ降り注ぐように歌いだしたとたん、この空間の屋根が外れ、一気に熱い夏の日射しが差し込みだした。そんな想像を浮かべてしまう、極上でHAPPYな夏景色を呼び込むダンスナンバーだ。4人も、ときにファルセットを混ぜながら、浮かれたモードに気持ちを染めあげ、この会場に熱い刺激を次々と注ぎ込んでいった。

  その暑さを最上級の熱狂へ変えるように、最後にわーすたは『最上級ぱらどっくす』を歌唱。メンバー一人一人が、輝く夏の光となり、心躍らす輝きを観ている一人一人のハートに差していった。彼女たちが「最上級ぱらどっくす』と歌うたび、気持ちが高まる。メンバーたちの振りまわす手の動きに合わせ、フロアでもたくさんの手がまわりだせば、その場で身体を揺らしながら、この楽しさを4人と思いきり共有していた。


LIVE

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PHOTO::板場俊  
TEXT:長澤智典


 

<インフォメーション>


I’mew(あいみゅう)
https://imew.tokyo/
https://twitter.com/imew_official

ハニースパイスRe.
https://plus-p.jp/talents/honeyspicere/
https://twitter.com/honeyspice_re

わーすた
https://wa-suta.world/
https://twitter.com/tws_staff

IDOLY PRIDE
https://idolypride.jp/
https://twitter.com/idolypride


■告知
8/11(木•祝)I’mew(あいみゅう)1周年記念 2ndワンマンライブ「Aim for the Stars」@ SHIBUYA DIVE
■OPEN/START 16:45/17:30
■料金:一般¥2,500/当日¥3,500 (+各1D)
■チケット:ticketvillage.jp/events/11671

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