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2022.07.07
日曜日のアプレミディ

その1ページを一緒に描けたのも嬉しいが、それ以上に、日曜日のアプレミディと共にこれからも夢描く仲間でいたい気持ちになれたことが嬉しい財産だ。 「Galpo! Live Show Vol.11」日曜日のアプレミディ ライブレポート

  6月26日(日)、六本木SEL OCTAGONを舞台に「Galpo! Live Show Vol.11」 を「1部/2部公演」として開催。1部に出演したのが、Chase Chase/日曜日のアプレミディ/no Filter/ROASRIO+CROSS/夢∞NITY。2部に出演したのは、ROSARIO+CROSS/no Filter/emiu/岡本美歌/プラティエ。
 この日の模様は、「ニコニコ動画」でも生配信。ニコニコチャンネルの番組「Galpo! Live Show」に月額会員登録した方は、「Galpo! Live Show」で配信したライブ動画。さらに、スピンオフ配信のプログラム映像を見れる内容になっている。
 ここでは第1部に出演した日曜日のアプレミディのライブの模様をお届けします。             

      
日曜日のアプレミディ


 「爽やかで温かなイメージの音楽で、聴く人の心を日曜日の昼下がりのように“ぽかぽか”した気持ちにするをコンセプトに、あなたの陽だまりになりたい」をテーマに活動中の日曜日のアプレミディ。彼女たちのライブを、日曜日の昼下がりに味わえるのが最高に嬉しいじゃない。

 とてもお洒落な曲調だ。冒頭を飾った『真夏のメランコリー』を通して、彼女たちは心地好い夏風をこの会場へ連れてきた。でも、サビでメンバーたちが手にしたタオルを振りまわし歌いだしたとたん、会場に熱風が吹き出した。灼熱ではなく、胸はしゃぐ爽やかな夏を運んでくれるのが嬉しい。ホットな夏も"らしい"けど、少し涼しい風を覚えながら、夏に浸るのも素敵なこと。
 
   『ふたりスマイル』が流れだしたとたん、表情がニヤッとし始めた。愛らしい表情や仕種を見せながら、見ている人たちの心に、彼女たちはキラッとした輝きを差してゆく。その輝きが心の中で広がるたびに、不思議と心がニヤニヤしてゆく。それは、彼女たちに魅了されたから?!夏が映し出した心惑わす魔法にかかったから?!それがどんな理由だろうと、5人の姿をずっと追いかけたい気持ちでいれることが嬉しい。

 続く『ゆめいろリアリティ』は、デビューライブのときからずっと大切に歌い続けている楽曲。彼女たちに、少し甘えた素振りで「主役は君しかいないよ」とせまられたら、素直に心が落ちてしまう。5人は愛らしい姿で、胸に抱いた想いを優しく伝えてきた。一人一人が、気持ちを届けるように歌いかける。その言葉を、素直に受け止め、胸の内でギュッと抱きしめたくなる。抱きしめた想いを、心の内側へ満たしていきたくなる。

  ここからきらめく物語を描きだそうと、日曜日のアプレミディは『ユメモノガタリ』を歌っていた。彼女たち自身が、軌跡を積み重ねながら歩み続けている。何時だって、何時までだって、ライブごとに夢を描き続ける物語を、その場にいる人たちと一緒に新しいページに描き加えていける。その1ページを一緒に描けたのも嬉しいが、それ以上に、彼女たちと共にこれからも夢描く仲間でいたい気持ちになれたことが何よりの財産だ。

  最後に日曜日のアプレミディは『いつの日か歌が届くとき』を歌い、この場にいる人たちを、5人で作り出したワンダーランドへ連れ出してくれた。心はしゃぐまま、5人と一緒にファンタジックな世界の住人として染まりながら、現実を忘れた時間にずっと笑顔で浸っていたい。メンバーらが指揮棒を振るように歌い踊るたび、フロアでも同じ振りをしながら楽しむ人たちが登場。その姿も、素敵じゃない。


LIVE


PHOTO:菊島明梨
TEXT:長澤智典

■日曜日のアプレミディ
http://apresmidi.tokyo/
 

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