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2022.06.06
Next☆Rico

Next☆Ricoと一緒に飛び跳ねるたびに、どんどんきらめく明日に近づいていける。その楽しさに虜になってゆく。 「Galpo! Live Show Vol.10」Next☆Ricoライブレポート

  5月29日(日)、六本木SEL OCTAGONを舞台に「Galpo! Live Show Vol.10」 を「1部/2部公演」として開催。1部に出演したのが、アイドールBRAVE/Caress Van End/COLOR'z/Next☆Rico。2部に出演したのは、キミイロプロジェクト/AiDOLOXXXY/emiu/I-deal PROJECT/FLAPSTAR。
 この日の模様は、「ニコニコ動画」でも生配信。ニコニコチャンネルの番組「Galpo! Live Show」に月額会員登録した方は、「Galpo! Live Show」で配信したライブ動画。さらに、スピンオフ配信のプログラム映像を見れる内容になっている。
 ここでは第1部に出演したNext☆Ricoのライブの模様をお届けします。


Next☆Rico

 Next☆Ricoのライブは、冒頭の『キセキなんだBillion』から甘くチャーミングに。でも、ちょっとスリリングな空気を醸しながら幕を開けた。メンバーたち自身が、舞台の上でスポットライトを浴びながら輝くことを楽しんでいる。彼女たちは、みずから輝きを発しながら、甘く、でも少しビターな刺激を与えることで、フロア中の人たちも甘い世界へ夢中になっていくことを知っている。だからこそ自分たちが甘い熱源となり、観ている人たちを熱くとろけさせる魅力を胸に誘いかけてきた。

 あふれだす情熱を、メンバーたちは凛々しい歌声に乗せ響かせた。少し背伸びした大人の女性に心を染めながら、彼女たちは『Triangle Wave』をパフォーマンスしてゆく。可愛いだけではない、彼女たち自身が、隠し持っていた一人の女性としての強い意志を、秘めた恋心を描いた楽曲を通して伝えてきた。凛々しい姿から伝わる彼女たちの秘めた強さに魅了されたからだろう、その姿から目を離したくない気持ちでいた。

 ライブの表情を塗り変えるように、Next☆Ricoが歌ったのが、エラバレシのカバー『チェッカーフラッグ・ラブ
』。感情のアクセルを全開にしていく楽曲の登場に、気持ちが熱く騒ぎだす。可愛さや愛らしさを原曲よりも増して届けてゆくところにも、Next☆Ricoらしさを実感。彼女たちは、甘い香りの風を振りまきながら疾走し続けていた。この会場の空気を変えてゆく甘い衝撃に、気持ちがメロメロ虜になっていく。

 『クレアシオン』で彼女たちは、華やかな音色に包まれながら、胸に秘めたドキドキを言葉にして届けるように歌っていた。サビ歌では、「高く飛んで飛んで~」の歌詞に合わせて心地よく飛び跳ね歌えば、その様を真似、一緒に飛び跳ねる人たちも登場。真似やすい振りという理由もあるのか、フロアのあちこちで、メンバーらの振りに気持ちを重ね合わせ楽しんでいる人たちの姿を多く見受けられた。彼女たちが飛び跳ねるたびに、一緒に飛び跳ねながら、伸ばした手で素敵な明日をつかめそう。そんな風に未来へ向いた気持ちに染め上げてくれたのも嬉しい。

 さぁ、ここからみんなと一緒にわちゃわちゃはしゃごうか。熱い誘いをかけるように、メンバーたちが愛らしい笑顔で、純情のアフィリアの「Jumping」を歌いながら、次の曲でも、観客たちを夢中になって飛び跳ねさせていた。メンバーらと一緒に飛び跳ねるたびに、どんどんきらめく明日に近づける。そんな風に心染まってゆくのが嬉しい。その楽しさに、やっぱし虜になってゆく。

  胸をキュンと鳴らすロマンチックな音色に乗せ、彼女たちは甘く、でも強気な姿勢も混ぜながら『最後にズルいよ』を歌いかける。Next☆Ricoは最後まで、可愛らしい心模様を軸に据えながら、乙女の微妙に揺れ動く心模様を、いろんな楽曲を通して目の前に見せてくれた。鼓動をドキドキし続ける甘く熱くチャーミングなライブパフォーマンスを通し、Next☆Ricoはずっと視線を釘付けにし、心を虜にしていった。


PHOTO:菊島明梨
TEXT:長澤智典


LIVE


■Next☆Rico
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