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2022.05.26
夢みるアドレセンス

「DIAMOND FES 2022 GIRLS EDITION ZERO」ライブレポート。夢みるアドレセンス編。

 5月10日(火)、KT Zepp Yokohamaを舞台に行われた「DIAMOND FES 2022 GIRLS EDITION ZERO」。出演したのは、夢みるアドレセンス、マジカル・パンチライン、1-Girls、BOCCHI。(オープニングアクト)。さらに、ゲスト出演者としてアップアップガールズ(仮)が登場。当日の中から、ここでは夢みるアドレセンスのライブの模様をお伝えします。


夢みるアドレセンス

  5月12日には新体制として新たなスタートを切る、夢みるアドレセンス。鳴海寿莉亜、日比谷聖來の2人体制を見せる最後の機会にもなったのが、この日のライブになる。

 夢みるアドレセンスのライブは、胸をキュンキュンときめかす『恋のエフェクトMAGIC』からスタート。2人だからこそ、グループのときには感じきれなかったそれぞれの愛らしい歌声の魅力を深く味わえたのが、何よりも嬉しい。2人の歌声を綺麗に合わせたときに生まれる淡い感情のグラデーション。その色を作りあげることを、彼女たちは楽しんでいた。

 民俗音楽の音色響くイントロのフレーズも印象的。気持ちを嬉しくときめかす、夢みるアドレセンス流のキラキラしたディスコポップチューン『おしえてシュレディンガー』の登場だ。ちょっと甘えた素振りで歌う2人の姿が、胸をキュンキュン騒がせる。いじらしく、愛らしい乙女らしさをたっぷりと振りまき歌う2人の姿と胸躍らせる楽曲に心を重ね合わせ、一緒にときめきを覚えながらアガり続けたい。楽しい気分が、どんどんカラフルに色付くようだ!!

 「この曲で、みんなで熱くなろうぜ!!」の掛け声を合図に飛びだしたのが、超エネルギッシュで攻め攻めのアップチューン『ファンタスティックパレード』だ。キラキラした2人の歌声が仕掛けた熱狂の魔法にかかったフロア中の人たちが、その場で大きく手を振り上げ飛び跳ねながらはしゃぎだす。そこに人数は関係ない。彼女たちが、見ている人たちを夢中にさせようとハートを熱くときめかせることで、魔法はいつでも無限大なパワーを発揮する。その魔法は、この会場を熱狂のカーニバルへ染めあげてゆく。

  エレクトロで、だけど、ロックなエナジー漲る『17:30のアニメ』の登場だ。2人は、無敵な自分に心を染めあげ、拳を高く突き上げながら、エモい感情をぶつけていた。2人が力いっぱい振り上げる腕に合わせ、フロアのあちこちから高く腕が突き上がる、一緒に楽しさに向かって熱く突き進む。この気持ち、たまらなくエモい!!最後に2人が見せた、お互いの顔を至近距離まで近づけ、口のまわりを手で隠してKISS??するシーンも胸アツだ!!

  「キター!!」と思わず叫びたくなるくらい、激熱で激甘チューンの『メロンソーダ』の登場だ。この歌へ触れるたび、胸がバクバク高鳴りだす。収まらないこのドキドキした感情は、恋の病が生み出した症状。2人が甘えた素振りで歌うたび、気持ちが爆発しそうだ。こんなに愛しいのに、どうしてここには超えられない壁があるんだろう。もう心が張りけそうだ。今、この世界で一番輝いている彼女たちの姿に、ずっとドキドキしていたい。シュワシュワッとしたこの気持ち、ずっと沸き続けていてほしい。

  最後に夢みるアドレセンスは『Bye Bye My Days』をドロップ。躍動するロックナンバーの上で、2人は凛々しい姿と歌声を響かせ、フロア中の人たちの熱い視線をしっかりと掻き集めていた。一緒に、新たな景色を見に行こうと誘いかける2人の歌声を、みんなが力強く手を伸ばしつかみとろうとしていた。互いに繋がりあおうと求めあうこの光景は、見るたびに心をグッとさせる。また一緒に、誰も見たことのない世界を見に行きたいし、彼女たちに連れていってもらいたい。


TEXT:長澤智典


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https://yumeado.jp/
https://twitter.com/Y_Adolescence
 

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